噂の刑事トミーとマツ
噂の刑事トミーとマツ | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
出演者 |
国広富之 松崎しげる 石立鉄男 他 |
製作 | |
プロデューサー |
春日千春、千原博司 (大映テレビ) 樋口祐三、野村清(TBS) |
制作 | TBS、大映テレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
第1シリーズ | |
放送期間 | 1979年10月17日 - 1981年3月25日 |
放送時間 | 水曜日20:00 - 20:55 |
放送分 | 55分 |
回数 | 65 |
第2シリーズ | |
放送期間 | 1982年1月13日 - 12月22日 |
放送時間 | 水曜日20:00 - 20:55→20:00 - 20:54 |
放送分 | 55分→54分 |
回数 | 41 |
『噂の刑事トミーとマツ』(うわさのけいじトミーとマツ)は、1979年から1982年の水曜日20:00 ‐20:54(JST、1982年9月までは20:00 ‐20:55)にTBSほかで放送されていたテレビドラマ。
概要
外見も性格も対照的な2人の刑事、警視庁富士見署捜査課の岡野富夫(トミー)と松山進(マツ)の名コンビ(劇中では「トミマツ」、失敗時には「オソマツ」「ドジドジコンビ」と呼ばれている)が時には衝突し時には協力しながら事件を解決まで導いていく。
毎回クライマックスの格闘・銃撃戦シーンで怖じ気づくトミーにマツがしびれを切らし、「お前なんか男じゃない、おんなおとこで十分だ! おんなおとこのトミコ!」と怒鳴りつけると、トミーがその言葉に発奮して一瞬にして悪党をなぎ倒すと言う展開が定番となっていた。また当時の刑事ドラマとしては珍しく捜査員の殉職シーンが無く(出演者の降板は異動や退職という設定)、全体的に明るい作風となっている。
企画当初の番組名は「噂の刑事」だけだったが、松崎しげるの意見を脚本家が取り入れて現在のタイトルに変更された[1]。
当時日本の刑事ドラマでは『太陽にほえろ!』や『特捜最前線』に代表される、捜査員や犯人の人間模様を描く群像劇が主流となっていた。一方、当時の海外ドラマでは若い捜査員がコンビを組むバディ作品が多く作られており、製作局となったTBSでも『刑事スタスキー&ハッチ』が放送され高い人気を得ていた。本作は『スタスキー&ハッチ』を元に作られた国内刑事ドラマにおける「バディもの刑事ドラマ」の元祖であり、「和製スタ・ハチ」とも言われていた[2]。
主要登場人物
この項目「噂の刑事トミーとマツ」は加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。 加筆の要点 - 「フルネーム及び階級」の情報源 (貼付後はWikipedia:加筆依頼のページに依頼内容を記述してください。記述が無いとタグは除去されます) (2019年1月) |
警視庁富士見署捜査課(指揮官は課長)
- 岡野富夫(国広富之)
- 通称は「トミー」。巡査。富士見署に配属された新米刑事で、優秀な捜査課長だった父の血筋は受け継がれておらず、血を見るだけで卒倒してしまうほど気弱なダメ刑事である。マツからは何かと先輩風を吹かされ、確保現場では腰を抜かし、マツを頼ろうして「男女のトミコ」と呼ばれると人格が変わる。しかし、「トミコ」と呼ばれると初期では他の刑事ドラマの凄腕刑事並の能力を発揮するが回を追うたびにエスカレートし、ついには耳をピクピクさせキレてしまい、特撮ヒーロー並みの運動神経と何の流派とも分からない拳法を使うとてつもなく強い男に変身するようになる(ただし、正気に戻るとその間の記憶はなくなっている)。子供の頃に気弱な性格を治すために拳法を習い、天才的な能力を発揮するも、不可抗力の正当防衛とは言え、自らの拳で人(逃亡犯)を殺してしまったことがトラウマとなり、通常は自分の拳法についての記憶を喪失している。ハンサムな上優しいので女性にはめっぽうモテるタイプ。
