上北条村
| かみほうじょうそん 上北条村 | |
|---|---|
| 廃止日 | 1953年10月1日 |
| 廃止理由 |
新設合併 倉吉町、西郷村、上井町、 上小鴨村、社村、上北条村、北谷村、高城村、灘手村（一部）→ 倉吉市 |
| 現在の自治体 | 倉吉市 |
| 廃止時点のデータ | |
| 国 |
 日本 |
| 地方 | 中国地方（山陰地方） |
| 都道府県 | 鳥取県 |
| 郡 | 東伯郡 |
| 市町村コード | なし（導入前に廃止） |
| 総人口 |
2,534人 （国勢調査、1950年） |
| 隣接自治体 | 中北条村、上井町、倉吉町、杜村、灘手村、下北条村 |
| 上北条村役場 | |
| 所在地 | 鳥取県東伯郡上北条村大字中江 |
| ウィキプロジェクト | |
上北条村（かみほうじょうそん[1]）は、鳥取県東伯郡にあった村。現在の倉吉市の一部にあたる。
地理[編集]
- 山岳：小田山[4]
歴史[編集]
- 1889年（明治22年）10月1日、町村制の施行により、久米郡中江村、小田村、古川沢村、下古川村、井手畑村、新田村、大塚村、穴窪村が合併して村制施行し、上北条村が発足[1][3]。旧村名を継承した中江、小田、古川沢、下古川、井手畑、新田、大塚、穴窪の8大字を編成[3]。
- 1896年（明治29年）4月1日、郡の統合により東伯郡に所属[3]。
- 1953年（昭和28年）10月1日、東伯郡西郷村、上井町、倉吉町、上小鴨村、社村、北谷村、高城村、灘手村（一部）と合併し、市制施行して倉吉市を新設して廃止された[1][3]。合併後、倉吉市大字中江・小田・古川沢・下古川・井手畑・新田・大塚・穴窪となる[3]。
小作争議[編集]
1903年（明治36年）中江小作人組合設立[3]。1917年（大正6年）8月、上北条村小作人組合設立し、地主と交渉し小作料の減額を要求した[3]。地主側は東伯土地株式会社を設立して対応した[3]。
地名の由来[編集]
旧北条郷に属していたことから[3]。
産業[編集]
教育[編集]
- 1873年（明治6年）井手畑学校開校[3]。1892年（明治25年）上北条尋常小学校に改称[3]。1922年（大正11年）高等科併設[3]。1941年（昭和16年）社国民学校を経て、1947年（昭和22年）上北条小学校に改称[3]。（参照：倉吉市立上北条小学校）
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 角川日本地名大辞典 31 鳥取県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。