野火 (小説)
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| 野火 | |
|---|---|
| 小説:野火 | |
| 著者 | 大岡昇平 |
| 出版社 | 創元社 |
| 掲載誌 | 展望 |
| 映画:野火 | |
| 監督 | 市川崑 |
| 制作 | 大映 |
| 封切日 | 1959年11月 |
| 上映時間 | 105分 |
| テンプレート - ノート | |
| 文学 |
|---|
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| 作家 |
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『野火』(のび)は、大岡昇平の小説。1951年、『展望』に発表。翌年に創元社から刊行された。作者のフィリピンでの戦争体験を基にする。死の直前における人間の極地を描いた、戦争文学の代表作。読売文学賞受賞作。
題名の「野火」とは、春の初めに野原の枯れ草を焼く火のこと。
目次 |
あらすじ [編集]
太平洋戦争末期の日本の劣勢が固まりつつある中でのフィリピン戦線が舞台である。 主人公田村は肺病のために部隊を追われ、野戦病院からは食糧不足のために入院を拒否される。現地のフィリピン人は既に日本軍を抗戦相手と見なす。この状況下、米軍の砲撃によって陣地は崩壊し、全ての他者から排せられた田村は熱帯の山野へと飢えの迷走を始める。 律しがたい生への執着と絶対的な孤独の中で、田村にはかつて棄てた神への関心が再び芽生える。しかし彼の目の当たりにする、自己の孤独、殺人、人肉食への欲求、そして同胞を狩って生き延びようとするかつての戦友達という現実は、ことごとく彼の望みを絶ち切る。 ついに「この世は神の怒りの跡にすぎない」と断じることに追い込まれた田村は「狂人」と化していく。
映画 [編集]
| 野火 | |
|---|---|
| 監督 | 市川崑 |
| 脚本 | 和田夏十 |
| 原作 | 大岡昇平 |
| 製作 | 永田雅一 |
| 出演者 | 船越英二、ミッキー・カーチス、滝沢修 |
| 音楽 | 芥川也寸志 |
| 撮影 | 小林節雄 |
| 編集 | 中静達治 |
| 配給 | 大映 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 105分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
1959年には大映で映画化された。角川エンタテインメントからDVDが発売されている。
人肉を食う場面は、映画内では「栄養失調で歯が抜け、食べられなかった」という処理が行われた。これは、映画の持つ表現の直接性を考慮し、観客に「食べなくてよかった」と感じさせるための変更である。
スタッフ [編集]
キャスト [編集]
- 船越英二: 田村
- ミッキー・カーチス: 永松
- 滝沢修: 安田
- 浜口喜博: 下士官
- 石黒達也: 無精髯の軍医
- 稲葉義男: 兵隊A(班長)
- 星ひかる: 兵隊1
- 月田昌也: 兵隊2
- 杉田康: 兵隊3
- 佐野浅夫: 兵隊4
- 中條静夫: 兵隊5
- 伊達信: 分隊長
- 伊藤光一: 軍医
- 浜村純: 狂人の将校
- 潮万太郎: 曹長
- 飛田喜佐夫: 兵隊
- 大川修: 兵隊
- 此木透: 兵隊
- 夏木章: 兵隊
- 竹内哲郎: 兵隊
- 早川雄三: 兵隊
- 志保京助: 兵隊
- 守田学: 衛兵
- 津田駿二: 衛兵
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
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