七緒はるひ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。E05017si (会話 | 投稿記録) による 2012年6月1日 (金) 10:35個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎テレビアニメ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

てらだ はるひ
寺田 はるひ
プロフィール
愛称 はるひ、ぱるぴんさん、はる坊
性別 女性
出生地 日本の旗 日本東京都
生年月日 (1973-02-11) 1973年2月11日(51歳)
血液型 A型
身長 156 cm
職業 声優
事務所 81プロデュース
活動
活動期間 1996年
デビュー作 (『こちら葛飾区亀有公園前派出所』)
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

寺田 はるひ(てらだ はるひ、1973年2月11日 - )は、日本女性声優81プロデュース所属。

東京都出身。身長156cm、体重41kg[1]、特技は手話、書道4段を所持している[2]。 かつてはサンミュージックプロダクションに所属していた。

人物・来歴

一人称は寺田。基本的に「寺田はねぇ〜」といった感じで自分のことを喋ることが多い。愛称は複数存在している。主にはるひぱるぴんさんはる坊が知られる。はる坊は、かつてケイエスエスやソフトガレージのイベント及び同社公式サイト「西五反田フォークキャンプ」・「folkcamp.net」内のコーナーにて多用されたが、現在は殆ど使われていない。ぱるぴんさんは『あまえないでよっ!!』の主要キャストである面々により使われ、その中でも渡辺明乃が頻繁に使うことが多い。なお、はるひと呼び捨てで名前を出す事もしばしば[3]

小学生の頃にバドミントン部に入りたかったが人数制限があったため演劇部に入る。これをきっかけとして演技の道に進みはじめるが、本格的に声優を意識しはじめたのは大学時代に友達から声優という職業を教えられて興味を持ってから。父はレーサー寺田陽次郎で、母もテレビに出てタレント業のようなことをしていたが、あまり知られていない。

デビュー当初はおっとりとした少女の声を演じることが多かったが、近年ではお姉さんタイプの役柄や大人の女性を演じることが増えている。2006年3月、ジュニア所属から昇格した。

エピソード

番組進行能力に関しては限りなくゼロに近いとされており、むしろ賑わし役となることが多い。かつてCSアニマックスで放送された情報番組『AX情報局』では、同じ声優の折笠富美子と共に司会だったが、寺田の台本には自身の台詞が殆どなく「ここで盛り上げて」というようなト書きしか無かった。

父親譲りでドライブが好き。ただし、父親のことを鼻にかけて自慢することは殆ど無く、『AX情報局』に自動車好きである三木眞一郎が映画『頭文字D』の告知で出演した時に「寺田陽次郎って知ってますか?」と問いかけ、三木が頷くと、自身を指差し「パパ」と誇らしげに明かしたことがあるのみ。その後三木は、「寺田パパのサインがもらえないか」と交渉していた。また、歌を歌う事が好きで、過去にも数曲CD化がされている。その中でも衝撃的なものが、『金色のガッシュベル!!』のワイフ役で歌った2曲。「(ワイフは)歌うのを想定して声を作っていないので大変だった」(本人談)と1曲目『ワイフの大事なダンナ様』の直後に語っていたが、無残にもその後『ワカマカダンス』という更にとんでもない曲を歌うことになった。

天真爛漫という言葉がぴったり合うといわれている。そのためとてもラジオなどでは語れないような内容まで口にすることがあり、『あまえないでよっ!!ラジオ』では新谷良子との番組の中で、「コーディネートは上着だけじゃなく下着から」「下着が上下揃っていないと落ち着かない」と発言。更に「朝はとりあえずまっぱ(真っ裸)からはじめる」とダメ押しをし、スタジオ内に居た新谷良子・樋口智恵子・渡辺明乃らが完全に呆れてしまったという逸話がある。このためか彼女は過去に担当したAMラジオ番組が『鴻上尚史の博愛ラジオ』のアシスタントしか無く、俗にいうアニラジではゲストでごくまれに呼ばれる以外では殆ど出演していない。

