10000メートル競走

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10000メートル競走(いちまんメートルきょうそう 英語: 10,000 metres, 10,000-metres run)は、10000メートルを走るタイムを競う陸上競技のトラック種目で、長距離走に分類される。競技会や関係者の間では10000m(10000メートル)10000と略される場合がほとんどである。400mトラックを25周する。持久力だけではなくスピードも要求され、日本国内では、男女マラソンに次ぐ注目を集める長距離種目である。

距離の長い種目なので、予選・決勝とラウンドを分けずに1つのラウンドで決着がつけられることがほとんどである。その場合、参加選手が多いときは複数の組をタイムで比較して順位付けされ(タイムレース)、参加選手がおおむね50名未満の場合は出場選手全員を一斉にスタートさせること(一発決勝)が多い。1組あたりの出場人数が多い場合はスタート時の混雑を避けるため、コースを4レーンより内側と5レーンより外側に分けて全体の約3分の1を外側前寄りからスタートさせてコーナーの出口で合流させる二段階スタートという方法が採られる。ちなみに陸上競技においては10000m10kmは別物(前者はトラックレース、後者はロードレース)であり、年間ランキングなどでも別々に集計される。前者は原則0.01秒単位、後者は1秒単位で計時される。

現在の競技状況[編集]

世界的には男子はエチオピアケニアといったアフリカ勢が圧倒的に強く、米国や欧州勢がそれを追う展開となっている。近年までアフリカ系選手の独壇場といっても過言ではない様相を呈しており、それ以外の選手がオリンピックで上位入賞するケースは稀で、2012年ロンドンオリンピックゲーレン・ラップ銀メダルを獲得したのは、白人選手としては1988年ソウルオリンピックサルヴァトーレ・アンティボ以来、アメリカの選手に限ってみれば1964年東京オリンピックビリー・ミルズ以来であった。日本人男子選手は比較的に健闘しており、1936年ベルリンオリンピック村社講平が4位、1964年東京オリンピック円谷幸吉が6位、1984年ロサンゼルスオリンピック金井豊2000年シドニーオリンピック高岡寿成がそれぞれ7位で、過去4人が入賞を果たしている。

世界的に女子は男子同様にエチオピアケニアといったアフリカ勢が強く、欧米勢がそれを追う展開で、中国勢も(ドーピングの疑惑がありながらも[1])上位入賞ができる実力をもっている。日本は1990年代半~90年代後半までは、女子トラックの個人種目の中では日本が最も世界のトップレベルの選手と戦えた種目で、多くの選手が五輪と世界選手権で入賞を果たし、1997年世界陸上アテネ大会では千葉真子銅メダルを獲得するなど、当時は世界大会で上位入賞も比較的見られ、有望選手も多かった。2000年以降は停滞期を迎え世界大会で上位入賞は見られなくなったが、2009年世界陸上ベルリン大会中村友梨香が10年ぶりに7位入賞を果たし、2013年世界陸上モスクワ大会新谷仁美が5位とメダル圏内に肉薄するなど、以前と比べれば復調の兆しが見えつつある。

この種目でかつてのように日本選手の活躍が多くないのは、日本の長距離界が駅伝などのロードレースに傾倒しすぎであるからとも言われている。[誰によって?]

世界歴代10傑[編集]

