学校の怪談 (テレビアニメ)
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| 学校の怪談 | |
|---|---|
| ジャンル | ホラーアニメ |
| アニメ: 学校の怪談 | |
| 原作 | 『学校の怪談』常光徹 |
| 企画 | 清水賢治、白川隆三、布川ゆうじ |
| 監督 | 阿部記之 |
| シリーズ構成 | 橋本裕志 |
| 脚本 | 橋本裕志、山口亮太、十川誠志 大和屋暁、中弘子 |
| キャラクターデザイン | 大西雅也 |
| 製作 | スタジオぴえろ(現ぴえろ) |
| 放送局 | フジテレビ系列局 |
| 放送期間 | 2000年10月22日 - 2001年3月25日 |
| 話数 | 全20話(未放映1話)+総集編2話 |
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『学校の怪談』(がっこうのかいだん)は、フジテレビ系列局で2000年10月22日から2001年3月25日までの間に放映されたテレビアニメ。同年8月24日にも特番放映。スタジオぴえろ(現ぴえろ)製作。平均視聴率:12.2%、最高視聴率:14.0%。
目次 |
[編集] 概要
主役となる子供たちがお化けを撃退するシーン、退治の方法、意外な結末等を取り入れた作品。これをもって、長年続いたフジテレビのスタジオぴえろ制作アニメは一時終了となった。約半年間と短期間の放送だったが、放送終了から数年経った現在でも再放送や続編を望む声がある。その声に応じて、放送終了後の5年後の2006年には東京MXテレビにて再放送された。
[編集] あらすじ
宮ノ下さつきたちは学校の旧校舎に迷い込み、そこで妖怪たちに襲われてしまう。旧校舎のなかでさつきの母親が遺した「オバケ日記」を発見し、それに記された方法に従って妖怪を撃退する。 そのとき、妖怪「天の邪鬼」をペットの猫「カーヤ」の中に誤って封印してしまう。カーヤの中から天の邪鬼を追い出すためには旧校舎内の他の妖怪を退治しなければならない事がわかり、さつきたちは「オバケ日記」の情報をたよりに、他の妖怪たちを退治していく。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
[編集] メインキャラクター
- 宮ノ下さつき(みやのした -):川上とも子
- 本作の主人公で小学5年生。元気良く、相手が誰(含む妖怪)であろうと真正面を向いて接しており機転もきくが、怖がりな面もある。母親を亡くしているため家事全般をこなしているしっかり者。料理は亡き母親の直伝で餃子が得意。また、毎朝新聞の折込チラシをチェックしていて、彼女曰く、「主婦として当然」とのこと。
- 誰か(特に家族)が危険にあっている時は、相手がオバケであろうと何とかしようと努力する強さをもつ。反面、4怪のように自分が追い詰められる時には脆い一面もみせる(ちなみにこういう時はハジメに頼ることが多い)。11怪はその典型で、自分に迫ってくるメリーさんに対しては怖がる一方、父親である礼一郎が傷付けられたと思った際には、メリーさんに激しい怒りを見せる強さを見せていた。幼くして母親を亡くしたことが原因で、病院や看護婦といったものにトラウマを持っている(13怪)。
- 欠点はドジで、パンツに対する隙が多い。また、頑張りすぎてしまうところは母親の佳耶子にも指摘されている。放送開始以来、幾度もハジメにパンツを見られていることから、5怪にて「見られても良いパンツ=見えパン」をはくことを学習した。しかしなぜかその後は一切使用していない。