『あまえないでよっ!!』の女性メインキャスト6人の中で唯一ほぼ全員と面識があったため、パイプ役になっていたようだが、途中からだんだんと素性がばれてしまい、最終的には一番のいじられ役になっている。特に渡辺明乃との会話は面白すぎて、アフレコでこの両者の間に座る新谷良子は自らの役を演じるためにテンションを下げてるのに思わず寺田に突っ込みを入れたくなる衝動にかられ、結局その輪に引き込まれてしまうという。同作品のキャストで妹の為我井陽役の新谷良子への姉妹愛が現実社会でもあふれ出てきてしまい、溺愛ぶりが伺えるエピソードが幾つも存在する。また、新谷も寺田のことを「お姉ちゃん」と呼ぶことが多い。

芝居は2年に1回ペースで参加しており、おばさん役から先生役・ヒロイン役・女優役に至るまで幅広く演じている。

映画『バトル・ロワイアル』にボイストレーニング担当として参加したことがある。寺田本人が語るところによると、同作品のプロデューサーであり脚本を担当した深作健太が同じ大学の同期の友人であり、家族ぐるみの交流があったために声がかかり実現したとのことである。

トライネットエンタテインメント大宮三郎プロデューサーと飯塚康一音響監督がかつてケイエスエスに在籍していた頃に、同社及び関連会社であるピンクパイナップルの作品でOP曲やED曲を歌うことがあった。また同社のアンテナショップだったソフトガレージ五反田店の公式サイトなどで他の声優と共にコーナーを持っていたことがあり、そのサイト内の公式掲示板にて最新情報を書くことも多くコーナーを持つ声優と呼ばれている中ではそのざきみえに次ぐ出現率とされている。そのざきとは生年月日が4日違い(そのざきが4日早い)で、互いのお芝居には都合があえば観覧に行く仲である。また、この縁でイベントにも数多く出演し、これを機会に知り合った声優も多い。また、ソフトガレージ五反田店の同人企画である「西五反田フォークキャンプ (NGFC) 」のメンバーとして現在では入手不可能な同人誌も数冊出ており、そこに寄稿もしてイラストも描いている。

チェンバースレコードのプロデューサーであり同社提供の音泉の番組に出てくるスパイシーも、当時在籍していたソフトガレージのイベント及び取材などでも交流があった。スパイシーは「わがまま娘」という称号を彼女に与えた。

こやまきみことはサンミュージックプロダクションでの同期。仲の良い声優は他に吉田小百合・樋口智恵子・浅田葉子などがいる。

出演作品

太文字は主要人物。

テレビアニメ

1996年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

OVA

劇場アニメ

Webアニメ

ゲーム

吹き替え

吹き替え(アニメ)

実写

  • AX情報局(折笠富美子と共に司会担当) - CSスカイパーフェクTV!『アニマックス』月1回放送、2000年3月18日 - 2001年11月3日
  • 声優ワンダーランド - CSスカイパーフェクTV!『Jドキュメント750』、2001年8月最終週 - 9月第1週放映
  • Folkcamp.cafe - キッズステーションアニメぱらだいす』内コーナー、2001年6月26日放送分と2001年8月7日放送分に出演

ラジオ

CD

その他

  • 食チャンネル(ナレーション) - サンミュージックプロダクション在籍時のみ
  • 時代劇チャンネル(番組宣伝ナレーション)
  • おいしいカレーをつくろう! はじめてのクッキング(ナレーション) - ハウス食品 / VP
  • サイエンスZERO - ZEROBO

脚注

  1. ^ 日本タレント名鑑』より。
  2. ^ 寺田はるひ:所属俳優:81produce”. 81プロデュース. 2012年2月10日22:59閲覧。
  3. ^ ネットラジオ『陽のえんま帳with小鬼』第二回配信分
  4. ^ [虹色ほたる]「ONE PIECE」のスタッフが集結 ゾロ・中井和哉、ナミ・岡村明美らが出演”. マイコミジャーナル. 2012年5月1日閲覧。
  5. ^ Character”. QuinRose. 2012年1月6日閲覧。
  6. ^ キャラクター”. QuinRose. 2012年4月5日閲覧。

外部リンク