「つボイノリオの聞けば聞くほど」の版間の差分
編集の要約なし |
|||
26行目: | 26行目: | ||
番組内で取り上げるほぼ全ての話題が[[リスナー]]からの投稿によって構成されるという全国的にもユニークな番組である。そのため、この番組には基本的なタイムテーブルを記した「進行表」は存在するが、その日に話す内容の大枠を予め記してある「[[台本]]」というものは存在せず、リスナーから寄せられたお便りがいわば「台本代わり」となっている。[[放送#放送対象地域|放送対象エリア]]の[[東海3県]]([[愛知県|愛知]]・[[岐阜県|岐阜]]・[[三重県|三重]])では、[[2003年]]夏から2005年夏まで全局全番組[[聴取率]]総合1位を獲得した。 |
番組内で取り上げるほぼ全ての話題が[[リスナー]]からの投稿によって構成されるという全国的にもユニークな番組である。そのため、この番組には基本的なタイムテーブルを記した「進行表」は存在するが、その日に話す内容の大枠を予め記してある「[[台本]]」というものは存在せず、リスナーから寄せられたお便りがいわば「台本代わり」となっている。[[放送#放送対象地域|放送対象エリア]]の[[東海3県]]([[愛知県|愛知]]・[[岐阜県|岐阜]]・[[三重県|三重]])では、[[2003年]]夏から2005年夏まで全局全番組[[聴取率]]総合1位を獲得した。 |
||
番組で1回の放送につき紹介されるリスナーからの投書の数は平均150通(投書そのものの数は平均700通)という異例の多さで、[[永六輔]]など全国的にも著名な放送界の大物の中にも「双方向という新時代のラジオ番組の形を実現させた」としてこの番組のフリークが多いことでも知られている。この双方向の放送スタイルの構築、そしてリスナー中心主義というつボイ以下の関係者の姿勢が大きく評価され、中京ローカルの番組であるにもかかわらず、2005年に[[日本民間放送連盟]]賞・ラジオ生ワイド番組優秀賞を、続く2006年には第43回[[ギャラクシー賞]]ラジオ部門奨励賞を受賞するなど、同番組の勢いはスタートから |
番組で1回の放送につき紹介されるリスナーからの投書の数は平均150通(投書そのものの数は平均700通)という異例の多さで、[[永六輔]]など全国的にも著名な放送界の大物の中にも「双方向という新時代のラジオ番組の形を実現させた」としてこの番組のフリークが多いことでも知られている。この双方向の放送スタイルの構築、そしてリスナー中心主義というつボイ以下の関係者の姿勢が大きく評価され、中京ローカルの番組であるにもかかわらず、2005年に[[日本民間放送連盟]]賞・ラジオ生ワイド番組優秀賞を、続く2006年には第43回[[ギャラクシー賞]]ラジオ部門奨励賞を受賞するなど、同番組の勢いはスタートから間もなく20年を迎えようとしている現在もなお衰えていない。 |
||
パーソナリティーのつボイは、かつて「[[金太の大冒険]]」などの問題作で「[[放送禁止]][[歌手]]」という異名を取ったことでも分かるように、朝の番組にもかかわらずいわゆる「[[下ネタ]]」も、彼の豊富な知識から来るトークの中でふんだんに発言の中に盛り込まれる。またこの関連で、番組スタート時からつボイのパートナー役を務めている小高も、アナウンサーらしからぬ「伝説」ともいえる失言を発してきた(詳細は「語録」やつボイ・小高各人の項目を参照のこと)。 |
パーソナリティーのつボイは、かつて「[[金太の大冒険]]」などの問題作で「[[放送禁止]][[歌手]]」という異名を取ったことでも分かるように、朝の番組にもかかわらずいわゆる「[[下ネタ]]」も、彼の豊富な知識から来るトークの中でふんだんに発言の中に盛り込まれる。またこの関連で、番組スタート時からつボイのパートナー役を務めている小高も、アナウンサーらしからぬ「伝説」ともいえる失言を発してきた(詳細は「語録」やつボイ・小高各人の項目を参照のこと)。 |
||
42行目: | 42行目: | ||
2007年[[9月25日]]放送分の「ニュースなつボ」において、[[ウィキペディア]]([[Wikipedia]])の現況と問題点についての特集を行った。 |
2007年[[9月25日]]放送分の「ニュースなつボ」において、[[ウィキペディア]]([[Wikipedia]])の現況と問題点についての特集を行った。 |
||
この番組の冒頭でつボイがリスナーに「みなさーーーん」と呼びかけているのだが、かつてはCBCなど中日グループと犬猿の仲である[[岐阜新聞]]グループの[[AM岐阜ラジオ]]でパーソナリティの[[戸井康成]]が「[[快汗サタデーくすくすリラックス]]」の冒頭で「みなさーーん」と呼びかけていたため、東海地方では合わせて月曜から土曜までの朝に「みなさーん」が聴けた(しかも一時期はどちらも9時スタートだった)。なお戸井は現在でもぎふチャンでレギュラー番組を持っているほか、CBCラジオでも |
この番組の冒頭でつボイがリスナーに「みなさーーーん」と呼びかけているのだが、かつてはCBCなど中日グループと犬猿の仲である[[岐阜新聞]]グループの[[AM岐阜ラジオ]]でパーソナリティの[[戸井康成]]が「[[快汗サタデーくすくすリラックス]]」の冒頭で「みなさーーん」と呼びかけていたため、東海地方では合わせて月曜から土曜までの朝に「みなさーん」が聴けた(しかも一時期はどちらも9時スタートだった)。なお戸井は現在でもぎふチャンでレギュラー番組を持っているほか、CBCラジオでも「[[CBC演歌ベストテン]]」などのレギュラー番組を持つ。 |
||
== 付随番組 == |
== 付随番組 == |
||
52行目: | 52行目: | ||
=== つボイノリオ関連 === |
=== つボイノリオ関連 === |
||
*「'''[[U|ゆー]]・[[N|えぬ]]・[[K|けー]]・[[O|おー]]'''」…当番組限定の排泄物の[[隠語]]。 |
*「'''[[U|ゆー]]・[[N|えぬ]]・[[K|けー]]・[[O|おー]]'''」…当番組限定の排泄物の[[隠語]]。 |
||
*「'''[[69|69]]'''」…当番組においてなぜか「おめでたい数字」とされており、[[6月9日]]が放送日と重なる場合はいつもよりもメール・FAXの数が倍増するとも言われている。当番組が元で近年 |
*「'''[[69|69]]'''」…当番組においてなぜか「おめでたい数字」とされており、[[6月9日]]が放送日と重なる場合はいつもよりもメール・FAXの数が倍増するとも言われている。当番組が元で、近年CBCラジオの他番組でも「69」に絡むFAXが紹介されることがある。 |
||
*「'''名古屋重力説'''」…[[伊藤みどり]]、[[安藤美姫]]、[[浅田真央]]ら優秀な[[フィギュアスケート]]選手は名古屋及びその周辺地域の出身者が多いことを「名古屋及びその周辺には特別な重力がかかっているからだ」と説明づける、つボイ独自の持論。 |
*「'''名古屋重力説'''」…[[伊藤みどり]]、[[安藤美姫]]、[[浅田真央]]ら優秀な[[フィギュアスケート]]選手は名古屋及びその周辺地域の出身者が多いことを「名古屋及びその周辺には特別な重力がかかっているからだ」と説明づける、つボイ独自の持論。 |
||
*「'''エロ発電'''」…「エコ発電」のネタに関連して出た発言。 |
*「'''エロ発電'''」…「エコ発電」のネタに関連して出た発言。 |
||
81行目: | 81行目: | ||
*「'''"元"'''女子アナ」「'''"助手"'''アナ」…女子アナらしからぬ痛快ともいえる発言・切り返しを小高が数多く行うことから、つボイやリスナーからこのように揶揄されることがある。その場合には、「'''"現役"'''女子アナ」、「'''アナウンサーならここにいるやん!'''」などと半ばキレ気味に(もちろん、ネタであることを小高自身が一番理解している上でのリアクションであるが)切り返すのが定番となっている。最近ではこの類の変化形として、「ショッピングのつボ」で紹介される商品との兼ね合いから、「小高'''"切れ子"'''アナ」(切子明太子が紹介された際に登場したフレーズ)などといった揶揄をされる場合も多い。 |
*「'''"元"'''女子アナ」「'''"助手"'''アナ」…女子アナらしからぬ痛快ともいえる発言・切り返しを小高が数多く行うことから、つボイやリスナーからこのように揶揄されることがある。その場合には、「'''"現役"'''女子アナ」、「'''アナウンサーならここにいるやん!'''」などと半ばキレ気味に(もちろん、ネタであることを小高自身が一番理解している上でのリアクションであるが)切り返すのが定番となっている。最近ではこの類の変化形として、「ショッピングのつボ」で紹介される商品との兼ね合いから、「小高'''"切れ子"'''アナ」(切子明太子が紹介された際に登場したフレーズ)などといった揶揄をされる場合も多い。 |