男子
タイム 名前 所属 場所 日付
1 26分11秒00 ジョシュア・チェプテゲイ ウガンダの旗 ウガンダ バレンシア 2020年10月7日
2 26分17秒53 ケネニサ・ベケレ エチオピアの旗 エチオピア ブリュッセル 2005年8月26日
3 26分22秒75 ハイレ・ゲブレセラシェ エチオピアの旗 エチオピア ヘンゲロ 1998年6月1日
4 26分27秒85 ポール・テルガト  ケニア ブリュッセル 1997年8月22日
5 26分30秒03 ニコラス・ケンボイ英語版  ケニア ブリュッセル 2003年9月5日
6 26分30秒74 アベベ・ディンケサ英語版 エチオピアの旗 エチオピア ヘンゲロ 2005年5月29日
7 26分33秒84 グラント・フィッシャー英語版 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 サン・ファン・カピストラーノ 2022年3月6日
8 26分33秒93 ジェイコブ・キプリモ英語版 ウガンダの旗 ウガンダ オストラヴァ 2021年5月19日
9 26分34秒14 モハメド・アーメド英語版 カナダの旗 カナダ サン・ファン・カピストラーノ 2022年3月6日
10 26分35秒63 ミカ・コーゴ  ケニア ブリュッセル 2006年8月25日
女子
タイム 名前 所属 場所 日付
1 29分01秒03 レテセンベト・ギデイ エチオピアの旗 エチオピア ヘンゲロ 2021年6月8日
2 29分06秒82 シファン・ハッサン英語版 オランダの旗 オランダ ヘンゲロ 2021年6月6日
3 29分17秒45 アルマズ・アヤナ エチオピアの旗 エチオピア リオデジャネイロ 2016年8月12日
4 29分29秒73 グダフ・ツェガエ英語版 エチオピアの旗 エチオピア ネルハ 2023年6月23日
5 29分31秒78 王軍霞 中華人民共和国の旗 中国 北京 1993年9月8日
6 29分32秒53 ビビアン・チェルイヨット  ケニア リオデジャネイロ 2016年8月12日
7 29分42秒56 ティルネシュ・ディババ エチオピアの旗 エチオピア リオデジャネイロ 2016年8月12日
8 29分47秒42 グレース・ナワウーナ  ケニア ヘンゲロー 2023年6月3日
9 29分48秒34 ツィギエ・ゲブレセラマ エチオピアの旗 エチオピア カリフォルニア 2024年3月16日
10 29分50秒77 カルキダン・ゲザヘグネ英語版 バーレーンの旗 バーレーン マイア 2021年5月8日

エリア記録[編集]

男子
エリア タイム 名前 所属 場所 日付
アフリカ 26分11秒00 ジョシュア・チェプテゲイ ウガンダの旗 ウガンダ バレンシア 2020年10月7日
アジア 26分38秒76 アハマド・ハッサン・アブドゥラー英語版 カタールの旗 カタール ブリュッセル 2003年9月5日
ヨーロッパ 26分46秒57 モハメド・ファラー イギリスの旗 イギリス ユージーン 2011年6月3日
北アメリカ 26分33秒84 グラント・フィッシャー英語版 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 サン・ファン・カピストラーノ 2022年3月6日
南アメリカ 27分28秒12 マリウソン・ゴメス・ドス・サントス英語版 ブラジルの旗 ブラジル ニールペルト 2007年6月2日
オセアニア 27分15秒35 ジャック・ライナー英語版 オーストラリアの旗 オーストラリア サン・ファン・カピストラーノ 2022年3月6日
女子
エリア タイム 名前 所属 場所 日付
アフリカ 29分01秒03 レテセンベト・ギデイ エチオピアの旗 エチオピア ヘンゲロ 2021年6月8日
アジア 29分31秒78 王軍霞 中華人民共和国の旗 中国 北京 1993年9月8日
ヨーロッパ 29分06秒82 シファン・ハッサン オランダの旗 オランダ ヘンゲロ 2021年6月6日
北アメリカ 30分03秒82 アリシア・モンソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 サン・ファン・カピストラーノ 2023年3月4日
南アメリカ 31分33秒07 フロレンシア・ボレッリ アルゼンチンの旗 アルゼンチン カリフォルニア 2024年3月16日
オセアニア 30分35秒54 キンバリー・スミス ニュージーランドの旗 ニュージーランド パロアルト 2008年5月4日

U20世界歴代10傑[編集]

