磐梯熱海駅

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磐梯熱海駅*
駅舎(2005年5月7日)
ばんだいあたみ
Bandaiatami
安子ヶ島 (3.6 km)
(5.4 km) 中山宿
所在地 福島県郡山市熱海町熱海四丁目[1]406
北緯37度28分50.94秒 東経140度16分14.85秒 / 北緯37.4808167度 東経140.2707917度 / 37.4808167; 140.2707917
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 磐越西線[1]
キロ程 15.4 km(郡山起点)
電報略号 タミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
284人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1898年明治31年)7月26日[1]
備考 業務委託駅
みどりの窓口[1]
* 改称経歴
- 1925年 熱海駅→岩代熱海駅
- 1965年 岩代熱海駅→磐梯熱海駅
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駅構内

磐梯熱海駅(ばんだいあたみえき)は、福島県郡山市熱海町熱海四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線である[1]

静岡県熱海市にある温泉街である熱海温泉の名前を鎌倉時代に拝借したもので[2]、山間部に所在するにもかかわらず「海」のつく地名となっている(磐梯熱海温泉を参照のこと)。駅名に「磐梯」がつくのは、熱海市にある熱海駅と区別するためである。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線[2]を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。かつては単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線であった3番線は以前当駅始発列車と主に普通列車の待避に使われていたが、旧3番線は架線もレールも取り払われている。構内の安子ヶ島方が急カーブとなっているため、40km/hの速度制限を受ける。2015年3月14日改正のダイヤでは1日5往復当駅で交換を行っている。交換がないときは両方向とも駅舎側の1番線から発着する。

郡山駅管理の業務委託駅東北総合サービス委託)であり、みどりの窓口設置[1](営業時間 8:10 - 18:10)。自動券売機も1台設置されている。駅舎は、なだらかな三角屋根をもつコンクリート平屋のもので、トイレ水洗式である。 簡易Suica改札機設置。

のりば

1 磐越西線 (下り) 猪苗代会津若松喜多方方面
(上り) 郡山方面
2 磐越西線 (下り) 猪苗代・会津若松・喜多方方面

利用状況

  • 2014年度の1日平均乗車人員は284人である[4]
乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2000 449
2001 418
2002 393
2003 399
2004 389
2005 382
2006 373
2007 377
2008 360
2009 336
2010 299
2011 302
2012 301
2013 302
2014 284

駅周辺

駅前広場から
磐梯熱海駅前足湯
温泉宿(四季彩一力)

駅のすぐ近くや、南側の五百川沿いに磐梯熱海温泉の温泉街が広がっており、宿泊施設なども多い[2]

バス路線

福島交通[1]熱海駅前

  • 玉川経由郡山駅
  • 新安子ヶ島経由郡山駅
  • 石筵牧場
  • かんぽの宿郡山経由熱海車庫

この他、会津バスの勝田内行(郡山市湖南地区)が当駅前まで乗り入れてくる。

その他

  • 「山あいの温泉の駅として親しまれている駅舎」として、東北の駅百選に選定された[2]

隣の駅

東日本旅客鉄道
磐越西線
臨時快速(1往復のみ)
郡山駅 - 磐梯熱海駅 - 猪苗代駅
快速(2往復は、喜久田駅通過) 
郡山駅 - ( 喜久田駅 )- 磐梯熱海駅 - (※一部、川桁駅) - 猪苗代駅
普通
安子ヶ島駅 - 磐梯熱海駅 - 中山宿駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h JR東日本:各駅情報(磐梯熱海駅)”. 東日本旅客鉄道. 2014年10月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、23頁、2014年10月20日閲覧 
  3. ^ Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます - 2013年11月29日東日本旅客鉄道株式会社
  4. ^ JR東日本 各駅の乗車人員

関連項目

外部リンク