||
*[[結婚式]]における[[十二単]]ネタ…自身の結婚式の際に十二単を着用し、その姿で撮影された写真も存在するのだが、結婚から10年以上を経た現在もなお、なぜかこの写真の存在は「'''封印'''」された状態にあるため、その点につき、「怖い物みたさで1度でいいから見せてくれないか?」などリスナーからの突っ込みネタとしてよく利用されている。その際に小高はまるで他人事であるかのような雰囲気で「ナニが怖いの~?」などと逆突っ込みを入れている。 |
*[[結婚式]]における[[十二単]]ネタ…自身の結婚式の際に十二単を着用し、その姿で撮影された写真も存在するのだが、結婚から10年以上を経た現在もなお、なぜかこの写真の存在は「'''封印'''」された状態にあるため、その点につき、「怖い物みたさで1度でいいから見せてくれないか?」などリスナーからの突っ込みネタとしてよく利用されている。その際に小高はまるで他人事であるかのような雰囲気で「ナニが怖いの~?」などと逆突っ込みを入れている。 |
||
*容姿(特に[[体重]]に関する)ネタ…[[出産]]後、[[妊娠]]前の体重に戻すのに相当苦労したというエピソードに触れたことが契機となって頻繁に繰り出される。[[大相撲]][[本場所]]開催中にはよく、「'''今場所もお疲れ様でした!'''」(本場所終了後の放送時)といった内容の投稿や、「小高'''親方'''」「'''力士'''アナ」との揶揄がなされることもある。また、夏季休暇についても「'''巡業'''に出た」などど言われている。 |
*容姿(特に[[体重]]に関する)ネタ…[[出産]]後、[[妊娠]]前の体重に戻すのに相当苦労したというエピソードに触れたことが契機となって頻繁に繰り出される。[[大相撲]][[本場所]]開催中にはよく、「'''今場所もお疲れ様でした!'''」(本場所終了後の放送時)といった内容の投稿や、「小高'''親方'''」「'''力士'''アナ」との揶揄がなされることもある。また、夏季休暇についても「'''巡業'''に出た」「(力士の)'''スカウト'''に行った」などど言われている。 |
||
*三十路に入った頃からは、初期の「[[志村けんのバカ殿様]]」における[[由紀さおり]]のように、[[年齢]]を[[鯖読み|鯖読ん]]で若手の後輩女子アナと張り合おうとする定番ネタも誕生した。ここ数年は、鯖読む際の年齢は「'''22歳'''」もしくは「'''23歳'''」が多い<ref>CBCラジオの他の女性パーソナリティがこれに追随したネタを繰り出すこともある。</ref>。ちなみに彼女は[[1969年]]生まれであるが、この点を突っ込まれても否定はしない。 |
*三十路に入った頃からは、初期の「[[志村けんのバカ殿様]]」における[[由紀さおり]]のように、[[年齢]]を[[鯖読み|鯖読ん]]で若手の後輩女子アナと張り合おうとする定番ネタも誕生した。ここ数年は、鯖読む際の年齢は「'''22歳'''」もしくは「'''23歳'''」が多い<ref>CBCラジオの他の女性パーソナリティがこれに追随したネタを繰り出すこともある。</ref>。ちなみに彼女は[[1969年]]生まれであるが、この点を突っ込まれても否定はしない。 |
||
*「'''私と[[藤原紀香]]は同類!'''」…[[関西]]出身、「ミスコン」の優勝経験、キャンペーンガールを務めた経験など(ただし、その経験の性質が大きく異なるが)共通する部分が多いため。 |
*「'''私と[[藤原紀香]]は同類!'''」…[[関西]]出身、「ミスコン」の優勝経験、キャンペーンガールを務めた経験など(ただし、その経験の性質が大きく異なるが)共通する部分が多いため。 |
||
97行目: | 97行目: | ||
=== コーナー担当 === |
=== コーナー担当 === |
||
*[[永岡歩]](CBCアナウンサー)…2008年秋から金曜日の「ウォーキングのつボ」を担当(10月~12月第1週)。かつては「[[中日ドラゴンズ|ドラゴンズ]]のつボ」も担当していた。下記のCBCアナウンサーと同様に小高の代理アシスタントや中日新聞ニュースの担当アナとして出演することもある。 |
*[[永岡歩]](CBCアナウンサー)…2008年秋から金曜日の「ウォーキングのつボ」を担当(10月~12月第1週)。かつては「[[中日ドラゴンズ|ドラゴンズ]]のつボ」も担当していた。下記のCBCアナウンサーと同様に小高の代理アシスタントや中日新聞ニュースの担当アナとして出演することもある。2012年4月13日の放送ではつボイのピンチヒッターも務めた。 |
||
*[[矢野きよ実]]…[[2011年]][[4月8日]]放送分から新・生活フロッピー金曜日の「[[清須市|清須]]のつボ」を担当。この番組には過去にもゲストとして出演したことがあり、つボイ・小高と親交がある。 |
*[[矢野きよ実]]…[[2011年]][[4月8日]]放送分から新・生活フロッピー金曜日の「[[清須市|清須]]のつボ」を担当。この番組には過去にもゲストとして出演したことがあり、つボイ・小高と親交がある。 |
||
134行目: | 134行目: | ||
*[[竹地祐治]](CBCアナウンサー)…小高の夫。かつては当番組の直前で「[[おはよう竹地祐治です]]」を担当していたこともあり、たびたび番組に出演していた。小高との結婚が発表された時にはゲスト出演し、「タイムマシンでブルンブルン」で歴史上の人物を演じるつボイに小高と2人で突っ込みを入れていた。また、小高の夏季休暇中に単独で出演し「家での小高」について語っていたこともある。異動でアナウンサー職を離れた後は番組に出演しなくなったが、現在でも「旦那」として小高のトークにたびたび登場している。 |
*[[竹地祐治]](CBCアナウンサー)…小高の夫。かつては当番組の直前で「[[おはよう竹地祐治です]]」を担当していたこともあり、たびたび番組に出演していた。小高との結婚が発表された時にはゲスト出演し、「タイムマシンでブルンブルン」で歴史上の人物を演じるつボイに小高と2人で突っ込みを入れていた。また、小高の夏季休暇中に単独で出演し「家での小高」について語っていたこともある。異動でアナウンサー職を離れた後は番組に出演しなくなったが、現在でも「旦那」として小高のトークにたびたび登場している。 |
||
*[[大園康志]](CBCアナウンサー)…番組出演者として公式にはクレジットされていなかったが、ニュース担当として9時台・11時台、そして12時台前半の「聞けばツー快!」で中日新聞ニュースの原稿読みを担当。2008年7月の異動でアナウンサー職を離れることになったため、同年6月末の放送を以って降板した。現在は後任は置かれず、シフト制の形が採られている。 |
*[[大園康志]](CBCアナウンサー)…番組出演者として公式にはクレジットされていなかったが、ニュース担当として9時台・11時台、そして12時台前半の「聞けばツー快!」で中日新聞ニュースの原稿読みを担当。2008年7月の異動でアナウンサー職を離れることになったため、同年6月末の放送を以って降板した。現在は後任は置かれず、シフト制の形が採られている。 |
||
*[[重盛啓之]](CBCアナウンサー)…2008年7月に大園と入れ替わる形でアナウンサー職に復帰する前は、プロデューサーとして当番組に関わっていた。アナウンサー復帰後も中日新聞ニュース担当としてたびたび番組に出演 |
*[[重盛啓之]](CBCアナウンサー)…2008年7月に大園と入れ替わる形でアナウンサー職に復帰する前は、プロデューサーとして当番組に関わっていた。アナウンサー復帰後も中日新聞ニュース担当としてたびたび番組に出演している。 |
||
*[[塩見啓一]](CBCアナウンサー)…つボイ休暇時の代役。[[ナイター]]中継の副音声番組『つボイノリオのドラゴンズ見れば見るほど』の進行役も担当していた。近年、つボイが約1ヵ月の病気療養、旅行、あるいは部屋の掃除のために1週間休暇(番組では「整理休暇」と言われる)をとる際には必ず代役として登場。タイトルコールも「期間限定!塩見啓一の聞けば聞くほど」に変わる(ただし、2008年5月12日~15日、2009年5月28日~6月19日は『つボイノリオの聞けば聞くほどby塩見』になった)。現在「10時のツボ!」の1セクションとして定着している「[[馬鹿|バカ]][[息子]]・バカ[[娘]]」は、代役として登板した塩見が作ったコーナーであり、つボイからの評判がよかったことにより、レギュラーコーナーへと昇格した。 |