- 運動能力が低く足がとても遅く、5怪終了時には弟である敬一郎よりも相当遅くなってしまったと推測される(だが逃げ足とハジメを追いかける時だけ、速いのはお約束)。また、IT系にも弱い。だが絵の才能には秀でており、校内のコンクールで金賞を獲ったほか、県の展覧会にも出展されることになっていた。この辺りは母親譲りらしい。
- 尚、神山家の血を引くものの、霊力どころか霊感すらない。最後の最後にはオバケ日記の力を借りなければならなかった。しかし18怪では自分の力(ハジメや天の邪鬼の助けもあったが)で放送室の茜さんを霊眠させることに成功している。口癖は「どっこいしょー」。
- 主要キャラのさつきへの呼称だけがそれぞれ違うことが条件であった。
- 何度も心霊現象に遭遇しているにもかかわらず、新たな心霊現象に逸早く感ずいているレオの話に耳を貸さないことも多い。
- 宮ノ下敬一郎(みやのした けいいちろう):間宮くるみ
- さつきの弟で小学1年生。りんごジュースが好きで、ピーマンが嫌い。母である佳耶子への思いは幼い分だけさつきよりひきずっていたが、12怪にて成長した。主要キャラクターの中で、最も純粋な心の持ち主である。(その純粋さはだっとを改心させるほど。)
- 黒猫カーヤを誰にもまして可愛がっており、天の邪鬼が乗り移った後もそれは変わっていない。泣き虫であり、それをクラスでからかわれているとの事。
- 母親代わりでもある姉さつきを慕っている。姉が危機にさらされたピアノお化けの怪などでは、オバケとの対決時に活躍したり、ハジメのスパルタにも途中で投げ出すことなく耐えるなど、芯の強い一面も見せる。ハジメのことを兄のように慕っている。家では、プレイステーションであろうハードでゲームをしているがあまりうまくはない。外出時には熊のワンポイントの入った黄色い長靴を常に愛用している。
- 青山ハジメ(あおやま -):本田貴子
- 宮ノ下家の隣に住むさつきと同じクラスの少年で小学5年生。スケベで、ほぼ毎回さつきのスカートをめくっては反撃を食らっている。本人曰く「根性だけならだれにも負けない」とのこと。
- しかし、強がりを言ってはいても本音はオバケが怖く、「しかたねーだろ体質なんだから」と言い訳も言う。しかし、6怪ではババサレに一人で立ち向かうなどの勇気も見せる。一人っ子だからか、敬一郎を放っておけなかったり、兄のような振る舞いをしている。
- ここ一番の行動力は最も高く、その行為は天の邪鬼すら驚かすほど(5怪)。人参が嫌いで、給食のときはさつきに食べてもらっている。
- 何度も心霊現象に遭遇しているにもかかわらず、新たな心霊現象に逸早く感ずいているレオの話に耳を貸さないことも多いキャラその2。
- 柿ノ木レオ(かきのき -):津村まこと
- 自称「校内一の心霊研究家」。さつきと同じ小学5年生。他にもカメラ(父親の影響)、特撮技術、サイト運営など多様な趣味を持つ。自分の研究には自信があり、その点についてはとても負けず嫌いで努力家。家には、現像用の暗室もある(恐らく父親の仕事用)。使用マシンは色違いなれどVAIOのデスクトップマシン。PHSも所有しており、本作品登場キャラ中もっともIT化している(当時は小学生がPHS等を持つことはまれであった為)。ハジメのスカートめくりの癖に関して「その癖だけは直したほうがいい」と指摘しているものの、一度ハジメと結託してさつきのスカートの中をカメラで撮ったことがある(その時、さつきは見えパンを穿いていたが)。
- 家はマンション住まい。場所はさつきやハジメの住んでいる町内とは別(6怪より)。 理論理工系のしゃべり方をする。また噂などの情報収集能力、オバケの知識は仲間内でもっとも高い。だが、厄介ごとを引き起こしたり、状況の悪化の再確認に使われる事の方が多い。彼の収集してくる情報は、ピアノお化けに始まりうつしみ、黄泉ネット、ババサレ、穴まねき、呪いの看護婦、しづ子、オバケ団地、首無しライダーと結構正確であったりするものの、さつきたちからはあまり信用されていない。
