ボナルー・フェスティバル
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ボナルー Bonnaroo | |
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Bonnaroo 2010年 | |
概要 | |
開催時期 | 毎年6月 |
開催年 | 2002年 - |
会場 | アメリカ合衆国 テネシー州マンチェスター Great Stage Park |
主催 |
Superfly Presents AC Entertainment |
ボナルー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Bonnaroo Music and Arts Festival)は、アメリカ合衆国テネシー州にて毎年行なわれている野外ロック・フェスティバルである。一般的にはボナルー・フェスティバル、あるいは単にボナルー(Bonnaroo)と簡略化されて呼称される。
概要
[編集]ナッシュビルの南東約100キロで、チャタヌーガの北西約100キロの地点に位置する小都市マンチェスターにある650エーカーもの広大な農場「Great Stage Park」にて毎年6月中旬に開催される。イベント名として冠される「ボナルー」という言葉は、ニューオーリンズR&Bの巨人ドクター・ジョンの1974年発表のアルバム・タイトルで知られる現地のスラングが由来であり、その語源は "bon" (=Good) と "rue" (=Street) という2つのフランス語を掛け合わせたものとされる。このスラングの意味は「心から愉快な音楽」といわれる[1]。
2002年に初開催。当初は同地の由縁であるジャム・バンドに特化したルーツ・ミュージックの祭典としての性格を掲げていたが、徐々に幅広い音楽をカバーするアクトを強め、現在その開催規模はロラパルーザ、コーチェラと並び、アメリカ最大を誇る(先の2フェスと共にアメリカ3大ロックフェスとも言われる)。英国のグラストンベリーやT in the Park、日本のフジロックと同様に、大自然の中で開催される巨大フェスティバルである[2]。
主な出演者
[編集]詳細は英語版「en:Bonnaroo Music Festival#By year」を参照
- 2006年から4日間開催であるが、メインであるWhatステージを始め主要野外ステージのアクトは開催2日目からであるため、便宜上06年以降の初日のラインナップは割愛する。
日本からは2004年に東京スカパラダイスオーケストラが出演。
年 | 日付 | ヘッドライナー | その他主な出演者 | ||
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2019年 | 2日目(6月14日) | チャイルディッシュ・ガンビーノ |
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3日目(6月15日) | ポスト・マローン |
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4日目(6月16日) | ザ・ルミニアーズ |
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2018年 | 2日目(6月8日) | ミューズ |
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3日目(6月9日) | エミネム |
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4日目(6月10日) | ザ・キラーズ |
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2017年 | 2日目(6月9日) | U2 |
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3日目(6月10日) | レッド・ホット・チリ・ペッパーズ |
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4日目(6月11日) | ロード |
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2016年 | 2日目(6月10日) | LCDサウンドシステム |
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3日目(6月11日) | パール・ジャム |
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4日目(6月12日) | デッド・アンド・カンパニー (グレイトフル・デッド&ジョン・メイヤー) |
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2015年 | 2日目(6月12日) | Deadmau5 |
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3日目(6月13日) | マムフォード・アンド・サンズ |
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4日目(6月14日) | ビリー・ジョエル |
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2014年 | 2日目(6月13日) | カニエ・ウェスト |
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3日目(6月14日) | ジャック・ホワイト |
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4日目(6月15日) | エルトン・ジョン |
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2013年 | 2日目(6月14日) | ポール・マッカートニー |
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3日目(6月15日) | ジャック・ジョンソン |
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4日目(6月16日) | トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ |
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2012年 | 2日目(6月8日) | レディオヘッド |
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3日目(6月9日) | レッド・ホット・チリ・ペッパーズ |
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4日目(6月10日) | フィッシュ |
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2011年 | 2日目(6月10日) | アーケイド・ファイア |
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3日目(6月11日) | エミネム |
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4日目(6月14日) | ワイドスプレッド・パニック |
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2010年 | 2日目(6月11日) | キングス・オブ・レオン |
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3日目(6月12日) | ジェイ・Z |
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4日目(6月13日) | デイブ・マシューズ・バンド |
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2009年 | 2日目(6月12日) | ビースティ・ボーイズ |
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3日目(6月13日) | ブルース・スプリングスティーン |
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4日目(6月14日) | フィッシュ |
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2008年 | 2日目(6月13日) | メタリカ |
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3日目(6月14日) | パール・ジャム |
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4日目(6月15日) | ロバート・プラント |
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2007年 | 2日目(6月15日) | トゥール |
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3日目(6月16日) | ポリス |
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4日目(6月17日) | ザ・ホワイト・ストライプス |
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2006年 | 2日目(6月16日) | トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ |
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3日目(6月17日) | レディオヘッド |
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4日目(6月18日) | フィル・レッシュ |
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2005年 | 1日目(6月10日) | デイブ・マシューズ |
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2日目(6月11日) | ワイドスプレッド・パニック |
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3日目(6月12日) | ザ・ワード |
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2004年 | 1日目(6月11日) | デイブ・マシューズ |
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2日目(6月12日) | ザ・デッド |
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3日目(6月13日) | トレイ・アナスタシオ |
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2003年 | 1日目(6月13日) | ニール・ヤング |
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2日目(6月14日) | マーク・ファリナ |
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3日目(6月15日) | ザ・デッド |
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2002年 | 1日目(6月21日) | ワイドスプレッド・パニック |
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2日目(6月22日) | ワイドスプレッド・パニック |
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3日目(6月23日) | トレイ・アナスタシオ |
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ギャラリー
[編集]-
2012
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2010
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2010
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2010
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2012
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2013
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2014
脚注
[編集]- ^ alumn_admin (2012年5月11日). “The Birth of Bonnaroo” (英語). Tennessee Alumnus. 2020年3月19日閲覧。
- ^ “Tale of Two Festivals: Bonnaroo and CMA Music Fest Share Tennessee But Little Else”. Billboard (2015年6月9日). 2020年3月19日閲覧。