アリス・クーパー

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アリス・クーパー
Alice Cooper
ALICE COOPER2.jpg
USA.サンアントニオ公演 (2015年2月)
基本情報
出生名 Vincent Damon Furnier
生誕 (1948-02-04) 1948年2月4日(69歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ミシガン州 デトロイト
ジャンル ハードロック
ヘヴィメタル
グラムロック
ヴィジュアル系
職業 シンガーソングライター俳優
担当楽器 ボーカルハーモニカ
活動期間 1963年 - 現在
レーベル Straight Records
ワーナー・ブラザース・レコード
MCAレコード
エピック・レコード
Eagle Records
SPV/Steamhammer
Bigger Picture
earMUSIC
ほか
公式サイト http://www.alicecooper.com

アリス・クーパーAlice Cooper, 1948年2月4日 - )は、アメリカ合衆国出身のミュージシャンシンガーソングライター俳優

ロック音楽と演劇的ショーの融合を実践した、ヴィジュアル系スタイルの始祖的人物として知られる、米ロック界の重鎮的存在。その唯一無二のパフォーマンスは「ショック・ロック」と唱えられた。

2011年ロックの殿堂』入り。

人物[編集]

若き日の素顔 (1976年)

ミシガン州デトロイト出身、出生名はヴィンセント・デイモン・ファーニア(Vincent Damon Furnier)。アリス・クーパーの名は、若い頃に見た夢に出てきた魔女の名前からとったというエピソードが有名だが、真相は、可愛らしい女の子の名前を付けることで、実際の音楽性とのギャップを狙ったものであると、本人が『プライム・カッツ』のなかで証言している(現在は戸籍上の実名もアリス・クーパーに変えている)。

2016年のショー

ヴィジュアル面での多角的な演出を打ち出し、シアトリカルなパフォーマンスを確立した、のちの極東におけるヴィジュアル系の鼻祖ともいえるロック・スター。70年代初頭にはグラム・ロックの範疇にカテゴライズされていた。唯一無二の「ショック・ロック」を打ち出したことで多くの表現者に慕われている。

1960年代後半 - 1970年代前半のフラワー・ムーヴメントなロックシーン・表現に対し、新しい時代の到来を告げた。「オジー・オズボーン」「エアロスミス」「トーキング・ヘッズ」「ガンズ・アンド・ローゼズ」をはじめ、様々な時代の様々なロックスターがアリス・クーパーのファンであることを吐露、アリス・クーパーのベスト盤特別収録曲ではバッキング・メンバーとして馳せ参じている。かのシュルレアリスム画家、サルバドール・ダリがアリス・クーパーのショウに出演を懇願し、実現したエピソードも有名。2011年には、『ロックの殿堂』入りを果たしている[1]

来歴[編集]

トレードマークの顔ペイント開始の頃 (1972年)
近年の素顔 (2013年)
米国『TEC Awards』にて俳優仲間と (2017年1月)

1969年、アルバム『プリティーズ・フォー・ユー』でデビュー。1971年発表の『エイティーン』、翌1972年に発表した『スクールズ・アウト』が大ヒットし、一躍メジャーアーティストとなった。『スクールズ・アウト』のオリジナル・アナログ盤は、紙製のパンティーに包まれていたことも話題となった。当時は、フランク・ザッパと親交があった。若い頃からパンダのようなメイクをしており、ダミ声ともいえる唱法で一世を風靡した。

『マッスル・オブ・ラヴ』を最後にバンドとしての「アリス・クーパー」は解散、1980年代初頭には勢いを失うが、1980年代中期から再び脚光を浴び、1989年には豪華ゲストを迎えた『トラッシュ』が大ヒットを記録した。その後も幾度となく浮沈を繰返したが、現在においてもなお精力的に活動を行っており、「キッス」や「エアロスミス」と並ぶ、アメリカン・ハードロック界の重鎮ともいえる存在である。

