ともだちいっぱい

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ともだちいっぱい』は、1990年4月から1995年3月までにおけるNHK教育テレビ幼児向け番組ゾーンの総称。

概要[編集]

長年月曜 - 土曜の10:30からの15分間は幼児向け番組枠「幼稚園・保育所の時間」として位置づけられていたが、1990年度からこれを一部の曜日を除いて1つのゾーンとして位置づけ、1989年度に放送されていた『やっぱりヤンチャー』の出演キャラと、新キャラクターを複数の曜日にわたって登場させた(ただし世界の設定等は『やっぱりヤンチャー』から変更されている)。

ただし、最終年度である1994年度は一部の曜日で事実上ゾーンから独立した番組(『マホマホだいぼうけん』や『わいわいドンブリ』)も登場するようになった。

1995年度からはゾーン解消となり、水曜日の『つくってあそぼ』が独立番組として継続し、2012年度まで放送。同ゾーン時代から数えて23年間にわたって続いた。また、金曜の『しぜんとあそぼ』がタイトル継続の上番組内容を大幅変更となり、2013年度以降においても放送中である。なお、2011年には「幼稚園・保育所の時間」枠自体も解消となった。

このゾーンでは全曜日で共通のオープニングが流れ、オープニングの最後に各曜日の番組名とサブタイトルがクレジットされていた。エンドクレジットも各番組名ではなくゾーン名が表示されることも多かった。

曜日ごとの内容[編集]

10:30の本放送を基準とする。

  • 火曜 『かずとあそぼ
    数量系番組。ペカリンさんの絵本の中の世界でモンタ達が数理学的なトラブルを解決するために冒険する。
    他曜日から1年遅い1991年度から開始したが、1994年度は『マホマホだいぼうけん』となり、このゾーンでの放送期間が3年間と最も短い。
  • 水曜 『つくってあそぼ
    工作系番組。ワクワクさんとゴロリが身近なものを使って工作し、遊ぶ。
    このゾーンで最初に放送を開始した。1995年以降も独立番組として継続し、2012年度まで放送されていた。
  • 木曜 『なかよくあそぼ
    道徳系番組。ゆう兄ちゃんやモンタ、ソラミ、ヤンチャー達が仲良く遊んだり冒険したりする。
    前身番組『やっぱりヤンチャー』の内容を引き継いでいるが、設定や世界観などは変更されている。
    1994年度は『わいわいドンブリ』となり、『かずとあそぼ』とともに1年早く終了した。
  • 金曜 『しぜんとあそぼ
    自然科学系番組。うしおお姉さんとヒョロリがモリリンコの森の動物を観察する。
    現在でも独立番組としてタイトルのみ残り、内容はドキュメンタリー形式に変更されたが、同ゾーンで始まった番組として現在では唯一の独立番組である。
  • 土曜 『うたってあそぼ
    音楽系番組。うしおお姉さんとヒョロリが歌って遊ぶ。

キャラクター[編集]

『マホマホだいぼうけん』、『わいわいドンブリ』のキャラクターは除外。

曜日を問わず登場[編集]

ゴロリ以外の3人は枠解消後テレビに出演しなくなっていたが、2014年からは『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』(NHK BSプレミアム)で久々に登場している。

モンタくん(声:田中真弓)、ソラミちゃん(声:林原めぐみ
『やっぱりヤンチャー』からスピンオフ登場の双子の猿のキャラクター。『なかよくあそぼ』を中心に登場する。
モンタくんはやんちゃだが少々泣き虫、ソラミちゃんはしっかり者だが少々我儘な性格。モンタくんの名前は猿の呼び方の「モンキー」から来ている。
ゴロリ(声:中村秀利
熊のキャラクター。のんびりした性格。『つくってあそぼ』を中心に登場しており、他の曜日への登場は比較的少なかった。
『ともだちいっぱい』枠が廃止になった1995年度以降はテレビに出演する唯一のキャラクターとして、独立番組となった『つくってあそぼ』でもわくわくさんと共に長きにわたり活躍した。
ヒョロリ(声:津久井教生
狐のキャラクター。メインは『しぜんとあそぼ』と『うたってあそぼ』だが、他の曜日への登場も多く、登場する曜日が最も多い。

特定曜日のみに登場[編集]

