ダウンジャケット

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ダウンジャケットを着た男性
詰め物としての羽毛。ダウン。
HERO 』で木村拓哉が演じた久利生公平のダウンジャケットと靴

ダウンジャケット: down jacket )とは、ダウンフェザー(羽根毛、羽毛日本語通称:ダウン、英語:down feather )を詰め物として使った、ジャンパー・スタイルの防寒着のことである。

概要[編集]

ナイロン素材の生地をキルティング加工し、内部にダウンフェザーを詰める。ダウンフェザーの特徴である保温性に加え、体から出るを放出する特徴があるため、極寒地での作業服などとして用いられてきた。また、普通に言う「フェザー(広義で言う『羽毛』『羽根』。つまり、用語としてはダウンフェザーではない羽毛[羽根]を指す)」の10分の1というダウンフェザーの軽量性も特筆されるべき利点である。

日本では1980年代に、俗に言うアメカジファッションの流行からアウトドアやワークファッションの冬の必需アイテムとして高い防寒性と実用性がファッションとして本物志向に敏感な若者を中心に普及した。当初は、アメリカメーカー製品から普及していった。またアメリカ空軍パイロットの防寒着をモチーフとした衣料がヒット商品となり、広く普及した。その後はタウン着としても広く愛用され、1990年代後半頃からは、スキーや登山でも有名な高価なヨーロッパブランドの人気も高くなり、イタリアの DUVETICA やフランスの モンクレール などの高級素材を使ったプレミアム・ダウンウェアが人気となっている。これらのブランドはダウンフェザーのなかでも最高級とされるグレイグース(英語名:Grey goose[1])のものを用いている。

日本のファッションとして現在では一般的にも普及している「ロングダウン」の先駆けとなったのは1990年代で、当時、原宿や代官山に店舗があった「DEPT」デプトカンパニーが発売(チーフデザイナー横山氏)したといわれる。

なお、外見がダウンジャケット風で詰め物にダウンフェザーが使われていないものを「ダウンジャケット」と呼ぶケースも多いが、この場合は本来のダウンジャケットの定義と異なるため、厳密に言えば間違いである。

手入れ[編集]

クリーニングはもとより、家庭用洗濯機でも洗濯できる素材が増えてきたとは言え、基本的には洗わずに着通すものであり、汚れないよう注意して着用することが基本的な使用方法である。

抗体[編集]

の羽や排泄物に対する抗体を有している場合、鳥関連過敏性肺炎を発症する可能性がある。しかし、自身が鳥関連過敏性の体質であることに気がつかないまま重症化し、「特発性間質性肺炎」や「特発性肺線維症」と診断されるが有効な治療が行えず慢性過敏性肺炎に重症化する例が報告されている[2][3]

脚注[編集]

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  1. ^ 生物学的には、Anser 属に分類されるガチョウのうちで灰色の羽毛を持つものを指す、人為分類的総称。
  2. ^ その難治性肺炎、ダウンジャケットが原因かも 日経メディカルオンライン 記事:2016年10月21日
  3. ^ 長坂行雄、「咳嗽の診療」 呼吸と循環 64巻 5号, p.479-484, 2016/5/15, doi:10.11477/mf.1404205957

関連項目[編集]