踊場駅

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踊場駅
踊場駅2番出入口。 左は駅名の由来を刻む石碑(2016年2月)
踊場駅2番出入口。
左は駅名の由来を刻む石碑(2016年2月)
おどりば
Odoriba
B04 中田 (0.9km)
(1.7km) 戸塚 B06
所在地 横浜市泉区中田南一丁目2番1号[1]
駅番号 B05
所属事業者 横浜市交通局横浜市営地下鉄
所属路線 ブルーライン(1号線)
キロ程 5.7km(湘南台起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
9,431人/日(降車客含まず)
-2018年-
乗降人員
-統計年度-
18,901人/日
-2018年-
開業年月日 1999年平成11年)8月29日[2]
備考 業務委託駅京王設備サービス[3]
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踊場駅(おどりばえき)は、神奈川県横浜市泉区中田南一丁目にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(1号線)のである。駅番号B05

第1出入口は同市戸塚区汲沢二丁目に位置しており[4]、駅構内には戸塚区と泉区の区境を示す表示板も存在する[5]

関東の駅百選に認定されている[6]

概要[編集]

踊場駅4番出入口への通路にあるモニュメント

横浜市戸塚区と泉区の境界の泉区側で、幹線道路である神奈川県道22号横浜伊勢原線長後街道)の踊場駅前交差点の地下にある。ブルーラインの標高最高地点で、駅周辺は横浜市戸塚区・泉区内でも標高がかなり高い場所である。駅前から県道を戸塚区側に少し下ると、天気がいい日にはみなとみらい21地区横浜ランドマークタワーを見ることができる。また2番出入口には地下駐輪場が、4番出入口(横浜市踊場地域ケアプラザ)には地下鉄の踊場変電所も設置されている。

駅のデザインは、出入り口からコンコースまでの通路は「遊歩道」をテーマとし、壁面の仕上げ材に変化をつけて単調にならようにデザインされている。改札口付近は、地域の憩いの広場をイメージしたアーチ状の天井や、大型陶板タイル・結晶化ガラスなどにより、地域の自然や家並みが表現されている[7]。また随所に猫をモチーフとしたデザインが施されている。改札口から4番出入口に向かって床に猫の足跡がつけられ、通路には猫の目を模した大型タイルの装飾が、踊場の天井・出入口のひさしには猫が踊る装飾が施されている。1・3番出入口には猫の耳を模した天窓が設けられている。また1番出入り口の外観には、猫の体を彷彿とさせるカーブがつけられている。

また開業当初は、駅構内の天井にパブリックアートとしてモビール「風 ―動きと輝き―」(Tim Prentice 作)が設置されていたが、現在は撤去されている。

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

駅所在地の通称から。この地の通称は「またたびを食べた3匹のが踊っていた場所」とされる、地元に古くから伝わる「猫の踊り場伝説」に由来するともいわれている[12]。このため、駅のあちこちに猫のデザインが施されている。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札階は地下2階、ホーム階は地下4階にあり、エレベータ、エスカレータが設置されている。

2007年8月にホームドアを設置した[8]

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 B ブルーライン 湘南台方面
2 横浜あざみ野方面

(出典:横浜市営地下鉄:駅構内図

  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。

引き上げ線[編集]

湘南台方に引き上げ線があり、朝に横浜方面から当駅止まりの列車が存在する他、当駅からの上り始発列車が毎日運行されている[13]。このため、2007年6月30日まで土曜・休日の横浜方面からの最終列車は当駅止まりとなっていた[14]が、翌7月1日から湘南台行に延長された。2015年7月18日のダイヤ改正より当駅始発・終着の電車が日中毎時2本設定された[15]

駅構内施設[編集]

駅構内に売店は存在しない。地上には地域ケアプラザと福祉作業所が併設されている[16]

利用状況[編集]

1日あたり乗車人員の推移

2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員18,901人(乗車人員:9,431人、降車人員:9,470人)である。

開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[17]
1日平均
乗車人員[18]
出典
[備考 1]1999年(平成11年) 6,205 3,105 [* 1]
2000年(平成12年) 11,682 5,881 [* 1]
2001年(平成13年) 12,907 6,482 [* 2]
2002年(平成14年) 14,015 7,063 [* 3]
2003年(平成15年) 14,635 7,349 [* 4]
2004年(平成16年) 14,945 7,547 [* 5]
2005年(平成17年) 15,155 7,629 [* 6]
2006年(平成18年) 15,176 7,666 [* 7]
2007年(平成19年) 15,383 7,781 [* 8]
2008年(平成20年) 17,511 8,813 [* 9]
2009年(平成21年) 17,933 8,986 [* 10]
2010年(平成22年) 17,915 9,009 [* 11]
2011年(平成23年) 17,439 8,776 [* 12]
2012年(平成24年) 17,468 8,770 [* 13]
2013年(平成25年) 18,097 9,079 [* 14]
2014年(平成26年) 18,223 9,114 [* 15]
2015年(平成27年) 18,381 9,192 [* 16]
2016年(平成28年) 18,781 9,396 [* 17]
2017年(平成29年) 18,847 9,409
2018年(平成30年) 18,901 9,431
備考
  1. ^ 1999年8月29日開業。