  • 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満である選手のみが対象となる。
男子
タイム 名前 所属 場所 日付
1 26分41秒75 サムエル・ワンジル・カマウ  ケニア ブリュッセル 2005年8月26日
2 26分49秒46 セレモン・バレガ エチオピアの旗 エチオピア ヘンゲロ 2019年6月17日
3 26分55秒73 Geoffrey Kipkorir Kirui  ケニア ブリュッセル 2011年9月16日
4 26分57秒56 イグレム・デメラッシュ エチオピアの旗 エチオピア ブリュッセル 2012年9月7日
5 26分57秒88 Abadi HADIS エチオピアの旗 エチオピア ヘンゲロ 2016年6月29日
6 26分58秒30 タデッセ・ウォルク エチオピアの旗 エチオピア ヘンゲロ 2021年6月8日
7 27分02秒81 イブラヒム・ジェイラン エチオピアの旗 エチオピア ブリュッセル 2006年8月25日
8 27分04秒00 ボニフェイス・トロイティチ・キプロプ ウガンダの旗 ウガンダ ブリュッセル 2004年9月3日
9 27分04秒45 バーナード・キプロプ・キプイエゴ  ケニア ヘンゲロ 2005年5月29日
10 27分06秒35 ジェフリー・キプサング・カムウォロレ  ケニア ユージーン 2011年6月3日
女子
タイム 名前 所属 場所 日付
1 30分26秒50 リネット・マサイ  ケニア 北京 2008年8月15日
2 30分31秒55 邢慧娜 中華人民共和国の旗 中国 パリ 2003年8月23日
3 30分39秒41 蘭麗新 中華人民共和国の旗 中国 上海 1997年10月19日
4 30分39秒98 尹麗麗 中華人民共和国の旗 中国 上海 1997年10月19日
5 30分45秒21 不破聖衣来 日本の旗 日本 京都 2021年12月11日
6 30分53秒53 Girmawit GEBRZIHAIR エチオピアの旗 エチオピア ヘンゲロ 2019年6月17日
7 30分57秒54 ツィギエ・ゲブレセラマ エチオピアの旗 エチオピア ヘンゲロ 2019年6月17日
8 30分59秒39 Senayet GETACHEW エチオピアの旗 エチオピア ネルハ 2023年6月24日
9 30分59秒92 メリマ・ハシム エチオピアの旗 エチオピア ヒュースデン=ゾルダー 2000年8月5日
10 31分06秒20 ルーシー・ワゴイ・カブー  ケニア 岡山 2003年9月27日

ユース世界最高記録[編集]

  • 樹立年の12月31日時点で年齢が18歳未満である選手のみが対象となる。
男子
タイム 名前 所属 場所 日付
27分02秒81 イブラヒム・ジェイラン エチオピアの旗 エチオピア ブリュッセル 2006年8月25日
女子
タイム 名前 所属 場所 日付
31分11秒26 宋麗清 中華人民共和国の旗 中国 上海 1997年10月19日

アジア歴代10傑[編集]

男子
タイム 名前 所属 場所 日付
1 26分38秒76 アハマド・ハッサン・アブドゥラー カタールの旗 カタール ブリュッセル 2003年9月5日
2 26分51秒87 ニコラス・ケンボイ カタールの旗 カタール ブリュッセル 2005年8月26日
3 27分07秒49 ビルハヌ・バレウ バーレーンの旗 バーレーン オストラバ 2021年5月19日
4 27分09秒80 塩尻和也 日本の旗 日本 東京 2023年12月10日
5 27分11秒08 アブラハム・チェロベン バーレーンの旗 バーレーン ロンドン 2017年8月4日
6 27分12秒53 太田智樹 日本の旗 日本 東京 2023年12月10日
7 27分13秒04 相澤晃 日本の旗 日本 東京 2023年12月10日
8 27分17秒14 キーラン・タンティヴェイト タイ王国の旗 タイ サン・ファン・カピストラーノ 2021年2月20日
9 27分20秒97 エッサ・イスマイル・ラシド カタールの旗 カタール ヘンゲロ 2006年5月28日
10 27分21秒40 マフーブ・ハサン バーレーンの旗 バーレーン ヴァーヘニンゲン 2012年5月30日
女子
タイム 名前 所属 場所 日付
1 29分31秒78 王軍霞 中華人民共和国の旗 中国 北京 1993年9月8日
2 29分50秒77 カルキダン・ゲザヘグネ バーレーンの旗 バーレーン マイア 2021年5月8日
3 30分07秒20 孫英傑 中華人民共和国の旗 中国 パリ 2003年8月23日
4 30分13秒37 鐘煥娣 中華人民共和国の旗 中国 北京 1993年9月8日
5 30分17秒64 キャロリン・チェプコエチ・キプキルイ カザフスタンの旗 カザフスタン ユージーン 2022年7月16日
6 30分20秒44 新谷仁美 日本の旗 日本 大阪 2020年12月4日
7 30分24秒36 邢慧娜 中華人民共和国の旗 中国 アテネ 2004年8月27日
8 30分38秒09 董艶梅 中華人民共和国の旗 中国 上海 1997年10月19日
9 30分39秒41 蘭麗新 中華人民共和国の旗 中国 上海 1997年10月19日
10 30分39秒71 廣中璃梨佳 日本の旗 日本 ユージーン 2022年7月16日