- 桃子に憧れており、自分の責任で彼女が命の危機に晒されてしまった時は、必死で助けようと考えた。尚、彼のサイト名は「柿ノ木レオの心霊ファイル」。なぜか、キャッチャー用の防具も持っている。また、普段被っている帽子やパーカーなどに書かれたマークが同じである。眼鏡をかけているが、そこまで目が悪いわけではないらしい(14怪)。
- 恋ヶ窪桃子(こいがくぼ ももこ):佐久間紅美
- 小学6年生。体が弱い美人なお嬢様。作品開始の1年前、転校と病気入院(聖ロザリオ病院に1年間。留年はしていない)が重なったため、同学年に友達が少なく、一学年下のさつき達と一緒に行動することが多い。尚、佳耶子及び敬一郎とは入院中に聖ロザリオ病院で会っている。少々天然でおっとりした性格からか、幻の3怪では自分が口裂け女と疑われて噂されていることに、まるで気づいていなかった。
- 制服風の服を好むらしく、服は夏用、冬用の両方をもっている。ちなみに上記以外の服も着ている。方向音痴のために携帯を持たされている。しかし、作中では道に迷うことは全くといって良いほどなかった。 霊感がありオバケを見慣れているせいか、驚きはするものの、滅多に怖がった様子は見せない。(穴まねきの回では珍しく怖がる姿を見ることができる)また、さつきたちの母親佳耶子がのり移ることがあるように、ある種シャーマン的な能力もある。
- カーヤ(天の邪鬼):中尾隆聖
- 一応、宮ノ下家の飼い猫で、母親の佳耶子の葬式の時に宮ノ下家にまぎれてきて家族となった。黒猫で、右目が水色、左目が黄色のオッドアイ。敬一郎からは溺愛されている。
- 1怪において、さつき達が天の邪鬼の霊眠に失敗した(依り代を決めずに霊眠させてしまった)ため、カーヤに封じられる事となった。最終怪にて、カーヤの肉体を瀕死にしたことで天の邪鬼と分離、普通の猫に戻った。
[編集] その他の登場人物
- 宮ノ下佳耶子(みやのした かやこ):三石琴乃
- さつき、敬一郎の母親。旧姓:神山。桃子曰く「強い人」。全てを包み込む暖かさを持つ。作中に登場するオバケ日記は彼女が小学生の時に書いたものである。 亡くなってから既に2年が経過しているが、成仏しきっていない様にも見える。ちなみに、さつきの料理は佳耶子直伝。
- 尚、子供の頃は黒髪であったが成人後の写真や回想ではさつき同様に茶髪。
- 宮ノ下礼一郎(みやのした れいいちろう):室園丈裕(少年時代:阪口大助)
- 公務員で土木建築関係に従事している(役所の土木課)。枕元にたった佳耶子との約束を守るため、異勤願いを出して天の川町に引っ越してきた。(総集編にて紹介)佳耶子とは小学生の時の同級生であり、長い付き合いであった。28年前、小学生のときに佳耶子にプレゼントしたオルゴールを持ち続けている。
- オバケについての認識は他の大人と同様否定はしないが、信じないタイプ。自分と佳耶子を、さつきとハジメに重ねていて、二人を暖かい目で見守っている。
- 坂田先生(さかた -):青山穣
- さつき達の担任の先生。オバケの類は信じていないようで、赤紙青紙にトイレに引きずりこまれても生徒の悪戯だと思い込んでいる。だが、メリー人形に対するさつきと敬一郎の気持ちを否定することなく、メリーさんを人形寺に連れていった事もある。松嶋先生に気があるのかどうかは不明だが、美人には弱い。尚、校舎が壊れると校長先生に叱られているらしく、19怪で放送室に閉じ込められたさつきを助ける為に松嶋先生がハンマーで放送室のドアを壊した時には嘆いていた。
- 松嶋先生(まつしま -):深水由美
