YOSHI-HASHI

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YOSHI-HASHI
YOSHI-HASHIの画像
2017年3月
プロフィール
リングネーム YOSHI-HASHI
吉橋 伸雄
本名 吉橋 伸雄
ニックネーム ヘッド・ハンター(HEAD HUNTER)
ジャパニーズ・ルード
メヒコの飛び魚
タコス[1]
身長 180cm
体重 102kg
誕生日 (1982-05-25) 1982年5月25日(41歳)
出身地 愛知県愛知郡東郷町
所属 新日本プロレス
スポーツ歴 レスリング[2]
トレーナー アニマル浜口
飯塚高史
金本浩二
獣神サンダー・ライガー
中邑真輔
デビュー 2008年7月6日
テンプレートを表示

YOSHI-HASHI(ヨシ-ハシ、1982年5月25日 - )は、日本男性プロレスラー愛知県愛知郡東郷町出身。新日本プロレス所属。本名及び旧リングネームは吉橋 伸雄(よしはし のぶお)。血液型O型。

来歴

学生時代

レスリングに打ち込み、闘魂ショップ名古屋店併設の闘魂ジム入門。その後、プロレスラーを目指すことを志し、アニマル浜口ジムにてプロレスの基礎を学ぶ[3]2005年11月、後楽園ホールで行われた新日本プロレス入門テストを受けたが不合格。その後、4月に行われた高田道場主催のサブミッションレスリング大会に出場し、大会優秀選手に選ばれた[3]

2007年2月に開催された新日本プロレスの入門テストを受けて合格を果たし、新日本に入団する[3]

新日本プロレス

若手時代 - 海外遠征

2008年7月6日、NEW JAPAN TRILL後楽園ホール大会にて、ダーク・マッチの第0試合で内藤哲也を相手にデビューを果たす[3][4]

2009年12月2日、金本浩二とのタッグで邪道 & 外道組と対戦。この試合でパートナーの金本が放ったミドルキックが原因で外道が脳震盪を起こし、レフェリーストップ勝ちを収める[5]。これに伴い、外道は以後のシリーズを欠場することとなり、IWGPジュニアタッグ王座へ挑戦することが急遽決定した[3][6]。12月4日、金本とのタッグでIWGPジュニアタッグ王座を保持するApollo 55田口隆祐 & プリンス・デヴィット)に挑戦。最後は田口からピンフォール負けを喫し、王座奪取とはならなかった[7]

2010年5月30日、BEST OF THE SUPER Jr.に初出場を果たす。AKIRAから勝利を収める活躍を見せるも勢いに乗ることは出来ず、1勝6敗という戦績で終わる。6月13日、シリーズ最終戦にて、無期限海外遠征のためメキシコに飛び立つことを表明した[3]。現地CMLLでは、顔にペイントを入れたヒールレスラーとして活動。2011年7月よりルーシュと抗争を繰り広げ、8月1日のアレナプエブラ大会にて、カベジェラ・コントラ・カベジェラ戦に臨むが、敗戦し丸坊主となった[8]。同年12月、修業期間を終えて帰国した。帰国後のインタビューにて吉橋は「俺をメキシコに追いやって、見捨てた会社を見返してやる!」と語り、階級をジュニアヘビー級からヘビー級へ転向することを宣言しヒール・ユニットCHAOSの一員として活動することを明言した[3][9]

凱旋帰国

2012年1月4日、リングネームをYOSHI-HASHIに改名し、レッスルキングダムVIにて凱旋帰国試合を行い、YOSHI-HASHIと同じく海外遠征から帰国したオカダ・カズチカとシングルマッチで対戦するも、レインメーカーでピンフォール負けを喫した[10]。4月1日、NEW JAPAN CUPに初出場を果たし、一回戦でラ・ソンブラと対戦したが敗戦した[11]

