TAMA CINEMA FORUM

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映画祭TAMA CINEMA FORUM
イベントの種類 映画祭
通称・略称 TCF、多摩映画祭、TAMA映画祭
開催時期 毎年11月中旬~下旬
初回開催 1991年
会場パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール(多摩市立永山公民館)
・ヴィータホール(多摩市立関戸公民館)
主催 TAMA映画フォーラム実行委員会、公益財団法人多摩市文化振興財団
後援 多摩市、多摩市教育委員会、多摩商工会議所 ほか
協賛 京王電鉄株式会社 ほか各社
協力 京王電鉄株式会社、小田急電鉄株式会社、多摩都市モノレール株式会社、株式会社ロッテサンリオピューロランドイオンシネマ多摩センター、極楽湯 多摩センター店 ほか各社
最寄駅パルテノン多摩大ホール、小ホール…京王線「京王多摩センター駅」、小田急線「小田急多摩センター駅」、多摩都市モノレール「多摩センター駅
・ベルブホール…京王線「京王永山駅」、小田急線「小田急永山駅
・ヴィータホール…京王線「聖蹟桜ケ丘駅
公式サイト
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TAMA CINEMA FORUM(タマシネマフォーラム)は、TAMA映画フォーラム実行委員会が毎年多摩市で開催する日本映画祭である。正式名称は「映画祭TAMA CINEMA FORUM」。略称は「TCF」。「多摩映画祭」「TAMA映画祭」と呼ばれることもある。

コンセプト

  1. 日本映画の活性化をめざして映画ファンのネットワーク作りをめざすTAMAからの発信
  2. 21世紀のまちづくりをめざして映画を通した新たなコミュニティー作りをめざすTAMAからの発信

概要

日本を代表する映画祭のひとつである。毎年11月下旬ごろより約1週間開催し、パルテノン多摩大ホール・小ホール、ベルブホール(多摩市立永山公民館)、ヴィータホール(多摩市立関戸公民館)の3会場4ホールで上映される。2008年まではやまばとホール(現在閉館)でも上映されていた。各ホールで1日に2〜3作品前後の映画が上映され、観客は1200~1400円程度の料金で観る事ができる。入場料は廉価ながら上映される映画の質は決して劣ることはなく、監督や出演者が実際にゲストとして招かれ生トークをすることもある。また、第10回(2000年)に創設されたコンペティション・TAMA NEW WAVEでは新進気鋭の映画作家の中・長編映画を上映し、実行委員や一般審査員がグランプリを決め、毎年新たな才能を世に送り出している。第19回(2009年)にはTAMA映画賞が創設された。

歴史

1991年2月、「(仮称)多摩国際友好映画祭実行委員会」が発足。このときは多摩市公民館が主催で、「親と子の良い映画を見る会」や公民館主催で行なっていた16ミリフィルムによる「市民映画企画委員会」のメンバーらが実行委員となる。

デザイナーの矢萩喜従郎が映画祭の趣旨に賛同、映画祭のロゴマークを提供し、8月より「TAMA CINEMA FORUM=TAMA映画フォーラム実行委員会」として正式にスタートする。