*[[塩見啓一]](CBCアナウンサー)…つボイ休暇時の代役。[[ナイター]]中継の副音声番組『つボイノリオのドラゴンズ見れば見るほど』の進行役も担当していた。近年、つボイが約1ヵ月の病気療養、旅行、あるいは部屋の掃除のために1週間休暇(番組では「整理休暇」と言われる)をとる際には必ず代役として登場。タイトルコールも「期間限定!塩見啓一の聞けば聞くほど」に変わる(ただし、2008年5月12日~15日、2009年5月28日~6月19日は『つボイノリオの聞けば聞くほどby塩見』になった)。現在「10時のツボ!」の1セクションとして定着している「[[馬鹿|バカ]][[息子]]・バカ[[娘]]」は、代役として登板した塩見が作ったコーナーであり、つボイからの評判がよかったことにより、レギュラーコーナーへと昇格した。2012年6月末に異動でアナウンス職を離れたため、代役としての出演は2012年4月12日放送分が最後となった。 |
||
*しかし、この番組の真のパーソナリティは、時々ゲスト出演する[[永六輔]]であるとつボイ本人は語る。永は[[1994年]]7月にアポ無しで電話で初出演。[[1995年]]3月に初めてCBCのスタジオに乗り込んで以降、ほぼ年に1~2回程度(1999年頃までは1ヶ月間に2、3度も来ることがしばしばあったが、現在は永が高齢であることも配慮して、年に1回程度の出演に留まっている)の間隔で番組全編にわたり出演するのが恒例となっている。なお、永が出演した際には番組名も『永六輔の聞けば聞くほど』になり、永本人がタイトルコールを述べてから番組本編の放送が始まる形が採られている。また、つボイは永がいないときの留守番パーソナリティーとも言われている。また、永が番組に来た日は、必ず番組[[スタッフ]]を伴って「高級[[天ぷら]]ランチ」となるのが慣例となっており、その模様は小高が番組のブログで紹介している。 |
*しかし、この番組の真のパーソナリティは、時々ゲスト出演する[[永六輔]]であるとつボイ本人は語る。永は[[1994年]]7月にアポ無しで電話で初出演。[[1995年]]3月に初めてCBCのスタジオに乗り込んで以降、ほぼ年に1~2回程度(1999年頃までは1ヶ月間に2、3度も来ることがしばしばあったが、現在は永が高齢であることも配慮して、年に1回程度の出演に留まっている)の間隔で番組全編にわたり出演するのが恒例となっている。なお、永が出演した際には番組名も『永六輔の聞けば聞くほど』になり、永本人がタイトルコールを述べてから番組本編の放送が始まる形が採られている。また、つボイは永がいないときの留守番パーソナリティーとも言われている。また、永が番組に来た日は、必ず番組[[スタッフ]]を伴って「高級[[天ぷら]]ランチ」となるのが慣例となっており、その模様は小高が番組のブログで紹介している。 |
||
191行目: | 191行目: | ||
:当番組内の箱番組の一つ。制作:[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]。 |
:当番組内の箱番組の一つ。制作:[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]。 |
||
*「交通情報」 |
*「交通情報」 |
||
: |
:当番組で使用される[[ジングル (ラジオ)|ジングル]]は[[北野誠のズバリ]]で使用されているのと同じ、長めのバージョンのものである。 |
||
*「ゆく9時 くる10時」 |
*「ゆく9時 くる10時」 |
||
:9時台のお便りの積み残しを紹介することが多い。コーナー名は『[[ゆく年くる年]]』から来ている。そのため、タイトルコールの後に[[除夜の鐘]]が鳴る。 |
:9時台のお便りの積み残しを紹介することが多い。コーナー名は『[[ゆく年くる年]]』から来ている。そのため、タイトルコールの後に[[除夜の鐘]]が鳴る。 |
||
202行目: | 202行目: | ||
:**「お花畑」ネタ・・・[[ジュディ・オング]]の「[[魅せられて (ジュディ・オングの曲)|魅せられて]]」がBGMに流れる。これは、矢野が出演していたCBCラジオのレギュラー番組『[[ツー快!お昼ドキッ]]』の中の「『魅せられて』を聴きたくて」のコンセプトを引き継いだものである。 |
:**「お花畑」ネタ・・・[[ジュディ・オング]]の「[[魅せられて (ジュディ・オングの曲)|魅せられて]]」がBGMに流れる。これは、矢野が出演していたCBCラジオのレギュラー番組『[[ツー快!お昼ドキッ]]』の中の「『魅せられて』を聴きたくて」のコンセプトを引き継いだものである。 |
||
:**「エアコンのフィルターチェック隊」…小高が隊長となり、エアコンの不調を訴える投稿を番組に送ったリスナーの家に放送中に訪問して、フィルターの掃除や修理を行うというもの。現在は行われていない。 |
:**「エアコンのフィルターチェック隊」…小高が隊長となり、エアコンの不調を訴える投稿を番組に送ったリスナーの家に放送中に訪問して、フィルターの掃除や修理を行うというもの。現在は行われていない。 |
||
:**「おっぱい」ネタ・・・[[ぶんけかな]]の「おっぱいがいっぱい」がBGMに流れる。 |
:**「おっぱい」ネタ・・・[[ぶんけかな]]の「おっぱいがいっぱい」がBGMに流れる。曲の冒頭、「僕が飲んで」の後、本来「妹も…」と歌うところをつボイが「パパも…」と歌うのが恒例となっている。 |
||
:**「下着」(主に[[パンツ]])ネタ |
:**「下着」(主に[[パンツ]])ネタ |
||
:**「[[便所|トイレ]]」ネタ・・・「ととべんきのうた」がBGMに流れる。 |
:**「[[便所|トイレ]]」ネタ・・・「ととべんきのうた」がBGMに流れる。 |
||
221行目: | 221行目: | ||
:この時間のみニューススタジオから担当アナウンサーが伝える。9時台とは異なるアナウンサーが読むケースが多いが、稀に9時台と同じアナウンサーが読むケースもある。 |
:この時間のみニューススタジオから担当アナウンサーが伝える。9時台とは異なるアナウンサーが読むケースが多いが、稀に9時台と同じアナウンサーが読むケースもある。 |
||
*「ショッピングのつボ」 |
*「ショッピングのつボ」 |
||
:月曜日~木曜日は |
:月曜日~木曜日はフラコーポレーション、金曜日は大丸・松坂屋通信販売の商品が紹介される。以前は全曜日つボイ・小高により商品が紹介されていた(「切れ子アナ」のネタはここから生まれた)が、2010年10月以降は金曜日のみになっている(月曜~木曜はフラコーポレーションのスタッフが紹介を行う)。 |
||
*「新・生活フロッピー」 |
*「新・生活フロッピー」 |
||
:曜日によって内容は異なる。以下は2011年4月改編からのもの。 |
:曜日によって内容は異なる。以下は2011年4月改編からのもの。 |
||
237行目: | 237行目: | ||
*「中日新聞ニュース」 |
*「中日新聞ニュース」 |
||
*「ニュースなつボ」 |
*「ニュースなつボ」 |
||
:その時折で話題となっているニュースの解説コーナー。ただし、この中でもFAX等が取り上げられている。基本的には9時台の「言えば言うほど」等と同趣旨のコーナーであるが、このコーナーは小高のリードで進行していくことが多い。ミュージシャン以外のゲストが登場する場合には、ゲストコーナーとして活用される場合も多い。また、つボイがイベントなどに行った時にはその感想を述べるコーナーになる場合もある。その際には「名古屋を代表するタレント、つボイノリオが○○へ行ってきた」という小高のナレーションが入る。「[[テレフォン人生相談]]」枠移動および「テレフォンウォッチャーが行く」終了に伴い2006年10月2日放送分で新設された。2008年秋改編以降、10月~12月上旬の金曜枠には[[東海旅客鉄道|JR東海]]が[[スポンサー]]に付いたため、同社が企画運営している[[東海3県]]の[[さわやかウォーキング]]の案内コーナー「ウォーキングのつボ」になっている<ref> |