基本的に各曜日のみの登場だが、特番で一同が共演することもある。

ゆう兄ちゃん(水島裕
『やっぱりヤンチャー』からのスピンオフ。『なかよくあそぼ』の進行役で、初期においては『つくってあそぼ』冒頭にも登場していた。毎回、オープニングタイトルが終わった後、視聴者(対象は幼児)に向かって優しく「こんにちは」と声をかけるところから番組が始まる。
うしおお姉さん(橋本潮
『しぜんとあそぼ』『うたってあそぼ』の進行役。オープニングタイトル後に「こんにちは」と声をかけるのはゆう兄ちゃんと同様。
わくわくさん(久保田雅人
『つくってあそぼ』の進行役。『ともだちいっぱい』後期では当該曜日のオープニングにも登場し、ゆう兄ちゃんやうしおお姉さん同様に「こんにちは」の挨拶も行う。『つくってあそぼ』が独立番組になった後も最終回まで活躍していた。
ヤンチャー(声:鈴木清信
『なかよくあそぼ』のみに登場。『やっぱりヤンチャー』からのスピンオフのメカ亀。「タートルタートル」が口癖。怒るとヤンチャーパワーで相手を吹き飛ばす。シリーズの中では1号から3号までが存在しているらしく(ヤンチャー自ら発言)、初期型はエネルギー源として特性ドリンク(強化燃料)を必要としており、通常の食べ物を食べると体の中のメカが壊れるということだったが、3号は通常の食べ物がエネルギー源となるように改良がなされている。
ギャースカ(声:田中真弓)
『なかよくあそぼ』のみに登場する悪玉キャラ。猫の姿とカラスの姿を使い分けているがどちらが本当の姿かは不明(猫の姿でいることが多いが、たまに狸の姿をするときもある。『やっぱりヤンチャー』の頃から、様々なものへの変化は得意な様子)。大魔王ギャオスの命令の他、ときに自身の欲望を満たすためにも、毎回悪事をはたらく。
大魔王ギャオス(声:渡部猛
『なかよくあそぼ』のみに登場。毎回ギャースカにヤンチャーを島から追い出すよう指令を伝える。暗闇と声で表現されるため、実体は不明。
ペカリンさん(声:梅津秀行
『かずとあそぼ』のみに登場し、同番組の進行役。数理学的なトラブルが起こると「困ったときがチャンスです~」と定番の歌を歌いながら登場し、モンタたちを絵本の中の世界に案内する。ペカリンさんの絵本の中で起こる事件を解決することで、モンタたちは現実でのトラブルを解決する方法を身に着けて帰還する。時には、正体を隠して絵本の中に登場し、解決の糸口を与えることもある。「ペカリンキック」という必殺技があるらしい(ペカリン自ら発言)。

スタッフ[編集]

  • 作:小山田満月、東龍男、鈴木悦夫(うたってあそぼ)、朝比奈尚行(つくってあそぼ)
  • 音楽:福田和禾子、小松原まさし
  • 演奏:新室内楽協会、東京室内楽協会、小寺久美子
  • 振付:坂上道之助、大原晶子
  • 手遊び指導:阿部直美
  • 人形操演:山口真美、岡部満明、酒井三枝子、冨士川直実、萱島信子
  • 人形操作:船塚洋子、大江健司、佐久間治、磯辺美恵子
  • 人形デザイン・製作:ヒダ・オサム、劇団カッパ座
  • 人形美術:佐藤孝夫、加藤晃、岡部正義、上野新司、光子館
  • 絵:上野新司
  • タイトルアニメーション:落合由美子+3D
NHK教育テレビ 幼稚園・保育所の時間 数量系番組(1991年度 - 1993年度)
前番組 番組名 次番組
ともだちいっぱい かずとあそぼ
NHK教育テレビ 幼稚園・保育所の時間 工作系番組(1990年度 - 1994年度)
ともだちいっぱい つくってあそぼ
つくってあそぼ
※内容そのままに独立番組化
NHK教育テレビ 幼稚園・保育所の時間 道徳系番組(1990年度 - 1993年度)
ともだちいっぱい なかよくあそぼ
NHK教育テレビ 幼稚園・保育所の時間 自然科学系番組(1990年度 - 1994年度)
ともだちいっぱい しぜんとあそぼ
しぜんとあそぼ
※タイトルのみ残し内容変更
NHK教育テレビ 幼稚園・保育所の時間 音楽系番組(1990年度 - 1994年度)
ともだちいっぱい うたってあそぼ