G'zOne

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G'zOne
Cal21 front.jpg
G'zOne TYPE-L CAL21
製造元 カシオ計算機
NECカシオ モバイルコミュニケーションズ
種別 スマートフォンフィーチャー・フォン
発売日 2000年2月 (2000-02) 以降
OS REX OS/KCP/KCP+/Android
ウェブサイト Android搭載 G'zOne|CASIO

G'zOneジーズワン)は、かつてカシオ計算機およびカシオ日立モバイルコミュニケーションズNECカシオ モバイルコミュニケーションズ(現・日本電気(NEC))が開発・製造・発売していた、耐衝撃・防水・防塵(G'zOne TYPE-X以降の機種のみ)性能を特徴とする携帯電話フィーチャーフォン)及びAndroid搭載スマートフォンの各種ブランドである。

概要[編集]

日本では、auブランドを展開する(旧・IDODDIセルラーブランド)KDDI沖縄セルラー電話連合にて販売されていた。カシオの頑丈な腕時計G-SHOCK」にちなみ「G-SHOCK携帯」とも呼ばれた。

2000年に最初の端末 C303CA が発売された。カシオはこの「G'zOne」シリーズで初めて携帯電話事業に参入した。2001年発売の C452CA 以来、約4年間にわたって新機種が発表されていなかったが、2005年G'zOne TYPE-R の発売によって復活、その後は再び新機種が継続的に発表されていた。2006年から2013年までアメリカ合衆国でもベライゾン・ワイヤレス向けに端末が提供されていた。また、韓国LG U+向けにも2機種が発売されていた。

2010年にカシオ日立が日本電気(NEC)の携帯電話事業と合流してNECカシオ名義となってからは、NECブランドにてNTTドコモ(以下ドコモ)向けに「G'zOne」を冠していない事実上の兄弟機種が発売された(N-03CN-02E)。

2014年京セラより、開発コンセプトやデザイン形状での事実上の後継となる“TORQUE”が3月に MVNO より ドコモキャリアで TORQUE SKT01が、7月に KDDIと沖縄セルラー電話(両者共にau) よりキャリアモデルとしてTORQUE G01(KYY24)[1]が発売された。

端末[編集]

日本(KDDI・沖縄セルラー電話(旧:IDO・DDIセルラーグループ))向け端末[編集]

カシオ計算機時代[編集]

C303CA(CDMA C303CA)
2000年2月17日発売。ストレート式。カメラ無し。初期型モデル。防水、耐衝撃性能が映画のストーリーに合うことから映画『ホワイトアウト』の小道具で使用された。主演の織田裕二のCM効果もあり話題を呼んだ。G'zOneシリーズとしては最初にして最後のIDO・DDIセルラーブランドで発売された機種でもあり、追加新色として発売されたマットグリーンはauブランドとして登場した。
C311CA(CDMA C311CA)
2000年9月21日発売。ストレート式。カメラ無し。
C409CA(CDMA C409CA)
2001年3月14日発売。ストレート式。カメラ無し。初のカラー液晶を搭載。高機能AI辞書変換エンジンを搭載し、連文節漢字変換が可能になった。また、このモデルはG-SHOCKのデザイナーが手がけており、G-SHOCKを彷彿させるデザインとなっておりカラーもMAKKAやMAKKIなどの限定モデルが発売されている。映画『リターナー』の小道具で使用された。
C452CA(CDMA C452CA)
2001年8月8日発売。ストレート式。カメラ無し。それまでの無骨なデザインから路線変更し、女性向けのカジュアルなデザインが特徴である。ezplus(Javaアプリ)対応機。

カシオ日立時代(CASIOブランド)[編集]

G'zOne TYPE-R (CDMA A5513CA)
2005年7月22日順次発売。シリーズ初の折畳みボディとなって約4年ぶりに復活を遂げたモデルである。
W42CA(CDMA W42CA)
2006年6月29日発売。CDMA 1X WINに対応。シリーズ初の外部メモリ(microSDカード)対応モデル。バッテリー容量を増量し、さらにBluetoothに対応させたヤマト運輸のセールスドライバー向け、および法人向けのE03CA(CDMA E03CA)という同型機種がある。
W62CA(CDMA W62CA)
2008年7月19日発売。シリーズ初のKCP+BluetoothワンセグEZ FeliCaを搭載した機種。
CA002(CDMA CA002)
2009年5月29日発売。W62CAの改良型

NECカシオ時代(CASIOブランド、現在)[編集]

  • 「⇔(機種)」は似たコンセプトを持つNECブランド・ドコモ向けの端末。事実上の兄弟機種にあたる。
G'zOne TYPE-X(CDMA CAY01)⇔N-03C
2010年11月25日順次発売。大容量バッテリー、Wi-Fi WINに対応。G'zOneシリーズ10周年記念端末である。フィーチャーフォンとしては最後のG'zOne機種となった。
IS11CA(CDMA CAI11)
2011年7月14日発売。シリーズ初のAndroid OS2.3搭載スマートフォンおサイフケータイ対応。
G'zOne TYPE-L CAL21(CDMA CAL21)⇔MEDIAS U N-02E
2012年11月2日発売。シリーズ初のLTEサービス「au 4G LTE」対応。インカメラ搭載。国内向けG'zOneシリーズの最終機種。

一覧[編集]

