倉吉市

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くらよしし ウィキデータを編集
倉吉市
Kurayoshi Utsubuki-Tamagawa33n3200.jpg
倉吉市旗 倉吉市章
倉吉市旗 倉吉市章
1954年3月29日制定
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
中国・四国地方
都道府県 鳥取県
市町村コード 31203-7
法人番号 8000020312037 ウィキデータを編集
面積 272.06km2
総人口 45,689[編集]
推計人口、2022年1月1日)
人口密度 168人/km2
隣接自治体 東伯郡北栄町琴浦町湯梨浜町三朝町日野郡江府町
岡山県真庭市
市の木 ツバキ
市の花 ツツジ
倉吉市役所
市長 石田耕太郎
所在地 682-8611
鳥取県倉吉市葵町722番地
北緯35度25分48.4秒 東経133度49分31.9秒 / 北緯35.430111度 東経133.825528度 / 35.430111; 133.825528座標: 北緯35度25分48.4秒 東経133度49分31.9秒 / 北緯35.430111度 東経133.825528度 / 35.430111; 133.825528
倉吉市役所市庁舎位置

倉吉市役所

倉吉市役所本庁舎
* 丹下健三設計(1956年)
* 国の登録有形文化財
外部リンク 公式ウェブサイト

倉吉市位置図

― 市 / ― 町・村

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倉吉市(くらよしし)は、鳥取県の中部に位置するである。当市は県中部の玄関口としての役割もある。

概要[編集]

市内には、打吹玉川地区をはじめ土蔵が多く、交番や公衆トイレにも土蔵のデザインが採用されており、白壁土蔵の街として知られている。 当市を含めた中部の市や町は「とっとり梨の花温泉郷」を形成している。生活文化や慣習、方言については鳥取市など、県東部の影響を強く受けているところが多い。

地理[編集]

倉吉市中心部周辺の空中写真。
2016年10月22日撮影の9枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

地形[編集]

倉吉市の中心市街は打吹山の麓で、天神川と支流の小鴨川が合流するあたりに形成されている。両川の流域を倉吉盆地という。市域の一部は盆地の外側にあり、北条平野の一部になっている。南部や西部は伯耆大山から続く丘陵地帯になっている。東部には東伯山地がある。日本海側気候で、豪雪地帯に指定されている。

山地[編集]

主な山地
主な山

河川[編集]

主な川

平野[編集]

人口[編集]

Population distribution of Kurayoshi, Tottori, Japan.svg
倉吉市と全国の年齢別人口分布(2005年) 倉吉市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 倉吉市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

倉吉市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体[編集]

鳥取県の旗鳥取県
岡山県の旗岡山県

歴史[編集]

古代[編集]

古代には、伯耆国国府国分寺国分尼寺がおかれていた。

中世[編集]

在庁官人出身の小鴨氏は、岩倉城を本拠地として国人領主として成長し、鎌倉時代以後は守護代として勢力を広げた。

南北朝時代から室町時代にかけて田内城打吹山城が築かれ、山名氏守護所が置かれた。打吹山城の城下に広がったのが現在の倉吉の町の起こりである。山名氏の衰退後は羽衣石城(湯梨浜町)を拠点とする国人南条氏の支配下に入った。南条元続は豊臣秀吉に従って伯耆東部を治める大名の地位を安堵され、打吹城と城下町倉吉の整備が行われた。

近世[編集]

関ヶ原の戦いで西軍についた南条元忠が改易されると、倉吉は米子藩主となった中村一忠の所領となったが、慶長14年(1609年)の中村氏改易により以後は天領とされた。慶長19年(1614年)には安房国館山藩から里見忠義が倉吉に移されているが(倉吉藩の設置)、実際には配流に等しく「支配」とは言い難い。元和3年(1617年)に池田光政鳥取藩主として入封すると、重臣である伊木忠貞が倉吉に入った。寛永9年(1632年)、池田光政と入れ替わりで池田光仲が鳥取藩主になると、家老倉吉荒尾氏の封地となった。自分手政治を許された荒尾氏は、打吹山麓に陣屋を設けて倉吉を治めた。江戸時代の倉吉は商工業の中心として繁栄した。江戸時代中期以降に倉吉で特産品となったものとしては、「稲扱千歯」や「倉吉絣」が挙げられる。打吹玉川地区(重要伝統的建造物群保存地区)には江戸時代後期から近代にかけての伝統的建築物が残されている。

里見家の最後の当主であった館山藩里見忠義は、江戸幕府によって伯耆国に事実上配流され、1622年にその地で没した。このとき忠義に殉死した8人の家臣があり、戒名に共通して「賢」の字が入ることから八賢士と称される。彼らの墓は倉吉市の大岳院にあり、また倉吉から分骨した墓が館山城の麓に建てられている。この「八賢士」を『南総里見八犬伝』での八犬士のモデルに求める説もある。もっとも、この言説が広まったのは『八犬伝』が一世を風靡してからとも指摘される。