- 1年2組の担任。性格は温厚だが、やる時にはハンマーを振り回すパワーを秘めている。放送委員の顧問。作品中、さつきたちの周りの大人で唯一オバケの存在を認めた人物だが、オバケの実在を知ったのが最終話直前の19怪と言う事もあり「オバケの実在を知り、子供達をサポートする大人」にはならなかった。かなり初期から存在は決まっていたとのこと。
- 校長先生:楠見尚己
- 喋りが豪快で、レオを片手でヒョイと持ち上げることのできるパワフルな校長。生徒の主張にきちんと耳を傾けてくれる人物。学校のどこかが壊れると、坂田先生を叱るらしい。
- 今井澪(いまい みお):中山さら
- 校内の飼育委員でうさぎの面倒を見ていた。内気な性格で、唯一の友達だったうさぎのシロタビが死んだことに対し「自分も一緒に死のうと思った」らしい。9怪で死者復活の儀式でシロタビを蘇らせてしまうが、凶暴化した為に、シロタビを成仏させる。現在は、坂田が新たに連れてきたシロタビの子供達の世話をしている。
- 清原美園(きよはら みその):半場友恵
- 胸に「CA」とかかれた服を着ているおかっぱ頭の少女。自分で試してもいないお呪いを友達に薦め、成功してから試すなどちゃっかりした性格。しかし、あやが消えた後しのぶにつっかかっており、芯はしっかりしている。
- 高橋ともみ:折笠富美子
- ポニーテールで、胸にチューリップらしき絵が画かれた服を着ている少女。美園とあやの友達。
- 江藤あや(くどう -):浅井清己
- ピンクのストライプの服を着ている少女(2怪では違うが)。学級委員。学芸会の時には衣装を着て、舞台袖にいたり、劇終了後には坂田と共に舞台真中に来た。
- 松田忍(まつだ しのぶ):川村万梨阿
- さつき達のクラスメイトで占いやお呪いに詳しい少女。冷たい雰囲気の怪しい容姿をしている。28年前、同姓同名の生徒が旧校舎の教室で目撃されたのを最後に行方不明になっていた。
- 渡辺みゆき(わたなべ -):坂本真綾
- さつきの従姉妹。雪国の田舎で両親と共に旅館を経営している。さつき達は、白金ゆき(血染め湖の亡霊)に騙され、彼女が死んで亡霊になったと思いこまされていた。ちなみに、ゆきはその際、彼女の妹と名乗っていた。
- さつき・敬一郎の祖父:塚田正昭
- ハジメの母:滝沢久美子
- レオの父:中嶋聡彦
- カメラマン。
- レオの母:堀越真己
- 桃子の父:森田順平
- レストラン経営者。
- 桃子の母:渡辺美佐
- 弁護士。
[編集] お化け・幽霊
下記の霊のほとんどはかつて佳耶子によって一度は霊眠(霊を浄化し、眠らせること。成仏とはやや異なる)させられた。一度霊眠させられたオバケは、一部の例外を除いて依り代となった物が破壊されるなどしないかぎり蘇ることはない。作中では、町の開発が進められたことで木が切り倒されたり、結界が破られたりしてオバケが復活したとされている。
- 人間の恐怖心を栄養とするオバケ。最初は小人程度のサイズだが、恐怖心を吸収することで徐々に巨大化してゆく。
- 佳耶子に霊眠させられた恨みからさつき達に襲い掛かったが、オバケ日記を手に入れたさつき達により霊眠させられる。だが霊眠に必要な依り代が無かったため、身近にいたカーヤの肉体に封じ込められることとなった。
- 霊眠直後はさつきに対して復讐の炎を燃やしており、封印された状態でも多少の霊力は残っていたこともあり、当初は事件が起きる度にさつきに「あんたの仕業でしょ!」と疑われるという可哀相な役回りとなっていた。だが、当人は猫になってから「嫌味」を言うだけであまり悪さはしてない。