2015年3月

その後は長らく低迷時期が続き、ジョバーに徹してきたが2014年9月6日、Road to DESTRUCTION後楽園ホール大会にてCHAOS vs BULLET CLUBイリミネーションマッチに出場し、最後に生き残った高橋裕二郎スワントーンボムでピンフォール勝ちを収め、CHAOSの勝利に貢献した[12]。試合後に高橋が保持するNEVER無差別級王座へ挑戦表明をすると、直後にオカダがYOSHI-HASHIとのタッグでカール・アンダーソン & ドク・ギャローズ組が保持するIWGPタッグ王座に挑戦を表明した[13]。同月21日、DESTRUCTION in KOBEにて、オカダとのタッグでIWGPタッグ王座を保持するアンダーソン & ギャローズ組に挑戦した。試合終盤、ギャローズにスワントーンボムを浴びせてフォールに移行するも高橋のカウント妨害に遭い、最後はマジックキラーでギャローズからピンフォール負けを喫した[14]。翌々23日、DESTRUCTION in OKAYAMAにて高橋の保持するNEVER王座に挑戦したが、マイアミ・シャインでピンフォール負けを喫し、王座奪取とはならなかった[15]

2016年

4月よりCHAOSはLOS INGOBERNABLES de JAPON(以降「L・I・J」と表記)と抗争を開始した。YOSHI-HASHIもその渦中に身を投じることとなり、かつてYOSHI-HASHIとともに2005年に行われた新日本プロレスの入門テストを共に挑んだ間柄のSANADAを標的に定めた[16]。6月19日、DOMINION 6.19 in OSAKA-JO HALLにて、石井智宏とのタッグでSANADA & BUSHI組と対戦。YOSHI-HASHIはこの試合でSANADAにバタフライロックを極めてギブアップ勝ちを収め、対L・I・J戦において初めて自らの手で勝利を収めた[17]

7月、再三に渡って出場アピールを行ってきたG1 CLIMAXに初出場を果たす[18]。その初戦でBULLET CLUBのリーダーであるケニー・オメガと対戦、YOSHI-HASHIはこの試合で本邦初公開となった新技・カルマでオメガからピンフォール勝ちを収め大金星をあげた[19]。9月22日、DESTRUCTION in HIROSHIMAのメインイベントに登場した。東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証を保持するG1覇者のオメガから逆指名を受ける形で対戦したが、最後はオメガの片翼の天使でピンフォール負けを喫した[20]

9月25日、DESTRUCTION in KOBEにて、オカダ & 邪道 & 外道とのカルテットで、丸藤正道 & 矢野通 & 原田大輔 & 小峠篤司組と対戦した。自ら原田からピンフォール勝ちを収めると試合後に丸藤、矢野に詰め寄り、両名が保持するGHCタッグ王座に挑戦することをアピールした[21]。後日、同王座への挑戦が決定した[22]

10月8日、プロレスリング・ノア主催のAutumn Navig. 2016後楽園ホール大会にてYOSHI-HASHIはオカダとのタッグでGHCタッグ王座を保持する丸藤 & 矢野組と対戦したが、最後は丸藤からピンフォール負けを喫して王座奪取とはならなかった[23][24]

2017年

2017年3月

1月4日、レッスルキングダム11にて邪道ウィル・オスプレイと組んでNEVER6人タッグ選手権に出場し4チームによるガントレット戦に挑むが、初戦のバレットクラブ戦で敗戦した。

6月11日、大阪城ホールで行われたNEVER無差別級選手権試合ランバージャック・デスマッチで鈴木みのる後藤洋央紀が対戦、試合中に鈴木が後藤を突き飛ばして浅見レフェリーと衝突させた直後にセコンドがリングへ乱入して後藤を暴行した。だが、YOSHI-HASHIがそれを蹴散らし、さらに場外へのトペコンヒーロでまとめて押し潰した[25]。試合終了後にも鈴木たちが後藤を暴行していった。これに対してYOSHI-HASHIはランニングエルボーで場外に転落させ、これで大「YOSHI-HASHI」コールが起きると、鈴木は花道でマイクアピールを敢行した。YOSHI-HASHIも鈴木を走って追いかけるがタイチたちに阻まれてしまい、石井智宏と矢野がYOSHI-HASHIを押し戻した[26]