- 松山進(松崎しげる)
- 通称は「マツ」。巡査。蟹股で背が低く、常時シークレットブーツを愛用する通称「世界一踵の高い靴の男」(第2シーズンOPで、シークレットブーツの踵が折れ、その高さをトミーにからかわれるシーンがある)。トミーが配属された当初、後輩なのに自身の部下だと思って下宿のおばさんにもそう自慢し、父親がトミーの父親のような優秀な上司にこき使われて死んだのだとトミーをこき使ってやろうと筋違いの恨みをぶつけようとして険悪だった。しかし、徐々に力を合わせるようになる。
- 高村部長刑事(井川比佐志)
- 通称おやっさん。地道な捜査を得意している。巡査部長。時折口調が江戸弁になることがある。
- 課長補佐。キザであることから通称キザギリ。肩書きの通り御崎の腰巾着のような存在で刑事たちを小馬鹿にし、相模から怒鳴られる余り、隙あらばマツ達と共謀して蹴落とそうと企む。部下をアゴで使って自ら体を張る事を嫌がる、異常に臆病でヤクザへのガサ入れの度に機動隊の支援を要請し、ロッカーには機動隊のヘルメットが入っている。他には海外留学の経験があり所々英語を挟む今で言うルー語のような話し方をする、署内では海外ポルノ雑誌を読みふけり、トミーと同じく死体を目にするのも苦手で殺人事件の現場ではいつもハンカチに手を当てている。マツと同じく現場に行こうとするとドアにぶつかりこけてしまうのがお約束。
- 南田刑事(神山卓三)
- 西山刑事(井上和行)
- 庶務(経理)。第1シリーズ52話の台詞によると、下の名前は「デンゾウ」で、1948年(昭和23年)に赤坂署の警邏課に配属されてキャリアをスタート。無事定年を迎えるため、極力現場で仕事をさせず庶務をさせており、普段は富士見署の面々を易しく見守っているが昔は「オトシの西さん」と呼ばれ一目置かれていた。経費の私的流用、無駄遣いは許さない。
- 東刑事(成川哲夫)
- 体力派の刑事で堅実な捜査が持ち味。主に高村、南田らと組んで捜査をしており、「トン」「トンさん」と呼ばれる。番組開始当初は口ひげがトレードマークだったが序盤のみでその設定は無くなった。第2シリーズ17話の警察手帳から本名は「東洋一」である。
- 相模五郎警視正(石立鉄男)
- 警視庁本庁刑事部の管理官。捜査課の目付役で、本来は管内各署を巡察する。刑事だった亡きマツの父親を尊敬しており、その縁から家族のいないマツの身元保証人でもある。それ故マツに対しては常に激昂しつつも内心では心配している。序盤は登場しない回もある。「御崎ーッ!、御崎はいるかーッ!」と捜査課事務室に怒鳴り込んでくるのが定番。(職を離れれば)御崎とは無二の親友、その誼もあって(問題の多い)トミマツコンビの管理を彼に任せている事もあり、富士見署捜査課の暴走・逸脱ぶりには(多少)目を瞑ったり、本庁上層部に対する防波堤になっている。第1シリーズ44話で警視に降格[3]、捜査課長として富士見署に左遷される。マツは相模をその髪型から通称モジャモジャと呼んでいる。
- “鉄血課長”の異名をとる[5]富士見署の捜査課長。課長室に陣取り、咥え煙草でしゃべったり住宅広告を見ながらその価格(値段)を呟く場面が多々ある。(上司である)相模とは警察学校での同期。表面上は「上司と部下」の関係で接するが、二人きりになるとお互い「気の置けない、同期の親友」として接している。トミーの「変身」に関しては「『トミコ』と呼ばれなくとも、その格闘能力を発揮できるよう周囲も我慢・配慮すべし」との考えで、(弟のだらしなさから)「トミコ」と叫ぼうとした幸子を制止している。卓越した捜査指揮能力を持つも、一方で行き過ぎた捜査活動を取ることも多く、結果として(同期の相模に比しても)出世が遅れている。第1シリーズ43話で課長職を解かれる。
その他
- 岡野幸子(志穂美悦子)1~9・11~16・19・22・28・32・35・42・65話