沿革[編集]

明治
昭和
  • 1929年昭和4年)10月1日 東伯郡上灘村を編入合併
  • 1951年(昭和26年)4月1日 東伯郡小鴨村を編入合併。
  • 1953年(昭和28年)10月1日 東伯郡倉吉町・上井町・北谷村・上小鴨村・上北条村・西郷村・社村・高城村・灘手村の一部が新設合併。鳥取県下で3番目に市制を施行し、倉吉市となる。
  • 1955年(昭和30年)5月1日 東伯郡灘手村の残余を編入合併。
平成

政治[編集]

行政[編集]

市長[編集]

歴代市長

[3][4]

氏名 就任 退任 備考
初代 早川忠篤 1953年10月18日 1968年3月12日
2代 小谷善高 1968年4月26日 1982年2月19日
3代 牧田実夫 1982年4月11日 1990年4月10日 2期
4代 早川芳忠 1990年4月11日 2002年4月10日 3期
5代 長谷川稔 2002年4月11日 2010年4月10日 2期 2009年斎場問題を巡る出直し選挙で当選
6代 石田耕太郎 2010年4月11日 現職(2018年現在) 3期目

役所[編集]

  • 本庁舎の他に、関金庁舎もある。
所在地:〒682-0498 鳥取県倉吉市関金町大鳥居193番地1
  • また、住民票(本人または同一世帯)、戸籍(本人または同一戸籍)、納税証明(本人のみ)及び印鑑登録(本人のみ)に関する証明の発行業務を山守郵便局(貯金・保険窓口)に委託している。これは、2002年4月1日に当時の関金町役場山守支所が廃止されたためである。
所在地:〒682-0422 鳥取県倉吉市関金町堀1898番地7

議会[編集]

市議会[編集]

施設[編集]

警察[編集]

本部
交番
  • 倉吉駅前交番(倉吉市上井)
  • 上灘交番(倉吉市東巌城町)
  • 打吹交番(倉吉市明治町二丁目)
駐在所
  • 上小鴨駐在所(倉吉市鴨河内)
  • 上福田駐在所(倉吉市上福田)
  • 関金駐在所(倉吉市関金町大鳥居)

消防[編集]

本部
消防署
  • 倉吉消防署(倉吉市八屋307番地4)
  • 西倉吉消防署(倉吉市生田693番地1)

医療[編集]

主な病院

郵便局[編集]

郵便番号

郵便番号は以下の通りとなっている。2006年10月16日2019年10月15日の再編に伴い、変更された。

  • 倉吉郵便局:682-00xx、682-08xx、682-09xx、682-85xx、682-86xx、682-87xx、682-04xx、682-06xx、682-07xx、689-06xx、689-07xx、689-21xx、689-22xx
    • 倉吉市・湯梨浜町・北栄町の全域を担当する。
    • 2006年10月15日までは、682-04xxは関金郵便局、682-06xxは高城郵便局、682-07xxははわい郵便局、689-21xxは北条郵便局、689-22xxは由良郵便局の番号だった。
    • 2019年10月14日までは、689-06xxは泊郵便局、689-07xxは松崎郵便局の番号だった。
主な郵便局
  • 北谷簡易郵便局(52708)
  • 倉吉郵便局(52003)
  • 倉吉上井一郵便局(52096)
  • 倉吉鍛冶町簡易郵便局(52724)
  • 倉吉上小鴨郵便局(52049)
  • 倉吉広栄簡易郵便局(52786)
  • 倉吉越殿町郵便局(52047)
  • 倉吉大正郵便局(52147)
  • 倉吉中河原簡易郵便局(52790)
  • 倉吉灘手郵便局(52092)
  • 倉吉西倉吉郵便局(52139)
  • 倉吉福庭郵便局(52050)
  • 倉吉八屋簡易郵便局(52781)
  • 倉吉横田郵便局(52107)
  • 清谷簡易郵便局(52771)
  • 関金郵便局(52027)
  • 高城郵便局(52063)
  • 山守郵便局(52097)

文化施設[編集]

運動施設[編集]

対外関係[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

海外[編集]

姉妹都市

国内[編集]

姉妹都市
提携都市
その他

経済[編集]

第三次産業[編集]

商業[編集]

主な商業施設

金融機関[編集]

銀行
協同組織金融機関
日本郵政

本社を置く企業[編集]

情報・通信[編集]

日本海新聞中部本社

マスメディア[編集]

新聞社[編集]

放送局[編集]

中継局[編集]

教育[編集]

大学[編集]

私立

短期大学[編集]

専門学校[編集]

高等学校[編集]

県立
私立

中学校[編集]