- その後、さつきに疑われることもなくなり、自身もさつきの味方をするようになっていった(特に敬一郎と仲が良く、行動をよく共にしている)。ソファの上で寝てたり、ベランダで日向ぼっこしてたり、猫の本能にかなり負けているようにも見える。更に、エサをねだるようにもなる事も。さつき達のピンチを救った時には、「お前らがやられると、自分にとっても都合が悪い」「さつき達の恐怖が自分の栄養なので彼女達を助けている」等とぶっきらぼうに語っているが、この変化が最終怪の話で重要な鍵となる。最終怪ではさつき達を守るため命懸けで逢魔と戦い死闘の末、逢魔と共に霊眠したかと思われたが敬一郎との約束を守り、佳耶子の命日に水仙の花を置きに来る。
- 学校の怪談の中ではポピュラーな、トイレに現れる少女の霊。本作では人を驚かせて遊んでいる程度で、実害を加えることはない。ダビンチの話では、人面犬、二宮金次郎と共にさつきたちに協力した。
- 人面犬(第1話ほか)
- 学校の怪談や都市伝説ではポピュラーな人の顔をし、人語を喋る犬。トイレの花子さん等同様に実害はなく、旧校舎を徘徊しているだけ。
- 学校の怪談や都市伝説ではポピュラーな霊。実際さつき達に危害を及ぼしたことはない。旧校舎の図書室で本を借りる場面があった。
- 人体模型(第1話ほか)
- トイレの花子さん同様に学校の怪談の中では、ポピュラーなオバケ。花子さん同様に本作では驚かせるだけで、実害を加えることは無い。
- 旧校舎の便器に潜み「赤い紙」か「青い紙」かを問い、どちらを答えた場合も悲惨な目に遭い、それ以外の色を答えた場合は異世界に連れて行かれ、二度と戻れない。さつきに霊眠させられるが最終話で復活。このオバケにトイレの花子さんも悩まされているらしく、助けを求めていた。
- くたべ(第4話)
- 階段の4段目を棲家とし、そこでしゃべったことを現実に起こすオバケ。特に恨み等の負の感情に対して強い反応を示す。鬼火のような狐の姿をしており、実体はない。学芸会が行われる時期に霊眠が解け、演劇の中の「人間もオバケもすべて消滅する」という台詞を現実に引き起こそうとしていたが、さつき達が間一髪で霊眠させたため事なきを得た。
- ピアノお化け(第5話):小杉十郎太
- ベートーヴェンの『エリーゼのために』を対象者に聴かせ、四回目を聴き終えた場合その対象者を殺すオバケ。ピアノお化けという名前であるが、本体はピアノではなくベートーヴェンの肖像画。演奏はピアノに限らず、テレビ、ラジカセ等音が出るものなら聞かせることが可能。さつきに三回目まで聞かせたが、四回目はあと少しで曲が終わるというギリギリのタイミングで、桃子に憑りついた佳耶子により霊眠させられる。尚、佳耶子が子供の頃は居なかったらしく、オバケ日記にその存在や霊眠方法は書かれて居なかった。
- だっと(第6話):矢島晶子
- 運動会の直前に事故死した少年の霊が強い無念から妖怪化したもの。走る者を憎み、生前の「速く走りたい」という想いから、巨大な鎌を用いて人間の足を狩ろうとする。最初に現れた時は少年の姿をしていたが、敬一郎に襲い掛かろうとした際に黒い兎のような正体を現した。だが、敬一郎の純粋さに触れ、最後には自ら霊眠した。
- ババサレ(第7話)
- 鎌を持った老婆のような容姿をしたオバケ。子供一人で留守にしている家に行き、子供を襲う。声色を変えて相手を欺くこともできる。街の宅地開発により日記に書かれている方法では霊眠させることが出来なくなっていた。唯一の弱点は熱湯をかけられると一時的に消滅すること。元々子供の恐怖心に付け込んでくるオバケであり、オバケを怖いと感じない者、及びその存在を信じない者には普段見えない。さつき達に何度も襲い掛かったが礼一郎が帰宅すると同時に消え去りその後、姿を現さなくなった。最終話で復活。
- うつしみ(第8話)