- 通称サッチ。警官ではない。トミーの姉で、気弱な弟を強い男にしようと日々叱咤激励しているが、トミーの性格は変化なくうまくいかない。マツが憧れている女性でもあり当初は最終回でマツと結ばれる案も考えられていたが、作品のヒットによる放送期間延長などで無くなり第1シリーズ第42話にて麻薬Gメンの男性(原田大二郎)と結婚し降板となった。劇中では姉の役であった志穂美だが、弟・トミー役の国広より実際には2歳年下である。
- 森村万里子巡査→巡査部長(石井めぐみ)
- 当初は石井めぐみではなく、清嶋智子(第1シリーズ8話)や、ナンシー・チェニー(第1シリーズ17話)が演じていた。
- (石井は)第1シリーズ21話から出演。交通課所属、自己中心、自分の都合最優先な性格で自称幸子の一番弟子。登場以降ヒロイン、マドンナ役となりバディ物からトリオの刑事物へと変わっていく。トミーのことが好きで仕事中でも彼を見つけると、犯人追跡中のトミーに抱きついて結果的に逃亡の手助けをしたり、マツからは「チビ」「マリッペ」「大根足」と呼ばれているが実は好きである事を素直に言えないケンカ友達(三すくみの三角関係である。)で二人きりになると照れたり、自身の妄想に恋人役として度々登場するがまったく相手にされない所か命令であってもマツとの検挙や囮捜査を嫌がる、若しくは放棄し、ゆえにトミマツ2人と並んで富士見署の問題児になっている。第1シリーズ58話で昇進試験に合格し、トミマツコンビの(階級上は)上官となる[6]。
- おばさん(野村昭子)
- マツが暮らすアパート「富士見荘」の管理人。セミレギュラー。
ゲスト
第1シリーズ
※ この表の「エンドロール(ゲスト)」で、黒字の氏名はレギュラー出演者、青字と赤字の氏名はゲスト出演者。 ※ なお、レギュラー出演の石井めぐみ、成川哲夫、神山卓三、井上和行は、第43話まではゲスト出演者のクレジット(氏名のみ)であったが、第44話以降からはレギュラー出演者のクレジット(氏名と顔)に移行された。
第2シリーズ
※ この表の「エンドロール(ゲスト)」の氏名はゲスト出演者。
スタッフ
- 製作:大映テレビ・TBS
- タイトルアニメーション:日本サンライズ
- プロデューサー:春日千春、千原博司(大映テレビ)・樋口祐三、野村清(TBS)
- 脚本:放映リスト参照
- 監督:放映リスト参照
- 技斗:金田治(第1期中半より)
- 音楽:広瀬健次郎
- 予告ナレーター:芥川隆行
テーマ曲
- オープニングテーマはオリジナルのインストルメンタル
- 第1シリーズの43話まで、44話以降、第2シリーズの三つで、微妙にアレンジが異なる。
- エンディングテーマ
- WONDERFUL MOMENT(ワンダフル・モーメント)(第1シリーズ43話まで)
- マイ・ラブ-I Gave You My Love-(第1シリーズ44話から)
- 愛の静けさ(第2シリーズ 歌詞は1番2番混合)
- 歌はいずれも松崎しげるが担当。なお、「愛の静けさ」においては、松崎自身の作曲。
- 挿入歌
- 男のロマン
歌:国広富之
- 第2シリーズで、主として聞き込みシーンに使用。
放映リスト
第1シリーズ
回 | サブタイトル | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|
1 | 二人合せて一人前? | 長野洋 | 井上芳夫 |
2 | トミーの初恋・夢見街 | 長野洋 | 井上芳夫 |
3 | 女装で迫るトミーとマツ | 今井詔二 | 江崎実生 |
4 | 女ごころvs迷コンビ | 長野洋 | 江崎実生 |
5 | トミマツ真ッ青・女の戦争 | 江連卓 | 土井茂 |
6 | トミーにっこり、マツが死ぬ | 長野洋 | 井上芳夫 |
7 | あぁ煙突のてっぺんで | 江連卓 | 土井茂 |
8 | きまった!トミーの投げ銭 | 江連卓 | 井上芳夫 |