市立

小学校[編集]

市立

幼稚園[編集]

特別支援学校[編集]

県立

自動車学校[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

倉吉駅は代表駅かつ同市唯一の鉄道駅ではあるが市の中心部からは離れている。

1994年平成6年)に智頭急行が開業して以降、この駅は関西方面への特急スーパーはくとの始発駅になり、京阪神と当市を結んでいる。

鉄道路線[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)

かつて存在した鉄道[編集]

日本国有鉄道

山守駅から岡山県勝山町(現真庭市)の中国勝山駅まで南勝線を延伸させる計画だったが、実現することなく1985年に廃止されている。打吹駅は市の中心部にあり、開業時の名称は倉吉駅で、後に打吹駅に改称された。この間、倉吉駅は上井駅を名乗っていた。

バス[編集]

市の中心部へは、倉吉駅から路線バス(日本交通日ノ丸自動車)を利用する。

路線バス[編集]

バスターミナル

道路[編集]

高速道路[編集]

地域高規格道路

国道[編集]

県道[編集]

道の駅[編集]

観光[編集]

二十世紀梨記念館館内、シンボルツリー

名所・旧跡[編集]

主な城郭・館
主な寺院
主な神社
主な史跡
主な遺跡

観光スポット[編集]

文化・名物[編集]

祭事・催事[編集]

名産・特産[編集]

その他
  • 江戸時代には稲扱千歯の製造が盛んで、全国に供給していた。
  • 1933年(昭和8年)に郡是製糸倉吉工場が設置され、最盛期には約650人の従業員を数えたが、子会社「倉吉グンゼ」となったのち、2015年(平成27年)11月20日に工場閉鎖となった[8]

スポーツ[編集]

野球[編集]

サッカー[編集]

出身関連著名人[編集]

出身著名人[編集]

政治家
実業家
教育者・学者
文化人
芸能
スポーツ選手
その他

ゆかりの著名人[編集]

  • 菅楯彦 - 日本画家。鳥取市出身で倉吉市に疎開。倉吉市名誉市民が追贈され、倉吉市および倉吉博物館が主催する菅楯彦大賞が設けられた。
  • 浜名千広 - 元プロ野球選手(内野手)。母の出身地
  • 三國連太郎 - 日本俳優、映画監督。本名は佐藤 政雄(さとう まさお)。1948年(昭和23年)より一時在住、当地にて再婚。

倉吉を舞台とした作品[編集]

映画[編集]

漫画・アニメ[編集]

その他[編集]

2005年3月22日の合併により、住所表記が以下の通り変更された。また、大字は表示しない。

  • 旧倉吉市は従前のとおり(元々「大字」は付かない)。
  • 旧関金町は「東伯郡関金町△△」→「倉吉市関金町△△」とする(ただし「大字」は付けない)。
-例-
  • 鳥取県倉吉市△△ → 鳥取県倉吉市△△
  • 鳥取県東伯郡関金町大字△△ → 鳥取県倉吉市関金町△△

市外局番は、0858(20〜69)となっている。但し、天気予報は0859-177である。(市外局番0858の地域が鳥取県東部と中西部に複数存在するため。)

  • 0858(20〜69)エリア
    • 倉吉市・三朝町湯梨浜町琴浦町北栄町大山町(中山地区)
    • 倉吉電話交換所管轄(22〜24、47(0、1、3、6〜9千番台)、48(0千番台))
    • 倉吉上井電話交換所管轄(26、27、47(4千番台)、48(1、9千番台))
    • 倉吉福光電話交換所管轄(28、29、47(2千番台)、48(3千番台))
    • 関金電話交換所管轄(45、48(7千番台))

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ “倉吉市合併10年祝う 関金”. 読売新聞(読売新聞社). (2015年3月23日)
  2. ^ 鳥取県中部震源の地震、倉吉市などで震度6弱”. 読売新聞 (2016年10月21日). 2016年10月21日閲覧。
  3. ^ 倉吉市「歴代行政担当者(平成22年2月1日現在)」(xls)
  4. ^ 市長プロフィール” (日本語). 倉吉市. 2018年12月16日閲覧。
  5. ^ "倉野川市と姉妹都市提携を結びました". 倉吉市. 2018年4月7日閲覧.
  6. ^ 『ひなビタ♪』、架空の町・倉野川市が鳥取県倉吉市と姉妹都市提携” (日本語). マイナビニュース (2016年4月1日). 2018年12月16日閲覧。
  7. ^ 大社湯(第三鶴の湯)浴場及び主屋 - 国指定文化財等データベース(文化庁)/同庁運営「文化遺産オンライン」内のデータベースページ
  8. ^ 寺尾康行 (2015年11月21日). “「倉吉グンゼ」82年の歴史に幕”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 鳥取全県版 

外部リンク[編集]