U20アジア歴代10傑[編集]

  • 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満である選手のみが対象となる。
男子
タイム 名前 所属 場所 日付
1 27分28秒50 佐藤圭汰 日本の旗 日本 八王子 2023年11月25日
2 27分44秒86 長嶋幸宝 日本の旗 日本 横浜 2023年12月2日
3 27分59秒32 大野龍二 日本の旗 日本 鳥取 2004年6月5日
4 28分02秒08 アダム・イスマイル・ハミス バーレーンの旗 バーレーン ドーハ 2006年12月9日
5 28分03秒51 前田和摩 日本の旗 日本 相模原 2023年6月17日
6 28分03秒90 吉居大和 日本の旗 日本 横浜 2021年12月4日
7 28分05秒91 石原翔太郎 日本の旗 日本 相模原 2021年5月21日
8 28分06秒27 吉居駿恭 日本の旗 日本 町田 2022年11月26日
9 28分07秒39 佐藤悠基 日本の旗 日本 横浜 2004年11月27日
10 28分10秒32 佐藤秀和 日本の旗 日本 横浜 2004年11月27日
女子
タイム 名前 所属 場所 日付
1 30分31秒55 邢慧娜 中華人民共和国の旗 中国 パリ 2003年8月23日
2 30分39秒41 蘭麗新 中華人民共和国の旗 中国 上海 1997年10月19日
3 30分39秒98 尹麗麗 中華人民共和国の旗 中国 上海 1997年10月19日
4 30分45秒21 不破聖衣来 日本の旗 日本 京都 2021年12月11日
5 31分11秒26 宋麗清 中華人民共和国の旗 中国 上海 1997年10月19日
6 31分17秒30 張瑩瑩 中華人民共和国の旗 中国 武漢 2007年11月2日
7 31分21秒25 謝芳 中華人民共和国の旗 中国 武漢 2007年11月2日
8 31分23秒07 陳恵栄 中華人民共和国の旗 中国 武漢 2007年11月2日
9 31分23秒21 絹川愛 日本の旗 日本 新潟 2008年10月13日
10 31分27秒35 包桂英 中華人民共和国の旗 中国 南京 2005年10月17日

ユースアジア最高記録[編集]

  • 樹立年の12月31日時点で年齢が18歳未満である選手のみが対象となる。
男子
タイム 名前 所属 場所 日付
28分02秒08 アダム・イスマイル・ハミス バーレーンの旗 バーレーン ドーハ 2006年12月9日
女子
タイム 名前 所属 場所 日付
31分11秒26 宋麗清 中華人民共和国の旗 中国 上海 1997年10月19日

日本歴代10傑[編集]

男子
タイム 名前 所属 場所 日付
1 27分09秒80 塩尻和也 富士通 東京 2023年12月10日
2 27分12秒53 太田智樹 トヨタ自動車 東京 2023年12月10日
3 27分13秒04 相澤晃 旭化成 東京 2023年12月10日
4 27分22秒31 田澤廉 トヨタ自動車 東京 2023年12月10日
5 27分25秒73 伊藤達彦 Honda 大阪 2020年12月4日
6 27分27秒49 羽生拓矢 トヨタ紡織 町田 2022年11月26日
7 27分28秒13 小林歩 NTT西日本 東京 2023年12月10日
8 27分28秒50 佐藤圭汰 駒澤大学 八王子 2023年11月25日
9 27分28秒92 田村和希 住友電工 大阪 2020年12月4日
10 27分29秒69 村山紘太 旭化成 町田 2015年11月28日
女子
タイム 名前 所属 日付
1 30分20秒44 新谷仁美 積水化学 2020年12月4日
2 30分39秒71 廣中璃梨佳 日本郵政グループ 2022年7月16日
3 30分45秒21 不破聖衣来 拓殖大学 2021年12月11日
4 30分48秒89 渋井陽子 三井住友海上火災保険 2002年5月3日
5 30分51秒81 福士加代子 ワコール 2002年10月8日
6 30分57秒26 高島由香 資生堂 2023年12月10日
7 30分57秒67 小海遥 第一生命グループ 2023年12月10日
8 30分58秒83 五島莉乃 資生堂 2023年12月10日
9 31分09秒46 川上優子 沖電気宮崎 2000年7月1日
10 31分10秒02 絹川愛 ミズノ 2011年6月22日