9 | トミマツのセメント詰め | 今井詔二 | 江崎実生 |
10 | トミマツの袋詰め | 長野洋 | 井上芳夫 |
11 | トミー変身の秘密 PART-I | 長野洋 | 土井茂 |
12 | 張り込み先の珍家族 | 茶田才 | 井上芳夫 |
13 | 銭湯でタイホ! 刑事も裸、犯人も裸 | 江連卓 | 湯浅憲明 |
14 | 愛の酔拳 オソ松失恋の恐怖 | 今井詔二 | 江崎実生 |
15 | 燃えよドラゴン 鎌倉の決闘 | 江連卓 | 井上芳夫 |
16 | マツがクビ、トミコ頼むぞ | 茶田才 | 土井茂 |
17 | キン好きトミ好き、マツ嫌い | 江連卓 | 岡本弘 |
18 | 花の芸者に恋したトミー | 長野洋 | 井上芳夫 |
19 | 女抱きつきスリ大騒動 | 長野洋 | 土井茂 |
20 | 高校三年生と年上の女 | 今井詔二 | 井上芳夫 |
21 | トミーのファーストキス | 今井詔二 | 土井茂 |
22 | 変身の秘密PART-2[注釈 2] | 長野洋 | 井上芳夫 |
23 | 男ならトミコぬきで勝負しろ! | 江連卓 | 江崎実生 |
24 | アタリ!女のカンなのね | 長野洋 | 井上芳夫 |
25 | トミーまっ青、マツのお見合い | 江連卓 | 土井茂 |
26 | 決戦!トミコ対マツコ | 長野洋 | 江崎実生 |
27 | 女は不良が好きなのよ?! | 今井詔二 | 井上芳夫 |
28 | トミーびっくり、マツの変身 | 江連卓 | 土井茂 |
29 | 激負け! トミマツのホテルマン | 江連卓 | 湯浅憲明 |
30 | チョンボな変装、 尻かくさず | 長野洋 | 井上芳夫 |
31 | トミマツまっ青、 女の激突 | 長野洋 | 井上芳夫 |
32 | ああ!トミマツの 4回戦ボーイ | 江連卓 | 土井茂 |
33 | 奇妙きてれつ、 ダブル変身 | 長野洋 | 土井茂 |
34 | 海だ、水着だ、ギャル一杯 | 長野洋 | 土井茂 |
35 | のぞいちゃ駄目よ! トミーとマツ | 江連卓 | 井上芳夫 |
36 | トミマツやりすぎ! 課長をタイホ | 長野洋 | 井上芳夫 |
37 | トミマツの ダンシングオールナイト | 江連卓 | 土井茂 |
38 | 久美子! 恋の三角レースだよン[注釈 3] | 長野洋 | 江崎実生 |
39 | トミマツの、 健康美なのだ! | 今井詔二 | 土井茂 |
40 | Oh NO! 悪い予感は必ず当る | 今井詔二 | 江崎実生 |
41 | 俺はハードボイルドだど! | 江連卓 | 土井茂 |
42 | サッチが結婚 トミー激祝マツ激怒 | 長野洋 | 江崎実生 |
43 | ゆきすぎ課長辞職! さて後任は? | 長野洋 | 土井茂 |
44 | トミマツまっ青、 情無用の新課長 | 長野洋 | 井上芳夫 |
45 | トミマツの、 ヤマトよ永遠に | 江連卓 | 江崎実生 |
46 | トミマツ卒倒! 新課長、死のドライブ | 長野洋 | 安室修 |
47 | 決まった!おそマツの 大ギャング | 江連卓 | 井上芳夫 |
48 | マツもびっくり! 山びこ変身 | 長野洋 | 井上芳夫 |
49 | 当った星占い! 今日は水難の相 | 江連卓 | 江崎実生 |
50 | トミマツもん絶! 花嫁が消えた | 長野洋 | 江崎実生 |
51 | どじどじコンビと 恐怖の女すり団 | 江連卓 | 土井茂 |
52 | アッ?マツが トミーを射殺した! | 長野洋 | 井上芳夫 |
53 | 夜更けのダンスは 死のタンゴ | 山本邦彦 | 土井茂 |
54 | 文句あっか?! アタシは空手三段よ | 長野洋 | 井上芳夫 |
55 | トミマツ卒倒! 真冬に出たぞ女幽霊 | 今井詔二 | 江崎実生 |
56 | 尼僧院の悪魔! トミマツ大混線!! | 長野洋 | 江崎実生 |
