ティルネシュ・ディババ
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| 選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| フルネーム | ティルネシュ・ディババ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラテン文字 | Tirunesh Dibaba | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 愛称 | ティル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 国籍 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 種目 | 長距離走 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 生年月日 | 1985年10月1日(31歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 生誕地 | エチオピア オロミア州アルシ県ベコジ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 身長 | 155cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 体重 | 44kg | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 自己ベスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3000m | 8分29秒55(2006年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 5000m | 14分11秒15(2008年) |
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| 10000m | 29分42秒56(2016年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ハーフマラソン | 1時間06分55秒(2013年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| マラソン | 2時間17分56秒(2017年) |
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| 編集 |
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ティルネシュ・ディババ(Tirunesh Dibaba、1985年10月1日 - )は、エチオピアの陸上競技選手。5000mの世界記録保持者。ディババは、オリンピックで2個の金メダルを獲得しているデラルツ・ツルのいとこであり、姉のエジェガエフ・ディババもアテネオリンピックの10000mの銀メダリスト、妹のゲンゼベ・ディババも陸上選手である。北京オリンピック10000m銀メダリストのシレシ・シヒネを夫に持つ。ティルの愛称で親しまれている。
なお、名前は「ティルネシュ」が本人の名前で、「ディババ」はいわゆる「姓(ファミリーネーム)」ではなく父親の名前(父称)である(人名#その他の文化圏における名前を参照)。そのため、本人を特定するという意味では「ティルネシュ」と略するのが正しいが、日本のマスメディアでは「ディババ」をファミリーネームのように扱って略称とすることが一般的であるため、以下の文中もそれに従う。
人物[編集]
ディババは、14歳で陸上をはじめ15歳のときに出場した2001年の世界クロスカントリーのジュニアで5位に入っている。
2003年に14分39秒94、2004年に14分30秒88のジュニア世界記録をマークした。
2003年の世界陸上5000mでは、スプリント勝負でマルタ・ドミンゲス(スペイン)とエディス・マサイ(ケニア)に競り勝ち金メダルを獲得。大会史上最年少(18歳90日)での個人種目金メダリストとなった。
2004年のアテネオリンピック5000mでは、先輩のメセレト・デファーとイザベラ・オチチ(ケニア)に敗れたものの銅メダルを獲得。19歳での五輪メダル獲得はエチオピアの選手としては最年少であった。
2005年の世界クロスカントリー選手権にて、女子では1998年のソニア・オサリバン以来となるシニアロング・ショートの2冠を達成。同年、5kmロードで、ポーラ・ラドクリフが持っていた世界最高記録に並ぶ14分51秒をマーク。
その2005年の世界陸上5000mでは、猛烈な末足で先輩のベルハネ・アデレ(エチオピア)と姉のエジェガエフを下している。また10000mでも金メダルを獲得。世界陸上での5000m、10000mの両方で優勝した選手は男女を通じて彼女が初めてである。
2007年アメリカボストンで開かれたリーボック・ボストン室内5000mで、自身が樹立した記録を5秒以上短縮する14分27秒42の室内世界新で優勝。
2007年の世界陸上10000mは、腹痛を伴いさらに靴が脱げた選手に巻き込またことも原因で一時は集団から1人大きく引き離された。しかし終盤に集団に追いつき、最終的にはラスト1周のスパートで2連覇を果たした。驚異的なラストスパートもさることながら、勝負を諦めない粘り強さも光るレースであった。一方で上記の腹痛が原因で5000mは欠場し、3連覇ならびに2大会連続の長距離種目2冠はならなかった。
2008年6月6日、オスロGL5000mで14分11秒15の世界記録を達成した。
ディババの走りの特徴は、ファイナルラップまで先頭に出ないことと、ラストの400mのスプリントの強さがあげられる。2005年世界陸上の10000mのラスト400mは58秒33という猛烈なものであった。