6月26日、後楽園ホールで行われた「KIZUNA ROAD 2017」の第7試合NEVER無差別級選手権試合において王者・鈴木に挑戦。YOSHI-HASHIも善戦したが、最後は鈴木のゴッチ式パイルドライバーで敗れた。[27]

2018年

2月10日、内藤とスペシャルシングルマッチを行うも敗北、YOSHI-HASHIも長期メキシコ遠征に行くと思われたが行くことはなかった。

9月23日、神戸ワールド記念ホール大会でジェイ・ホワイトと外道の裏切りにあったオカダを救出するために花道を全力疾走するが、リングイン直前で転倒し額を大流血したうえに左肩を負傷し、救急搬送されるという失態を犯した。(後の取材で、「オカダを裏切りに行ったが、気づいたらジェイに攻撃してた。あの時、オカダを攻撃していなくて良かった」と話している

2019年

1月5日、「NEW YEAR DASH!!」の第7試合でYOSHI-HASHI復帰戦と銘打ち、棚橋&オカダと組んで104日ぶりにリングに復帰した。しかし、結果はYOSHI-HASHIがホワイトにブレードランナーからのエビ固めで敗れた[28]

3月、NEW JAPAN CUP2019にエントリー。初戦で中西学、2回戦でチェーズ・オーエンズから勝利し、ベスト8まで進出。 3月20日ツインメッセ静岡での 準々決勝戦で石井智宏と対峙。20分を越える死闘となるも、垂直落下式ブレーンバスターに敗れた。

6月25日、宮城サンプラザ大会において RPWブリティッシュ・ヘビー級王座G1 CLIMAXの出場権をかけて、ザック・セイバー・ジュニアと戦うも、22分、変形ジム・ブレイクス・アームバーにより、ギブアップを取られ、敗北する。

9月、別府大会にて、タマ・トンガタンガ・ロアの持つIWGPタッグ王座に石井智宏と共に挑戦。タマからフォール勝ちを収めようとするも、KENTAが登場。リング乱入は防いだものの、隙を見たタマに横入り式エビ固めで丸め込まれ3カウントを取られてしまう。その後、敗北の原因となったKENTAのNEVER無差別級王座に挑戦するも敗北。

11月、2年ぶりにWORLD TAG LEAGUEに参戦。これまではオカダ・カズチカ(2012年~2016年)、後藤洋央紀(2017年)とのタッグでのエントリーだったか、今年は石井智宏とのタッグでエントリー。結果は15戦11勝4敗勝ち点22と好成績を残した。 また、最終戦ではタマ・トンガ&タンガ・ロアと対戦し、タンガを首固めで丸め込んで勝利。

2020年

1月、レッスルキングダム14に出場。1日目は8人タッグマッチ、2日目はNEVER無差別級6人タッグ選手権・ガントレットマッチに石井智宏、ロビー・イーグルスとエントリー。

6月、NEW JAPAN CUP2020にエントリー。1回戦で天山広吉、2回戦でBUSHIに勝利し、2年連続準々決勝進出するも、EVILにリング登壇直後に膝をパイプ椅子で攻撃され、直後にスコーピオンデスロックでレフェリーストップ負けを喫し敗退。

8月、EVILの裏切りにより返上されたNEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメントに後藤洋央紀、石井智宏とエントリー。1回戦で真壁刀義本間朋晃田口隆祐組、準決勝で棚橋弘至飯伏幸太マスター・ワト組に勝利し、決勝戦にてオカダ・カズチカ、矢野通、SHO組と対戦し、石井がSHO相手に垂直落下式ブレーンバスターで勝利し第21代王者となる。この結果、新日本プロレス入門から約13年半、デビューから約12年でついに初タイトルを獲得した。

9月、2年ぶりのエントリーとなったG1 CLIMAX30ではBブロックで参戦。結果は2勝7敗でブロック最下位と大きく負け越したものの、棚橋弘至やEVILを相手に好勝負を展開し、さらにBブロック首位かつ大会準優勝者のSANADAから大金星を挙げるなど健闘した。

