「Jリーグ中継 (NHK)」の版間の差分

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* [[1993年]][[5月15日]]の[[1993年Jリーグ開幕節|Jリーグオープニングマッチ]]である[[東京ヴェルディ|ヴェルディ川崎]]vs[[横浜F・マリノス|横浜マリノス]]([[国立霞ヶ丘競技場|国立競技場]])のキックオフが19:30となったのは、[[NHKニュース (午後7時)|ニュース]]に引き続き19:27からNHK総合テレビで生中継を行うためのものであった(当日の実況担当は[[山本浩]])。以後、NHKでも[[Jリーグチャンピオンシップ]]中継等で数回総合テレビでゴールデンタイムの生放送が行われた(いずれの試合も19:30キックオフ)が、ここ数年は行われていない。
* [[2005年]][[12月3日]]に行われた[[2005年J1最終節|J1最終節]](第34節)では、優勝の可能性のあった5チームがそれぞれ同時刻に別のチームと戦い、これら5試合の結果次第で優勝が左右されることから、放映権を持たない試合を含む以下の5試合すべてに中継車・アナウンサーを派遣し、平行して随時ゴールシーンを流すなどして同時中継を行った('''太字'''が優勝の可能性のあったチーム)。なお、放映権を持たない試合では、ゴールシーン以外は試合前・ハーフタイム時のみ中継を行った。試合結果等の詳細は[[2005年J1最終節]]を参照のこと。
* [[2005年]][[12月3日]]に行われた[[2005年J1最終節|J1最終節]](第34節)では、優勝の可能性のあった5チームがそれぞれ同時刻に別のチームと戦い、これら5試合の結果次第で優勝が左右されることから、放映権を持たない試合を含む以下の5試合すべてに中継車・アナウンサーを派遣し、平行して随時ゴールシーンを流すなどして同時中継を行った('''太字'''が優勝の可能性のあったチーム)。なお、放映権を持たない試合では、ゴールシーン以外は試合前・ハーフタイム時のみ中継を行った。試合結果等の詳細は[[2005年J1最終節]]を参照のこと。
** 総合テレビ(新潟を除く) '''セレッソ大阪''' - [[FC東京]](長居スタジアム)
** 総合テレビ(新潟を除く) '''セレッソ大阪''' - [[FC東京]](長居スタジアム)

2009年5月16日 (土) 01:23時点における版

Jリーグ中継(ジェイリーグちゅうけい)は、日本放送協会 (NHK) が日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の試合を中継して放送するテレビ番組スポーツ中継)である。

NHKにおけるJリーグ中継は1993年の創設当初から毎年行っている。それ以前もNHKは、衛星第1テレビ放送 (BS1)日本サッカーリーグの実況中継を行っていた実績を持っていることから、Jリーグと毎節1試合(優先権契約を行っていた2006年までは毎節2~3試合)をBS1で、また月1回ペースで総合テレビBSハイビジョン (BShi)NHKワールド・プレミアムでも同時放送の場合あり)での実況契約を行っている。また、これとは別に対戦チームのホームタウン向けに随時ローカル中継が行われている(詳細はJリーグ中継#ローカル放送の項を参照)。

テーマ曲

NHKにおけるJリーグの中継では、中継の終了時に流されるテーマ曲が用意されており、曲名とアーチスト名がクレジット入りで紹介されている。近年のNHKのスポーツ中継ではクレジット入りの「イメージソング」が用意される事例はここ数年NHKのほかのスポーツ中継でも見られるが、このような形で「テーマ曲」が用意されるのは、オリンピック中継やサッカーワールドカップ中継を除けば唯一となっている。

なお、オープニング映像もJリーグ中継オリジナルのもので、通常NHKのスポーツ中継のテーマ曲となっている「スポーツショー行進曲」(NHKスポーツテーマ)は用いられない。