11月、多摩市制20周年記念事業として「第1回映画祭TAMA CINEMA FORUM」を開催する。会場はやまばとホール1会場のみ。

開催概要

開催日程 会場 備考
第1回 1991年11月22日-12月1日
11月25日は休映
・やまばとホール 多摩市制20周年記念事業として開催。
第2回 1992年11月20日-11月23日 ・やまばとホール この年より正式な主催が公民館からTAMA映画フォーラム実行委員会となる。
第3回 1993年10月7日-10月11日 ・やまばとホール
・特別会場
この年より開催会場が複数になる。
第4回 1994年11月18日-11月23日
11月21日は休映
・やまばとホール
・特別会場
第5回 1995年11月22日-11月26日 ・やまばとホール
・特別会場
パルテノン多摩大ホール、小ホール
この年よりパルテノン多摩大ホール・小ホールが開催会場に加わる。
初の海外ゲスト・スタンリー・クワン監督(『赤い薔薇、白い薔薇』を上映)を招待する。
第6回 1996年11月22日-12月1日
11月25日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
二度目の海外ゲストとして侯孝賢監督(『憂鬱な楽園』を上映)を招待する。
第7回 1997年11月22日-11月30日
11月25日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
永山公民館開館。この年よりベルブホール(永山公民館内)が開催会場に加わる。
第8回 1998年11月21日-11月29日
11月24日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
INDIES in TAMAというレーベルを立ち上げ、映画祭開催期間外に上映会を行う。この年より毎年、年数回の上映会が開催される。INDIES in TAMAとしての上映会は2005年で終わったが、年3~4回の定期上映会は継続している。
第9回 1999年11月20日-11月28日
11月22日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
第10回 2000年11月18日-11月26日
11月20日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
中・長篇(30分以上100分以内)の映像作品を対象としたコンペティション・TAMA NEW WAVEが始まる。
1999年に開館した関戸公民館内のヴィータホールが開催会場に加わる。
第11回 2001年11月23日-12月2日
11月26日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
TAMA NEW WAVE「ある視点」部門(コンペティションノミネート外)が創設される。
第12回 2002年11月23日-12月2日
11月25日、26日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第13回 2003年11月22日-11月30日
11月25日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第14回 2004年11月20日-11月28日
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第15回 2005年11月19日-11月27日
11月21日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第16回 2006年11月18日-11月26日
11月20日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第17回 2007年11月17日-11月25日
11月19日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第18回 2008年11月22日-11月30日
11月25日は休映
・やまばとホール
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
老朽化が著しいことを理由に2009年に閉館が決まったやまばとホールでの開催がこの年で最後となる。
第19回 2009年11月21日-11月29日
11月24日は休映
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
ヴィータホール
TAMA映画賞が創設される。授賞式会場はパルテノン多摩小ホール。
第20回 2010年11月20日-11月28日
11月24日は休映
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第21回 2011年11月19日-11月27日
11月21日は休映
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第22回 2012年11月17日-11月24日
11月19日は休映
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
この年よりTAMA映画賞授賞式会場がパルテノン多摩小ホールから大ホールに移る。
第23回 2013年11月23日-12月1日
11月25日は休映
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第24回 2014年11月22日-11月30日
11月25日は休映
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール
第25回 2015年11月21日-11月29日
11月24日は休映
パルテノン多摩大ホール、小ホール
・ベルブホール
・ヴィータホール

TAMA NEW WAVE

映画祭期間中に行われる、中・長篇(30分以上100分以内)の映像作品を対象としたコンペティション。日本映画界に新風を送り込む新しい才能を発見し、TAMAより広く発信することを目的としている。短篇作品のコンペティションが多い地域映画祭の中で中・長篇を扱うのは特徴的である。ノミネート作品の上映および授賞式は映画祭期間中にヴィータホール(多摩市立関戸公民館)にて1日のみ開催される。惜しくもノミネートからは外れたが、できるだけ多くの人に観てもらいたいと実行委員が思った作品は、「ある視点」部門として平日に上映する機会が設けられる。

