ゼリーフライ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
目次 |
[編集] 概要
標準的な作り方としては、おからと茹でた馬鈴薯を2対1の割合に、つなぎに鶏卵と牛乳を加えて混ぜ合わせ、コロッケのようにまとめるが、コロッケとは異なり小麦粉・鶏卵・パン粉による衣を着けないで素揚げしたものをソースにくぐらせたものである。いわゆる「おからフライ」の一種で、軽食として食べられることが多い。
主に行田市内の各地でスタンドやカウンター形式で売られている。なお、行田市内で単に「フライ」というと、これも行田独特の食品ではあるが全く別の食べ物となる。これはクレープとお好み焼きの中間的な粉食品なのに対し、ゼリーフライはおからとジャガイモの揚げ物で、まったく別々の食品である。
[編集] 由来
行田市持田の「いっぷく茶屋」(現在は閉店)の先々代の主人が、日露戦争に従軍した際に戦地で中国人から「野菜饅頭」なる食品の作り方を教わり、これをアレンジして作り出されたものである。近所の祭で屋台を出し、販売していた。明治末期からあるが、他の地域にまで普及はしなかった。
日露戦争の戦地において伝えられた料理であることから、ロシアの伝統料理であるピロシキが類似料理として指摘できるが、実際にピロシキをモチーフにしたものであるかは不明。
名称の「ゼリー」であるが、ゼラチンで固めた菓子の「ゼリー」とは関係ない(ゼリーを油で揚げると、轟音と共にゼリーが蒸発してしまう)。一説には、形状や大きさが小判に近いので「銭」が訛って「ゼニーフライ」から「ゼリーフライ」となったとも言われるが、詳しくはよく分かっていない。地元では縁起担ぎに「銭富来」と当て字をする店もある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
|
|||||||||||

