居酒屋 (1956年の映画)

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居酒屋
Gervaise
監督 ルネ・クレマン
脚本 ジャン・オーランシュフランス語版
ピエール・ボスト
原作 エミール・ゾラ
居酒屋
製作 アニエス・ドゥラアイ
出演者 マリア・シェル
フランソワ・ペリエ
音楽 ジョルジュ・オーリック
撮影 ロベール・ジュイヤールフランス語版
編集 アンリ・ルストフランス語版
製作会社 シルヴェル・フィルム
アニエス・ドラエ・プロダクションズ
Compagnie Industrielle et Commerciale Cinématographique (CICC)
配給 フランスの旗 レ・フィルム・コロナフランス語版
日本の旗 東和
公開 フランスの旗 1956年9月5日
日本の旗 1956年10月18日
上映時間 112分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
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居酒屋』(いざかや、Gervaise)は、1956年フランスのドラマ映画。監督はルネ・クレマン、出演はマリア・シェルフランソワ・ペリエなど。フランスの文豪エミール・ゾラによる同名小説(原題:L'assommoir1877年)を原作としている。撮影期間は1955年8月6日から同年12月29日[1]

主演のマリア・シェルが第17回ヴェネツィア国際映画祭イタリア語版女優賞を受賞した[2]ほか、第29回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた[3]

ストーリー[編集]

キャスト[編集]

日本語吹替版[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
NETテレビ TBS ?版
ジェルヴェーズ・マッカール マリア・シェル 二階堂有希子 平井道子 水城蘭子
アンリ・クーポー フランソワ・ペリエ 穂積隆信
ヴィルジニー・ポワソン シュジ・ドレールフランス語版 江家礼子
オーギュスト・ランティエ アルマン・メストラルフランス語版 島宇志夫
グジェ ジャック・アルダンフランス語版 田口計
ポッシュ夫人 マティルド・カサドシュフランス語版 麻生美代子
不明
その他
武藤礼子
島木綿子
緑川稔
諏訪孝二
渡辺典子
浅井淑子
田中康郎
日本語版スタッフ
演出 春日正伸
翻訳 山田小枝子
効果 PAG
調整 遠矢征男
制作
解説 淀川長治
初回放送 1970年5月31日
日曜洋画劇場
1973年9月29日

作品の評価[編集]

映画批評家によるレビュー[編集]

Rotten Tomatoesによれば、5件の評論のうち高評価は80%にあたる4件で、平均点は10点満点中7.5点となっている[4]

受賞歴[編集]

部門 対象者 結果
第29回アカデミー賞[3] 外国語映画賞 ノミネート
第17回ヴェネツィア国際映画祭イタリア語版[2] 女優賞 マリア・シェル 受賞
国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞
第23回ニューヨーク映画批評家協会賞[5] 外国語映画賞 受賞
第10回英国アカデミー賞英語版[6] 総合作品賞 受賞
外国男優賞 フランソワ・ペリエ
外国女優賞 マリア・シェル ノミネート
第7回ブルーリボン賞[7] 外国作品賞 受賞

出典[編集]

  1. ^ Gervaise (1956) - Box office / business” (英語). IMDb. 2013年1月19日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ a b 1956年 第17回 ヴェネチア国際映画祭”. allcinema. 2022年6月17日閲覧。
  3. ^ a b 1956年 第29回 アカデミー賞”. allcinema. 2022年6月17日閲覧。
  4. ^ "Gervaise". Rotten Tomatoes (英語). 2022年6月17日閲覧
  5. ^ 1957年 第23回 NY批評家協会賞”. allcinema. 2022年6月17日閲覧。
  6. ^ 1956年 第10回 英国アカデミー賞”. allcinema. 2022年6月17日閲覧。
  7. ^ 1956年 第7回 ブルーリボン賞”. allcinema. 2022年6月17日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]