授賞式開催年月日 グランプリ 特別賞 ベストキャラクター賞 その他
1 2000年11月18日 『バンザイ人生まっ赤っ赤。』中野量太監督 『オーライ』安田真奈監督 ・観客賞(男優賞):渋谷育男(『三面夢姿繪』)
・観客賞(女優賞):沖ともみ(『バンザイ人生まっ赤っ赤。』)
2 ・2001年12月1日(ビデオ部門)
・2001年12月2日(フィルム部門)
・ビデオ部門:『Home』小林貴裕監督
・フィルム部門:『自転車とハイヒール』深川栄洋監督
・ビデオ部門:『ハズしちまった日。』飯野歩監督
・フィルム部門:『たばこ屋とくものむこうがわ』栗原雅子監督
・観客賞(男優賞):吉井信興(『自転車とハイヒール』)
・観客賞(女優賞):渡邊美香(『たばこ屋とくものむこうがわ』)
3 ・2002年11月30日(ビデオ部門)
・2002年12月1日(フィルム部門)
・ビデオ部門:『二花子の瞳~にかこ、の、ひとみ~』佐藤圭作監督
・フィルム部門:『スモウな彼女』牛尾秀人監督
・ビデオ部門:『レイズライン福谷修監督
・フィルム部門:『ざくろの夢』木村明子監督
- 予告編大賞:『ざくろの夢』木村明子監督
4 2003年11月24日 『Mine』神酒大亮監督 『タンバリボン』中村隆太郎監督 山崎猛(『タンバリボン』)
持山優美(『新しい予感』)
5 2004年11月23日 『笑う胃袋』伊刀嘉紘監督 『惑星たちの道草』江藤有吾監督 延堂庸子(『惑星たちの道草』)
6 2005年11月20日 『お散歩』松田彰監督 『ガソリンゼロ』飯野歩監督 鍋山晋一(『お散歩』) 佐藤佐吉賞:『エスカルゴ監督
高橋陽一郎賞:『恋鎖西條雅俊監督
7 2006年11月19日 『幸福なる食卓』タテナイケンタ監督 ロケットパンチを君に!中野量太監督 篠原あさみ(『幸福なる食卓』)
8 2007年11月18日 『かざあな』内田伸輝監督 バカバカンス宮田宗吉監督 ・男優賞:吉岡睦雄(『ひかりのくに』)
・女優賞:秋桜子(『かざあな』 )
9 2008年11月24日 『chain』加治屋彰人監督 『太陽が嫌い』松村真吾監督 ・男優賞:赤穂真文(『ハロー・グッバイ』)
・女優賞:高橋真由美(『ハロー・グッバイ』)
クリーク・アド・リバー社賞:『茜さす部屋』星崎久美子監督
10 2009年11月22日 『最低』今泉力哉監督 ロックアウト』高橋康進監督 ・男優賞:芹澤興人(『最低』)
・女優賞:小枝(『ヘビと映子と佐藤のこと』)
11 2010年11月21日 『未来の記録』岸建太朗監督 『輝け、背骨』矢作康在監督 ・男優賞:染谷将太(『ノラ』)
・女優賞:津川苑葉(『輝け、背骨』)
12 2011年11月20日 『私の悲しみ』堀内博志監督 キユミの詩集 サユルの刺繍杉田愉監督 ・男優賞:松雪オラキオ(『春夏秋冬くるぐる』)
・女優賞:よこえとも子(『私の悲しみ』)
13 2012年11月18日 かしこい狗は、吠えずに笑う渡部亮平監督 『魅力の人間』二ノ宮隆太郎監督 ・男優賞:那波隆史(『月の下まで』)
・女優賞:mimpi*β(『かしこい狗は、吠えずに笑う』)
・ゲストコメンテーター(篠崎誠監督、鈴木卓爾監督)男優賞:アベラヒデノブ(『大童貞の大冒険』)
・ゲストコメンテーター(篠崎誠監督、鈴木卓爾監督)女優賞:北村美岬(『ひねくれてもポップ』)
14 2013年11月30日 Dressing Up安川有果監督 『家族の風景』佐近圭太郎監督 ・男優賞:池松壮亮(『家族の風景』)
・女優賞:祷キララ(『Dressing Up』)
15 2014年11月29日 『みちていく』竹内里紗監督 『知らない町』大内伸悟監督 ・男優賞:金正允(『ふざけるんじゃねえよ』)
・女優賞:山田由梨(『みちていく』)
16 2015年11月28日 『いたくても いたくても』堀江貴大監督 『ムーンライトハネムーン』冨永太郎 監督 ・男優賞:嶺豪一(『いたくても いたくても』)
・女優賞:澁谷麻美(『いたくても いたくても』)

TAMA映画賞

明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するために創設された賞。前年10月から当年9月に劇場公開された作品が対象となる。授賞式はパルテノン多摩にて行われる。