- 鏡の中に潜むオバケ。鏡に映った人間と入れ替わり、本物を鏡の中に閉じ込める。入れ替わったうつしみは全員眼鏡をかけており、眼鏡の方が本体となる。尚、閉じ込められた人間を助けようとして鏡を破壊すると、中の人間も砕けて死ぬ。さつき達の活躍によって霊眠させられたが、鏡の中には既にうつしみの世界が完成しているともとれる、天邪鬼の意味深な台詞が残った。
- 三途の川に住むオバケ。佳耶子の時代には暗い夜道等で迷った子供を襲っていたが、現在はネット上で「黄泉ネット」というWebページを開き、そこに辿り着いた者を三途の川へと引きずり込んでいた。さつき曰く「最近じゃ夜道も明るいし、道に迷う子供も居ないからネットの中に引っ越したんじゃないの?」とのこと。一時的に追い払うことはできるが、霊眠方法はない。
- シロタビ(第10話)
- 元は天の川小学校で飼われていた普通のウサギで、物語の1年前に死んでいる。シロタビが唯一無二の親友だった澪は死を受け入れることができず、蘇りの儀式によってシロタビを蘇らせた。しかしシロタビは夜になると巨大化・凶暴化し、無差別に人や動物を襲うようになってしまった。
- 穴まねき(第11話)
- トンネルの中で死んだ人間の魂が悪霊と化した存在。仲間を求めて人間達をトンネルの中に引きずり込み、生気を奪い取る。引きずりこまれた人間は、穴まねきの生前の記憶を垣間見ることもある。かつて佳耶子はこの霊を霊眠させようとしたが、生へのこだわりがあまりにも強すぎるため霊眠の方法は見つけられずに逃げ出した。引きずりこまれた際、自分の墓石を壊す姿をイメージすれば目覚めることが出来るが、一時凌ぎに過ぎない。佳耶子曰く対抗策としては「トンネルに近づかないこと」しかないという。
- タクシーの運転手の霊(第11話):野沢那智
- トンネル事故で死んだ霊で、娘の誕生日が命日。娘を残して死んでしまった申し訳なさからこの世に留まり穴まねきの一部と化していたが、本来は決して悪い霊ではなく、さつき達をトンネルから連れ出してくれた。
- ゴミ捨て場に捨てられていた人形。捨てろと言ったさつきに恨みを持って何度も電話をかけ、捨てた本人である礼一郎にも危害を加えた。坂田先生に人形寺に預けられるが預けられていた人形に魂を吹き込んで全員でさつきを襲う。しかし、自分の汚れをふき取ってくれたことを思い出し、そのハンカチを引き換えにさつきには実害を加えず去っていった。
- 血の気の引いた顔をした看護婦のオバケ。この看護婦が入院患者の部屋を訪れると必ずその部屋の患者が急死するため、患者の魂を奪う死神の一種と言われていた。だが実際はそうではなく、もうすぐ死ぬ人間の元を訪れて悔いが残らぬよう患者にそのことを伝えていた。かつて佳耶子も看護婦に自分の死を告げられ、家族に宛てた手紙を残したが、その手紙が家族に渡らなかったため敬一郎の前に現れた。作中ではタクシー運転手の霊と同じく数少ない「悪ではないオバケ」であるといえる。
- ダビンチ(第14話):速水奨
- レオナルド・ダ・ヴィンチに憧れた美術教師が自殺し、悪霊と化したもの。ベレー帽を被った骸骨の姿をしている。「美しいもの」を愛し、それを絵に描くことを喜びとする。ダビンチの絵のモデルにされた者は、絵が完成すると絵に魂を吸い込まれ、二度と戻ってくることは出来ない。それは人間のみならず、オバケにもいえることだという。それ故に、オバケたちからも恐れられている存在。絵を通して時代を越える能力を持つ。炎や煙が弱点。
- しづ子(第15話):野上ゆかな
- 3年前に交通事故で死亡した女性の霊。レオが桃子を撮った写真に写り、桃子を道連れにしようとしていた。事故の衝撃で紛失した婚約指輪が未練となっていたが、レオの必死の呼びかけとさつき達がその指輪を発見したことで桃子から手を引き、代わりに自分を轢き殺した運転手(声:立木文彦)を襲って消えた。
