パコと魔法の絵本

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パコと魔法の絵本
PACO and The Magical Book
監督 中島哲也
製作 「パコと魔法の絵本」製作委員会
脚本 中島哲也
門間宣裕
出演者 役所広司(主演)
アヤカ・ウィルソン(主演)
妻夫木聡
土屋アンナ
阿部サダヲ
加瀬亮
木村カエラ
音楽 ガブリエル・ロベルト
撮影 阿藤正一
尾澤篤史
編集 小池義幸
配給 日本の旗 東宝
公開 日本の旗 2008年9月13日
中華民国の旗 2009年3月6日[1]
上映時間 105分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 23.6億円[2]
allcinema
キネマ旬報
IMDb
  

パコと魔法の絵本』(ぱことまほうのえほん :PACO and The Magical Book)は、2008年製作の日本映画

2004年に全国8都市で公演された後藤ひろひと原作の舞台『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』を、『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』などの監督で知られる中島哲也が長編日本映画としては初めて3DのフルCGと実写を駆使し新たな解釈で映像化。

公開時のキャッチコピーは「子どもが大人に、読んであげたい物語。

目次

[編集] あらすじ

そう遠くはない昔、あるところに変な人ばかりが集まる病院があった。院内一の嫌われ者だった偏屈なクソジジイの大貫は、ある日パコという少女と出会う。彼女にも意地悪にしか接せられない大貫は、パコが悪事を働いたと誤解して頬っぺたを引っ叩いてしまう。翌日、何事もなかったように大貫に近づいたパコだったが、彼が自分の頬っぺたに「触れた」ことは覚えていた。彼女は両親を失った事故で、自身も一日しか記憶を保てなくなったのに。相手は自分を引っ叩いたのに。クソジジイの大貫なのに。覚えていたのだ! 彼女の記憶に”何か”を残すことが出来るかも?彼女のために”何か”出来るかも?大貫は病院の皆に頭を下げ、一緒にパコの愛読する絵本を演劇として演じてくれと懇願する。

[編集] 興行成績

2008年9月13日に日本全国292の劇場で公開され[3]、週末興行成績で初登場2位となった。1位は公開3週目の20世紀少年が堅守した。客層は男女比26対74で、家族や女性を中心とした広い客層を呼び込み、初日からの連休3日間で382,700人を動員、興行収入467,929,100円を上げた[4]。公開3週目には動員数が100万人に達し、興収は13億円を突破[5]。日本国内の公開年度内最終収益は23.6億円に達した[2]

[編集] キャスト

括弧内はクリスマス劇中での役名

  • 大貫(ガマ王子):役所広司
    • 入院患者・浩一のおじ・大会社の会長。傲慢で乱暴者。悪態をつき、意地悪ばかりしているため、入院患者からはクソジジイと呼ばれていたが、パコに出会ってから変わっていく。
  • パコ:アヤカ・ウィルソン
    • 入院患者。交通事故の後遺症で、1日しか記憶が保たれない記憶障害の少女。両親は同じ交通事故で亡くなっている。
  • 室町(ザリガニ魔人):妻夫木聡
    • 入院患者。自殺癖が強くその度に入退院を繰り返している。子供の頃は超売れっこの子役だったため、大人の俳優になりきれない事を悩んでいる。薬物依存症。
  • 龍門寺(ミズスマシ君):山内圭哉
    • 入院患者。銃の暴発(?)で怪我を負い入院しているヤクザ。
  • 木之元(ガマ姫・ガマ王子の母):國村隼
    • 入院患者。ジュディ・オング好きのオカマ。子持ち。怪我は治っているが、賠償金を吊り上げるため入院を無理に延ばしている。
  • 滝田(サカナ):劇団ひとり
    • 入院患者。消防車に轢かれて怪我を負った間抜けな消防士。人命救助を生きがいにしている。
  • 堀米(ヤゴ):阿部サダヲ
    • 神出鬼没で掴み所のない謎の入院患者。空気が読めない。何のため入院しているのかは不明。
  • 浩一(アメンボ・ガマ王子の家来):加瀬亮
    • 大貫の・雅美の夫。頼りない感じの男。
  • 雅美(沼エビの魔女):小池栄子
    • 看護師・浩一の妻。悪魔的な性格で、事ある度に夫に噛みつく癖がある。金のため大貫に媚びを売る女。浩一からは雅美ちゃんと呼ばれている。
  • タマ子(メダカちゃん):土屋アンナ
  • 浅野(タニシ):上川隆也
    • 変装好きの医者。
  • 木村カエラ
    • 劇中で歌う包帯ぐるぐる巻きの入院患者。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

[編集] 受賞歴

  • 撮影賞候補
  • 美術賞候補
  • 視覚効果賞候補
  • 技術賞
  • 最優秀美術賞
  • 優秀監督賞
  • 優秀主演男優賞
  • 優秀音楽賞
  • 優秀撮影賞
  • 優秀照明賞
  • 優秀録音賞
  • 優秀編集賞
  • 新人俳優賞
  • 映画館スタッフが選ぶ、2008年に最もスクリーンで輝いた映画 第47位

[編集] その他

  • 2008年7月29日に東京都内で行われた完成披露記者会見で、約400万円の制作費をかけて作られた高さ3m、幅4.2mの絵本が登場。「世界最大の飛び出す絵本」としてギネスブックに申請された[11]
  • 有名アニメや有名コントのパロディが随所で見られる。

[編集] 脚注

  1. ^ "幸福的魔法繪本". 星光大道. 2009年2月16日 閲覧。
  2. ^ a b "2008年(平成20年)全国映画概況". 社団法人日本映画制作者連盟. 2009年2月16日 閲覧。
  3. ^ "『パコと魔法の絵本』も健闘20億確実". Variety Japan (2008年9月13日). 2008年9月14日 閲覧。
  4. ^ "映画興行成績ランキング 2008年9月13日~2008年9月14日(全国集計)". goo映画. 2008年9月20日 閲覧。
  5. ^ "映画興行成績ランキング 2008年9月27日~2008年9月28日(全国集計)". goo映画. 2008年10月7日 閲覧。
  6. ^ "Asia Filmfest 2008". Asia Filmfest. 2009年4月3日 閲覧。
  7. ^ "Asian Film Awards 2009". Asian Film Awards. 2009年4月3日 閲覧。
  8. ^ "第63回(08年)毎日映画コンクール 受賞者及び受賞作品 決定!". 毎日映画コンクール. 2009年4月5日 閲覧。
  9. ^ "第32回日本アカデミー賞". 日本アカデミー賞. 2009年4月3日 閲覧。
  10. ^ "映画館大賞|受賞作品&投票結果 21位〜216位". 映画館大賞実行委員会. 2009年4月7日 閲覧。
  11. ^ "「パコと魔法の絵本」、役所広司ら完成披露会見". 文化通信.com (2008年7月30日). 2008年8月1日 閲覧。

[編集] 外部リンク

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