2008年の北京オリンピックの10000mでは速いラップでエルバン・アベイレゲッセとレースを引っ張り、終盤はこの二人の一騎討ちとなったが、ラスト一周のスパートでアベイレゲッセを振り切り、王軍霞以来2人目となる29分台のオリンピック新記録(29分54秒66)で金メダルに輝いた。世界記録を持つ5000mも15分41秒40で制し、長距離種目の2冠を獲得した。
2008年10月、北京オリンピック男子10000m銀メダリストのシレシ・シヒネとの結婚式を盛大に行った。
結婚後もレース出場回数を落としているものの競技生活を続け、2012年のロンドンオリンピックの5000mでは3大会連続のメダルとなる銅メダルを獲得し、10000mでは大会2連覇となる金メダルを獲得している。
2013年のモスクワ世界陸上の10000mでは、新谷仁美のペースに他の選手と付いていき、ラスト1周の猛烈なスパートで2007年以来となる3回目の優勝を果たした。
2016年、産後に臨んだリオオリンピック10000mでは、途中から世界新記録を達成することになるアルマズ・アヤナに引き離されるも、自己ベスト・世界歴代4位のタイムで走破し、銅メダルを獲得した[1][2]。
主な実績[編集]
| 年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2001 | 世界クロスカントリー選手権 | ジュニア | 5位 | 22分08秒 | |
| 2002 | 世界クロスカントリー選手権 | ジュニア | 2位 | 20分14秒 | |
| 2002 | 世界ジュニア選手権 | 5000m | 2位 | 15分55秒99 | |
| 2003 | 世界クロスカントリー選手権 | ジュニア | 優勝 | 20分21秒 | |
| 2003 | 世界クロスカントリー選手権 | シニアショート | 7位 | 12分54秒 | |
| 2003 | 世界選手権 | 5000m | 優勝 | 14分51秒72 | |
| 2003 | IAAFワールドアスレチックファイナル | 5000m | 3位 | 14分57秒87 | |
| 2004 | 世界クロスカントリー選手権 | シニアショート | 2位 | 13分09秒 | |
| 2004 | オリンピック | 5000m | 3位 | 14分51秒83 | |
| 2005 | 世界クロスカントリー選手権 | シニアロング | 優勝 | 26分34秒 | |
| 2005 | 世界クロスカントリー選手権 | シニアショート | 優勝 | 13分15秒 | |
| 2005 | 世界選手権 | 5000m | 優勝 | 14分38秒59 | |
| 2005 | 世界選手権 | 10000m | 優勝 | 30分24秒02 | |
| 2005 | IAAFワールドアスレチックファイナル | 5000m | 2位 | 14分46秒84 | |
| 2006 | 世界クロスカントリー選手権 | シニアロング | 優勝 | 25分21秒 | |
| 2006 | アフリカ選手権 | 5000m | 2位 | 15分56秒04 | |
| 2006 | IAAFワールドアスレチックファイナル | 3000m | 2位 | 8分34秒74 | |
| 2006 | IAAFワールドアスレチックファイナル | 5000m | 優勝 | 16分04秒77 | |
| 2006 | IAAFワールドカップ | 3000m | 優勝 | 8分33秒78 | |
| 2007 | 世界クロスカントリー選手権 | シニアロング | 2位 | 26分47秒 | |
| 2007 | 世界選手権 | 10000m | 優勝 | 31分55秒41 | |
| 2008 | アフリカ選手権 | 10000m | 優勝 | 32分49秒08 | |
| 2008 | オリンピック | 10000m | 優勝 | 29分54秒66 | |
| 2008 | オリンピック | 5000m | 優勝 | 15分41秒40 | |
| 2010 | アフリカ選手権 | 10000m | 優勝 | 31分51秒39 | |
| 2012 | ロンドンオリンピック | 10000m | 優勝 | 30分20秒75 | |
| 2012 | ロンドンオリンピック | 5000m | 3位 | 15分5秒15 | |
| 2013 | 世界選手権 | 10000m | 優勝 | 30分43秒35 | |
| 2016 | リオオリンピック | 10000m | 3位 | 29分42秒56 | |
| 2017 | ロンドンマラソン | マラソン | 2位 | 2時間17分56秒 |
自己ベスト[編集]
- 3000m 8分29秒55 (2006年)
- 5000m 14分11秒15 (2008年)=世界記録
- 10000m 29分42秒56 (2016年)=世界歴代4位
- ハーフマラソン 1時間6分55秒 (2013年)
- マラソン 2時間17分56秒(2017年)=世界歴代3位
- 室内3000m 8分33秒37 (2008年)
- 室内2マイル 9分12秒23 (2010年)
- 室内5000m 14分27秒42 (2007年)
脚注[編集]
- ^ “Women's 10,000m Final”. Rio 2016 (2016年8月12日). 2016年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月13日閲覧。
- ^ “senior outdoor 10,000 Metres women”. IAAF. 2016年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月13日閲覧。
外部リンク[編集]
- ティルネシュ・ディババ - 国際陸上競技連盟のプロフィール(英語)
- ティルネシュ・ディババ - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(英語)
- The Official Tirunesh Dibaba Website
- TBS「世界陸上大阪」 童顔のデストロイヤー ティルネシュ・ディババ
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