仙台市八木山動物公園
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| 仙台市八木山動物公園 Sendai Yagiyama Zoological Park |
|
|---|---|
| 施設情報 | |
| 愛称 | 八木山動物園 |
| 前身 | 仙台市立動物園 子供動物園 |
| 専門分野 | 総合 |
| 事業主体 | 仙台市 |
| 管理運営 | 仙台市 |
| 開園 | 1965年(昭和40年)10月15日 |
| 所在地 | 〒982-0801 宮城県仙台市太白区八木山本町1-43 |
| 電話 | 022-229-0631 |
仙台市八木山動物公園(せんだいしやぎやまどうぶつこうえん)は、仙台市太白区にある仙台市立の動物園である。仙台駅や県庁市役所がある市の中心部からやや近い丘陵地の一角八木山の上に位置する。面積14万6463m2。飼育動物は2008年3月時点で139種、個体数542点。動物園の向かい側には遊園地の八木山ベニーランドがあり、また青葉山の仙台城へは八木山橋を渡ってすぐであるなど、観光地区の一角を成している。
目次 |
[編集] 代表的な飼育動物
[編集] 歴史
| 入園者数の推移[1] | |
|---|---|
| 年度 | 入園者数 |
| 1960 | 102,364 |
| 1970 | 505,022 |
| 1980 | 630,918 |
| 1990 | 581,922 |
| 2000 | 449,792 |
| 2004 | 460,683 |
| 2006 | 493,550 |
1935年(昭和10年)、東京府東京市浅草区にあった花やしきが動物園を廃業する際、全ての動物を仙台市に売却した。これらの動物をもとに、1936年(昭和11年)4月1日、仙台市立動物園として開園したのが始まりである。日本で11番目に開園した動物園であり、東北地方の中では最初の動物園であった。場所は広瀬川河畔の花壇地区で、現在の花壇自動車大学校から花壇団地にかけてである[2]。面積は2万6881m2(2.7ha)であった。
展示動物には、ゾウ、ライオン、ラクダ、ホッキョクグマ、シカなどがいた。観覧料は大人15銭、子供5銭、軍人10銭であった。1936年の来場者は36万7000人を越えた。やがて太平洋戦争が始まり、敗色が濃くなった1944年(昭和19年)3月に猛獣が銃殺された。1945年(昭和20年)7月10日の仙台空襲で焼失し、そのまま再建されなかった。
終戦後の1957年(昭和32年)10月25日、仙台市立動物園のあった評定河原から北西に2kmほど離れた三居沢に子供動物園として新たに開園した。開園から5年後の1962年(昭和37年)、市は引揚者住宅地であった川内追廻に移転する計画を立てたが、住民が居住権を盾に反対しため、計画を変更して現在地の八木山に移転する事になった。新たに動物園を建設するにあたって、「自然を出来るだけ残す」「無柵放養式」の二つの方針が打ち立てられ、「アジア地区動物区」の完成をもって、1965年(昭和40年)10月25日に「八木山動物公園」として開園した。その後「アフリカ生態園」の新設など、園内の整備が段階的に進められた。
[編集] 八木山球場とベーブ・ルース
八木山は、明治時代まで越路山と呼ばれた地域の一部であったが、八木久兵衛が払い下げを受けて所有し、開発に乗り出した。1929年(昭和4年)に八木山球場が完成し、翌1930年(昭和5年)に八木山遊園地が完成した。球場では1934年(昭和9年)11月9日の日米野球戦においてベーブ・ルースがホームランを打った。八木山動物園のアフリカ園エリアは八木山球場の跡地であり、現在、動物園の中には彼の銅像が立っている。
[編集] 年表
- 1936年(昭和11年) 日本11番目の動物園として開園(仙台市花壇)。
- 1945年(昭和20年) 仙台空襲で被災し、廃止。
- 1957年(昭和32年) 子供動物園として再開(仙台市荒巻字三居沢)。
- 1962年(昭和37年) 川内追廻に自然動物園として拡充移転する計画が、住民の反対により頓挫。
- 1963年(昭和38年) アジアゾウの「トシコ」が、閉鎖された大阪府堺市の動物園から来園。