:その時折で話題となっているニュースの解説コーナー。ただし、この中でもFAX等が取り上げられている。基本的には9時台の「言えば言うほど」等と同趣旨のコーナーであるが、このコーナーは小高のリードで進行していくことが多い。ミュージシャン以外のゲストが登場する場合には、ゲストコーナーとして活用される場合も多い。また、つボイがイベントなどに行った時にはその感想を述べるコーナーになる場合もある。その際には「名古屋を代表するタレント、つボイノリオが○○へ行ってきた」という小高のナレーションが入る。「[[テレフォン人生相談]]」枠移動および「テレフォンウォッチャーが行く」終了に伴い2006年10月2日放送分で新設された。2008年秋改編以降、10月~12月上旬の金曜枠には[[東海旅客鉄道|JR東海]]が[[スポンサー]]に付いたため、同社が企画運営している[[東海3県]]の[[さわやかウォーキング]]の案内コーナー「ウォーキングのつボ」になっている<ref>近年は秋以外のシーズンにも放送されている。</ref>。進行はコーナー開始以来、一貫して永岡が担当している。 |
||
*「市(県)政便り」 |
*「市(県)政便り」 |
||
:[[行政機関]]からの[[広報]]。月・水・金曜日は名古屋市<ref>2007年3月を以って一旦終了したが、2008年4月改編より再開。</ref>、火曜日は[[豊田市]]、木曜日は[[三重県]]。 |
:[[行政機関]]からの[[広報]]。月・水・金曜日は名古屋市<ref>2007年3月を以って一旦終了したが、2008年4月改編より再開。</ref>、火曜日は[[豊田市]]、木曜日は[[三重県]]。 |
2012年10月5日 (金) 13:40時点における版
つボイノリオの聞けば聞くほど | |
---|---|
ジャンル | バラエティ番組 |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 1993年10月4日- |
放送時間 | 月~金曜 9:00~11:40 |
放送局 | CBCラジオ |
パーソナリティ |
つボイノリオ 小高直子 |
出演 |
永岡歩 塩見啓一 ほか |
公式サイト | 公式サイト |
つボイノリオの聞けば聞くほど(-きけばきくほど)は、CBCラジオで放送されている平日午前の生放送型ワイド番組。略称は「聞けば」。
放送時間
番組内に内包していた「テレフォン人生相談」の独立番組化により放送時間が短縮された。(後述)
概要
パーソナリティはコミックシンガーのつボイノリオで、1993年10月4日放送開始。2024年現在も続いており、現在放送中のCBCラジオのワイド番組の中では最長寿を誇る。2005年5月に放送3000回を達成、2008年10月で放送開始から満15周年を迎えた。
この番組がスタートする前の同局の平日朝の時間帯は、新間正次がパーソナリティーを担当していたことで知られる長寿番組「ラジオ朝市」や系列局のミニ番組などが独立して放送されているという状態で、新たな開拓が難しい時間帯となっていた。「ラジオ朝市」についても、1992年に新間が参議院議員選挙に出馬のため降板して以降、急速な勢いで番組の人気が衰退しており、この時間帯の聴取率改善が課題となっていた。そこで、当時昼ワイドの「もぎだてのカボチャたち」で月曜日を担当していた地元の人気パーソナリティー・つボイノリオをメインに据え、それまでこの時間帯で放送されていた複数番組の放送枠移動・ネット打切りなどの大幅な改編を経てスタートしたのがこの番組であった。その名残からか、始まった当初は複数の箱番組が乱立しており、箱番組と箱番組の間につボイがコーナーに沿ったトークを展開するという相当慌しい構成が採られていたが、徐々に箱番組の数を削減し、つボイ・小高直子アナコンビのトーク主体の番組へと完全に移行していった。現在箱番組として存在するのは、「キユーピーラジオクッキング」(これも小高が進行役を担当している)、「はがきでこんにちは」、「永六輔の誰かとどこかで」の3つのみとなっている。
番組内で取り上げるほぼ全ての話題がリスナーからの投稿によって構成されるという全国的にもユニークな番組である。そのため、この番組には基本的なタイムテーブルを記した「進行表」は存在するが、その日に話す内容の大枠を予め記してある「台本」というものは存在せず、リスナーから寄せられたお便りがいわば「台本代わり」となっている。放送対象エリアの東海3県(愛知・岐阜・三重)では、2003年夏から2005年夏まで全局全番組聴取率総合1位を獲得した。
番組で1回の放送につき紹介されるリスナーからの投書の数は平均150通(投書そのものの数は平均700通)という異例の多さで、永六輔など全国的にも著名な放送界の大物の中にも「双方向という新時代のラジオ番組の形を実現させた」としてこの番組のフリークが多いことでも知られている。この双方向の放送スタイルの構築、そしてリスナー中心主義というつボイ以下の関係者の姿勢が大きく評価され、中京ローカルの番組であるにもかかわらず、2005年に日本民間放送連盟賞・ラジオ生ワイド番組優秀賞を、続く2006年には第43回ギャラクシー賞ラジオ部門奨励賞を受賞するなど、同番組の勢いはスタートから間もなく20年を迎えようとしている現在もなお衰えていない。
パーソナリティーのつボイは、かつて「金太の大冒険」などの問題作で「放送禁止歌手」という異名を取ったことでも分かるように、朝の番組にもかかわらずいわゆる「下ネタ」も、彼の豊富な知識から来るトークの中でふんだんに発言の中に盛り込まれる。またこの関連で、番組スタート時からつボイのパートナー役を務めている小高も、アナウンサーらしからぬ「伝説」ともいえる失言を発してきた(詳細は「語録」やつボイ・小高各人の項目を参照のこと)。
当初はやはり時間帯の関係上、この「下ネタ」についてはリスナーや局内でも痛烈な批判が主張されていた。しかし両パーソナリティーの元々の個性や、時に社会的な問題について多数のリスナーの意見を仰いだり、啓蒙キャンペーン的な行動を牽引したりする[1]といったこの番組の扱う話題のジャンルの幅広さが評価され、徐々に番組の知名度が上昇してゆくにつれて、スタート当初にあった批判もなくなり、今では「下ネタ」もまた、この番組にはなくてはならない要素となっている。リスナーの中には番組の「下ネタ」の影響からか、強烈なラジオネームで投書を送ってくる常連もいるほどである。ごくまれに、ラジオネームが過激すぎてつボイが「これは読めません!」「絶対読みません!」と苦言を呈したり、過激すぎるラジオネームを変読して収拾をはかる事態になったりすることもある。
通常は多くのレギュラーコーナーに沿ってつボイ・小高によるリスナーからの投稿の紹介とそれに対するフリートークを中心に進行されるが、放送日が祝日・休日に当たったときは、休日特集として原則的にゲスト出演者とのトークが中心となる。また、通常日どおりの番組構成ではなく過去に投稿されたFAXやメールを中心に読む「お便り復活デー」というものもある。この企画はかつては毎月の最終金曜日と一部の祝日に当てられていたが、2003年4月以降は毎週金曜日の放送において「ミニお便り復活デー」としてレギュラー化されたため、「お便り復活デー」は、ゴールデンウィーク中(ほぼ5月5日)と年末年始の特番に当てられることが多くなった。2008年の正月特番で全編2007年分の「お便り復活デー」を行って以降は、正月特番が全編前年の「お便り復活デー」として定番化している。
裏番組である東海ラジオの『かにタク言ったもん勝ち』とは常に好勝負をしているが、両番組のパーソナリティ同士は仲が良い。RADIO ON THE GO!ではスタジオを結び、両番組が同時生放送をするということもある。また、両番組ともリスナーからのFAXやメールの投稿が番組の大きなウエートを占めているが、「聞けば」では現在電話のメッセージ投稿は受け付けていない[2]。また、「かにタク」ではパーソナリティーの蟹江篤子とタクマが交互にメッセージを読んでいるが、「聞けば」では専らつボイがメッセージを読み、小高がそれに突っ込んだりリアクションを取るなどして番組を進行している。
番組ホームページは1998年6月と2005年6月の2回にわたりリニューアルされた。また、2006年5月には番組公式ブログが始動。現在でも小高が主に記事の執筆を行っている。
また2006年9月22日の放送の冒頭にてつボイが美勇伝の石川梨華に対して「番組へのコメントすら無かった」と愚痴をこぼしていた。過去にハロー!プロジェクトのメンバーとして後藤真希がコメントの他にゲストとして出演した事がある。これは番組の放送前の打ち合わせに行く途中に美勇伝☆石川梨華のちゃんちゃか☆チャーミー!のディレクターと廊下で偶然顔を合わせた事から始まった。
2007年9月25日放送分の「ニュースなつボ」において、ウィキペディア(Wikipedia)の現況と問題点についての特集を行った。
