あいおいニッセイ同和損害保険
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒150-8488 東京都渋谷区恵比寿1-28-1 |
設立 | 1918年6月30日 |
業種 | 保険業 |
法人番号 | 3011001027739 |
事業内容 | 損害保険事業 |
代表者 | 代表取締役社長 鈴木久仁 |
資本金 | 1,000億円 |
売上高 | 1兆1,608億円<正味収入保険料(2015年3月31日現在)> |
総資産 | 3兆4,707億円<総資産(2015年3月31日現在)> |
従業員数 | 約13,000人(2015年3月31日現在) |
支店舗数 | 115か所 |
外部リンク | http://www.aioinissaydowa.co.jp/ |
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(あいおいニッセイどうわそんがいほけん、英: Aioi Nissay Dowa Insurance Co.,Ltd)は日本の損害保険会社である。 現在MS&ADインシュアランスグループホールディングス傘下の子会社で中核企業である。
概要
あいおい損害保険株式会社とニッセイ同和損害保険株式会社が、2010年(平成22年)10月に合併して誕生した。同グループの三井住友海上火災保険株式会社とは、MS&AD HDの下に併存する形となり、商品も二社で一つの商品を販売するなど合併に近い(経営統合)機能別再編という形態をとっている。合併後も、トヨタグループ及び日本生命グループとの提携関係は維持されている。尚、あいおい損害保険は大東京火災海上保険と千代田火災海上保険が、ニッセイ同和損害保険は同和火災海上保険とニッセイ損害保険とがそれぞれ、2001年(平成13年)4月に合併して誕生した会社である。
2013年10月からは三井住友海上火災保険や三井住友海上あいおい生命保険との間で機能別再編が行われている。機能別再編により、当社はトヨタグループや日本生命グループとの提携関係の強化しつつ、地域密着型営業を行う事業会社となる[1]。
主力商品
現在
- TOUGH(タフ)シリーズ - 個人向け商品
- TOUGHBiz(タフビズ)シリーズ - 法人向け商品
- TOUGHBiz 事業用自動車総合保険(自動車保険)
- TOUGHBiz 事業者総合保険(火災保険)
- TOUGHBiz 役職員傷害保険(傷害保険)
- TOUGHBiz 賠償総合保険(新種保険)
- TOUGHBiz 建築業総合保険(新種保険)
- TOUGHBiz 運送業総合保険(新種保険)
- TOUGHBiz 物流総合保険(海上保険)
過去
なお、自賠責保険・地震保険など、「TOUGH(タフ)」・「TOUGHBiz(タフビズ)」シリーズを名乗らない製品がある。グループ会社である三井住友海上にも共通ブランドのGKシリーズがあるが、個人向けのみで且つ、介護保険は別ブランドで展開するという違いがある。
沿革
詳細は「あいおい損害保険」および「ニッセイ同和損害保険」を参照
あいおい損害保険
- 1913年(大正2年) - 門野幾之進ら千代田生命保険関係者の手により、千代田火災保険設立。
- 1918年(大正7年)8月 - 東京動産火災保険設立。
- 1918年(大正7年) - 東神火災保険設立。
- 1944年(昭和19年) - 大倉財閥系の大倉火災海上保険が、富国火災海上保険(旧小樽貨物火災保険)と合併。
- 1944年(昭和19年)8月 - 東京動産火災保険が、東神火災保険を合併し、大東京火災保険に改称。
- 1945年(昭和20年)10月 - 千代田火災保険が、大倉火災海上保険と合併し、大倉千代田火災海上保険となる。
- 1946年(昭和21年) - 大倉千代田火災海上保険が千代田火災海上保険に改称。
- 1949年(昭和24年)6月 - 大東京火災保険が大東京火災海上保険に改称。
- 1959年(昭和34年) – 千代田火災保険が、千代田生命とともに東海銀行(現・三菱東京UFJ銀行)、トーメン(現・豊田通商)と提携。
- 2001年(平成13年)4月 - 大東京火災海上保険が千代田火災海上保険と合併し、あいおい損害保険に改称。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 株式交換によりニッセイ同和損害保険と共に三井住友海上グループホールディングスの完全子会社となり、三井住友海上グループホールディングスは同日付でMS&ADインシュアランスグループホールディングスに商号変更
ニッセイ同和損害保険
- 1897年(明治30年)11月 創業。
- 1907年(明治40年) 岡崎財閥創設者・岡崎藤吉により神戸海上運送火災保険が設立される