得意技

フィニッシュ・ホールド

カルマ
リストクラッチ式ハーフネルソン・ドライバー。2016年7月22日のG1 CLIMAXで対戦したケニー・オメガ戦で初公開。
向かい合う相手の右腕をハーフネルソンの体勢で捕らえ、相手の左腕を相手の股間を通して自らの左手で相手の手首を掴み取り、そのまま相手の身体を前方回転させながら宙に抱え上げ、開脚ジャンプした自らの股の間に上下逆さまとなった相手をマットに叩きつける。マット・サイダルが使用するヒアウィーゴードライバーと同型。
技名はYOSHI-HASHIが好きなロックバンドBUMP OF CHICKENの楽曲でもある「カルマ」から来ており、そこから転じて「結果が伴う行為」の意味。
2020年からはフルネルソンの体制から片方を解除してリストクラッチするバージョンで決めている。
SANADAにバタフライロックを極めるYOSHI-HASHI。
バタフライロック
蝶野正洋が使っていたいわゆる羽根折り固め。相手の攻撃に合わせて腕を捕らえて引き倒し、素早く移行して極めていく型を得意としている。
2016年のNEW JAPAN CUP一回戦で対戦した内藤戦で初公開して以降、YOSHI-HASHIのフィニッシャーとして使用されるようになった。
バタフライロック改
バタフライロック中の相手の片腕をアームロックで極めるバタフライロックの改良版。
初公開は2020年のNEW JAPAN CUP一回戦の天山広吉戦。
KUMAGOROSHI
変形ノーザンライト・ボム。
フィッシャーマンズスープレックスの体勢で相手の左足を抱え込みながら担ぎ上げ、右手のクラッチを解いて腰元を抱え、そのままシットダウンと同時に後頭部から垂直落下でマットに突き刺す変形ノーザンライト・ボム。
2018年G1 CLIMAX公式戦におけるマイケル・エルガン戦にて初公開。

打撃技

バットエルボー
張り手
逆水平チョップ
試合を構成する上で多用される打撃技。
ドロップキック
延髄斬り
スーパーキック
スピンキック
相手に片足を取らせながらその足を軸足にしつつ、回転しながら相手の首元に蹴りを放っていく。
かち上げ式ラリアット
左腕で放たれるレフトハンド・ラリアットを使用しており、腕を相手に打ち付けた瞬間にアッパー気味に大きく振り上げるのが特徴。
同技をフィニッシャーとして使用している小島聡からは「秘かに参考となる部分がある」と称賛を受けている。
コード・ブレイカー
向かい合わせとなった相手の首に両手を回してジャンプして両膝を折り畳みながら相手の顔の前に突き出す。その状態のまま背中からマットに着地して相手の顔ないし顎に両膝をめり込ませる。
バック・クラッカー
かつての同門の先輩だった中邑真輔が得意としていた技の一つで、中邑が新日本を退団したのを機に繋ぎ技として使用している。
ヘッドハンター
助走を付けて相手の頭部を両手でキャッチし、前方回転しながら背中からマットに着地しその勢いで後方へ倒れ込む相手の後頭部をマットに叩きつける。
チンクラッシャー
ポピュラーな両膝着地式ではなく自らが尻餅をつきながら相手の顎に衝撃を与える。形としてはジェフ・ハーディーが使用するものと同型。
スライディング式ダブルニーアタック
座り込んだ相手に、両膝を正座のような状態でスライディング式で顔面にアタックさせる。2019年のWORLD TAG LEAGUEではよく見られた。