この番組の冒頭でつボイがリスナーに「みなさーーーん」と呼びかけているのだが、かつてはCBCなど中日グループと犬猿の仲である岐阜新聞グループのAM岐阜ラジオでパーソナリティの戸井康成が「快汗サタデーくすくすリラックス」の冒頭で「みなさーーん」と呼びかけていたため、東海地方では合わせて月曜から土曜までの朝に「みなさーん」が聴けた(しかも一時期はどちらも9時スタートだった)。なお戸井は現在でもぎふチャンでレギュラー番組を持っているほか、CBCラジオでも「CBC演歌ベストテン」などのレギュラー番組を持つ。
付随番組
語録・定番ネタなど
平日朝の時間帯の番組であるが、特に下ネタ系に関連したネタ発言や強引なまでの法則、格言、失言が数多く存在する。最低放送中1回~2回は強烈なインパクトのある発言がつボイ・小高のいずれかからなされることもあってか、かつては、「聞けばツー快!」の中で、「今日の懺悔」なるコーナーまで設置されていた(なお、2006年春改編でこのコーナーは終了している)。
つボイノリオ関連
- 「ゆー・えぬ・けー・おー」…当番組限定の排泄物の隠語。
- 「69」…当番組においてなぜか「おめでたい数字」とされており、6月9日が放送日と重なる場合はいつもよりもメール・FAXの数が倍増するとも言われている。当番組が元で、近年CBCラジオの他番組でも「69」に絡むFAXが紹介されることがある。
- 「名古屋重力説」…伊藤みどり、安藤美姫、浅田真央ら優秀なフィギュアスケート選手は名古屋及びその周辺地域の出身者が多いことを「名古屋及びその周辺には特別な重力がかかっているからだ」と説明づける、つボイ独自の持論。
- 「エロ発電」…「エコ発電」のネタに関連して出た発言。
- 「ノリオくん」…当番組限定の男性器の隠語。
- 「くるくるくるぴゅー」…ハンマー投の様子を擬音化した表現。つボイはラジオの特性上、言語表現が難しい事柄につき擬音を多用して表現する場合が多い。
- 「コンマルーム」…コンドームの「ド」の文字が抜けていたところに「マル」という文字を入れて表現。「逆さに読むともっと良い」とも発言。
- 「事実は小説より奇なり。俺のパンツはキナリ」
- 「これで私の家の水道・光熱費が賄えます」…改編期を乗り切った時に使われる表現。
- 「ふくろうさん」「あんたオッサンか?」「力士(または関取)」…小高が下ネタやお互いの体型ネタ等に強烈な発言をした場合にその切り返しとしてよく使われる表現。
- 「山高帽に金時計」…つボイ独自の「成金」「金持ち」をイメージした格言。
- 「泥を被る」…放送内でつボイが言い間違いや記憶違いで後に前言を訂正する際に弁明で使われるフレーズ。
- 「ゲイのためなら女房も泣かす」…2007年度の世界陸上大阪大会で活躍したタイソン・ゲイ選手の名前と「浪花恋しぐれ」(1983年に都はるみ・岡千秋の歌で大ヒットした演歌)の曲中のセリフの一部分をかけあわせたもの。
- 歴史上の人物の物真似…番組初期の看板コーナーであった「タイムマシンでブルンブルン」で恒例だったネタ。変化自在の声色を持ち、また歴史愛好家としての顔を持つつボイならではのネタであり、資料や写真などから判断される顔・体の特徴からその人物の声を想像し、そしてそれを「物真似」と称して披露している(西郷隆盛や坂本龍馬などが代表的)。このコーナーが廃止された後もたびたび、トークの中で突然変異的にこの種のネタが登場することがある。
- 「動物の泣き声の物真似」を人間の立場に置き換えた感情を交えて表現する…例:セミの求愛行動の話題における「みーん、みんみんみん、ええ娘おらへんかー、みーん、みんみんみん」など。
- 苗字あるいは名前の読みが同じである人物を必要以上に持ち上げ絶賛する…例:北海道日本ハムファイターズ選手の坪井智哉、ソニー名誉会長の大賀典雄など。
- 「○○君と僕は同類」…いわゆるイケメンと呼ばれる類の歌手などが登場したときの定番ネタ。
- 変化自在の声色を使ったネタも多い。
小高直子関連
- 「いちもつ模様」…「市松模様」を言い間違えたもの。小高が現在の同番組でのポジションを確立する契機となった失言でもある。
- 「終った後の一服は美味い」
- 「(コンドームを)グーで入れる」
- 「やったら終わり」…メスのサメが一回交尾をすると、オスのサメの精子を排出できなくなってしまうという話題の際に出た発言。
- 「ちっちゃいパンツよりもデカパンのほうがいい」…「メルサラジオショッピング」の中で、30枚4,800円の下着を紹介した際に出た発言。
- 「"元"女子アナ」「"助手"アナ」…女子アナらしからぬ痛快ともいえる発言・切り返しを小高が数多く行うことから、つボイやリスナーからこのように揶揄されることがある。その場合には、「"現役"女子アナ」、「アナウンサーならここにいるやん!」などと半ばキレ気味に(もちろん、ネタであることを小高自身が一番理解している上でのリアクションであるが)切り返すのが定番となっている。最近ではこの類の変化形として、「ショッピングのつボ」で紹介される商品との兼ね合いから、「小高"切れ子"アナ」(切子明太子が紹介された際に登場したフレーズ)などといった揶揄をされる場合も多い。
- 結婚式における十二単ネタ…自身の結婚式の際に十二単を着用し、その姿で撮影された写真も存在するのだが、結婚から10年以上を経た現在もなお、なぜかこの写真の存在は「封印」された状態にあるため、その点につき、「怖い物みたさで1度でいいから見せてくれないか?」などリスナーからの突っ込みネタとしてよく利用されている。その際に小高はまるで他人事であるかのような雰囲気で「ナニが怖いの~?」などと逆突っ込みを入れている。
- 容姿(特に体重に関する)ネタ…出産後、妊娠前の体重に戻すのに相当苦労したというエピソードに触れたことが契機となって頻繁に繰り出される。大相撲本場所開催中にはよく、「今場所もお疲れ様でした!」(本場所終了後の放送時)といった内容の投稿や、「小高親方」「力士アナ」との揶揄がなされることもある。また、夏季休暇についても「巡業に出た」「(力士の)スカウトに行った」などど言われている。
- 三十路に入った頃からは、初期の「志村けんのバカ殿様」における由紀さおりのように、年齢を鯖読んで若手の後輩女子アナと張り合おうとする定番ネタも誕生した。ここ数年は、鯖読む際の年齢は「22歳」もしくは「23歳」が多い[4]。ちなみに彼女は1969年生まれであるが、この点を突っ込まれても否定はしない。
- 「私と藤原紀香は同類!」…関西出身、「ミスコン」の優勝経験、キャンペーンガールを務めた経験など(ただし、その経験の性質が大きく異なるが)共通する部分が多いため。
- 「お聴きの放送はCBCラジオではありません」…つボイの話す下ネタの度合いが酷くなってきたときには、このように言ってお茶を濁すことがある。
その他
- 「全姉連」「日弟協」…それぞれ「ぜんしれん」「にっていきょう」と読む。小高に2歳年下の弟がいるという話題から端を発し、一時リスナーを巻き込む一大テーマとして頻繁に取り上げられていた。ちなみに、「全姉連」の代表は小高、「日弟協」の代表はつボイということになっているが、つボイは実際には長男であるため「弟」ではない(しかし、気質が「兄」ではなく「弟」っぽいという半ば強引な理由で「日弟協」の代表に祭り上げられた)。
出演者
番組パーソナリティー
- メインパーソナリティー:つボイノリオ
「下ネタソングの帝王」との異名を取るシンガーソングライター。ラジオパーソナリティーとしては『土曜天国』、『星空ワイド 今夜もシャララ』、『のりのりだぁ歌謡曲』(後に『のりのりだぁポップン10分』と改題)、『ばつぐんジョッキー』など1970~1980年代にかけてのCBCラジオの看板番組を数多く担当した、CBCラジオのいわば“大功労者”ともいえる存在であり、満を持しての朝ワイド番組への抜擢となった。なお、この番組を担当する以前にもKBS京都で『おはようアドベンチャー』なる朝ワイド番組を約5年(1987~1992年)担当しており、この『おはようアドベンチャー』での構成を下敷きとして設けられたコーナーもいくつか存在する。
番組開始時から通算15年以上(1998年・2001年に半年間出産準備のため一時休養)にわたりつボイのアシスト役を担当。その間、上記の「いちもつ模様」発言に代表される様々な「伝説」の発言で番組でのポジションを確固たるものとする。その元来の個性で「聞けば」の人気を決定づけた“影の功労者”といえる存在であり、多くのリスナーから「聞けば」は「つボイノリオのワンマン番組」ではなく、「つボイ・小高コンビあっての番組」として理解されている。
コーナー担当
- 永岡歩(CBCアナウンサー)…2008年秋から金曜日の「ウォーキングのつボ」を担当(10月~12月第1週)。かつては「ドラゴンズのつボ」も担当していた。下記のCBCアナウンサーと同様に小高の代理アシスタントや中日新聞ニュースの担当アナとして出演することもある。2012年4月13日の放送ではつボイのピンチヒッターも務めた。
