マクラーレン・P1

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マクラーレン・P1
フロント
2013-03-05 Geneva Motor Show 7846.JPG
リア
P1 back (8096627340).jpg
デザイン フランク・ステファンソン
乗車定員 2
エンジン マクラーレン M838TQ 3.8L V8 ツインターボ
モーター 電気モーター
最高出力 916PS(737PS+179PS)
最大トルク 900Nm(720Nm+260Nm)
変速機 7速デュアルクラッチ (SSG)
駆動方式 MR
全長 4,588mm
全幅 1,946mm
全高 1,188mm
ホイールベース 2,670mm
車両重量 1,395kg
-自動車のスペック表-

マクラーレン・P1(ピーワン、 McLaren P1 )は、マクラーレン・オートモーティブが製造販売を予定している自動車である。 車名のP1は、Position1の略でつまり1位を意味する。

概要[編集]

2012年のパリサロンに出品後、2013年のジュネーヴショーで正式に詳細なスペックとともに発表された。生産予定台数は375台、日本での販売価格は9,661万5,000円(税込み)を予定[1]

P1はMP4-12C同様ディヘドラルドアカーボンコンポジットモノコックを採用。ボディデザインは野生動物からインスピレーションを得たとしている[2]。ブレーキはF1マシンでも提携している日本の曙ブレーキ工業製で、ブレーキディスクは新開発のカーボンセラミック製[3]。タイヤはピレリとの共同開発。

サスペンションはRCC(レースアクティブ・シャシー・コントロール)により、公道モードからレースモードまで4段階に調節可能[4]。リアウイングも公道モードの120mmから、レースモードでは300mmまで上昇する[5]グラウンドエフェクトやウィング効果により、最大600kgのダウンフォースを発生し、コーナリング中の横Gは最大2Gに達する[5]

エンジンもMP4-12Cと同じ3.8リッターV8ツインターボを搭載するが、最高出力は737PS/7,500rpmに高められた。さらにF1KERSに似たIPAS(Instant Power Assist System、アイパス)とよばれるハイブリッドシステムが搭載され、179PSの電気モーターのアシストにより最高出力916PS、最大トルク900Nmを発揮させる。モーターのみでも10km以上(欧州複合モード)のEV走行が可能。バッテリーの充電へはアクセルオフ時のエンジンからか外部充電(2時間)によるものとし、回生ブレーキは使用していない[2]

他にもリアウィングの抵抗を減らすドラッグリダクションシステム (DRS) や、リア内輪にブレーキをかけて旋回能力を向上させる「ブレーキステア」といったF1関連の技術を用いている[1]。IPASとDRSはステアリング上のボタンで操作する。

0-100km/h加速は3秒未満、0-200km/h加速は7秒未満、0-300km/h加速は17秒未満、最高速は350km/hと発表されている[2]

MclarenはP1がニュルブルクリンク北コースでP1が7分を切るタイムを出したと発表している。しかし正確なタイムは2014年1月22日現在未発表である

脚注[編集]

  1. ^ a b "マクラーレン、P1を国内発表". Web Magazine OPNERS.(2013年5月18日)2013年5月29日閲覧。
  2. ^ a b c "英マクラーレン、世界限定375台のスーパースポーツ「P1」日本導入、9661万5000円 ". Car Watch.(2013年5月28日)2013年5月31日閲覧。
  3. ^ 曙ブレーキ、マクラーレンの超高性能ロードカー『P1™』にブレーキシステムを提供 高性能量販車向けビジネスを本格展開 - 曙ブレーキ工業・2013年2月26日
  4. ^ "至高のスーパースポーツ マクラーレン P1はこうして生まれた".Web Magazine OPNERS.(2013年3月27日)2013年6月1日閲覧。
  5. ^ a b "至高のスーパースポーツ マクラーレン P1はこうして生まれた (2)".Web Magazine OPNERS.(2013年3月27日)2013年6月1日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]