投げ技

パワージャック
パワーボムで叩きつけた相手の両足のクラッチを放さず、そのまま前方回転しながらエビ固めで捉える。2018年以降、ジャックナイフではなくシットダウン式を使用している。
チャクラム
DDTプロレスリング佐々木大輔が開発したNOW OR NEVERと同型の変形リバースDDT。
オクラホマ・スタンピードの要領で担ぎ上げた相手の体を反転させてサイドに叩きつけ、後頭部から背中にかけてダメージを与える。
ヘッドバスター(バンカーバスター)
ブレーンバスターで担ぎ上げた相手を後方に着地させてから放つネックブリーカー。チェンジ・オブ・ペースとして使用される。初期は相手の首を抱えた手を一旦放して、自ら逆サイドへ360°回転しながら再度首を抱え直してから相手の後頭部をマットに叩きつける型やブリティッシュ・フォールの要領で首をフックしたまま相手を足から着地させて放つ型などが見られた。
ヘッドクラッシャー
背後から相手の頭部を両手で掴み、尻餅をつきながら自らの両足の間に相手の後頭部をマットに叩きつける。現在は使用されていない。
ドラゴン・スープレックス
G1 CLIMAX30から使用。YOSHI-HASHIの場合は、少し斜めの体制から投げっぱなし式で決める。
ハーフハッチスープレックス
新人時代における得意技。凱旋帰国後では全く見かけられなくなった。

飛び技

スワントーンボム
トップコーナー上から仰向けになっている相手の胴体に向かって、空中で体を前方回転させて背中から落ちる飛び技。独自の斜め回転と重心を加えるための低空飛行でオリジナリティを出している。若手時代から凱旋帰国後にかけてフィニッシャーとして用いられ、現在も繋ぎ技として使用している。披露当初は避けられることが多く、劣勢に陥り試合に敗れるキッカケを作ってしまうことが多々あった。また、初公開時において、トップロープに登った直後、セコンドについた中西学から「お前何するんや!」と声をかけられ、その一言で緊張がほぐれたと後のインタビューで語っている。
ヘッドシザーズ・ホイップ
ドロップキック
相手の体をリング内の方に向けながらトップロープ上に吊るす形で設置し、助走を付けながら跳び上がり相手の背中を打ち抜いていく型を得意としている。
トペ・スイシーダ
リング内から助走を付け、トップロープとセカンドロープの間を潜り抜けての場外にいる相手にぶつかっていく。ヘビー級の選手にしては珍しいエアリアルムーブのひとつ。

締め技、関節技

腕ひしぎ逆十字固め
ハーフハッチでフォールが取れなかったとき、すぐ様体勢を入れ替えて極める事もある。
スリーパーホールド
巨体レスラーとの試合の際によく使用する。また、その相手の背中に乗ってスリーパーを決めに行く場合もある。

フォール技

スクールボーイ
丸め込んでから更に自身が半回転し相手の上に乗っかる形で押さえ込む技。中川ともかの120%スクールボーイと同型。
首固め
緊箍児(きんこじ)
飛びつき十字固めの要領で回転させた相手の片足を取り押さえ込む変形のエビ固め。ここぞという時の奥の手として使われることが多い。2018年2月14日沖縄大会で初披露。当時IWGPタッグ王座EVILから3カウントを奪った。また2019年6月9日大阪城ホール大会にて当時ブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバーJr.からもこの技で勝利している。

その他

天誅(てんちゅう)
入場時に持参してくる棒を手に持ってトップコーナー上に登り、相手に向かって棒を叩き付ける。ルール上反則技のため、レフェリーのブラインドを突いて繰り出される。
CHAOSのヒール色が薄れ始めた頃から、ほとんど使用されなくなった。
天誅II(てんちゅうツー)
相手の背後に回り込み、棒を相手の首に引っ掛け、そのまま自らは尻餅をつきながら後方に倒れ込み、相手を後頭部からマットに叩き付ける。
上記の理由と同じく現在はほとんど使用されない。