57 | トミマツ腰抜け、 女は魔物だ! | 江連卓、山中伊知郎 | 井上芳夫 |
58 | 七転八倒! トミマツの昇進試験 | 山本邦彦 | 安室修 |
59 | ドッキリ写真! 女の後ろに犯人が!! | 長野洋 | 土井茂 |
60 | ナヌ!ドラマの犯人が 本物だァ? | 今井詔二 | 井上芳夫 |
61 | 雨降るボトル! トミマツ死の恐怖!! | 江連卓 | 井上芳夫 |
62 | キャッ! 水曜日の切り裂き魔 | 江連卓 | 江崎実生 |
63 | 悪党め! ちん兵器で御用だ!! | 今井詔二 | 江崎実生 |
64 | アリ?!トミー人質 マツは医者 | 山本邦彦 | 井上芳夫 |
65 | しばしお別れ、 トミマツ大サービス | 長野洋 | 井上芳夫 |
第2シリーズ
回 | サブタイトル | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|
1 (66) | 絶望! やっぱり駄目だ このコンビ | 長野洋 | 江崎実生 |
2 (67) | トミコ大合唱! ムム、なめんなよ | 長野洋 | 江崎実生 |
3 (68) | トミマツ卒倒! パトカー 死のドライブ | 江連卓 | 井上芳夫 |
4 (69) | トミー失神! マツの死を呼ぶ警察手帳 | 長野洋 | 井上芳夫 |
5 (70) | トミマツの阿波踊り! 爆弾魔のふざけた命令 | 畑嶺明 | 湯浅憲明 |
6 (71) | トミー仰天! マツの巨大デベソ突き | 江連卓 | 江崎実生 |
7 (72) | トミマツふらふら! ジャズダンスに潜入 | 畑嶺明 | 江崎実生 |
8 (73) | 漁港の決闘! 決ったトミーの鯨突き | 江連卓 | 湯浅憲明 |
9 (74) | 行けゆけ! 忍者トミコちゃん | 長野洋 | 湯浅憲明 |
10 (75) | マツ気絶! 巨大クレーン対ターザントミー | 長野洋 | 江崎実生 |
11 (76) | 強烈! 香港カラテ対トミー空手 | 江連卓 | 江崎実生 |
12 (77) | トミーの月光仮面、 恐怖の大爆走! | 畑嶺明 | 湯浅憲明 |
13 (78) | トミマツ丸焼き! 死のピクニック | 長野洋 | 湯浅憲明 |
14 (79) | 危うし裸少女! トミー必殺の投げ皿 | 江連卓 | 土屋統吾郎 |
15 (80) | 笑撃のガンプレイ! 噴火口の対決 | 江連卓 | 江崎実生 |
16 (81) | トミマツまっ青! おとこ女が出たァ | 長野洋 | 江崎実生 |
17 (82) | アリャ?! カラテ美女の意外な弱点 | 秩父久方 | 江崎実生 |
18 (83) | 死ぬゥ! 廃車場の人間スクラップ | 畑嶺明 | 宮下克彦 |
19 (84) | 城ヶ島の対決! トミマツvs凶悪軍団 | 江連卓 | 竹本弘一 |
20 (85) | 絶望! 火葬場行き死の特急便 | 今井詔二 | 降旗康男 |
21 (86) | 敵は脱獄犯! トミマツ死の珍道中 | 長野洋 | 江崎実生 |
22 (87) | トミマツ呆然! 課長必殺の突撃 | 江連卓 | 江崎実生 |
23 (88) | トミマツ降伏! 悪党死の水攻め | 長野洋 | 土屋統吾郎 |
24 (89) | 行け猿島へ! モジャ課長死のピンチ | 江連卓 | 竹本弘一 |
25 (90) | ネス湖の怪獣? トミーの水中変身 | 長野洋 | 江崎実生 |
26 (91) | 湖の対決! トミー死の円月殺法 | 江連卓 | 江崎実生 |
27 (92) | トミマツ卒倒! 出たァ アメリカ仕込みの蛇女 | 江連卓 | 湯浅憲明 |
28 (93) | 決ったァ! トミーの飛行機投げ | 江連卓 | 土屋統吾郎 |
29 (94) | 大ピンチ! 恋した男は変身できぬ? | 江連卓 | 江崎実生 |
30 (95) | トミマツ生き埋め! 「トミコ」が出ない!! | 長野洋 | 江崎実生 |