授賞式開催年月日 最優秀作品賞 最優秀男優賞 最優秀女優賞 最優秀新進監督賞 最優秀新進男優賞 最優秀新進女優賞 特別賞
1 2009年11月28日 ・『ディア・ドクター西川美和監督
・『ウルトラミラクルラブストーリー横浜聡子監督
- - 深川栄洋監督(『60歳のラブレター』)
北川悦吏子監督(『ハルフウェイ』)
高良健吾
渡辺大知
満島ひかり
金澤美穂
八千草薫
木村大作監督
2 2010年11月27日 ・『告白中島哲也監督
・『さんかく吉田恵輔監督
堤真一 寺島しのぶ 川口浩史監督(『トロッコ』)
山本寛監督(『私の優しくない先輩』)
大西信満
金田哲
安藤サクラ
忽那汐里
若松孝二監督(若松孝二監督のまっすぐなインディペンデント魂に対して)
3 2011年11月26日 ・『一枚のハガキ新藤兼人監督
・『奇跡是枝裕和監督
光石研 永作博美
小西真奈美
前田弘二監督(『婚前特急』)
深田晃司監督(『歓待』)
古舘寛治
染谷将太
二階堂ふみ
井上真央
岸田繁(作品に寄り添い、重層的に盛り上げる映画音楽に対して)
・故・原田芳雄さん、阪本順治監督はじめ『大鹿村騒動記』スタッフ・キャスト一同(日本映画界の至宝・故・原田芳雄さんと、最期にその情熱を注ぎ映画魂の宿った『大鹿村騒動記』に対して)
4 2012年11月23日 ・『この空の花 -長岡花火物語大林宣彦監督
・『桐島、部活やめるってよ吉田大八監督
役所広司 樹木希林
宮﨑あおい
ヤン・ヨンヒ監督(『かぞくのくに』)
沖田修一監督(『キツツキと雨』)
神木隆之介
満島真之介
前田敦子
橋本愛
塚本晋也&Cocco(ありあまる母性によって自らが破綻していく、『KOTOKO』の壮絶な女性像に対して)
入江悠監督、及び『SR サイタマノラッパー』スタッフ・キャスト一同(映画界に新風を巻き起こした『SR サイタマノラッパー』快進撃に対して)
5 2013年11月23日 ・『さよなら渓谷大森立嗣監督
・『横道世之介沖田修一監督
松田龍平 真木よう子
吉高由里子
中野量太監督(『チチを撮りに』)
白石和彌監督(『凶悪』)
星野源
池松壮亮
黒木華
刈谷友衣子
原恵一監督、及びスタッフ・キャスト一同(『はじまりのみち』を通して木下惠介監督のヒューマニズムと信念を真摯な姿勢で現代に甦らせたことに対して)
大根仁監督、スタッフ・キャスト一同(若者を熱狂の坩堝に巻き込んだ『恋の渦』のエンタテインメント性に対して)
6 2014年11月22日 ・『野のなななのか大林宣彦監督
・『ぼくたちの家族石井裕也監督
妻夫木聡
大泉洋
二階堂ふみ
池脇千鶴
劇団ひとり(『青天の霹靂』)
坂本あゆみ(『FORMA』)
菅田将暉
太賀
能年玲奈
門脇麦
蔦哲一朗監督及びスタッフ・キャスト一同(『祖谷物語 おくのひと』において、四季折々の祖谷の大自然に真っ向から挑み、重厚な人間ドラマを構築させた映画にかける情熱に対して)
7 2015年11月21日 ・『海街diary是枝裕和監督
・『きみはいい子呉美保監督
永瀬正敏
綾野剛
樹木希林
綾瀬はるか
岨手由貴子(『グッド・ストライプス』)
松居大悟(『私たちのハァハァ』『ワンダフルワールドエンド』)
中島歩
野村周平
広瀬すず
杉咲花
塚本晋也監督、及びスタッフ・キャスト一同(高い志と使命感で制作され、戦争とは何かを新しい形で後世に伝えた『野火』に対して)

INDIES in TAMA

1998年、映画祭や他の自主映画上映会とは一味違った企画で、映画を作る人、観る人、これから作りたい人、何かやりたい人などの広場(FORUM)になればという趣旨で、INDIES in TAMAというレーベルを立ち上げた。2005年までに23回行われ、実質上映会の前身である。

Vol. 開催年月日 上映会名 上映作品 ゲスト
1 1998年3月29日 ワンピースが多摩にやって来た!! 「女友達」
「松本先生のキャンプ」
「暗室」
「傘男」
「お刺身の河」
「地獄のおじいさん」
「彼女は三次元」
「裏山事件」
「座敷あらし」
「今日こそ教祖」
「LET'Sハルマゲ」
「二人ぽっちの惑星」
「ヘア・サロン袋小路」
「ベアー」
「バニー」
「水洗タンク」
「ミス・リバーサイド」
「合戦~昔からある場所」
「猫田さん」
「おもいでタンス」
「祝辞」
矢口史靖監督

