早稲田大学理工学術院

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早稲田大学理工学術院(わせだだいがく りこうがくじゅついん 英称:Faculty of Science and Engineering)とは、早稲田大学の学術院の一つであり、理工学系の学部、研究科(大学院)を統括する。東京都新宿区大久保の西早稲田キャンパスに本部を置く。

概要[編集]

2007年に新設。西早稲田キャンパスを本部とする早稲田大学の総合理工系教育・研究機関で、各学部・研究科を統括している。2006年度まで存在していた旧理工学部・旧理工学研究科を端とするが、その起源は1882年の旧制東京専門学校時代に設置されたところまで遡る。

理工学術院は西早稲田キャンパス以外にも多数の施設を保有しており、本庄キャンパス及び横須賀リサーチパークに国際情報通信研究科、喜久井町キャンパスに理工学総合センター、北九州学術研究都市に所在する北九州キャンパスに情報生産システム研究科をおくほか、キャンパス外に各務記念材料技術研究所などの各施設を設置する。北九州キャンパスを通じて、九州工業大学北九州市立大学北九州学術研究都市連携大学院を設置して連携しているほか、東京女子医科大学内に共同専攻「共同先端生命医科学専攻」を設置し、「先端生命医科学研究所」(TWIns)を置き[1]東京都市大学と「共同原子力専攻」[2]東京農工大学と「共同先進健康学専攻」を設置する[3]

施設[編集]

歴史[編集]

  • 1882年 - 東京専門学校創立
  • 1902年 - 早稲田大学と改称
  • 1908年 - 理工科を新設し、機械科、電気科設置
  • 1909年 - 採鉱、建築学科設置
  • 1920年 - 新大学令による大学となり理工科を理工学部と改称
  • 1922年 - アインシュタイン博士来訪
  • 1938年 - 理工学部に応用金属学科設置。鋳物研究所設置
  • 1939年 - 専門部工科開校
  • 1940年 - 理工学部研究所設置
  • 1942年 - 理工学部に電気通信学科設置
  • 1943年 - 理工学部に工業経営、土木工学科設置。理工学部研究所を理工学研究所に改組
  • 1949年 - 新制早稲田大学開校。第一理工学部に機械工、電気工、鉱山、建築、応用化学、金属工、電気通信、工業経営、土木工、応用物理学、数学の11学科設置。第二理工学部に機械工、電気工、建築、土木工学科設置
  • 1951年 - 新制早稲田大学に大学院修士課程設置。
  • 1953年 - 大学院に博士課程を設置
  • 1965年 - 第一理工学部に物理学科設置
  • 1967年 - 大久保キャンパス新校舎に移転
  • 1968年 - 第二理工学部廃止、第一理工学部を理工学部に改称
  • 1972年 - 理工学部電気通信学科を電子通信学科に改称
  • 1973年 - 理工学部に化学科設置。理工学研究科応用物理学専攻を物理学及応用物理学専攻に改称
  • 1987年 - 理工学部金属工学科を材料工学科に改称
  • 1991年 - 理工学部に情報学科設置
  • 1996年 - 理工学部電気工学科を電気電子情報工学科に、工業経営学科を経営システム工学科に改称
  • 1997年 - 理工学部電子通信学科を電子・情報通信学科に改称
  • 1998年 - 理工学部資源工学科を環境資源工学科に、材料工学科を物質開発工学科に、数学科を数理科学科に改称
  • 2003年 - 理工学部電気電子情報工学科、電子・情報通信学科、情報学科を統合改組し、電気・情報生命工学科、コンピュータ・ネットワーク工学科を設置。
    • 理工学研究科機械工学専攻経営システム工学専門分野を経営システム工学専攻に改組。
    • 理工学研究科建設工学専攻建築学専門分野を建築学専攻に改組。
    • 理工学研究科電気工学専攻、電子・情報通信学専攻、情報科学専攻を統合改組し、電気・情報生命専攻、情報・ネットワーク専攻を設置。
    • 理工学研究科ナノ理工学専攻を設置。
    • 理工学部土木工学科を社会環境工学科に改称
  • 2007年 - 理工学術院を設置。理工学部と理工学研究科を基幹理工創造理工先進理工の3学部・3研究科体制へ改組。
  • 2009年 - 国際情報通信研究科、情報生産システム研究科、環境・エネルギー研究科の3つの大学院が、理工学術院に編入。
  • 2010年4月 - 日本初となる他大学との共同専攻を先進理工学研究科に設置 [4]。新設の5専攻を含む新理工学術院体制が発足。[4] 
  • 2010年9月 - 理工学術院の3学部・3研究科に、英語による授業のみで学位を取得できる「国際コース」を設置予定。これにより、理工学術院の全ての学部と、環境・エネルギー研究科を除く5つの研究科で、日本語を介さず「英語」のみで学位の取得が可能となる。[5]
  • 2014年4月 - STAP細胞問題の筆頭著者の博士論文剽窃が見られ、また別の複数の博士論文にも疑いが生じていることから、大学当局は先進理工学研究科の全博士論文280本を悉皆調査すると発表した[6]
  • 2014年4月 - 以下の組織を新設。
  • 基幹理工学部情報通信学科[7]
  • 基幹理工学研究科情報理工・情報通信専攻[8]
  • 先進理工学研究科理工学専攻[9]

設置組織[編集]

  • 基幹理工学部
  • 数学科
  • 応用数理学科
  • 情報理工学科
  • 情報通信学科
  • 機械科学・航空学科
  • 電子物理システム学科
  • 表現工学科
  • 創造理工学部
  • 先進理工学部
  • 基幹理工学研究科
  • 数学応用数理専攻
  • 情報理工学専攻
  • 情報理工・情報通信専攻
  • 機械科学専攻
  • 電子物理システム学専攻
  • 表現工学専攻
  • 創造理工学研究科
  • 建築学専攻
  • 総合機械工学専攻
  • 経営システム工学専攻
  • 経営デザイン専攻
  • 建設工学専攻
  • 地球・環境資源理工学専攻
  • 社会文化領域
  • 先進理工学研究科
  • 物理学及応用物理学専攻
  • 化学・生命化学専攻
  • 応用化学専攻
  • 生命医科学専攻
  • 電気・情報生命専攻
  • 生命理工学専攻
  • ナノ理工学専攻
  • 共同先端生命医科学専攻(東京女子医科大学との共同設置)
  • 共同先進健康科学専攻(東京農工大学との共同設置)
  • 共同原子力専攻(東京都市大学との共同設置)
  • 先進理工学専攻(博士課程前期・後期の5年一貫博士教育)
  • 国際情報通信研究科(GITS)
  • 環境・エネルギー研究科
  • 情報生産システム研究科

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

出典[編集]