ディレクターズスーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
リトアニア首相ヴォルデマラス(左)とドイツ国外相シュトレーゼマン(右)が1929年に会談した際の記念撮影。写っている人々はコールズボンが明るい色と暗い色の2種類を着用している

ディレクターズスーツ(Director's suit)とは、黒色背広とコールズボンの組み合わせの礼服をいう。アメリカではストロウラー(Stroller)、イギリスではブラック・ラウンジ(black lounge)とも。また、戦間期のヨーロッパで活躍したドイツの政治家グスタフ・シュトレーゼマンが当スタイルを導入していたことから、大陸ヨーロッパ諸国では彼の名をとってシュトレーゼマン(Stresemann)と呼ばれる。フロックコートモーニングコート(昼間用礼服)よりも格下の略礼服であるが、ブラックスーツ(黒の背広)が略礼装とされる日本では、それよりは本項のほうが格上とされる。

欧米で流行した重役(director = 指導者、管理者・取締役、監督者の意)の執務服であり、日本ではブラックスーツ(略礼服)の上着とモーニングのコールズボンを組合わせて、商品化されたもの。

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの指揮者を除く団員の服装。

基本的な構成[編集]

文化出版局の服飾辞典による一般的な装い。

外部リンク[編集]