駅周辺[編集]

周辺には住宅地や団地・高校・大型電器店・ファミリーレストランがあり、戦前から栄えていた場所である。太平洋戦争直前から終戦後にかけては、汲沢団地付近に2代目戸塚競馬場が存在していた[19]。また戦後の数年間は日産重工業(現 日産自動車)が戸塚競馬場の北側(現 日産プリンス神奈川販売戸塚踊場店付近)に戸塚工場を開設されていたが[20]、戸塚区柏尾町にあった樫尾工場とともに鶴見工場に吸収されて閉鎖した。

バス[編集]

最寄り停留所は、駅上を通っている長後街道にある踊場である。以下の路線が乗り入れ、神奈川中央交通により運行されている[21]

  • 戸58系統:戸塚バスセンター行、立場ターミナル行
  • 戸61系統:戸塚バスセンター行、上飯田車庫
  • 戸64系統:戸塚バスセンター行、いちょう団地
  • 戸79系統:戸塚バスセンター行、弥生台駅

隣の駅[編集]

Yokohama Municipal Subway Logo.svg 横浜市営地下鉄
B ブルーライン(1号線)
快速・普通
中田駅 (B04) - 踊場駅 (B05) - 戸塚駅 (B06)

脚注[編集]

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  1. ^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、72ページ
  2. ^ a b 鉄道ピクトリアル』第49巻第11号、電気車研究会、1998年11月、 109頁。
  3. ^ ■交通局 大貫 憲夫議員 - 日本共産党 横浜市会議員団
  4. ^ Yahoo!地図
  5. ^ http://dslender.seesaa.net/category/135505-6.html
  6. ^ 関東の駅百選 神奈川県”. 2013年10月3日閲覧。
  7. ^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、182ページ
  8. ^ a b ホームドアの設置状況(平成25年3月末現在)【横浜市ブルーライン】 (PDF)”. 2013年10月3日閲覧。
  9. ^ ドコモの「docomo Wi-Fi」、横浜市営地下鉄の全駅で利用可能に”. 2013年10月3日閲覧。
  10. ^ 横浜市交通局 公衆無線LAN・WiMAX・携帯端末・PHS”. 2013年10月3日閲覧。
  11. ^ 毎日新聞 横浜市営地下鉄ブルーライン事故 18時間勤務で4時間仮眠”. 2019年8月30日閲覧。
  12. ^ 駅名・地名 不一致の事典(浅井建爾 著、東京堂出版 2016年)p.107 - 108
  13. ^ 横浜市交通局ブルーライン戸塚駅時刻表<湘南台方面>(for Shonandai)”. 2013年10月3日閲覧。
  14. ^ 市営地下鉄時刻表(戸塚駅)2007年6月15日のアーカイブ版”. 2015年7月10日閲覧。
  15. ^ 横浜市交通局ブルーライン踊場駅時刻表<あざみ野方面>(for Azamino) (PDF)”. 2015年7月10日閲覧。
  16. ^ 横浜市踊場地域ケアプラザ”. 2013年10月3日閲覧。
  17. ^ 横浜市統計書 - 横浜市
  18. ^ 神奈川県県勢要覧
  19. ^ ナリタノゾミ「戦後混乱期もにぎわったという戸塚競馬場の歴史を教えて!」『はまれぽ.com』 アイ・ティ・エー、2013年12月20日
  20. ^ 浜松町工場の接収に伴い、当地に設置された。この名残で跡地付近のバス停の名称が「日産前」に、跡地に日産プリンス神奈川販売戸塚踊場店が存在している。また戸塚区矢部町にも日産戸塚寮が存在する。
  21. ^ 「踊場」時刻表検索結果(行先別系統一覧)”. 2013年10月3日閲覧。

出典[編集]

横浜市営地下鉄の統計データ
神奈川県県勢要覧
  1. ^ a b 平成13年 (PDF) - 230ページ
  2. ^ 平成14年 (PDF) - 228ページ
  3. ^ 平成15年 (PDF) - 228ページ
  4. ^ 平成16年 (PDF) - 228ページ
  5. ^ 平成17年 (PDF) - 230ページ
  6. ^ 平成18年 (PDF) - 230ページ
  7. ^ 平成19年 (PDF) - 232ページ
  8. ^ 平成20年 (PDF) - 236ページ
  9. ^ 平成21年 (PDF) - 246ページ
  10. ^ 平成22年 (PDF) - 244ページ
  11. ^ 平成23年 (PDF) - 244ページ
  12. ^ 平成24年 (PDF) - 240ページ
  13. ^ 平成25年 (PDF) - 242ページ
  14. ^ 平成26年 (PDF) - 244ページ
  15. ^ 平成27年 (PDF) - 244ページ
  16. ^ 平成28年 (PDF) - 252ページ
  17. ^ 平成29年 (PDF) - 244ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]