- 闇目(松田しのぶ)(第16話):川村万梨阿
- ひとつの眼球だけが本体の妖怪。28年前、6年4組の松田しのぶという女生徒がおまじないで闇目を呼び出してしまい憑依されてしまう。当時のしのぶの姿で、さつき達に近付き、願いを叶えるおまじないと称して闇の儀式である「血の契約」を結ばせる。呪文を唱えてしまうと本人にその気がなくても契約したことになってしまう(佳耶子のオバケ日記より)。契約をさせた少女に恐怖心を与え、「己の存在を抹消させる闇の儀式」を教え、存在を抹消させる。方法は午前2時に玄関の外で2つの勾玉を打ち鳴らし呪文を唱える。正体を現すと、口から闇目が飛び出して、肌が紫に変色し、目が黄色に光るおぞましい姿となる。霊眠した後はさつきと天邪鬼以外の全ての人から松田忍の存在の記憶が消えてしまった。天邪鬼が「ヤバイ」と評するほど強力なオバケ。
- 巣魔(そうま)(第17話)
- 地脈の乱れによって現れるオバケ。作中では地脈の通り道に団地を建ててしまったために現れた。本体は大木の姿をしており、地脈の中心に根を張る。このオバケの場合、普通の霊眠は一時凌ぎに過ぎず、地脈の乱れを修復しない限り何度でも新たな巣魔が現れる。
- オバケ団地にいた男性(第17話):飯塚昭三
- オバケ団地に入ろうとしていたさつき達を制止した、作業服を着た中年風の男性。後にオバケ団地に入ったさつき達の前に現れ、巣魔の存在をさつき達に教えた。だが実は彼も巣魔の犠牲となった者の一人で(天の邪鬼は気付いていたが)、最後は巣魔を霊眠させるために自ら依り代となった。
- オバケ団地にいた老人(第17話):塚田正昭
- オバケ団地の一室に居た老人で、巣魔の一部。
- 白金ゆき(血染め湖の亡霊)(第18話):川田妙子
- さつきの遠い親戚の旅館で出会った少女の幽霊。40年前に血染め湖で溺れ死んでしまった。さつき達には旅館の娘・美雪の妹と名乗り、美雪を幽霊に仕立て上げる。寂しさのあまり美雪を道連れにしようとするが、さつき達が霊眠させる。
- 旧校舎の放送室で心臓発作で死亡した茜という女生徒が悪霊と化したもの。放送を最後まで遂げられなかったことが未練で道連れを求めていた。茜の放送を聞いてしまった人は日没と共に死んでしまう。旧校舎の放送室にあるマイクに霊眠させられていたがマイクが腐って折れてしまい霊眠が解けた。霊眠が解けた直後には実力を発揮できなかったが、完全に復活した時に放送を臨時で行なっていたさつきとその放送を聞いた全員を殺そうとした。さつきが初めて自力で霊眠させた霊。「4」つまり「死」という言葉を嫌い、カウントダウンでも「4」のつく数字は口にしていない。だが、それが原因でさつきは霊眠方法を見つける事が出来た。
- 逢魔(最終話):大塚明夫
- 強大な力を持つ怨霊。前述のように通常のオバケは依り代が破壊されない限り霊眠が解けることはないが、逢魔だけは例外で、霊眠させられた状態でも力を蓄え、自ら復活することができる。また、霊眠させられたオバケを復活させ、手駒としてあやつる能力をも持つ。逢魔との戦いは、神山家に代々課せられて来た使命とされる。
- 旧校舎をバイクで徘徊する特攻服の首無しライダー。第1話でゲスト出演し、特番の21話にてさつき達と敵対する。
- 『GTO』沖縄編とのコラボ特番だったため、姿と声優はGTOにあわせてある。
- 自分の命日に自分を見た人間の首を無くした自分の首代わりに奪っていく悪霊として描かれた。マフラーを首に巻いていると襲われない。最後は霊眠させた人形を突き破って、夜の街へと消えていった(突き破った直後に自分の命日が過ぎた為)。セリフはラストの「見たなぁ?」の一言のみ。
