マクラーレン・MP4-27
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ヘレス・サーキットでテストを行うMP4-27 ドライバーはルイス・ハミルトン | |
カテゴリー | F1 |
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コンストラクター | マクラーレン |
デザイナー |
パディ・ロウ (テクニカルディレクター)[1] ティム・ゴス (エンジニアリングディレクター)[1] |
先代 | マクラーレン・MP4-26 |
主要諸元 | |
エンジン | メルセデスFO108Z |
タイヤ | ピレリ |
主要成績 | |
チーム | ボーダフォン マクラーレン メルセデス |
ドライバー |
ジェンソン・バトン ルイス・ハミルトン |
出走時期 | 2012年 |
コンストラクターズタイトル | - |
ドライバーズタイトル | - |
マクラーレン MP4-27 (McLaren MP4-27) は、マクラーレンが2012年のF1世界選手権参戦用に開発しているフォーミュラ1カーである。
概要
2012年2月1日にマクラーレン・テクノロジー・センターで発表された[2]。発表会の模様はマクラーレン公式サイトとFacebookから中継された[2]。 この年、レギュレーションと空力性能との兼ね合いから多くのチームがノーズに段差を設けたが、MP4-27のノーズは段差のないフラットな形状をもつ。これは先代のMP4-26から、モノコックが規定の高さ(625mm)より低く設計されているためである。 またMP4-26のL字型サイトポッドは廃止された。
スペック
シャーシ
- シャーシ名 MP4-27
- シャーシ構造 カーボンファイバー/アルミニウムハニカムコンポジットモノコック(フロント&サイドインパクト構造)
- ブレーキキャリパー 曙ブレーキ工業
- フロントサスペンション 内蔵トーションバー/ダブルウィッシュボーンで作動するプッシュロッド、ベルクランクによるダンパーシステム
- リアサスペンション 内蔵トーションバー/ダブルウィッシュボーンで作動するプルロッド、ベルクランクによるダンパーシステム
- ダンパー コニ
- ホイール エンケイ
- タイヤ ピレリ
- ギアボックス 7速+リバース1速セミオートマチック/カーボンファイバーコンポジット
- エレクトロニクス MES-マイクロソフト スタンダードECU
- バッテリー GSユアサ
- ステアリング マクラーレン・パワーアシスト
- 無線 ケンウッド
- 機器 マクラーレン・エレクトロニック・システムズ
- 重量 640kg
KERS
- KERS/形式 メルセデス・ベンツ
- e-パワー エンジン搭載型の電気モーター/ジェネレーター
- ESS 集積エネルギー電池および電動エレクトロニクス
- パワー 60kW
エンジン
- エンジン名 メルセデス・ベンツFO108Z
- 気筒数・角度 V型8気筒・90度
- 排気量 2.4リッター
- 最高回転数 18,000rpm(レギュレーションで規定)
- バルブ数 32
- ピストン口径 98mm
- 重量 95kg
- スパークプラグ NGK
- 燃料 モービル無鉛(5.75%のバイオ燃料を含む)
- 潤滑油 モービル1
記録
年 | No. | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | ポイント | ランキング |
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AUS |
MAL |
CHN |
BHR |
ESP |
MON |
CAN |
EUR |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
SIN |
JPN |
KOR |
IND |
ABU |
USA |
BRA | |||||
2012 | 3 | バトン | 1 | 14 | 2 | 18 | 9 | |||||||||||||||||
4 | ハミルトン | 3 | 3 | 3 | 8 | 8 |
脚注
- ^ a b “マクラーレン MP4-27 : 技術解説”. F1-Gate.com. (2012年2月2日) 2012年2月3日閲覧。
- ^ a b “マクラーレン、MP4-27を発表”. F1-Gate.com. (2012年2月1日) 2012年2月3日閲覧。