解説者一覧

※2009年現在。五十音順

実況・リポート担当アナウンサー

2009年5月現在。特に断り書きが無い場合、地方局のアナウンサーは主に地元戦を、東京のアナウンサーは関東含む全国各地の試合を、それぞれ担当する。若手は地元の試合であってもまず経験を積むため、ベンチサイドリポートを務める場合がほとんど。
氏名 所属局 所轄ホームチーム 備考
飯塚洋介 徳島放送局 徳島ヴォルティス
泉浩司 水戸放送局 鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック
稲垣秀人 新潟放送局 アルビレックス新潟
猪原智紀 熊本放送局 ロアッソ熊本
内山俊哉
解説委員兼任)
福岡放送局 アビスパ福岡、大分トリニータ、
サガン鳥栖、ロアッソ熊本
全国放送も担当
川崎寛司 佐賀放送局 サガン鳥栖
河村太朗 大分放送局 大分トリニータ
栗田晴行 G-Media出向
小宮山晃義 甲府放送局 ヴァンフォーレ甲府
近藤敏之 G-Media出向
酒井博司 名古屋放送局 名古屋グランパス 前任地福岡ではアビスパ福岡戦を実況
坂梨哲士 広島放送局 サンフレッチェ広島
佐々生佳典 山形放送局 モンテディオ山形
佐々木智一 岡山放送局 ファジアーノ岡山
佐藤克樹 前橋放送局 ザスパ草津
下境秀幸 神戸放送局 ヴィッセル神戸
杉澤僚 仙台放送局 ベガルタ仙台
曽根優 札幌放送局 コンサドーレ札幌 2008年夏の異動で東京から地元へ
高瀬登志彦
田代純 大阪放送局 ガンバ大阪、セレッソ大阪、
京都サンガ、ヴィッセル神戸
田中朋樹 静岡放送局 清水エスパルス、ジュビロ磐田
塚本貴之 大阪放送局 ガンバ大阪、セレッソ大阪
中澤輝 横浜放送局 横浜F・マリノス、浦和レッドダイヤモンズ、
大宮アルディージャ
実況はFM放送で担当。埼玉県分は
さいたまにスポーツアナがいないための応援。
テレビはベンチリポート専門である
中村泰人 G-Media出向 前任地佐賀では地元九州の2部戦を主に担当
西川順一 山形放送局 モンテディオ山形
野地俊二 東京アナウンス室
早瀬雄一 大阪放送局 ガンバ大阪、セレッソ大阪
増田卓 東京アナウンス室
町田右 G-Media出向
松野靖彦 東京アナウンス室
三浦拓実 広島放送局 サンフレッチェ広島
宮田貴行 福岡放送局 アビスパ福岡
向井一弘 水戸放送局 水戸ホーリーホック、鹿島アントラーズ
芳川隆一 岡山放送局 ファジアーノ岡山
吉田浩 京都放送局 京都サンガ
吉松欣史 松山放送局 愛媛FC

Jリーグスペシャルデー

2003年2004年のゴールデンウィークに「Jリーグスペシャルデー」と題し、テレビの放送、並びにキックオフ時間を統一・調整した上で、JリーグのホームタウンにあるNHKの各放送局が地元チームの試合に特化して実況放送を行っている。2004年は11月6日にもスペシャルデーを実施した。2005年以降は行われていないが、全国放送カードが行われる日にローカル差し替えが行われる試合があり、これを生かした多元中継が行われる場合がある。

第1回 2003年5月5日

全国放送
地域放送(いずれも総合テレビ)
(※)福岡-広島戦は広島県では当日深夜(正式には6日未明)に録画中継され、日中の生中継は鹿島-横浜M戦を中継した

第2回 2004年5月5日

全国放送
地域放送(いずれも総合テレビ)