鈴木卓爾監督

2 1998年6月7日 FORUM発の映像作家たち Vol.1 「幌向(ホロムイ)日記」「殺し屋」山内隆史監督
「私がかつて、憧れ続けた学間に」蒲生映与監督
-
3 1998年7月12日 「日曜日映画」 〜新しい映像作家たちの小さな日曜日〜 「超愛人」「こころのうた」歌川恵子監督
「鎖骨の下の」荒牧亮子監督
「あたしたちだけの天国」冨岡多美子監督
「真空回路」川口良太監督
-
4 1998年9月6日 第1部「僕らは21世紀のシネアチスト 〜日本映画学校 VS 多摩美術大学編〜」
第2部「プロデューサー武藤起一の『インディペンデント映画はこう作れ!!』」
両学校生徒による7作品上映と武藤起一氏による実践的批評
【日本映画学校学生作品】
「東京フリーマーケット」「ストレイシープ 迷い羊」「掌の上」
【多摩美術大学学生作品】
「夏箱」「青空ジュース」「ホームビデオ」「Idiot 85」
武藤起一
5 1999年4月11日 仙頭直美監督と語ろう 「陽は傾ぶき」 仙頭直美監督
6 1999年5月30日 It's ドキュメンタリー・ドラマ 〜日常の中の非日常〜 「ドコニイルノ?」
「夜・りんご・コインランドリー」
「冷ややかな乳白色」
大嶋拓監督

岩橋直哉監督

7 1999年7月11日 僕らは21世紀のシネアスト 〜映画美学校 VS ニューシネマワークショップ
特別シンポジウム「21世紀に求められる映画づくりとは?」
【映画美学校学生作品】
「怯える」「はるのそら」「死臭のマリア」「鼻の穴」
【ニューシネマワークショップ学生作品】
「ポイント」「[ninoude-monkey] ニノウデモンキー」「ジャイアントナキムシ」
塩田明彦(映画監督 映画美学校講師)
武藤起一(映像環境プロデューサー NCWディレクター)
塩田時敏(映画評論家、ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭オフシアター部門ディレクター)
8 1999年9月26日 『インディーズ ヘブン』 〜INDIES in TAMA第一回公募傑作選〜 「ダンスでポン」
「狂琴(きょうきん)」
「National Pink」
「name line」
「さよなら元気」
「プラネットX」
「忘れられない女」
「あなたとわたし」
「六月のキャッチボール」
「鉄少女」
【特別上映】「おっけっ毛ビビロボス」
鈴木卓爾監督
番外編 2000年3月21日 紫綬褒章受章おめでとう記念! 名匠安藤庄平キャメラマンに聞く 伽倻子のために 安藤庄平
9 2000年6月25日 『インディーズビジュアル系』 〜白尾一博作品集〜 「遊星スカイライン」
「SHOCKING PEACH」
「ムサシノリズム」
「産業とダッチワイフ」
白尾一博
村上賢司

和田淳子
聞き手:歌川恵子

10 2000年9月17日 僕らは21世紀のシネアスト 〜大学映研編 千葉大学シネマウント VS 成城大学映画研究部〜 【千葉大学シネマウント作品】
「ロボのひと」「WITH」「GAME OVER」「ある日ある町で」「三月」
【成城大学映画研究部作品】
「ほっとれもん」「ファニィ! ファニィ」「トゥラウマ」
-
11 2001年3月18日 インディーズバトル 〜社会派Film VS 私小説風Movie あなたはどっち派?〜 - 岩橋直哉
村上賢司
判定人:歌川恵子
番外編 2001年6月17日 ENCORE! BATTLE TALK
日本映画をどうするのかスペシャル「長時間バトルトーク」ビデオ上映会
- -
12 2001年8月19日 僕らは21世紀のシネアスト 〜日大芸術学部 VS 演劇ぶっく映像科クリエーターコース〜 【日大芸術学部作品】
「つや艶うらら」「公司屍職員 サラリーマン競走曲」「種子ウマ」「虚穴遊戯」「万・華・鏡」
【ENBUゼミ映像科クリエーターコース】
「たぴおか」「ランド☆リンダ」
「ドアの向こう」「山から山へ」「燈リノ場所」
【特別上映作品】
「走るぜ」
古厩智之監督
13 2001年10月21日 井土紀州スペシャル 〜『ヴェンダースの友人』プレミア上映が実現〜 「百年の絶唱」
ヴェンダースの友人
井土紀州監督
鈴木卓爾監督
14 2002年3月17日 矢崎仁司 Presents
氷の季節と花の季節のあいだの上映会 〜『三月のライオン』特別篇〜
三月のライオン グルーポ・レヴェラシオン(『三月のライオン』音楽)
15 2002年5月19日 原一男と20代監督がファインダーの中に見た家族 「home」(第2回TAMA NEW WAVE ビデオ部門グランプリ)
「団地酒」
小林貴裕監督
大野聡司監督
原一男監督
16 2002年7月7日 山本政志 Deep Carnival 「闇のカーニバル」 山本政志監督
17 2002年9月1日 〜学生達による、新しい映像表現の試み〜
beyond's presents 映像と音のLIVE -- 劇伴の実験
「桃色クロス」
「コダマゲーム」
「溺れる月」
美音人=ビヨーンズ
18 2003年6月29日 〜すべての道はTAMAから 新鋭監督 佐藤圭作&山岡大祐特集〜 「二花子の瞳〜にかこ、の、ひとみ〜」
「君にありがとう」
【特別招待作品】「露出狂の女」
佐藤圭作監督
山岡大祐監督
塩田明彦監督
19 2003年9月21日 真実の先に 〜ひきこもりパニック障害強迫性神経症…現代病理と向き合う〜
映画「home」「こぼれる月」上映会
「home」
こぼれる月
坂牧良太監督
20 2004年7月3日 路上発! 希望のドキュメンタリー映画「あしがらさん」上映会 あしがらさん 飯田基晴監督
21 2005年4月10日 長編ドキュメンタリー映画 「こんばんは」上映会 「こんばんは」 森康行監督

