ジェノスタジオ

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株式会社ジェノスタジオ
GENO STUDIO INC
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
167-0051
東京都杉並区荻窪5丁目30番16号 MTCビル5階
設立 2015年11月19日
業種 情報・通信業
法人番号 8012401030781 ウィキデータを編集
事業内容 アニメーションの企画・開発・制作
代表者 山本幸治(代表取締役)
主要株主 株式会社ツインエンジン
上海絵界文化伝播有限公司
外部リンク http://genostudio.co.jp/
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株式会社ジェノスタジオ: GENO STUDIO INC)は、2015年に設立された日本アニメ制作会社。株式会社ツインエンジンの子会社[1]。また、上海絵界文化伝播有限公司(上海絵梦)は同社の無議決権株主である[2]

概要

2015年9月29日、アニメ映画『虐殺器官』を制作していたマングローブが事業停止(同年11月4日、破産手続開始)、作品の公開はおろか完成すら危うくなるという事態が発生した。映画制作のチーフプロデューサーだった山本幸治は「混乱と激動を極めた[3]」プロジェクトを完遂させるべく同年11月に新しいアニメーション制作会社を設立、自ら代表取締役となった。以上のような特殊な経緯で生まれたのが、この会社である。会社の名前の由来も『虐殺器官』の英題「Genocidal Organ」の「Geno」からとられたもの[注 1]。ジェノスタジオは『虐殺器官』の制作を引き継ぎ無事制作完了、2017年2月に公開された。

設立経緯こそ異例であったが、当初からアニメーション制作を継続して行うつもりであり、2017年10月には3つのテレビアニメーション作品の(元請)制作を発表、翌2018年より随時放送中[4]。なお、代表である山本はフジテレビの元社員であり、フジテレビの深夜アニメ枠・ノイタミナにも深く関与した[注 2]人物だが、ジェノスタジオは資本的にはフジテレビとの関連は無く、当面はノイタミナ枠でテレビアニメを放送する予定はない[5]

作品履歴

太字は制作元請。

テレビアニメ

放送年 タイトル
2018年 刻刻
ゴールデンカムイ
2020年 pet

アニメ映画

公開年 タイトル 備考
2017年 虐殺器官 マングローブから制作引き継ぎ

関連人物

  • 山本幸治(代表)
  • 米内則智(制作担当取締役)
  • 宇田英男(管理担当取締役)

脚注

注釈

  1. ^ ジェノスタジオTwitter公式アカウントのプロフィールより。この他、「遺伝子」を意味する英語「gene」、「(意思や技術を)受け継ぐ " gene of ~" 」などからも想を得ている。
  2. ^ 『虐殺器官』もノイタミナの映画ブランド「ノイタミナムービー」を冠して上映された作品。

出典

外部リンク