- 矢野きよ実…2011年4月8日放送分から新・生活フロッピー金曜日の「清須のつボ」を担当。この番組には過去にもゲストとして出演したことがあり、つボイ・小高と親交がある。
過去の出演者
下記はいずれもCBCアナウンサーで、現在でも小高の夏休み時などの代理アシスタントや中日新聞ニュースの担当でたびたび出演している。
以下のCBCアナウンサーはいずれも「小高をユタカにする方法」を担当。
- 古川枝里子…以前は他に「Drive Partner(ドライブ・パートナー)」も担当。
- 夏目みな美…以前は他に「Drive Partner(ドライブ・パートナー)」、「ドラゴンズのつボ」も担当。
- 青木まな
- 南部志穂
- 氏田朋子…以前は他に「Drive Partner(ドライブ・パートナー)」も担当。
歴代アシスタント
小高と並ぶ初代アシスタント(浅野が月・水・金曜日、小高が火・木曜日を担当)。半年間担当した後、『CBCニュースワイド』のキャスターに抜擢されたため降板。以後2001年9月までは全曜日のアシスタントを小高が担当することとなった[5]。なお、オープニングコールでの「つボイノリオの」という部分は、小高と浅野が声を合わせて言っているバージョンのものが現在でもそのまま使用されている。また、浅野がCBCを退職する際には番組にゲスト出演して当番組やCBCでの思い出話を披露し、最後にリスナーへの挨拶も行った。
加藤と重松は小高の産休時に代役として出演(重松は月~木曜日を担当。金曜日は次に記す伊藤秀志である)。両アナもつボイや常連リスナーに煽動される形で、本人が全く無意識のうちに小高に負けぬ「伝説」の失言を残した[6]。
加藤は小高復帰後も、前記したCBCアナウンサーと同様に小高の夏季休暇時の代理アシスタントや中日新聞ニュース担当などでたびたび番組に出演している。2010年7月19日の休日特集時にはゲスト出演して、自身の趣味である「全国各地の坂巡り」の魅力について語っている。
一方、重松は代役を担当する以前より派生番組「聞けばツー快!」を全曜日担当しており[7]、その際のつボイとのやり取りが好評であったことから、「聞けば」本編での小高の代役としてそのまま抜擢された経緯がある。2002年7月を以ってアナウンス部から他部署に異動となり[8]、金曜の「聞けばツー快!」担当も渡辺が引き継いだ。
- 伊藤秀志…2001年10月-2009年4月
金曜日を担当。つボイと伊藤のコンビは、かつて平日昼に放送されていたワイド番組『もぎたてのカボチャたち』では月曜日の担当、そして土曜日午後の「土曜天国」ではメインパーソナリティ(つボイ)とリポーター(伊藤)をしていたという間柄である。伊藤は2001年10月から2度目の産休[9]に入った小高の代役として番組に登場したが、2002年4月に小高が復帰した際に正式に金曜日のレギュラーとなった。金曜日の「お便り復活デー」を立ち上げたほか、自身の歌手活動を「トーマスの箱」内で行っていた。2009年4月3日降板。その後の金曜日は小高が担当(事実上復帰)することになった。
上記以外の臨時アシスタント(主に小高の夏期休暇時)
- 神尾純子(CBCアナウンサー)…つボイと神尾の関係はこの番組内では「水と油」の関係と設定されていた(当然にネタとしてであるが)。つボイが「今日の懺悔」コーナーにおいてギャグを言った際に、神尾から真顔で「面白くありません!」と切り返されてしまったことがある。
- 神山里美
- 荒井千里(元・テレビ愛知アナウンサー、2011年8月26日)…つボイとは3時のつボッ!で2011年4月まで共演していた。
ほか
その他
- 竹地祐治(CBCアナウンサー)…小高の夫。かつては当番組の直前で「おはよう竹地祐治です」を担当していたこともあり、たびたび番組に出演していた。小高との結婚が発表された時にはゲスト出演し、「タイムマシンでブルンブルン」で歴史上の人物を演じるつボイに小高と2人で突っ込みを入れていた。また、小高の夏季休暇中に単独で出演し「家での小高」について語っていたこともある。異動でアナウンサー職を離れた後は番組に出演しなくなったが、現在でも「旦那」として小高のトークにたびたび登場している。
- 大園康志(CBCアナウンサー)…番組出演者として公式にはクレジットされていなかったが、ニュース担当として9時台・11時台、そして12時台前半の「聞けばツー快!」で中日新聞ニュースの原稿読みを担当。2008年7月の異動でアナウンサー職を離れることになったため、同年6月末の放送を以って降板した。現在は後任は置かれず、シフト制の形が採られている。
- 重盛啓之(CBCアナウンサー)…2008年7月に大園と入れ替わる形でアナウンサー職に復帰する前は、プロデューサーとして当番組に関わっていた。アナウンサー復帰後も中日新聞ニュース担当としてたびたび番組に出演している。
- 塩見啓一(CBCアナウンサー)…つボイ休暇時の代役。ナイター中継の副音声番組『つボイノリオのドラゴンズ見れば見るほど』の進行役も担当していた。近年、つボイが約1ヵ月の病気療養、旅行、あるいは部屋の掃除のために1週間休暇(番組では「整理休暇」と言われる)をとる際には必ず代役として登場。タイトルコールも「期間限定!塩見啓一の聞けば聞くほど」に変わる(ただし、2008年5月12日~15日、2009年5月28日~6月19日は『つボイノリオの聞けば聞くほどby塩見』になった)。現在「10時のツボ!」の1セクションとして定着している「バカ息子・バカ娘」は、代役として登板した塩見が作ったコーナーであり、つボイからの評判がよかったことにより、レギュラーコーナーへと昇格した。2012年6月末に異動でアナウンス職を離れたため、代役としての出演は2012年4月12日放送分が最後となった。
- しかし、この番組の真のパーソナリティは、時々ゲスト出演する永六輔であるとつボイ本人は語る。永は1994年7月にアポ無しで電話で初出演。1995年3月に初めてCBCのスタジオに乗り込んで以降、ほぼ年に1~2回程度(1999年頃までは1ヶ月間に2、3度も来ることがしばしばあったが、現在は永が高齢であることも配慮して、年に1回程度の出演に留まっている)の間隔で番組全編にわたり出演するのが恒例となっている。なお、永が出演した際には番組名も『永六輔の聞けば聞くほど』になり、永本人がタイトルコールを述べてから番組本編の放送が始まる形が採られている。また、つボイは永がいないときの留守番パーソナリティーとも言われている。また、永が番組に来た日は、必ず番組スタッフを伴って「高級天ぷらランチ」となるのが慣例となっており、その模様は小高が番組のブログで紹介している。
過去に出演した主なゲスト
- 永六輔 - つボイ曰く"真のパーソナリティ"
- サエキけんぞう
- 角田信朗
- 根本要
- 山本正之
- 嘉門達夫
- ヨネスケ(桂米助)
- 三遊亭小遊三
- 新美静代
- 矢野きよ実
- アンジェラ・アキ
- 平川地一丁目
- 神戸浩
- 小梅太夫
- 松井誠
- 藤田まこと
- 夏川りみ
- SEAMO[10]
- 井伊英理
- 中孝介
- FUNKY MONKEY BABYS
- 河口恭吾
- 平原綾香
- 山口智充
- ペリー荻野 - 時代劇評論家
- 平野裕加里
- 松浦亜弥
- 安倍なつみ
- 後藤真希
- 大橋照子
- 原元美紀[11]
- 武田鉄矢
- 小西雅子[12]
- 三波豊和
- 山田貴敏
ほか
番組構成
この番組は時間のずれが多く、各コーナーが時間通りに行われないことがしばしばある。そのため、CBCの番組表でも同番組に内包されている箱番組の放送開始時間はすべて「○:○頃」という表記がなされている。
- 9時台
- オープニング
- 「中日新聞ニュース」
- 9時台・11時台は担当アナウンサーが同じスタジオに入り、つボイ・小高とのトークが行われる[13]。9時台は夜勤担当のアナウンサーが読むケースがほとんどである。なお、伊藤が金曜アシスタントを担当していた当時に小高がニュースアナウンサーとして「聞けば」に登場したこともある。
- 「見れば見るほど」/「言えば言うほど」/「つボイのつボ」
- リスナーたちから送られてきた投稿の中から時事ネタを取り上げ紹介する。「つボイのつボ」は、天気予報と「はがきでこんにちは」の後になる。
- 「天気予報」
- 「はがきでこんにちは」(9:32~9:37)
- 当番組内の箱番組の一つ。制作:TBSラジオ。
- 「交通情報」
- 「ゆく9時 くる10時」
- 「レースガイド」
- 10時台
- 「10時のつボ!」