上映会

映画祭TAMA CINEMA FORUMを多くの方に認知してもらうことを目的に、映画祭開催期間外に年数回行われる。主に土曜日、1日1作品を3~4回上映し(又は数作品を上映)、間に監督などのトークショーがある。最近はドキュメンタリー映画を中心に上映することが多い。会場はベルブホール(多摩市立永山公民館)。

開催年月日 上映会名 上映作品 ゲスト
2001年5月25日~27日 2000年度文化庁優秀映画賞受賞作品上映会 - -
2002年2月17日 こどもの時間』上映会 こどもの時間 -
2002年5月5日 「神の子たち」特別上映会 『神の子たち』 -
2002年5月24日~26日 2001年度文化庁優秀映画賞受賞作品上映会 - -
2002年8月4日 アイ・ラヴ・フレンズ」上映会 アイ・ラヴ・フレンズ -
2003年4月13日 「プロミス」上映会 『プロミス』 -
2003年6月4日~5日 2002年度文化庁優秀映画賞受賞作品上映会 - -
2004年4月11日 「War Photographer 一ノ瀬泰造」上映会 地雷を踏んだらサヨウナラ
TAIZO
中島多圭子監督(『TAIZO』)
2004年4月17日 ショートフィルムセレクション『REMIX』 - -
2004年8月14日 「懐かしの8ミリフィルム」上映会 「8ミリアニメ短編傑作選」
『原色バイバイ』
『ファウンド・フッテージ作品集』
『グータリプトラ』
-
2005年5月15日 「トントンギコギコ図工の時間」上映会 『トントンギコギコ図工の時間』 野中真理子監督
2005年7月2日 「クルテク」上映会とチェコの絵本展 『イモムシくんは大スター』
『月のおはなし』
『もぐらくんとみどりのほし』
『もぐらくんとキノコ』
『もぐらくんはえいがスター』
『アオネコとお友達』
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2005年7月3日 『甘い毒薬』〜グランプリ監督 伊刀嘉紘特集〜 『梵天』
『笑う胃袋』
『SEOUL88』
『春のゆらぎ』
『梅珍獣』
『膿震虫』
『京マチ子の夜』
『SEXTETショーケース』
『イマジナリーライン』
『梅心中』
※瀬々敬久監督スニークプレビュー作品
ユダ
冨永昌敬監督
佐藤圭作監督
伊刀嘉紘監督
瀬々敬久監督
2005年9月19日 「家族の日」特別上映会 ワンピース オマツリ男爵と秘密の島
ガラスのうさぎ
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2006年7月9日 「劇場版ユンカース・カム・ヒア」上映会 劇場版ユンカース・カム・ヒア -
2006年9月3日 「ヨコハマメリー」上映会 ヨコハマメリー 中村高寛監督
2007年4月8日 「三池 終わらない炭鉱の物語」上映会 『三池 終わらない炭鉱の物語』 熊谷博子監督
2007年5月13日 「キリクと魔女」上映会 キリクと魔女 -
2007年6月10日 「ブラボー映画祭Ver1.5」 スキージャンプ・ペア Road To TORINO
シベリア超特急
水根俊光
真島理一郎
水野晴郎
西田和昭
中野ダンキチ
2008年5月18日 「いのちの食べかた」上映会 いのちの食べかた -
2008年7月6日 TAMA NEW WAVE特別上映会
「内田伸輝監督 VS 石井裕也監督」
『ガール・スパークス』
『えてがみ』
『反逆次郎の恋』
『かざあな』
内田伸輝監督
石井裕也監督
萩生田宏治監督
2008年8月31日 「六ヶ所村ラプソディ」上映会 『六ヶ所ラプソディ』 鎌仲ひとみ監督
聞き手:志葉玲
2009年4月18日 「大丈夫であるように - Cocco 終らない旅 -」上映会 『大丈夫であるように - Cocco 終らない旅 -』 是枝裕和監督
2009年6月13日 「1/4の奇跡~本当のことだから~」上映会 『1/4の奇跡~本当のことだから~』 岩崎靖子
2009年9月23日 「雪の下の炎」上映会 『雪の下の炎』 楽真琴監督
2010年2月20日 「田中さんはラジオ体操をしない」上映会 『田中さんはラジオ体操をしない』 田中哲朗