- 尚、佳耶子が小学生だった頃には居なかった為、おばけ日記には霊眠方法が無く、代用として首無し馬の亡霊の霊眠方法を代用した。首無し霊はかなり強い力を持った悪霊とも設定されている。
[編集] スタッフ
- 原案:『学校の怪談』常光徹(講談社KK文庫)
- 企画:清水賢治(フジテレビ)、白川隆三(SPEビジュアルワークス)、布川ゆうじ(スタジオぴえろ)
- 監督・音響監督:阿部記之
- シリーズ構成:橋本裕志
- 脚本:橋本裕志、山口亮太、十川誠志、大和屋暁、中弘子
- キャラクターデザイン:大西雅也
- サブキャラクターデザイン:北山真理
- 美術監督:高田茂祝(スタジオワイエス)
- カラーデザイン:上谷秀夫
- テクニカルディレクター:高橋賢太郎
- 撮影監督:福島敏行
- 編集:植松淳一 (Production I.G)
- 音楽:和田薫
- 音響効果:武藤晶子(サウンドボックス)
- 音響制作:ザックプロモーション
- プロデューサー:中村百合子(フジテレビ)、勝股英夫(SPEビジュアルワークス)、萩野賢(スタジオぴえろ)
- 製作:フジテレビ、SPEビジュアルワークス、スタジオぴえろ
[編集] 主題歌
- オープニング・テーマ
- 『グロウアップ』
- 作詞:たくや
- 作曲:たくや
- 編曲:佐久間正英、Hysteric Blue
- 歌:Hysteric Blue
- エンディング・テーマ
- 『Sexy Sexy,』
- 作詞:MASASHI、TAMA
- 作曲:MASASHI
- 編曲:CASCADE、久保こーじ
- 歌:CASCADE
[編集] 放映リスト
- 今夜霊達が甦る!! 天の邪鬼
- トイレから手首が… 赤紙青紙
- あたし、きれい? 口裂け女(未放映)
- 開演!! 呪いの学芸会 くたべ!!
- 死者からの鎮魂歌(レクイエム) エリーゼ
- 血塗られた体育祭 だっと!!
- 扉を裂く悪魔の手 惨劇の夜
- 鏡に盗まれた魂!! うつしみ
- 地獄へと続く回路 黄泉の鬼
- 夜をさまよう死体 シロタビ
- 出口なきトンネル 穴まねき
- 話すメリー人形 恐怖の影
- 死を告げる看護婦 母の想い
- 人を飲み込む絵画 ダビンチ
- 命を奪う心霊写真 魔の踏切
- 悪魔のおまじない 闇の儀式
- 人を喰らう団地!! 悪霊の巣
- 血染め湖の恐怖!! 雪の亡霊
- 放送室の茜さん!! 死者の声
- さらば天の邪鬼 逢魔降臨
- 首なしライダー!! 死の呪い(特番)
[編集] 総集編
- 特別編!!霊眠の恐怖
- お化け大集合
[編集] 放映中止問題
2000年11月5日に放映予定だった第3話「あたしきれい? 口裂け女」が口唇口蓋裂症の障害者団体からの抗議を受け、急遽第1話・第2話の総集編「特別編!!霊眠の恐怖」に差し替えられた。(参考リンク)
[編集] 北米版吹き替え
ADV filmsの手に寄り、吹き替えが行われた北米版はオリジナルとは違うストーリーで展開されている。
ふんだんにスラングや時勢の流行などを盛り込んだ吹替えはオリジナルとはまったく異なり、完全なコメディに仕上げられた作品となっている。この改変を現地のコアなファンは「まがいもの」と評した一方で、アニメ専門雑誌『Anime Insider』では2006年度のベスト吹替え作品に選ばれた([1])。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| フジテレビ系 日曜19:30のアニメ | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
学校の怪談
|
ONE PIECE
(水曜19:00から移動) |
|
| フジテレビ系 SPE・ビジュアルワークス制作のアニメ | ||
|
GTO
|
学校の怪談
|
|