合体技

後藤ごとハント
後藤洋央紀の河津落とし&YOSHIのヘッドハンター。後藤ごとヘッドハンターをするのでこの名前が付いた。
ガットバスター
YOSHIがブレーンバスターで持ち上げて、YOSHIと相手との背中同士が向き合っている状態で、後藤が相手の頭を持ったままYOSHIと同時に相手の頭を後藤の膝に叩きつけるヘッドショットとヘッドバスターの合体技。
すしざんまい
後藤とYOSHIが相手をダブルタックルで倒して、長座の状態の相手に後藤が蹴り、YOSHIのドロップキック、そして後藤がYOSHIを相手の上に投げ、最後に「ハイーッ!」と両手を広げて掛け声をする。合体技。由来は相手をマグロに見立てて調理するイメージから名付けられた。2018年からは他のCHAOSメンバーとタッグを組んだ際も連携攻撃と共に「ハイーッ!」のポーズを一緒に行うようになり、多人数のタッグマッチではCHAOSメンバーが皆で一緒に「ハイーッ!」のポーズを決める光景が度々見られる。なお、シングルマッチではこのアピールは行わない。
GYR
後藤がブレーンバスターで相手を持ち上げ、相手の足をYOSHIの肩にかけてYOSHIが相手の足を高く持ち上げて裏GTRの要領で相手の頭を膝と腕でプレスする必殺技。名前の由来は秘密となっている。
GYW
後藤がGTRの体制に相手の首を持ち、YOSHIが相手の足を持って同時にマットに落とす合体技。落とす前に「せーのっ!」と掛け声を入れる。2020年11月から使用。

入場テーマ曲

凱旋帰国後のテーマ曲。2012年1月 - 現在まで使用。作曲者はEBOLA(現在はAri-Cの名義で活動)。
  • Rage from underground
新人時代のテーマ曲。

人物

  • 実家が魚屋であり、それが由来となり棚橋弘至からは「ウオ吉橋」のリングネームを与えられたことがある。実家の職が関係しているか不明だが、料理学校に通っていた過去があり、調理師免許も保持している。
  • 新日本プロレス入団前にとび職人として働いていた過去がある。
  • 目標は「俊敏に動けテクニックのあるプロレスラー」。
  • CHAOSに加入してからヒールレスラーとして活動し続けているが、時間の経過と共に天然ボケな面が露わとなり、他のCHAOSのメンバーから度々いじられている姿が見受けられる。この天然キャラは徐々にファンにも認知され始め、いつしか「CHAOSの癒し系」と称されるようになっている[2]
  • 2015年5月発売の別冊宝島に元女子プロレスラーの栗原あゆみと結婚したと報じられた[29]
  • 決め台詞は「物事が変わるのは、一瞬だ!」。

タイトル歴

新日本プロレス
パートナーは石井智宏 & 後藤洋央紀
  • 第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント優勝(2020年)
パートナーは石井智宏 & 後藤洋央紀