2010年4月24日 「台湾人生」上映会 台湾人生 酒井充子監督
2010年5月8日 「犬と猫と人間と」上映会 『犬と猫と人間と』 飯田基晴監督
2010年7月24日 「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会 『ミツバチの羽音と地球の回転』 -
2010年8月28日 「ただいま それぞれの居場所」上映会 『ただいま それぞれの居場所』 大宮浩一監督
2010年10月16日 「ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実」上映会 『ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実』 綿井健陽
2011年3月19日
※中止
「ビルマVJ 消された革命」上映会 ビルマVJ 消された革命 -
2011年5月21日 「玄牝 - げんぴん -」上映会 玄牝 - げんぴん - 河瀨直美監督
※ビデオレター上映+スカイプによるトーク
2011年7月9日 「100,000年後の安全」上映会 100,000年後の安全 飯田哲也
2011年9月3日 「無常素描」上映会 『無常素描』 大宮浩一監督
2012年3月17日 「ちづる」上映会 『ちづる』 赤﨑正和監督
2012年5月19日 活動写真弁士の説明によるサイレント映画上映会 in TAMA 大列車強盗
ローレル&ハーディ 二人の水夫』
月世界旅行
喧嘩安兵衛
太郎さんの汽車
片岡一郎
山城秀之
2012年7月7日 「季節、めぐり それぞれの居場所」上映会 『季節、めぐり それぞれの居場所』 大宮浩一監督
2012年8月25日 「隣る人」上映会 『隣る人』 刀川和也監督
菅原哲男
2013年4月14日 「情熱のピアニズム」上映会 『情熱のピアニズム』 -
2013年6月8日 「モンサントの不自然な食べもの」上映会 モンサントの不自然な食べもの 枝元なほみ
高橋一也
2013年7月27日 「台北カフェ・ストーリー」上映会 台北カフェ・ストーリー 石坂健治
2013年8月31日 「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」上映会 『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』 宍戸大裕監督
2014年2月22日 「世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―」上映会 『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』 -
2014年4月12日 「ペコロスの母に会いに行く」上映会 ペコロスの母に会いに行く 村岡克彦
2014年5月6日 「ある精肉店のはなし」上映会 『ある精肉店のはなし』 -
2014年6月7日 「ネガティブ:ナッシング 全てはその一歩から」上映会 『ネガティブ:ナッシング 全てはその一歩から』 ヤン・クヌーセル監督
2014年8月30日 「ダブリンの時計職人」上映会 『ダブリンの時計職人』 O'Phan
※ライブ
2015年2月28日 「馬々と人間たち」上映会 『馬々と人間たち』 小倉悠加
2015年4月4日 「ミンヨン 倍音の法則」上映会 『ミンヨン 倍音の法則』 佐々木昭一郎監督
ペトル・ホリー
2015年5月9日 「白夜のタンゴ」上映会 『白夜のタンゴ』 風のアンサンブル
※コンサート
2015年6月6日 「OYAKO -present to the future」上映会 『OYAKO -present to the future』 ブルース・オズボーン
井上佳子
2015年7月11日 「バベルの学校」上映会 『バベルの学校』 出口雅子
2015年8月29日 「みんなの学校」上映会 『みんなの学校』 湯浅誠
2016年2月13日 「お盆の弟」上映会 『お盆の弟』 大崎章監督
足立紳
2016年3月26日 「A FILM ABOUT COFFEE」上映会 『A FILM ABOUT COFFEE』 -

脚注・出典

外部リンク