クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃
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映画 クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃 | |
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Crayon Shin-chan Fast Asleep! Dreaming World Big Assault! | |
監督 | 高橋渉 |
脚本 |
劇団ひとり 高橋渉 |
原作 | 臼井儀人 |
出演者 |
矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ |
主題歌 | ケツメイシ「友よ 〜 この先もずっと…」 |
製作会社 |
シンエイ動画 テレビ朝日 ADK 双葉社 |
配給 | 東宝 |
公開 | 2016年4月16日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃 |
『クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』(クレヨンしんちゃん ばくすい! ユメミーワールドだいとつげき)は、2016年4月16日に公開予定の『クレヨンしんちゃん』劇場映画24作目。
キャッチコピーは「寝ねば。」、「目覚めよ、しんのすけ。[1]」、「この男、寝てても最強。」、「大丈夫!!オラが寝るから」。
概要
ストーリー案
今作は『バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(2013年)以来3年ぶり4回目となるカスカベ防衛隊がメインの作品となり、映画シリーズで初めて「夢」を舞台としている[2]。夢を舞台に据えるというアイデアは共同脚本を務めた劇団ひとりが「自分は昔から夢に興味があり、その不思議な魅力に迫りたい」という理由で提案したものである[2]。
スタッフ
監督は前作『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』(2015年)の監督を務めた橋本昌和から、第22作『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(2014年)の監督を務め、アニメシリーズの演出・絵コンテも務める高橋渉に再度バトンタッチ。
脚本は高橋とお笑い芸人としては初の劇団ひとりとの共同執筆で、劇団ひとりは「ファンも多い作品ですから、プレッシャーも大きかったですが、世界観を壊さないように、かといって今までと同じにならないよう、スタッフの方々と何度も打ち合わせを繰り返し、7、8カ月ほどかけて推敲を重ねました」と明かしている[2]。また、監督が脚本を執筆するのは第16作『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』(2008年)の本郷みつる以来、8年ぶりであり、高橋が『クレヨンしんちゃん』の脚本に関わるのはテレビシリーズを含め今作が初となる。
本作以降の園長先生役は納谷六朗に代わり、2代目の森田順平が演じている。
ゲスト声優
2016年2月17日にはゲスト声優として俳優の安田顕、女優の吉瀬美智子、そして本人役としてお笑い芸人のとにかく明るい安村が起用されることが発表された[3]。ゲスト声優にお笑い芸人が起用されるのは5年連続13作目である。ヒロインのサキを演じる川田妙子は第2作「ブリブリ王国の秘宝」(1994年)以来劇場版シリーズには22年ぶりの出演となる。
主題歌
主題歌は当初、ゲスの極み乙女。が担当する予定となっていたが、同バンドのボーカル・川谷絵音の不倫騒動においての不誠実な態度の影響から、「子供や家族連れのファンにはふさわしくない」との理由で取り下げとなった。その後、2016年2月12日に候補に挙がっていたケツメイシが担当することが分かり、2月26日にテレビで放映された予告編にて、「友よ ~ この先もずっと…」であることが判明した[4][5]。
テレビシリーズにおける関連作品
2016年1月22日放送分からは、オープニング前にひまわり以外の野原家の眠れないエピソードを描いた30秒ほどのショートストーリー「眠れないシリーズ」が開始された。
放送日 | タイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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1月22日 | 眠れないオラだゾ | ムトウユージ | 木村陽子 | |
1月29日 | 眠れない父ちゃんだゾ | |||
2月5日 | 眠れないシロだゾ | |||
2月12日 | 眠れない母ちゃんだゾ | 平井峰太郎 |
ストーリー
ある日、春日部に毎晩、楽しい夢が見られる世界、ユメミーワールドが突如現れた。何でも叶う夢の世界の訪れに、しんのすけたちは喜びいっぱい。しかし突然、夢が悪夢の世界へと姿を変えてしまう。時を同じくして、春日部の街にやってきた少女・サキ。 しんのすけたちカスカベ防衛隊の仲間になり悪夢に立ち向かうと約束するが、サキにはある秘密があった…。
キャラクター
- 貫庭玉サキ(ぬばたま さき)
- 春日部に引っ越してきた謎の少女。紫色の髪に黒いリボンと着けている。
- 貫庭玉夢彦(ぬばたま ゆめひこ)
- サキの父で夢の研究者。赤と青の2色の髪の毛にシルクハットを被っている。ユメミーワールドを生み出し、春日部市民の夢を悪夢に変えてしまう。
- 貫庭玉サユリ(ぬばたま さゆり)
- サキの母。夢彦と同じく夢の研究をしている。
キャスト
- 野原しんのすけ - 矢島晶子
- 野原みさえ - ならはしみき
- 野原ひろし - 藤原啓治
- 野原ひまわり - こおろぎさとみ
- 風間トオル / シロ - 真柴摩利
- 桜田ネネ - 林玉緒
- 佐藤マサオ - 一龍斎貞友
- ボーちゃん - 佐藤智恵
- 園長先生 - 森田順平[注 1]
- よしながみどり - 七緒はるひ
- まつざか梅 - 富沢美智恵
- 上尾ますみ - 三石琴乃
- 大原ななこ - 伊藤静
- ヨシリン - 阪口大助
- ミッチー - 大本眞基子
- 貫庭玉サキ - 川田妙子
- 貫庭玉夢彦 - 安田顕[3](特別出演)
- 貫庭玉サユリ - 吉瀬美智子[3](特別出演)
- とにかく明るい安村 -とにかく明るい安村(特別出演・本人役)
スタッフ
主題歌
- オープニングテーマ「キミに100パーセント」(ワーナーミュージック・ジャパン/unBORDE)
- 作詞・作曲・編曲 - 中田ヤスタカ / 歌 - きゃりーぱみゅぱみゅ
- エンディングテーマ「友よ 〜 この先もずっと…」(avex trax)
- 作詞・歌 - ケツメイシ / 作曲・編曲 - ケツメイシ、田尻知之、本澤尚之
脚注
注釈
- ^ 予告編のナレーションも担当。
出典
- ^ 『オラの引越し物語』映像ソフト収録の特報映像より。
- ^ a b c “劇団ひとり:映画「クレヨンしんちゃん」で脚本担当 「プレッシャー大きかった」”. まんたんウェブ (2015年10月30日). 2015年10月31日閲覧。
- ^ a b c “「映画クレヨンしんちゃん」に安田顕、吉瀬美智子、とにかく明るい安村が参加”. 映画ナタリー (2016年2月17日). 2016年2月17日閲覧。
- ^ “ゲス極、子供に人気の映画主題歌消滅…不倫騒動代償”. 日刊スポーツ (2016年2月6日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “ケツメイシとクレヨンしんちゃん「おケツタッグだゾ」”. スポーツ報知 (2016年2月12日). 2016年2月12日閲覧。