アジアゾウ

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アジアゾウ
アジアゾウ
アジアゾウ Elephas maximus
保全状況評価[a 1][a 2]
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 EN.svgワシントン条約附属書I
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ゾウ目 Proboscidea
: ゾウ科 Elephantidae
: アジアゾウ属 Elephas
Linnaeus, 1758
: アジアゾウ E. maximus
学名
Elephas maximus Linnaeus, 1758
和名
アジアゾウ
英名
Asian elephant

Leefgebied aziatische olifant.JPG

アジアゾウElephas maximus)は、哺乳綱ゾウ目(長鼻目)ゾウ科アジアゾウ属に分類されるゾウ。本種のみでアジアゾウ属を構成する。

目次

[編集] 分布

インドインドネシアスマトラ島ボルネオ島)、カンボジアスリランカタイネパールバングラデシュマレーシアミャンマーラオス[1][2][a 2]

以前は中華人民共和国や西アジアまで分布していた[1]

[編集] 形態

体長550-640センチメートル[1][2]。尾長100-150センチメートル[2]。体高200-320センチメートル[2]。最大体重6,700キログラム(オス5,400キログラム、メス2,720キログラム)[2]。背中が丸く、また最も高い位置にある[1][2]

鼻の皺はあまり隆起しない[2]。鼻の先端には突起が1つだけある[1]。耳介は小型[2]。前肢の蹄は5本、後肢の蹄は4本[1][2]

出産直後の幼獣は体重50-150キログラム[2]。メスは上顎の門歯(牙)が口外に出ない[1][2]。 オスでも多くの個体(約90%)で牙が口外に出ない[1]

[編集] 分類

  • Elephas maximus bengalensis インドゾウ
  • Elephas maximus hirsutus マレーゾウ
  • Elephas maximus maximus セイロンゾウ
  • Elephas maximus sumatranus スマトラゾウ

[編集] 生態

主に森林に生息する[1][2]。食物を求めて放浪するが、近年では生息地の破壊により季節的な移動でも30-40キロメートルに限られる[1][2]。メスと幼獣からなる群れを形成し、群れに発情したメスがいる場合はオスも加わる[2]

食性は植物食で、主にを食べるが木の枝、、樹皮、根、種子果実なども食べる[2]

繁殖形態は胎生。5-8年(食物が豊富な場合は2-4年)に1回繁殖する[2]。妊娠期間は615-668日[2]。1回に1頭の幼獣を産む[2]。授乳期間は2年[2]。メスは生後9年で性成熟した例もあるが、生後17-18年で初産を迎える個体が多い[2]。寿命は60-80年と考えられている[2]

[編集] 人間との関係

神話などにも登場し、現在でも地域によっては白変個体が神聖化されたり宗教的儀式において利用されることもある[1][2]

約4,000年前から牙が象牙として利用されている[2]。中華人民共和国では骨灰が胃薬になると信じられている[2]。約5500年前にはインダス川流域で運搬などに使役され、約3,000年前から戦争の道具として利用されることもあった[1][2]

開発による生息地の破壊、牙用や薬用、使役用の乱獲などにより生息数は減少している[1][2]1995年における生息数は35,490-49,985頭と推定されている[2]

飼育下での繁殖例は少なく、日本国内で無事に出産したのは2004年3月における神戸市立王子動物園(メス 2005年4月に13ヶ月で死亡)、2007年5月における市原ぞうの国(メス)、同年10月の王子動物園(オス)、2011年9月における豊橋総合動植物公園(メス)の4例のみとなっている。[3]

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社1986年、8-16頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社2000年、30-36、149-150頁。
  3. ^ アジアゾウ「アーシャー」が豊橋で出産!-動物園ファンのサイトTokyoZooNet 恩賜上野動物園からのブリーディングローンによる。
  • 實吉達郎『アフリカ象とインド象- 陸上最大動物のすべて 』光風社出版, 1994, 306p

[編集] 外部リンク

  1. ^ CITES homepage
  2. ^ a b The IUCN Red List of Threatened Species
    • Choudhury, A., Lahiri Choudhury, D.K., Desai, A., Duckworth, J.W., Easa, P.S., Johnsingh, A.J.T., Fernando, P., Hedges, S., Gunawardena, M., Kurt, F., Karanth, U., Lister, A., Menon, V., Riddle, H., Rubel, A. & Wikramanayake, E. 2008. Elephas maximus. In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.1.

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