- 1944年(昭和19年)3月 戦時経済・金融統制のもとに、企業統合・再編が進められ、横浜火災海上保険、共同火災海上保険、神戸海上火災保険、朝日海上火災保険(現存する野村系の朝日火災海上保険とは無関係)が新設合併して同和火災海上保険が設立される。社長は岡崎真一。合併時は、東京海上火災保険についで業界2位の地位を占めていた。
- 戦後、自動車保険事業への先見性がなく、モータリゼーション到来以降、業界12位へ転落する。
- 1996年(平成8年) 生命保険事業に乗り入れ、子会社として同和生命保険を設立。
- 1996年(平成8年) 日本生命が損害保険事業に乗り入れ、子会社としてニッセイ損害保険を設立。
- 2001年(平成13年)4月 同和火災海上保険とニッセイ損害保険が合併してニッセイ同和損害保険となり、ニッセイアセットマネジメント株式会社、ニッセイ情報テクノロジー株式会社と共にニッセイグループの中核会社となる(1996年に設立した同和生命保険は会社を清算し、保有契約は日本生命へ包括移転)。
- 日本生命は筆頭株主となっているが(合併前の同和火災海上保険は日本生命が筆頭株主)、持株比率は50%未満であり、同社の子会社ではない。これに対して、他の2社は日本生命の子会社(持株比率が50%超)である。
- 2010年(平成22年)4月 - 株式交換により、あいおい損害保険と共に三井住友海上グループホールディングスの完全子会社となり、三井住友海上グループホールディングスは同日付でMS&ADインシュアランスグループホールディングスに商号変更
あいおいニッセイ同和損害保険
- 2010年(平成22年)10月 - あいおい損害保険が、ニッセイ同和損害保険と合併しあいおいニッセイ同和損害保険に社名変更。保険商品ブランドを「TOUGH」(タフ)及び「TOUGHBiz」(タフビズ)に統一。
- 2014年(平成26年)4月 - グループ内の機能別再編[1]の一環として、
- 船舶保険並びに航空・宇宙保険を三井住友海上火災保険へ移管(保有契約については同日以降に満期を迎えるタイミングで三井住友海上火災保険へ切替・移行)。
- 第三分野長期契約のうち、一部を除く新規契約を三井住友海上あいおい生命保険へ移管(三井住友海上あいおい生命保険の代理店委託受託により、あいおいニッセイ同和損害保険の代理店で販売される)。
- 2014年(平成26年)10月 - グループ内の機能別再編[1]の一環として
- 貨物・運送保険を三井住友海上火災保険へ移管(保有契約については同日以降に満期を迎えるタイミングで三井住友海上火災保険へ切替・移行)。
- 三井住友海上火災保険のモーターチャネル代理店(整備工場・中古車販売・自動車関連・二輪販売を主たる業務とする副業代理店等)のうち、あいおいニッセイ同和損害保険を主要取引先とするモーターチャネル代理店を移管(移行対象の代理店経由で三井住友海上が保有する保険契約については同日以降に迎えるタイミングで切替・移行)。
関連会社
- au損害保険(あいおいニッセイ同和損害保険とKDDIの共同出資による損害保険会社)
- あいおいNDIサポートBOX(2010年(平成22年)10月にあいおいサポートBOXとNDI保険サービスが合併)
- あいおいニッセイ同和自動車研究所(2010年(平成22年)10月にあいおい保険自動車研究所から商号変更)
- あいおいニッセイ同和損害調査(2010年(平成22年)10月にあいおい損害調査とニッセイ同和損害保険調査が合併)
- ふれ愛ドゥライフサービス
- CSデスク
- e-Net少額短期保険
- 全管協SSIホールディングス(2011年(平成23年)10月に全管協共済会の単独株式移転により設立)
- 全管協共済会
- エタニティ少額短期保険(2011年(平成23年)11月に全管協SSIホールディングスの傘下となる)
テレビCM出演者
- あいおいニッセイ同和
提供番組
- 2015年7月現在
※提供開始から弊社のCMが流れているが、親会社のMS&AD インシュアランスグループに提供を譲っている。
- 過去
- 金曜ロードショー(日本テレビ系)
- 開運!なんでも鑑定団(宮崎放送)
- ソロモン流(テレビ東京系)
- アイアンシェフ(フジテレビ系)
- 金曜プレステージ(フジテレビ系)
- 東海ラジオ ガッツナイター(東海ラジオ、あいおい損保時代から不定期でスポンサーになっていた)
- ニッポン放送交通情報(ニッポン放送、「あいおいニッセイ同和損保の損害保険・TOUGH」名義)
関連項目
脚注
- ^ a b c 三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社および三井住友海上あいおい生命保険株式会社の機能別再編について - 4社連名によるリリース(配信元:三井住友海上火災保険) 2013年9月27日(2014年12月30日閲覧)
- ^ メンバー会社一覧 - みどり会