刑場

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刑場(けいじょう)とは死刑執行を行う場を指す。

現在の刑場

日本においては、拘置所の中に、死刑執行の部屋が設けられ、絞首刑が執行されている。2010年8月27日に、東京拘置所の刑場が報道機関に初めて公開された[1]

死刑を存続させている外国においても、刑場は拘置所や刑務所の中に設けられている場合がほとんどであるが、中国北朝鮮、一部のイスラム諸国においては、公開処刑も行われている。

日本国内で刑場のある拘置所・刑務所

歴史上有名な刑場

日本

平安時代から江戸時代にかけて存在した著名な刑場。江戸時代には江戸や地方雄藩の刑場で腑分けが行なわれた例もある。

北海道・東北地方

関東地方

中部地方

近畿地方

中国地方

四国地方

九州地方

海外

ヨーロッパの常設の刑場で長期間にわたって使用されたものとしては、イギリスロンドンタイバーン刑場が有名で、12世紀から18世紀にかけて絞首刑が行われた。その他、大きな町の中心に必ず設けられている広場が刑場となることも多かった。

中国の時代の刑場としては菜市口が著名であった。

脚注

  1. ^ 死刑の刑場、報道機関に初めて公開

全国処刑場跡

参考文献

  • 重松一義『大江戸暗黒街』(柏書房)