第3回 2004年11月6日

全国放送
地域放送(いずれも総合テレビ)
  • J1
    • 東海地方、広島県 名古屋グランパスエイト-サンフレッチェ広島(※2 瑞穂陸上競技場)
    • 近畿地方、新潟県 ガンバ大阪-アルビレックス新潟(※1、2 万博記念競技場)
  • J2
(※1)G大阪-新潟戦は衛星第1テレビと近畿地方、新潟県の総合テレビでの同時サイマル中継。
(※2)G大阪-新潟、名古屋-広島の2試合の総合テレビでの中継はアナログ放送のみ。地上デジタル放送では浦和-清水戦を中継した。
(※3)水戸-仙台戦の茨城県での放送は地上デジタル放送のみ。アナログ(茨城県は東京の中継局扱い)では浦和-清水戦を中継した。

その他

  • 1993年5月15日Jリーグオープニングマッチであるヴェルディ川崎vs横浜マリノス国立競技場)のキックオフが19:30となったのは、ニュースに引き続き19:27からNHK総合テレビで生中継を行うためのものであった(当日の実況担当は山本浩)。以後、NHKでもJリーグチャンピオンシップ中継等で数回総合テレビでゴールデンタイムの生放送が行われた(いずれの試合も19:30キックオフ)が、ここ数年は行われていない。
  • 2005年12月3日に行われたJ1最終節(第34節)では、優勝の可能性のあった5チームがそれぞれ同時刻に別のチームと戦い、これら5試合の結果次第で優勝が左右されることから、放映権を持たない試合を含む以下の5試合すべてに中継車・アナウンサーを派遣し、平行して随時ゴールシーンを流すなどして同時中継を行った(太字が優勝の可能性のあったチーム)。なお、放映権を持たない試合では、ゴールシーン以外は試合前・ハーフタイム時のみ中継を行った。試合結果等の詳細は2005年J1最終節を参照のこと。
    • 総合テレビ(新潟を除く) セレッソ大阪 - FC東京(長居スタジアム)
    • 衛星第1テレビ 川崎フロンターレ - ガンバ大阪等々力陸上競技場
    • 総合テレビ(新潟県) アルビレックス新潟 - 浦和レッドダイヤモンズ新潟スタジアム
    • (放映権なし) 鹿島アントラーズ - 柏レイソル(カシマスタジアム)
    • (放映権なし) ジェフユナイテッド市原・千葉 - 名古屋グランパスエイト(フクダ電子アリーナ
  • チーム名アナウンスに関しては、初期の頃は各チームのフルネーム(但し浦和レッドダイヤモンズは「浦和レッズ」)をアナウンスしていたが、現在は一般的な呼称(ジェフユナイテッド市原・千葉は「ジェフ千葉」、名古屋グランパスエイトは「名古屋グランパス」など)を使用が基本となっている。なお、試合中には愛称のみ、あるいは地域名のみでアナウンスされることもある。
  • Jリーグ中継として全国中継されるのは基本的にJ1のリーグ戦のみであるが、浦和レッズがJ2に降格していた2000年は、J2のリーグ戦のうち、浦和の絡む数試合をBS1で放送したことがある。また、2003年11月23日には当時J2のアルビレックス新潟の昇格決定となった試合(vs大宮)をBS1で放送している。
  • 事件・事故等の報道特別番組を放送する場合や、その他の重要なスポーツイベント(プロ野球の優勝決定戦など)を中継する場合には、そちらの放送を優先させ、Jリーグ中継は放送中止または放送時間等の変更を行う場合がある。
  • ハーフタイムに当日のベンチレポーターのアナウンサーが監督に前半戦を振り返ってインタビューをする。インタビューが後半開始直後にかかる場合もある。
  • 毎年開幕節の試合の中から1試合を総合テレビで全国中継している。原則開幕初日に放送されるが、2008年は開幕初日の3月8日には全国放送がされず、翌3月9日に川崎フロンターレvs東京ヴェルディ等々力陸上競技場)を放映した。なお、開幕カードでも一部の試合で地域向け放送として地元J2クラブの試合の差し替え放送(生中継)が行われている。

関連項目