また、アリスのバンドからは、後に「ウィンガー」を結成するキップ・ウィンガーや、後に「メガデス」等で活躍するアル・ピトレリ等、多くの優れたプレイヤーを輩出した。

俳優としても活躍し、映画『エルム街の悪夢』シリーズの『ザ・ファイナルナイトメア』にも出演[2]。映画『ダーク・シャドウ』には本人役で出演した[3]

政治的にはテッド・ニュージェントと同様に保守派に属し、政治的な関心が非常に強い一面も持つ[4]。時にその実際の姿が世間でイメージされているクーパー像との乖離を生じ、パーティー・クラッシャーと誤解されがちな一面も持つ。勿論、当人は政治的には堅物であるが、パーティーも好む気さくな人物である。

アリス・クーパー・バンド[編集]

現ラインナップ
  • アリス・クーパー Alice Cooper - ボーカル/ハーモニカ (1963- )
  • ライアン・ロキシー Ryan Roxie - リードギター (1996-2006, 2012- )
  • トミー・ヘンリクセン Tommy Henriksen - リズムギター (2011- )
  • ニタ・ストラウス Nita Strauss - リズムギター (2014- )
  • チャック・ガーリック Chuck Garric - ベース (2002- )
  • グレン・ソーベル Glen Sobel - ドラムス (2011- )

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

オルジナル・アルバム
  • プリティーズ・フォー・ユー - Pretties For You (1969)
  • イージー・アクション - Easy Action (1970)
  • エイティーン - Love It To Death (1971)
  • キラー - Killer (1971)
  • スクールズ・アウト - School's Out (1972)
  • ビリオン・ダラー・ベイビーズ - Billion Dollar Babies (1973)
  • マッスル・オブ・ラヴ - Muscle of Love (1973)
  • 悪夢へようこそ - Welcome To My Nightmare (1975)
  • アリス・クーパー地獄へ行く - Goes to Hell (1976)
  • レースとウイスキー - Lace & Whiskey (1977)
  • 閉ざされた世界 - From the Inside (1978)
  • フラッシュ・ザ・ファッション - Flush The Fasion (1980)
  • スペシャル・フォーセス - Special Forces (1981)
  • ジッパー・キャッチズ・スキン - Zipper Catches Skin (1982)
  • DADA - DaDa (1983)
  • コンストリクター - Constrictor (1986)
  • レイズ・ユア・フィスト・アンド・イェル - Raise Your Fist and Yell (1987)
  • トラッシュ - Trash (1989)
  • ヘイ・ストゥーピッド - Hey Stoopid (1991)
  • ザ・ラスト・テンプテーション - The Last Temptation (1994)
  • ブルータル・プラネット - Brutal Planet (2000)
  • ドラゴンタウン - Dragontown (2001)
  • ジ・アイズ・オブ・アリス・クーパー - The Eyes of Alice Cooper (2003)
  • Dirty Diamonds (2005)
  • Along Came a Spider (2008)
  • 悪夢へようこそ 第2章 - Welcome 2 My Nightmare (2011)
  • Paranormal (2017)[5]
ライブ・アルバム
  • ライヴ!!アリス・クーパー・ショー - The Alice Cooper Show (1977)
  • Live at the Whiskey a Go-Go, 1969 (1992)
  • フィストフル・オブ・アリス - A Fistful of Alice (1997)
ほか
コンピレーション
  • アリス・クーパーの人生と罪状の箱 - The Life & Crimes of Alice Cooper (1999)
ほか

ビデオ作品[編集]

  • Good to See You Again, Alice Cooper (1974)
  • Welcome to My Nightmare (1976)
  • Alice Cooper and Friends (1978)
  • Alice Cooper: The Nightmare (1983)
  • The Nightmare Returns (1987)
  • Video Trash (1989)
  • Alice Cooper Trashes The World (1990)
  • Prime Cuts: The Alice Cooper Story (1991)
  • British Rock Symphony (2000)
  • Brutally Live (2000)
  • Live at Montreux 2005 (2006)
  • Theatre Of Death: Live At Hammersmith 2009 (2010)
  • The Strange Case of Alice Cooper (2012)
  • Raise the Dead: Live from Wacken (2013)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]