- 番組の目玉コーナー。2000年7月10日放送分から後述の「トーマスの箱」(当初は「スマートなトーマス」)と共に「タイムマシンでブルンブルン」の後継企画としてスタートした(開始当初は「ウワサのツボ」という名称であった)。他のコーナーとは異なり曜日別で取り上げるネタは決まっておらず、リスナーからの投稿内容を確認した上で、その日に取り上げるネタを決定するという方式が採られている。
- 主に取り上げられるネタ(過去を含む)
- 「男と女」ネタ・・・映画「男と女」のテーマ曲をBGMに男女間の性交渉にまつわる投稿を紹介するもの。
- 「お花畑」ネタ・・・ジュディ・オングの「魅せられて」がBGMに流れる。これは、矢野が出演していたCBCラジオのレギュラー番組『ツー快!お昼ドキッ』の中の「『魅せられて』を聴きたくて」のコンセプトを引き継いだものである。
- 「エアコンのフィルターチェック隊」…小高が隊長となり、エアコンの不調を訴える投稿を番組に送ったリスナーの家に放送中に訪問して、フィルターの掃除や修理を行うというもの。現在は行われていない。
- 「おっぱい」ネタ・・・ぶんけかなの「おっぱいがいっぱい」がBGMに流れる。曲の冒頭、「僕が飲んで」の後、本来「妹も…」と歌うところをつボイが「パパも…」と歌うのが恒例となっている。
- 「下着」(主にパンツ)ネタ
- 「トイレ」ネタ・・・「ととべんきのうた」がBGMに流れる。
- 「オレオレ詐欺(振り込め詐欺)」ネタ
- 「スパムメール」ネタ
- 「バカ息子・バカ娘」ネタ・・・つボイの代役を塩見が担当した際に試験的にスタートしたものだが、好評につきレギュラー化された。
- 「ドラマ」ネタ・・・基本的に各時期でTBS系で放送されている高視聴率ドラマ(近年では『華麗なる一族』)に関するネタをつボイ・小高がそのドラマの印象に残るシーンに付き寸劇を入れつつ紹介するもの。
- 「ムカつく」ネタ・・・夫婦・家族・会社間などで日常で感じたちょっとした「怒り」についての投稿。
- 「嫁姑」ネタ・・・「ムカつく」ネタは元々はこのネタの流れで生まれたものである。
- 「昆虫」ネタ
- 「つんつるりん」ネタ・・・このネタのときに限りBGMとは別にエンディング曲があり、オリビア・ニュートン=ジョンの「ジョリーン」が流れる。
- 「AV歌舞伎」ネタ
- 「愛ことば」ネタ・・・このネタが放送されるときにはこの番組にしては珍しく感動路線に向かうことから、「聞けば唯一の良心」とも評されていた。しかし現在は、コーナー毎の節目でこの種類の投稿が読まれることが多いためか、このコーナーのワンセクションとして放送されることはあまりない。
- このほか、つボイの新曲がiTunesで配信開始される時や、「○周年」など番組の節目に当たる時には、それらに関連した投稿が紹介されることも多い。
- 主に取り上げられるネタ(過去を含む)
- 「トーマスの箱」
- 音楽、芸能関係のネタを紹介するコーナー。BGMはそのネタに関連したものが流れ、歌手がこのコーナーにゲスト出演することもある。伊藤が金曜日アシスタントを担当していた頃はこのコーナーを伊藤が担当していた。
- 「中日新聞ニュース」
- この時間のみニューススタジオから担当アナウンサーが伝える。9時台とは異なるアナウンサーが読むケースが多いが、稀に9時台と同じアナウンサーが読むケースもある。
- 「ショッピングのつボ」
- 月曜日~木曜日はフラコーポレーション、金曜日は大丸・松坂屋通信販売の商品が紹介される。以前は全曜日つボイ・小高により商品が紹介されていた(「切れ子アナ」のネタはここから生まれた)が、2010年10月以降は金曜日のみになっている(月曜~木曜はフラコーポレーションのスタッフが紹介を行う)。
- 「新・生活フロッピー」
- 曜日によって内容は異なる。以下は2011年4月改編からのもの。
- 「キユーピーラジオクッキング」(10:40~10:45)
- 小高と宮本和秀(CBCテレビ制作の「キユーピー3分クッキングにも出演)の2人が出演し、季節の食材や一つのテーマに沿った様々な料理の調理法を紹介していく。この番組での小高の発言も「聞けば」本編でたびたびネタにされている。当番組のスタート時は独立番組時代から引き続き斎藤悠子が担当していたが、斎藤の勇退後に小高が引き継いだ。
- 「交通情報」
- 「永六輔の誰かとどこかで」(10:48~10:58)
- 箱番組。制作:TBSラジオ。つボイが「続きましては!」と言ったあとに番組名の代わりに「パンパカパッパ~(?)」とファンファーレを流し、そして最後に「です!」と付け加えるのがこの「誰かと―」の放送を行うに当たってのお決まりのパターンとなっているが、これは1994年にあるリスナーからの投稿によりこの番組の存在を知った永六輔がアポなしで初めて電話出演をしたことをきっかけとして始められたものである。全国ネットの箱番組だが、前述の通り、永が「聞けば」を高く評価したびたび出演もしていることから、この番組の中でもつボイ・小高の名はしばしば登場してくる。
- 11時台
- 「中日新聞ニュース」
- 「ニュースなつボ」
- その時折で話題となっているニュースの解説コーナー。ただし、この中でもFAX等が取り上げられている。基本的には9時台の「言えば言うほど」等と同趣旨のコーナーであるが、このコーナーは小高のリードで進行していくことが多い。ミュージシャン以外のゲストが登場する場合には、ゲストコーナーとして活用される場合も多い。また、つボイがイベントなどに行った時にはその感想を述べるコーナーになる場合もある。その際には「名古屋を代表するタレント、つボイノリオが○○へ行ってきた」という小高のナレーションが入る。「テレフォン人生相談」枠移動および「テレフォンウォッチャーが行く」終了に伴い2006年10月2日放送分で新設された。2008年秋改編以降、10月~12月上旬の金曜枠にはJR東海がスポンサーに付いたため、同社が企画運営している東海3県のさわやかウォーキングの案内コーナー「ウォーキングのつボ」になっている[15]。進行はコーナー開始以来、一貫して永岡が担当している。
- 「市(県)政便り」
- 「天気予報」
- 長い間中部電力の提供だったためか、9時台のBGMと異なるものが流れていたが、2008年4月の改編で同社提供が外れると、9時台のBGMと同じになった。
- 「とどめのつボ」
- 各コーナー(主に 10時のつボ!)への投稿の読み残しなどをこの枠を使い紹介する。「つボイにチャレンジ」に代わるコーナーとして2006年4月新設。2006年秋改編からは、同コーナー終了と同時にそのままエンディング(11時37分40秒頃まで・それ以降はCM)となり、コーナーのジングルも廃止されるなど、内容も簡素化されている。
以前に放送されていたコーナー
9時台
- 「つボイにチャレンジ」
- 電話を通じ、つボイが出題する3択クイズに一般からの参加者であるリスナーが答えるコーナー。
- 「生活フロッピー」
- 2003年10月からの10時台移行により「新・生活フロッピー」と改称。番組開始当初は、曜日毎に名古屋大学の教授ら地元・東海地区で各分野の第一人者として活躍する専門家たちに簡単な講義を行ってもらうコーナーとしてスタート。番組開始時からこのコーナーに出演していた大塚錥子弁護士は、「歌う弁護士」としてコーナーの冒頭で1曲歌ってから法律相談を行うのが当番組の名物となっていて、「新・生活フロッピー」に移行後も2009年4月2日の放送まで長く番組に出演していた(つボイはネタとして、大塚に歌を歌わせないようにコーナー冒頭でわざともたついたりしていた。)。
10時台
- 「タイムマシンでブルンブルン」
- 2000年7月7日終了。歴史に残るエピソードをそのエピソードが起きた時点にタイムスリップして、つボイと小高が声色を使いその当事者を演じて、その真相に迫るというもの。ただし、筋書きはつボイ自身あるいはリスナーからの投稿によるまったくのフィクションであり、また、最後の結末を不明確なままにして、「一生懸命頑張っている歴史研究家の仕事を奪ってはいけない」とつボイが弁明してオチを付けることが多かった。
- 「スマートなトーマス」
- 2000年7月10日開始。現・トーマスの箱。
- 「メルサ ラジオショッピング」
- 「Drive Partner(ドライブ・パートナー)」
- 毎回「道」に関するタメになる話題やおすすめのドライブコースなどを曜日別のテーマに沿って紹介していくコーナー。2007年6月18日から2008年4月1日まで放送。同コーナーの曜日別レギュラーとして前述の古川・夏目・氏田(3人共2007年度入社のアナウンサー)、当時日曜夕方に放送されていた『AM LOVEARTH』のパーソナリティー・上野規行が出演。
- 「小高をユタカにする方法」