日本学生歴代10傑[編集]

男子
タイム 名前 所属 日付
1 27分06秒88 リチャード・エティーリ 東京国際大学 2023年4月22日
2 27分18秒89 ワンジク・チャールズ・カマウ 武蔵野学院大学 2021年11月13日
3 27分23秒44 田澤廉 駒澤大学 2021年12月4日
4 27分24秒42 イェゴン・ヴィンセント 東京国際大学 2021年12月4日
5 27分25秒65 ジョセフ・ラジニ 拓殖大学 2021年9月20日
6 27分27秒64 メクボ・ジョブ・モグス 山梨学院大学 2008年5月18日
7 27分28秒50 佐藤圭汰 駒澤大学 2023年11月25日
8 27分29秒92 ネルソン・マンデラ・ンビディ 麗澤大学 2022年11月12日
9 27分30秒69 鈴木芽吹 駒澤大学 2023年11月25日
10 27分31秒29 ディラング・サイモン 日本大学 2005年5月13日
女子
タイム 名前 所属 日付
1 30分45秒21 不破聖衣来 拓殖大学 2021年12月11日
2 31分22秒34 小林成美 名城大学 2021年7月10日
3 31分30秒92 吉本ひかり 佛教大学 2010年4月25日
4 31分37秒88 鈴木優花 大東文化大学 2019年12月7日
5 31分39秒86 加世田梨花 名城大学 2020年12月4日
6 31分46秒17 サラ・ワンジル 大東文化大学 2023年7月8日
7 31分47秒76 木村泰子 京都産業大学 1995年6月11日
8 31分47秒82 藤永佳子 筑波大学 2001年4月22日
9 31分50秒13 山崎りさ 日本体育大学 2023年12月10日
10 31分50秒17 関谷夏希 大東文化大学 2018年12月8日

日本人学生歴代10傑[編集]

男子
タイム 名前 所属 日付
1 27分23秒44 田澤廉 駒澤大学 2021年12月4日
2 27分28秒50 佐藤圭汰 駒澤大学 2023年11月25日
3 27分30秒69 鈴木芽吹 駒澤大学 2023年11月25日
4 27分38秒31 大迫傑 早稲田大学 2013年4月29日
5 27分38秒66 篠原倖太朗 駒澤大学 2023年11月25日
6 27分44秒30 鎧坂哲哉 明治大学 2011年7月29日
7 27分45秒59 竹澤健介 早稲田大学 2007年4月29日
8 27分47秒01 吉田礼志 中央学院大学 2023年12月2日
9 27分47秒87 塩尻和也 順天堂大学 2017年11月25日
10 27分48秒55 渡辺康幸 早稲田大学 1995年8月5日
女子
タイム 名前 所属 日付
1 30分45秒21 不破聖衣来 拓殖大学 2021年12月11日
2 31分22秒34 小林成美 名城大学 2021年7月10日
3 31分30秒92 吉本ひかり 佛教大学 2010年4月25日
4 31分37秒88 鈴木優花 大東文化大学 2019年12月7日
5 31分39秒86 加世田梨花 名城大学 2020年12月4日
6 31分47秒76 木村泰子 京都産業大学 1995年6月11日
7 31分47秒82 藤永佳子 筑波大学 2001年4月22日
8 31分50秒13 山崎りさ 日本体育大学 2023年12月10日
9 31分50秒17 関谷夏希 大東文化大学 2018年12月8日
10 31分51秒78 村松灯 立命館大学 2023年12月10日

U20日本歴代10傑[編集]