脚注

  1. ^ 中邑真輔命名。
  2. ^ a b 『週刊プロレス』2015年12月7日号増刊、プロレスラー写真名鑑号 2016、頁6。
  3. ^ a b c d e f g h 選手名鑑”. 新日本プロレス公式サイト. 2013年12月14日閲覧。
  4. ^ 第0試合|07/06(日) 18:30 東京・後楽園ホール|NEW JAPAN TRILL”. 新日本プロレス公式サイト. 2009年7月6日閲覧。
  5. ^ 第2試合|12/02(水) 19:00 大阪・大阪府立体育会館・第二競技場|Circuit2009 NEW JAPAN ALIVE”. 新日本プロレス公式サイト. 2009年12月2日閲覧。
  6. ^ 外道選手が頭部を負傷、IWGPジュニアタッグ選手権カードが急遽変更”. 新日本プロレス公式サイト. 2009年12月3日閲覧。
  7. ^ 第3試合|12/04(金) 19:00 大阪・大阪府立体育会館・第二競技場|Circuit2009 NEW JAPAN ALIVE”. 新日本プロレス公式サイト. 2009年12月4日閲覧。
  8. ^ あの吉橋伸雄はいま何をしているのか…? メヒコから衝撃の“髪切りマッチ”の模様が到着!”. 新日本プロレス公式サイト. 2011年8月4日閲覧。
  9. ^ 【1.4東京ドームまで7日!】YOSHI-HASHIが“CHAOS”入り宣言! オカダはふてぶてしく“頂上獲り”断言!! ダブル凱旋帰国インタビュー”. 新日本プロレス公式サイト. 2011年12月28日閲覧。
  10. ^ 第3試合|01/04(水) 17:00 東京・東京ドーム|NJPW 40th anniversary Tour. レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム”. 新日本プロレス公式サイト. 2012年1月4日閲覧。
  11. ^ 第1試合|04/01(日) 16:00 ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)|NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN CUP 2012”. 新日本プロレス公式サイト. 2012年4月1日閲覧。
  12. ^ 第7試合|09/05(金) 18:30 東京・後楽園ホール|Road to DESTRUCTION”. 新日本プロレス公式サイト. 2014年9月5日閲覧。
  13. ^ YOSHI-HASHIがNEVER王座に挑戦表明!さらに、オカダとIWGPタッグ挑戦へ!【エンディング】”. 新日本プロレス公式サイト. 2014年9月5日閲覧。
  14. ^ 第7試合|09/21(日) 16:00 兵庫・神戸ワールド記念ホール|DESTRUCTION in KOBE”. 新日本プロレス公式サイト. 2014年9月21日閲覧。
  15. ^ 第8試合|09/23(火) 17:00 岡山・コンベックス岡山|DESTRUCTION in OKAYAMA”. 新日本プロレス公式サイト. 2014年9月23日閲覧。
  16. ^ 第4試合|05/21(土) 18:30 東京・後楽園ホール <開幕戦>|BEST OF THE SUPER Jr.XXIII”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年5月21日閲覧。
  17. ^ 第2試合|06/19(日) 16:00 大阪・大阪城ホール|DOMINION 6.19 in OSAKA-JO HALL”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年6月19日閲覧。
  18. ^ 『G1 CLIMAX 26』出場メンバーはコチラ!ノアから丸藤、中嶋!ケニー、タマ、SANADA、EVIL、YOSHIが初出場!【G126】”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年7月5日閲覧。
  19. ^ 第6試合|07/22(金) 18:30 東京・後楽園ホール|バディファイト Presents G1 CLIMAX 26”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年7月22日閲覧。
  20. ^ 第9試合|09/22(木) 17:00 広島・広島サンプラザホール|DESTRUCTION in HIROSHIMA”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年9月22日閲覧。
  21. ^ 第8試合|09/25(日) 16:00 兵庫・神戸ワールド記念ホール|DESTRUCTION in KOBE”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年9月25日閲覧。
  22. ^ 10月8日(土)ノア・後楽園大会のオカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI vs丸藤正道&矢野通は、“GHCタッグ選手権試合”に!!”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年9月28日閲覧。
  23. ^ Autumn Navig. 2016”. プロレスリング・ノア公式サイト. 2016年10月8日閲覧。
  24. ^ 「両国、そのベルト、俺が頂く!」“GHCタッグ王者”丸藤&矢野が“ノア初上陸”オカダ&YOSHI-HASHIを返り討ち!!【10.8ノア後楽園結果】”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年10月9日閲覧。
  25. ^ 第7試合|06/11(日) 16:00 大阪・大阪城ホール|DOMINION 6.11 in OSAKA-JO HALL”. 新日本プロレス公式サイト. 2017年9月20日閲覧。
  26. ^ 第7試合後”. 新日本プロレス公式サイト. 2017年9月20日閲覧。
  27. ^ “[http://www.njpw.co.jp/card_result/101259 第7試合|06/26(月) 18:30 東京・後楽園ホール|KIZUNA ROAD 2017]”. 新日本プロレス公式サイト. 2017年9月20日閲覧。
  28. ^ 第7試合|01/05(土) 18:30 東京・後楽園ホール”. 新日本プロレス公式サイト. 2019年1月8日閲覧。
  29. ^ Pfister, Catherine A. (1995-10). “The Ecology and Physiology of Seaweeds”. Ecology 76 (7): 2341–2341. doi:10.2307/1941710. ISSN 0012-9658. https://doi.org/10.2307/1941710. 

関連項目

外部リンク