- 「Drive Partner」の後継コーナーとして2008年5月からスタート。美や健康にする情報を紹介する。上記のアナウンサーのほか、水曜は専門家が来ての話、金曜はリスナーからの健康に関するお便り紹介となっていた。青木の出演時は「体に優しい料理」の紹介となり、試食もあったため、小高が試食に夢中になってつボイに突っ込まれることもたびたびであった。また、2009年4月のこのコーナーでメタボ検診を取り上げた際に、つボイの腹囲測定が実施されて107センチとなったため、出演した医師からダイエットを促されるほどであった。その1ヶ月半後につボイが心筋梗塞を発症して入院したこともあって本格的なダイエットを敢行。約1年後の2010年3月に80センチまでシェイプアップする過程を随時このコーナーで紹介していた。2010年10月1日放送分で終了。
- 「斎藤さんと遊ぼう」
- 斎藤が「キューピーラジオクッキング」を担当していた当時に直前で放送されていたミニコーナー。斎藤がワンフレーズを発し(録音で本人は出演せず)、その前に来る文章をリスナーから募り、紹介する。下ネタを連想させるような投稿が寄せられて、小高が突っ込むこともたびたびであった。斎藤降板と共に終了。
11時台
- 「つボイノリオ劇場」
- 「つボイがチャレンジ」
- 小高あるいは伊藤が出題する3択クイズにつボイが答え、週5日通してのその正誤をリスナーたちが予想していくコーナー。2006年3月31日終了。
- 「テレフォン人生相談」(11:07~11:27)
- 箱番組。制作:ニッポン放送。コーナーに入る前にはつボイがその日の相談内容を紹介していたが、毎回あたかも若い女性が相談者であるかのように思わせる内容であり、表現の妙でそう思わせてしまうつボイの話芸の聞かせ所となっていた。2006年9月29日を以って「聞けば」内での放送は終了。同年10月2日からは「聞けば」終了後の11時40分からの放送となり、これに合わせて「聞けば」の放送時間が20分短縮された。
- 「テレフォンウォッチャーが行く」
- 上記の「テレフォン人生相談」の放送内容に対しリスナーたちから送られてきた感想・意見を読み上げる。つボイが前述のような内容紹介をするため、その日の相談者が若い女性でない時には「また騙された」という内容の投稿が毎回紹介されていた。これも「テレフォン人生相談」の独立番組化に伴い、2006年9月29日放送を以って終了。
- 「ドラゴンズのつボ」
- 2008年4月改編より設置。中日ドラゴンズの前日の試合結果や印象的なプレーに関連したリスナーからの投稿を紹介するコーナー。2008年秋改編から火曜日は夏目の「夏目のかなめ」、金曜日は永岡の「また聞きドラゴンズ」となっていた。2010年3月いっぱいでスポンサーが降板した後も、コーナー自体は存続したが野球シーズン終了と同時に休止となった。なお、この縁もあり当コーナーのスポンサーだったローソンのCMには、つボイが「ドラゴンズ応援団長」として出演していた。
ノベルティ
- ステッカー
- 「金太まけるな」(つボイの代表曲「金太の大冒険」の歌詞の一部)と書いてあり、赤・白二種類ある。書は矢野きよ実。
- エコバッグ
- 布製のエコバッグで、小高を模したフクロウがつボイを蹴飛ばしているイラストがプリントしてあった。
- トイレットペーパー
- 「拭くの紙」と称されている(「福の神」のもじり)。つボイ・小高の似顔絵と共に「水に流して下され~」と吹き出しに書かれている。長らく同番組のノベルティとして親しまれたものであったが、上記のエコバッグの登場により廃止された。
- いちもつ模様ハンカチ
- 1996年頃にノベルティとして作られた。
タイアップ商品
番組ではサークルKサンクスとの共同開発で、これまでに数々の弁当をはじめとする食料品を発売している。
- 金太! まごころ弁当
- 「金太の大冒険」にちなんだ弁当。つボイのこだわりでマスカットが入っている。
- 天下分け目の味合戦弁当
- 2000年に開戦400年を迎えた関ヶ原の戦いにちなんで製作された。
- 伊藤秀志の日本全国お訛り弁当 け
- 10周年記念弁当
- わくわくV弁当
- 聞けば聞くほどあんぱん
- 聞けば聞くほどカレーパン
書籍
- つボイノリオの聞けば聞くほど本(学習研究社)
- 2004年に番組10周年とつボイの芸能生活"ほぼ"30周年を記念して発売。
- つボイノリオの聞けば聞くほど・15周年記念CDブック(扶桑社)
- 2008年11月に番組15周年を記念して発売。フジサンケイグループに属する扶桑社からTBS系列のCBCラジオで放送されている同番組の記念書籍が発売されることになったのは、同社につボイがこれまで担当してきた番組の熱心なリスナーが多く社員として在籍していたことがきっかけであったとされる。
- つボイ正伝 - 「金太の大冒険」の大冒険(扶桑社)
- 上記CDブックに続き2008年12月に扶桑社から発売されたつボイの自叙伝。番組開始のいきさつについて当時のCBCラジオ編成デスクが取材に答えている。
脚注
- ^ 特にいわゆる「振り込め詐欺」問題に関しては、つボイと共に東海地方のラジオDJの第一人者的存在である宮地佑紀生や伊藤秀志との特別ユニットで、キャンペーンソングが製作された。
- ^ 2009年4月改編までは電話メッセージを受け付けており、番組冒頭で必ず当日の「電話のお姉さん」の紹介があった。なお、「聞けば」を最後にCBCラジオは電話でのメッセージ受付を終了した。
- ^ もちろん、これも本気ではなく、「ネタ」としてである。
- ^ CBCラジオの他の女性パーソナリティがこれに追随したネタを繰り出すこともある。
- ^ つボイは番組内で、浅野の降板によってこの番組から「さわやかさ」は消えた、と冗談交じりに語っている。
- ^ 加藤は「まつばく寿司(マツバクズシ)」「貴公子バリ(キッコウシバリ)」など。重松は「自分の歌をテープまたはAVに録音」「(自動車を運転中に)急ブレーキをかけようとした時、自転車と間違えてとっさにハンドルを握ってしまいワイパーを作動させてしまった」など。
- ^ 当初はこのパートについては小高は参加しておらず、2度目の産休から復帰した2002年4月より本編と同じく月~木曜の担当として参加。これに伴い重松は金曜日のみの担当となった。
- ^ 2009年にCBCを退職し現在はフリーアナウンサー。
- ^ つボイ曰く「無計画出産」。
- ^ つボイと同じ一宮市の出身である。
- ^ 元CBCアナウンサーで小高と同期。1998年のつボイ夏季休暇時にはつボイの代役として小高と共に番組進行を担当したこともある。
- ^ 元CBCアナウンサー。『星空ワイド 今夜もシャララ』でつボイのアシスタントを務めていた。
- ^ 重大ニュースの場合は、ニューススタジオから伝えてトークが行われないこともある。
- ^ 「○○ファイル」には他に、数年前(10年以上前の場合も)の投稿を紹介する「セピアファイル」、放送日当日に届いたリスナーの投稿を紹介する「原色ファイル」(時事ネタが多いため、9時台のコーナーとほぼ同様になる)があった。
- ^ 近年は秋以外のシーズンにも放送されている。
- ^ 2007年3月を以って一旦終了したが、2008年4月改編より再開。
関連項目
- ランチタイムラジオ 聞けばツー快!
- 6月9日(ノリオ記念日)
- 69
- 燃えよドラゴンズ CBCテレビの野球中継(中日戦のローカル中継)において、この番組さながらのノリで送る「つボイノリオのドラゴンズ見れば見るほど」を副音声で担当している。
- ぷるるんクニクニ島 左記番組の提供クレジットBGMとして使われた曲が、本番組のオープニングテーマミュージックとなっている。なお、この「ぷるるん~」は同じCBCのテレビが同時ネットしている。
外部リンク
CBCラジオ 平日 09:00~12:00 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
09:00 ラジオ朝市
10:00 中日新聞ニュース 10:05 ネット番組 10:20 ニッポンのハラ時計 10:30 キユーピーラジオクッキング 10:35 永六輔の誰かとどこかで 10:45 メルサラジオショッピング 10:50 ネット番組 11:00 中日新聞ニュース 11:05 テレフォン人生相談 11:15 ネット番組 11:35 はがきでこんにちは 11:40 ネット番組 |
つボイノリオの聞けば聞くほど
|
09:00 つボイノリオの聞けば聞くほど
11:40 テレフォン人生相談 |
CBCラジオ 平日 09:00 - 11:40 | ||
つボイノリオの聞けば聞くほど
※テレフォン人生相談の独立番組化のため |
つボイノリオの聞けば聞くほど
|
---
|