キリクと魔女

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キリクと魔女(原題 Kirikou et la Sorcière)は、1998年に公開されたフランスベルギールクセンブルク映画。数々の国際的な映画賞を獲得し、フランス国内だけでも観客動員130万人・興行収入650万ドルの大ヒットで、アニメーション映画としてはフランス映画史上歴代興行収入第1位の作品である。フランスでは関連グッズの売れ行きを含めて一種の社会現象となっている(プレイステーションのゲームにもなった)。日本での公開は2003年8月2日、日本語版はスタジオジブリ制作、アルバトロス・フィルム配給。

内容はアフリカの村を描いたファンタジー映画。鮮やかな色使い・細密な描画・個性的な音楽・大胆なストーリーで、子供から大人まで楽しめる印象深い作品となっている。音楽は、セネガル出身の国際的人気歌手ユッスー・ンドゥールが手がけている。

あらすじ[編集]

アフリカのある村で、一人の赤ん坊が自分の意志で生まれる。その名はキリク。村は魔女カラバの魔力によって泉は涸れ、男たちはむさぼり食われ、困窮しているという。キリクは赤ん坊ながら、その超人的な働きで、魔女の手から村人を救い、魔女に立ち向かってゆく。母に助けられ、幾多の冒険の末に「お山の賢者」から知恵を授けられたキリクは、魔女に決戦を挑むが、その行く手には思いもかけない運命が待ち受けていた……。

スタッフ[編集]

声の出演[編集]

  • キリク幼少時代(Kirikou enfant) … ドドゥ・ゲイエチャ(Doudou Gueye Thiaw)(日本語吹き替え:神木隆之介
  • カラバ(Karaba) … アウ・セヌザー(Awa Séne Sarr)(日本語吹き替え:浅野温子
  • キリクの母(La mère de Kirikou) … マイモウナ・エヌジャイエ(Maimouna N'Diaye))(日本語吹き替え:山像かおり
  • お山の賢者(Le sage dans la montagne) … ロベール・リンソル(Robert Lionsol)
(フランス語版には、キャストのバリエーションがあるようである。)

付記[編集]

  • 全編を通して「キリクは大きくない、でも勇敢だ」(Kirikou n'est pas grand, mais il est vaillant)という主題歌のフレーズが流れて、ムードを盛り上げている。
  • 2005年にオスロ監督による続編『キリクと魔女2 4つのちっちゃな大冒険』が制作された。『キリクと魔女』のストーリーの合間に起きた、4つのサブエピソードを題材としている。(日本では劇場未公開で、DVD発売のみ)

外部リンク[編集]