  • 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満である選手のみが対象となる。
男子
タイム 名前 所属 日付
1 27分28秒50 佐藤圭汰 駒澤大学 2023年11月25日
2 27分44秒86 長嶋幸宝 旭化成 2023年12月2日
3 27分59秒32 大野龍二 旭化成 2004年6月5日
4 28分03秒51 前田和摩 東京農業大学 2023年6月17日
5 28分03秒90 吉居大和 中央大学 2021年12月4日
6 28分05秒91 石原翔太郎 東海大学 2021年5月21日
7 28分06秒27 吉居駿恭 中央大学 2022年11月26日
8 28分07秒39 佐藤悠基 佐久長聖高等学校 2004年11月27日
9 28分10秒32 佐藤秀和 仙台育英学園高等学校 2004年11月27日
10 28分12秒81 北村聡 日本体育大学 2004年11月27日
女子
タイム 名前 所属 日付
1 30分45秒21 不破聖衣来 拓殖大学 2021年12月11日
2 31分23秒21 絹川愛 ミズノ 2008年10月13日
3 31分42秒05 福士加代子 ワコール 2001年9月29日
4 31分43秒7 千葉真子 旭化成 1995年11月11日
5 31分47秒76 木村泰子 京都産業大学 1995年6月11日
6 31分48秒50 原裕美子 京セラ 2001年10月14日
7 31分58秒46 棟久由貴 東京農業大学 2016年7月11日
8 31分58秒93 藤永佳子 筑波大学 2000年4月23日
9 31分58秒95 大越一恵 ダイハツ 2000年7月1日
10 32分07秒98 小島江美子 旭化成 1998年5月3日

ユース日本最高記録[編集]

男子
タイム 名前 所属 日付
28分23秒18 村山謙太 明成高等学校 2010年12月4日
女子
タイム 名前 所属 日付
33分01秒5 増田明美 成田高等学校 1981年10月25日

高校歴代10傑[編集]

男子
タイム 名前 所属 日付
1 28分07秒39 佐藤悠基 佐久長聖高等学校 2004年11月27日
2 28分10秒32 佐藤秀和 仙台育英学園高等学校 2004年11月27日
3 28分11秒96 吉居駿恭 仙台育英学園高等学校 2021年11月13日
4 28分23秒18 村山謙太 明成高等学校 2010年12月4日
5 28分27秒39 上野裕一郎 佐久長聖高等学校 2003年11月29日
6 28分33秒58 大濱逞真 仙台育英学園高等学校 2023年11月11日
7 28分35秒65 吉居大和 仙台育英学園高等学校 2020年3月8日
8 28分35秒8 渡辺康幸 船橋市立船橋高等学校 1991年11月21日
9 28分36秒67 緒方澪那斗 船橋市立船橋高等学校 2021年12月4日
10 28分37秒50 石田洸介 東京農業大学第二高等学校 2020年10月31日
女子
タイム 名前 所属 日付
1 31分35秒27 絹川愛 仙台育英学園高等学校 2007年4月22日
2 32分48秒03 市橋有里 戸板女子高等学校 1995年5月7日
3 33分01秒5 増田明美 成田高等学校 1981年10月25日
4 33分13秒99 原裕美子 宇都宮文星女子高等学校 1999年10月3日
5 33分24秒04 大谷くみこ 大分東明高等学校 2012年12月22日
6 33分29秒98 金子るみ子 順天高等学校 1982年9月24日
7 33分39秒04 野見山美保 北九州市立戸畑商業高等学校 2007年5月4日
8 33分56秒72 田中久子 船橋市立船橋高等学校 1993年6月26日
9 33分58秒3 宮内洋子 白鵬女子高等学校 2001年12月26日
10 34分01秒75 高橋郁子 鈴峯女子高等学校 1988年6月18日

高校生に関する各種記録[編集]

