モノキニ
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モノキニ(英語: monokini)とは、前から見るとワンピース、後ろから見るとビキニに見える水着である。トリキニ(英語: trikini、Triquini)とも呼ばれる場合もある。
元々は水着デザイナーのルディ・ガーンライヒが1964年に発表したボトムだけの水着(トップレスないしマイクロビキニ)を指していたが全く定着しなかった。後にツーピース水着を金輪などでつなぎ、ワンピース型とした水着を呼ぶようになった。現在は、背中の部分を大きくカットしたベアバック(英: bareback)、ウエスト部分を大きくカットしたベアミドリフ(英: baremidriff)など開口部から皮膚を露出させ、後ろから見るとビキニのように見えるワンピース水着のデザインとなっている。
モノキニの「モノ」(mono)とは一つという意味で、元々ビキニの「ビ」(bi)を二つという意味と看做してもじった。
また日本では2000年代後半頃から、基本はほとんどビキニと同じだが、ブラとボトムの間が、正面においてI字状の直線またはX字状に結ばれている(つまりヘソの近くまで干渉する)水着も登場している。これもビキニのようだがワンピースなのでモノキニ、または「つなぎビキニ」と呼ばれる事もある。
女性用水着のビキニに対して、男性用水着や海水パンツもモノキニと呼ばれることがある。
参考文献[編集]
- 「ビキニよりもなんだかエロい! 売上前年比3倍増の「モノキニ」流行中 (ワイド 耐えられない夏)」『週刊ポスト』第43巻第29号、小学館、2011年7月8日、 146-147頁、 NAID 40018859519。
- 周防珠実「身体の解放--身体と服の改革者ルディ・ガーンライヒ」『ドレスタディ』第36号、京都服飾文化研究財団、1999年、 16-21頁、 ISSN 02880644、 NAID 40004442377。
関連項目[編集]
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