- 1965年(昭和40年)10月15日 新築移転(仙台市八木山)。建設費1億4千万円をかけて、第1期分の約5万m2が開園[3]。
- 1967年(昭和42年) サル山、フライングケージが完成。
- 1968年(昭和43年) 国内で初めてインドジャッカルの繁殖に成功する。
- 1969年(昭和44年) アフリカ生態園が完成。
- 1969年(昭和44年) 松島パークホテル焼失の影響で隣接地にあった松島動物園も閉鎖され、同園の動物が当園に引き渡された。
- 1971年(昭和46年) 国内で初めてアフリカスイギュウ、カナダガンの繁殖に成功する。
- 1980年(昭和55年) 国内で初めてマゼランガンの繁殖に成功する。
- 1981年(昭和56年) 国内で初めてフクロウの繁殖に成功する。
- 1982年(昭和57年) 国内で初めてハワイガンの繁殖に成功する。
- 1983年(昭和58年) 国際保護鳥シジュウカラガンの飼育開始。国内で初めてアカダイショウの繁殖に成功する。
- 1984年(昭和59年) 国内で初めてコロンビアクジャクガメの繁殖に成功する。
- 1985年(昭和60年) 第1回シジュウカラガン放鳥、以後毎年放鳥を実施。国内で初めてチョウゲンボウの繁殖に成功する。
- 1986年(昭和61年) 国内で初めてトウホクアカシカの繁殖に成功する。
- 1988年(昭和63年) 国内で初めてオオタカの繁殖に成功する。
- 1989年(平成元年) 国内で初めてニホンイヌワシ、ノスリの繁殖に成功する。
- 1990年(平成2年) アフリカゾウ来園。国内で初めてトッケイヤモリの繁殖に成功する。
- 1992年(平成4年) 動物病院、新猛禽舎が完成。国内で初めてチャイロバシリスクの繁殖に成功する。
- 1999年(平成11年) アフリカ平原放飼場をリニューアル。
- 2002年(平成14年) 猛獣舎リニューアル。
- 2005年(平成17年) カメハウスが完成。
- 2008年(平成20年) マダガスカル国立チンバザザ動植物公園との協力協定締結。
[編集] ラジオ番組
ラジオFMたいはくで『こんにちは八木山動物公園です』という番組が放送されている[4]。放送日時は金曜日の14:10頃から30分間。隔週で、地底の森ミュージアムの『地底の森だより』と交互に放送される。
[編集] アクセス
- バス:仙台駅西口バスプールから乗車し、「八木山動物公園前」下車。所要時間は約25分。
- 車:駐車可能台数は約420台。駐車料金400円(全車種共通)。
- (予定)2015年(平成27年)度に仙台市地下鉄東西線・動物公園駅が開業予定。
例年、ゴールデンウィーク中は周辺道路が混雑するため、アクセスの仕方がいつもと異なる[5][6]。5月3日・4日・5日の午前中は、市の中心部から当園への最短路にあたる仙台市道1342号青葉城線(仙台城本丸脇を通過する道)が一方通行規制される。周辺道路が混雑するため、青葉山観光駐車場と仙台市立立町小学校校庭が臨時無料駐車場として開放され、パークアンドライドが推奨される。また、仙台駅近くの臨時バス停、パークアンドライド用駐車場、および、当園とを結ぶシャトルバスが特別運行される。
[編集] 脚注
- ^ 『平成19年度八木山動物公園年報』12頁年度別入園者数。
- ^ 『昭和11年、19年、27年の仙台と現在の仙台』(レトロマップシリーズ2、塔文社)所収の地図、鉄道省・編『改版日本案内記・東北篇』(博文館、1937年)97-98頁の地図による。
- ^ (3) 八木山動物公園開園(河北新報「ニュースの記憶~仙台圏・あのころ」)
- ^ 八木山動物公園のFM番組「こんにちは八木山動物公園です」放送中(仙台市八木山動物公園)
- ^ 5月3日から5日まで仙台城跡・八木山動物公園方面の交通規制とシャトルバス運行のお知らせ(仙台市八木山動物公園)
- ^ 交通規制およびシャトルバスの運行について(仙台市政だより 2009年4月号)
[編集] 参考文献
- 仙台市八木山動物公園『平成16年度八木山動物公園年報』
- 仙台市八木山動物公園『平成18年度八木山動物公園年報』
- 仙台市八木山動物公園『平成19年度八木山動物公園年報』
[編集] 関連項目
- 八木山ベニーランド
- アヒルと鴨のコインロッカー(ロケ地の1つになった)
[編集] 外部リンク
- 仙台市八木山動物公園(仙台市建設局)