  • 2002年より日本国籍のない高校生の記録は日本高校国内国際記録とされ、遡って留学生による日本高校記録も抹消された。
男子・高校国内国際歴代5傑
タイム 名前 所属 日付
1 27分28秒60 ジュリアス・ギタヒ 仙台育英高等学校 1996年10月5日
2 27分46秒47 ジョン・カリウキ 滋賀学園高等学校 2004年5月22日
3 27分51秒92 ポール・クイラ 仙台育英高等学校 2008年6月1日
4 28分00秒14 サムエル・ワンジル 仙台育英高等学校 2004年4月25日
5 28分02秒09 ジョセファト・ムチリ・ダビリ 流通経済大学付属柏高等学校 2003年4月20日
女子・高校国内国際歴代5傑
タイム 名前 所属 日付
1 32分00秒28 ワイセラ・グラティス・ワイリム 豊川高等学校 2008年10月18日
2 32分23秒25 エスタ・ワンジロ・マイナ 仙台育英高等学校 1994年5月8日
3 32分45秒70 ルーシー・ワゴイ・カブー 青森山田高等学校 2002年7月13日
4 33分40秒46 フェリスタ・ワボイ 青森山田高等学校 2001年7月15日
5 33分55秒41 ベロニカ・カニー 青森山田高等学校 2005年9月3日
男子・高校1年歴代5傑
タイム 名前 所属 日付
1 29分16秒63 林田洋翔 瓊浦高等学校 2017年10月14日
2 29分48秒25 飯島圭吾 山梨学院大学附属高等学校 2014年11月15日
3 29分48秒66 内堀勇 山梨県立巨摩高等学校 2021年11月20日
4 29分49秒8 前田和浩 佐賀県立白石高等学校 1997年9月27日
5 29分56秒2 池田圭介 大牟田高等学校 1996年9月7日
男子・高校2年歴代5傑
タイム 名前 所属 日付
1 28分39秒04 西池和人 須磨学園高等学校 2009年10月2日
2 28分45秒75 林田洋翔 瓊浦高等学校 2018年10月12日
3 28分58秒08 服部勇馬 仙台育英高等学校 2010年11月20日
4 29分00秒3 杉山智基 佐賀県立有田工業高等学校 1996年12月14日
5 29分01秒66 田村優宝 青森山田高等学校 2008年10月5日
男子・高校3年歴代5傑
タイム 名前 所属 日付
1 28分07秒39 佐藤悠基 佐久長聖高等学校 2004年11月27日
2 28分10秒32 佐藤秀和 仙台育英高等学校 2004年11月27日
3 28分11秒96 吉居駿恭 仙台育英学園高等学校 2021年11月13日
4 28分23秒18 村山謙太 明成高等学校 2010年12月4日
5 28分27秒39 上野裕一郎 佐久長聖高等学校 2003年11月29日

中学歴代[編集]

女子
タイム 名前 所属 日付
1 37分14秒7 山添優子 善通寺市立東中学校 1988年8月27日
2 38分08秒5 白田雅子 米沢市立第二中学校 1982年8月29日

五輪・世界選手権における日本人入賞者[編集]

五輪・世界選手権における日本人男子入賞者[編集]

1936 第11回オリンピック競技大会(ベルリン) ナチス・ドイツの旗 ドイツ国 村社講平 4位 30分25秒0
1964 第18回オリンピック競技大会(東京) 日本の旗 日本 円谷幸吉 6位 28分59秒3
1984 第23回オリンピック競技大会(ロサンゼルス) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 金井豊 7位 28分27秒06
2000 第27回オリンピック競技大会(シドニー) オーストラリアの旗 オーストラリア 高岡寿成 7位 27分40秒44
  • 1936年ベルリンオリンピックで村社講平が4位入賞を果たした。なお、村社の4位入賞という成績は、現在でもこの種目における日本人男子選手の最高成績となっている。

五輪・世界選手権における日本人女子入賞者[編集]

1995 第5回世界陸上競技選手権大会(ヨーテボリ)  スウェーデン 鈴木博美 8位 31分54秒01
1996 第26回オリンピック競技大会(アトランタ) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 千葉真子 5位 31分20秒62
1996 第26回オリンピック競技大会(アトランタ) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 川上優子 7位 31分23秒23
1997 第6回世界陸上競技選手権大会(アテネ) ギリシャの旗 ギリシャ 千葉真子 3位 31分41秒93
1999 第7回世界陸上競技選手権大会(セビリア) スペインの旗 スペイン 弘山晴美 4位 31分26秒84
1999 第7回世界陸上競技選手権大会(セビリア) スペインの旗 スペイン 高橋千恵美 5位 31分27秒62
2009 第12回世界陸上競技選手権大会(ベルリン) ドイツの旗 ドイツ 中村友梨香 7位 31分14秒39
2013 第14回世界陸上競技選手権大会(モスクワ) ロシアの旗 ロシア 新谷仁美 5位 30分56秒70
2021 第32回オリンピック競技大会(東京) 日本の旗 日本 廣中璃梨佳 7位 31分00秒71
2023 第19回世界陸上競技選手権大会(ブダペスト)  ハンガリー 廣中璃梨佳 7位 31分35秒12
  • 1995年世界陸上競技選手権大会で鈴木博美が8位入賞を果たし、この種目で日本人女子選手最初の入賞者となった。1997年世界陸上競技選手権で千葉真子が3位となり、この種目で初のメダリストとなった。
  • オリンピックでは、1996年アトランタオリンピックでの千葉真子の5位入賞が最高位の成績となっている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]