31 (96) | 死ね! かよわいギャルをだます奴 | 長野洋 | 宮下克彦 |
32 (97) | 倒せ殺人空手! トミーの延ズイ蹴り | 江連卓 | 江崎実生 |
33 (98) | トミマツの 「喜劇・ターザン拳」 | 長野洋 | 江崎実生 |
34 (99) | 放火魔まて! トミー恐怖の綱わたり | 江連卓 | 竹本弘一 |
35 (100) | 空から車が降る港 あゝトミマツのW変身 | 江連卓 | 竹本弘一 |
36 (101) | ジャッキートミーの グラグラ酔拳 | 江連卓 | 江崎実生 |
37 (102) | 死ぬゥ! トミマツの人間せんべい | 長野洋 | 江崎実生 |
38 (103) | マツが妊娠? 課長突然の恐怖 | 今井詔二 | 竹本弘一 |
39 (104) | 進めトミマツ! 人間戦車だ!! | 江連卓 | 宮下克彦 |
40 (105) | マツも仰天 空飛ぶトミー | 江連卓 | 土屋統吾郎 |
41 (106) | もう嫌だ! コンビ解消独立します | 長野洋 | 土屋統吾郎 |
その後のトミーとマツ
- 1986年12月に、国広・松崎のW主演でフジテレビ系「月曜ドラマランド」枠にて『白バイ野郎ジョン&パンチ』を意識した『白バイ野郎!トミー&マツ』なる単発ドラマが放送されたが、復活では無く役名も設定も別物。
- 1987年に公開された映画『湘南爆走族』に国広・松崎のコンビで、トミー&マツを彷彿させる交通課の警官として友情出演している。
- 国広は後年『はぐれ刑事純情派』にレギュラー出演。2004年のスペシャルで松崎が犯人役でゲスト出演した際、国広は取調べのシーンで「あんたを見てると、昔の仲間を思い出してな」というセリフを言っている。
- 2007年 映画『ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森』にて、トミーとマツが25年振りに復活した。2008年 ケータイ刑事 銭形海3rdシーズンで、松山進が登場した為、トミーとマツの両方がケータイ刑事シリーズに登場した。
- 2011年2月21日の『関口宏の東京フレンドパークII』にトミマツコンビでゲスト出演した。
- 同年公開されたアニメ映画『ハイブリッド刑事』にもトミマツがハイブリッド課刑事の一人として登場。
- 2012年6月17日の『NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE』に大日本ジェネラル経理部部長・副部長、噂の経理トミーとマツとしてトミマツコンビでゲスト出演した。
製作側について
- マツの「トミコ!」の台詞と共にトミーが耳をピクピク動かすというアクションは、松崎によるとE・H・エリックの耳を動かす芸をヒントにしていたという。最初は針金で耳を動かしていたが、後になって国広が針金無しで耳を動かせるようになっていたという[7]。
ネット局について
- 信越放送・北陸放送・熊本放送では、この番組放送期間中の水曜20時台は日本テレビ系列の番組を放送していたため、放送されなかった(信越放送と熊本放送では1982年4月から放送開始)。北陸放送では、本放送終了後に、平日夕方4時台に集中放送を行っている。その一方で、フジテレビ系列とのクロスネット局だった福島テレビ[注釈 6]とテレビ山口では同時ネットで放送していた。
- フジテレビ系列の秋田テレビおよびテレビ愛媛、そして放送当時日本テレビ系列単独だった福井放送でも平日午後に集中放送を行っていた。特に福井放送は、北陸放送よりも先に放送していた。
- テレビ朝日系列のIAT岩手朝日テレビでは、TBSから同番組を全話購入し2004年に平日16時台(後に14時台)に集中放送を行った(本放送は岩手放送(現:IBC岩手放送))。
DVD化
