朴勍完

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朴 勍完(パク・キョンワン)
Park Kyung-Oan
SKワイバーンズ #72
基本情報
国籍 韓国の旗 韓国
出身地 全羅北道全州市
生年月日 1972年7月11日(42歳)
身長
体重
178 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 1990年 ドラフト外でサンバンウル・レイダースに入団
初出場 1991年
最終出場 2013年6月16日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
国際大会
代表チーム 韓国の旗 大韓民国
五輪 2000年
WBC 2009年
オリンピック
男子 野球
2000 野球

朴 勍完(パク・キョンワン、1972年7月11日 - )は、韓国出身の元プロ野球選手、野球指導者。

経歴[編集]

1991年、テスト生としてドラフト外でサンバンウル・レイダースに入団。当初は1次ドラフトでの指名を受けて入団した、高校の同期で親友である金圓衡(キム・ウォンヒョン)のお陰で球団に拾われたと見られた。しかし、本人の重ねた努力の結果、1軍での出場を果たし、徐々に出場回数を増やした。

1994年102試合に出場し、サンバンウル・レイダースの正捕手に定着すると、強肩強打の捕手として名をはせ、盗塁阻止率リーグトップの.433を残した。だが親会社の経営不振により、1998年現代ユニコーンズへ金銭トレードされた。トレード額は当時史上最高であった9億ウォンだった。現代では2000年に韓国プロ野球唯一の4打席連続本塁打を含む40本塁打で本塁打王、レギュラーシーズンMVPを受賞し、チームの韓国シリーズ優勝に貢献した。

2002年オフFAを取得すると、1999年限りで資金難により解散となった古巣サンバンウルの選手が中心となって創設されたSKワイバーンズへと移籍した。2004年には34本塁打で自身2度目の本塁打王に輝いた。1994年から2008年まで15年連続で100試合以上に出場し続け、35歳を超えても不動の正捕手として、2007,08年のSKの韓国シリーズ2連覇に貢献した。

国内での実績に比べ、国際大会への出場は少なく、2000年シドニー五輪では洪性炘(ホン・ソンフン)との併用もあり出番は少なかった。久しぶりに韓国代表に選ばれた2009年ワールド・ベースボール・クラシックでは、若手の姜珉鎬を差し置いて老練なリードで投手陣を支え、決勝進出に貢献した。だが2009年シーズンは、アキレス腱断絶で前半戦しか出場できず、チームも韓国シリーズ3連覇を逃した。2010年は正捕手の座に復帰し、SKを2年ぶりの公式戦優勝に導いた。2011年は、古傷のアキレス腱が再発し、長期離脱するほど不本意なシーズンになった。だが同僚だった金圓衡(2011年引退)と並んで、現役選手として実働21年と韓国プロ野球史上最長記録を更新した。2012年も1軍試合出場数がたった8試合と前年より減少したが、実働22年の韓国プロ野球史上最長記録を更新し続けた。2013年も1軍の試合数に出場し実働23年と最長記録を更新したが、この年も8試合の出場にとどまり、シーズン終了後に現役引退を表明し、SKの2軍監督に就任し指導者へ転身した。

2014年3月10日、現代ユニコーンズ、SKワイバーンズで現役時代につけていた背番号26がSK史上初の永久欠番に指定された。同年4月5日、文鶴野球場で引退と永久欠番を表彰するセレモニーが実施された。

プレーの特徴[編集]

2010年、捕手として韓国プロ野球史上初の300本塁打を達成するなど長打力があり、選球眼も優秀。打率は低いが出塁率はレギュラー定着後、毎年3割以上記録している。しかし、打撃技術は上手い方ではなく、相手投手の配球を呼んで狙い撃ちするスタイルで、読みを外されると空振りするケースも多く、個人通算最多三振の記録も持っている。また2010年には個人通算最多死球(165個)の記録も更新した(2013年シーズン終了時点で通算166個は史上最多)。強肩でホームを体を張って守るプレーが際立ち、リードも巧み。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]









































O
P
S
1991




10 6 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 6 0 1 .000 .250 .000 .250
1992 31 49 11 1 0 3 6 5 0 0 3 0 13 2 0 .224 .269 .429 .698
1993 26 48 10 2 0 0 2 1 0 0 3 2 14 0 2 .208 .283 .250 .533
1994 102 240 57 8 2 14 31 31 0 2 25 5 75 3 6 .238 .322 .463 .560
1995 121 361 82 13 2 19 46 48 5 2 56 8 100 5 8 .227 .344 .432 .776
1996 126 367 80 19 2 15 74 58 2 5 60 19 113 6 10 .218 .357 .403 .760
1997 82 239 67 15 1 16 48 46 2 3 58 8 59 7 5 .280 .436 .552 .988
1998
123 404 101 25 1 19 66 54 3 3 39 6 103 10 7 .250 .325 .458 .783
1999 124 367 81 16 1 23 67 67 2 2 72 8 95 9 8 .221 .360 .458 .818
2000 130 408 115 16 0 40 95 83 7 4 87 12 112 7 9 .282 .422 .615 1.037
2001 130 421 108 13 1 24 81 66 21 8 91 7 121 9 9 .257 .397 .463 .860
2002 119 330 67 10 1 19 42 42 6 4 47 6 108 6 2 .203 .313 .412 .725
2003 S

K
122 336 84 16 2 15 60 49 6 6 59 6 93 8 9 .250 .376 .443 .819
2004 132 410 121 19 1 34 79 94 2 5 94 14 126 9 6 .295 .442 .595 1.037
2005 114 347 85 17 0 11 44 43 1 4 57 7 100 6 2 .245 .363 .389 .752
2006 111 324 82 13 0 13 51 38 2 2 37 9 91 5 5 .253 .346 .414 .760
2007 119 352 87 21 1 15 60 60 6 3 55 10 68 9 4 .247 .365 .440 .805
2008 101 304 83 17 0 7 36 44 6 4 48 6 64 8 2 .273 .384 .398 .782
2009 65 198 53 10 0 12 38 32 3 1 33 2 39 5 3 .268 .378 .500 .878
2010 129 381 100 20 0 14 67 51 1 1 46 27 88 11 6 .263 .379 .425 .804
2011 10 15 2 0 0 0 1 0 0 1 1 0 6 2 0 .133 .188 .133 .321
2012 8 20 2 0 0 0 0 0 0 0 1 0 6 2 0 .100 .143 .100 .243
2013 8 19 2 0 0 1 1 1 0 0 0 1 5 1 0 .105 .150 .263 .413
通算:23年 2043 5946 1480 271 15 314 995 913 75 59 974 166 1605 130 106 .249 .370 .458 .828
  • 各年度の太字はKBOにおけるシーズン最高
  • 通算成績の赤太字はKBOにおける歴代最高

タイトル[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]