機種 発売年 通信方式 本体色 寸法(幅×高さ×奥行) 重量 連続通話時間 連続待受時間 画面 カメラ その他
C303CA 2000年 cdmaOne ブラック、マットグリーン 48mm×131mm×22mm 103g 140分 230時間 127×125ドット、モノクロ液晶 なし
C311CA 2000年 cdmaOne ホワイト 48mm×131mm×22mm 103g 140分 230時間 モノクロ2階調液晶 なし
C409CA 2001年 cdmaOne ブラック、シルバー、MAKKA、MAKKI 50mm×120mm×23mm 112g 150分 200時間 120×133ドット、256色カラー液晶 なし
C452CA 2001年 cdmaOne シルバー、ブラック、ホワイト 47mm×126mm×24mm 107g 150分 200時間 120×133ドット、256色カラー液晶 なし
G'zOne TYPE-R (A5513CA) 2005年 CDMA 1X グリーンフラッグ、レッドゾーン、ブラックマーク 52mm×104mm×28mm 143g 190分 270時間 QVGAカラー液晶、白黒サブ液晶 128万画素CMOS
W42CA 2006年 CDMA 1X WIN グレイシャーホワイト、ボルケーノオレンジ、マナウスグリーン 53mm×117mm×29mm 155g 190分 240時間 QVGAカラー液晶、白黒サブ液晶あり 207万画素CMOS
W62CA 2008年 CDMA 1X WIN*1 スパークリンググリーン、バーンドブラック、フローズンホワイト 50mm×107mm×19.9mm 133g 260分 230時間*2 ワイドQVGAカラー液晶、白黒サブ画面あり 197万画素CMOS
CA002 2009年 CDMA 1X WIN*1 ブレイズレッド、ストーンブラック 50mm×107mm×20mm 134g 260分 260時間*2 ワイドQVGAカラー液晶、白黒サブ画面あり 197万画素CMOS
G'zOne TYPE-X (CAY01) 2010年 CDMA 1X WIN*1 グリーン、レッド、ブラック 52mm×125mm×21mm 179g 390分 390時間*2 *3 フルワイドVGAカラー液晶、白黒サブ画面あり 1295万画素CMOS
IS11CA (CAI11) 2011年 CDMA 1X WIN*1
WIN HIGH SPEED
カーキ、レッド、ブラック 66mm×149mm×14.5mm 155g 450分 240時間 WVGAカラー液晶 808万画素CMOS Android 2.3.3
G'zOne TYPE-L CAL21 2012年 CDMA 1X WIN*1
WIN HIGH SPEED
au 4G LTE
レッド、ブラック 69mm×134mm×14.7mm 181g 630分 460時間(3G)
350時間(LTE)
WVGAカラー液晶 808万画素CMOS(メイン)
136万画素CMOS(サブ)
Android 4.0.4

*1: CDMA2000 1x EV-DO Rev.A対応、*2: カロリーカウンターOFF時、*3: Wi-fi機能未使用時

アメリカ(ベライゾン・ワイヤレス)向け端末[編集]

電気機械器具の外郭による保護等級 (IPX7) 相当の防水性能と、MIL規格「MIL-STD-810F」準拠の耐衝撃・防塵・防振・耐湿・耐塩害・耐日射性能を備える。

機種 発売年 外部
メモリ
寸法 重量 電池容量 通話
時間
待受時間 画面 カメラ 備考
G'zOne
TYPE-V
2006年 104x52x29mm 151g 1050mAh 192分 400時間 メイン:2.2インチカラーTFT液晶(240x320)
サブ:1.3インチ白黒STN液晶(100x100)
200万
画素
G'zOne
TYPE-S
2007年 97x50x29mm 131g 1050mAh 203分 170時間 メイン:1.8インチカラーTFT液晶(176x220)
サブ:1.2インチ白黒STN液晶(96x96)
30万
画素
G'zOne
BOULDER
2008年 MicroSD 100x51.3x23mm 110g 800mAh
+1540mAh
207分 212時間 メイン:2インチカラーTFT液晶(240x320)
サブ:1.2インチ白黒STN液晶(96x96)
130万
画素
G'zOne
ROCK
2009年 MicroSD 104x51x22mm 126g 1150mAh
+1600mAh
300分 630時間 メイン:2.1インチカラーTFT液晶(240x320)
サブ:0.9インチ白黒PM-OLED(96x96)
200万
画素
G'zOne
BRIGADE
2010年 MicroSD 112x56x24mm 170g 1440mAh 360分 760時間 メイン:2.9インチカラーTFT液晶(240x400)
サブ:1.2インチ白黒PM-OLED(128x96)
320万
画素
QWERTYキー
G'zOne
Ravine
2010年 MicroSDHC 110.0x52.0x21.3mm 130g 1140mAh
+1600mAh
250分 490時間 メイン:2.2インチカラーTFT液晶(240x320)
サブ:1.35インチ白黒メモリ液晶(96x96)
320万
画素
G'zOne
COMMANDO
2011年 MicroSDHC 129x65.6x15.3mm 154.6g 1460mAh 450分 270時間 メイン:3.6インチカラーTFT液晶(480x800) 500万
画素
Android 2.2
G'zOne
Ravine2
2011年 MicroSDHC 110.0x50.6x21.1mm 137g 1150mAh 278分 510時間 メイン:2.2インチカラーTFT液晶(240x320)
サブ:1.38インチカラーSTN(128x128)
320万
画素
G'zOne
COMMANDO 4G LTE
2013年 MicroSDHC 129.8x68.1x13.7mm 174.8g 1800mAh メイン:4.0インチカラーTFT液晶(480x800) 810万
画素
Android 4.0

韓国(LG U+)向け端末[編集]

canU 502S
2005年12月発売。G'zOne TYPE-Rがベース。
G'zOne CA-201L
2013年3月18日発売。CAL21がベースとなっているが外観が若干異なっており、Felicaの代わりにNFCが搭載されている。また、ROMの容量もCAL21の8GBから16GBへと増量されている。

注釈[編集]

  1. ^ KDDI では明確に後継機種とは謳っていないが、販促パンフレットで G'z ONE IS11CA、G'z ONE TYPEーL との性能比較を掲載している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]