泰久寺駅

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泰久寺駅
泰久寺駅(廃駅).jpg
泰久寺駅跡(2007年2月)
たいきゅうじ
Taikyūji
関金 (3.0 km)
(1.8 km) 山守
地図
所在地 鳥取県東伯郡関金町泰久寺(現在の鳥取県倉吉市関金町泰久寺)
北緯35度21分57.9秒 東経133度43分26.9秒 / 北緯35.366083度 東経133.724139度 / 35.366083; 133.724139座標: 北緯35度21分57.9秒 東経133度43分26.9秒 / 北緯35.366083度 東経133.724139度 / 35.366083; 133.724139
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 倉吉線
キロ程 18.2 km(倉吉起点)
電報略号 タイ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1958年昭和33年)12月20日[1]
廃止年月日 1985年(昭和60年)4月1日[1]
備考 倉吉線廃止に伴い廃駅
* 廃止当時
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泰久寺駅(たいきゅうじえき)は、かつて鳥取県東伯郡関金町泰久寺(現・倉吉市関金町泰久寺)[2] に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)倉吉線廃駅)である。倉吉線の廃線に伴い、1985年昭和60年)4月1日に廃駅となった[1]

歴史[編集]

駅構造[編集]

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する無人駅で、地上駅であった。ホームは、気動車2両編成ですらはみ出してしまうほどの短いものだった。

駅舎は待合室程度の質素なもので、改札はなくホームには駅舎を通らずに上がれる構造になっていた。

駅周辺[編集]

駅の裏手を鳥取県道45号倉吉江府溝口線が通っている。倉吉線は泰久寺地区を横断するように通っていたものの、駅は同地区から数百メートルほど離れたところに設けられており、駅周辺には林や畑などしかなかった。

現在[編集]

待合室は撤去されたものの、ホームや駅名標の枠、レールが当時のままに放置されている。当駅と隣の山守駅には、字の部分が透けたアクリル板でできている全国的に珍しい駅名標が存在した(かつて関金資料館で保存、展示されていた)。2014年(平成26年)現在、駅跡にはレプリカの駅名標が設置されている。

交通アクセス[編集]

隣の駅[編集]

日本国有鉄道
倉吉線
関金駅泰久寺駅山守駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、327頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 伯耆国久米郡南ノ郷泰久寺村南谷村大字泰久寺、東伯郡関金町泰久寺
  3. ^ 曹洞宗八百万の神
  4. ^ 八百万の神

関連項目[編集]