ポニーキャニオンから2003年2月19日にトミーBOX(1 - 11話収録)3月19日にマツBOX(12 - 22話収録)が発売されているが、2018年6月現在まで続刊は発売されておらず未完となっている。
奇跡の刑事 トミー&マツ
月刊YOUに、ドラマを原案とした漫画『奇跡の刑事 トミー&マツ』が連載されていた。単行本は全5巻で3巻以降は電子版のみ。
- 主要登場人物
- 岡崎富男(おかざきとみお)
- 通称トミー。人物像はドラマの岡野富夫に相当する。毎回怯えているとマツから「トミコ」と言われ激怒しながら人格が変わり、我に返ると人格変化中のことを忘れている。
- 松田進(まつだすすむ)
- 通称マツ。人物像はドラマの松山進に相当する。独断専行を同僚や上司から注意されている。
- 単行本
- 単行本(電子書籍)
- 1巻(2017年4月25日発売[10])
- 2巻(2017年8月25日発売[11])
- 3巻(2017年11月24日発売[12])
- 4巻(2018年4月25日発売[13])
- 5巻(2018年7月25日発売[14])
脚注
- ^ この第18話のみ、ゲストとして出演。芸者役。
- ^ a b テレビ放送画面のこのサブタイトルでは、「トミー」という言葉は付いていない。
- ^ a b テレビ放送画面のこのサブタイトルでは、だよンの「ン」は小文字表記であった。
- ^ 劇中に同局のワイドショー「3時にあいましょう」が登場した為。
- ^ 巽の己は「巳」の表記。
- ^ 現在はフジテレビ系列。
出典
- ^ 荒ぶる「刑事ドラマ」の男たち(5)噂の刑事トミーとマツ 松崎しげる 2019年12月26日閲覧。
- ^ 週刊テレビガイド 1979年10月12日号 p.4
- ^ テレビ50年史(東京ニュース通信社)2000年12月10日発行「人気刑事ドラマの役職・階級」
- ^ 第20話台本(2019年11月現在、国立国会図書館で閲覧可能)の8頁(配役欄)で「警部」の表記有り。
- ^ 噂の刑事トミーとマツ ドラマ・時代劇 TBSチャンネル 2019年12月26日閲覧。
- ^ 『週刊TVガイド』(東京ニュース通信社)「テレビ50年史」2000年12月10日発行「人気刑事ドラマの役職・階級」
- ^ アサヒ芸能(徳間書店)2018年3月22日号 p.46 - 53「激情のオール直撃ワイド 俺たちがシビれた刑事ドラマ50年の勲章」より。
- ^ “奇跡の刑事 トミー&マツ 1”. 集英社. 2018年11月25日閲覧。 ISBN 978-4-08-845741-3
- ^ “奇跡の刑事 トミー&マツ 2”. 集英社. 2018年11月25日閲覧。 ISBN 978-4-08-845798-7
- ^ “奇跡の刑事 トミー&マツ 1”. 集英社. 2018年11月25日閲覧。
- ^ “奇跡の刑事 トミー&マツ 2”. 集英社. 2018年11月25日閲覧。
- ^ “奇跡の刑事 トミー&マツ 3”. 集英社. 2018年11月25日閲覧。
- ^ “奇跡の刑事 トミー&マツ 4”. 集英社. 2018年11月25日閲覧。
- ^ “奇跡の刑事 トミー&マツ 5”. 集英社. 2018年11月25日閲覧。
関連項目
- 刑事ドラマ
- 大映テレビ
- 増田屋コーポレーション(玩具メーカー。放送当時、本作をモデルとしたゲーム盤を発売)
外部リンク
TBS系 水曜20時台(1979年10月 - 1981年3月) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
噂の刑事トミーとマツ
(第1シリーズ) |
||
TBS系 水曜20時台(1982年1月 - 12月) | ||
秘密のデカちゃん
|
噂の刑事トミーとマツ
(第2シリーズ) |
|
TBS系 水曜20:54 - 20:55枠(1982年1月 - 9月) | ||
秘密のデカちゃん
(20:00 - 20:55) |
噂の刑事トミーとマツ
(第2シリーズ) 【1分縮小して継続】 |