よこはま動物園ズーラシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
横浜動物の森公園 > よこはま動物園ズーラシア
よこはま動物園ズーラシア
Yokohama Zoological Gardens
ズーラシア正面ゲート(オブジェは撮影時のもの)
施設情報
愛称 ズーラシア
専門分野 総合
事業主体 横浜市
管理運営 公益財団法人横浜市緑の協会指定管理者
面積 約53.3 ha
来園者数 年間約89万人(2012年度)[1][2]
開園 1999年(平成11年)4月24日
所在地 241-0001
横浜市旭区上白根町1175番地1
位置 北緯35度29分43.15秒
東経139度31分25.5秒
座標: 北緯35度29分43.15秒 東経139度31分25.5秒
テンプレートを表示

よこはま動物園ズーラシア(よこはまどうぶつえん ズーラシア)は、神奈川県横浜市旭区にある動物園である。正式名称は「横浜市立よこはま動物園[3]

“ズーラシア (Zoorasia)” という名称は、動物園 (Zoo) とユーラシア (Eurasia) を合わせた造語で、1996年に市民公募によって選ばれた。「ユーラシア大陸の様に広大」という意味が込められている[注 1]

概要[編集]

1999年4月24日横浜動物の森公園内に開園。テーマは「生命の共生・自然との調和」で、開園当時最新の展示方法である生態展示に関しては、日本でトップの動物園を目指して建設された(横浜市の説明等に書かれている展示方法は「生息環境展示」)。2003年には「アフリカの熱帯雨林」ゾーンの一部がオープンし、2004年には多目的休憩施設「ころこロッジ」、2006年には自然体験林「わんぱくの森」、2007年には「アカカワイノシシ舎」と「ぱかぱか広場」がオープンした。2009年に「チンパンジーの森」がオープンしたことで[4][注 2]、「アフリカの熱帯雨林」ゾーンについてはほぼ完成となった。最後の整備エリア[注 3]となる「アフリカのサバンナ」ゾーンは2013年に一部(約1.6ha、ふれあいエリア・疎林エリア・バードショー)が先行オープンしており[6][7]、草原エリアなど残る約3haが2015年4月22日に全面オープン[8]。これをもって当園の全エリア(53.3ha)が開園し、日本最大級の都市型動物園となった[注 4]

なお、2009年には当時未開発エリアであったサバンナゾーン開発予定地が、開国博Y150「ヒルサイドエリア」の会場となっている。また、2013年には当園の累計入園者数が1700万人を突破している[2]

元々は野毛山動物園動物のほとんどをズーラシアへ移動する予定であったが、横浜市民の要望で野毛山動物園は存続が決まった。野毛山の狭さを解消するために広い敷地を確保した結果(1980年代には既に用地買収が済んでいた)、少々アクセスしづらい立地にオープンすることになってしまったという経緯がある。

利用案内[編集]

ズーラシア入口

詳細は公式サイト内の「営業案内」を参照。

  • 開園時間
    • 9時30分 - 16時30分(入園門は16時00分に閉鎖)
    GWなど繁忙期に開門時間が繰り上げられる場合あり。
    夏休みシーズンには閉園時間が延長される「ナイトズーラシア」というイベントを行っている。
    11〜2月の間は、16時00分を過ぎると動物の観覧は一部を除いてできなくなる。
  • 休園日
  • 入園料
    • 大人(18歳以上) 800円
    • 中人(高校生) 300円
    • 小人(小・中学生) 200円
    • 小学生未満 無料
    • 年間パスポート 2000円
    (毎週土曜日は、中人以下は無料)
    ベビーカー双眼鏡などの有料貸出あり。
    ※20名以上(入園料発生者)の利用に限り団体割引もあり。
    ※年間12回の無料入園ができる会員制度(横浜市動物園友の会)あり。
  • ゲート
    • 正門(メイン入口。全ての利用受付はこちら)
    • 北門(土・日・祝日のみ利用可。主に北側の駐車場利用者が対象。路線バスの延長運転あり)

特徴[編集]

施設・動物一覧[編集]

ズーラシアのインドゾウ
ズーラシアのオカピ
ズーラシアのニジキジ

動物展示ゾーン[編集]

レストラン[編集]

  • アクアテラス
  • カフェトリエスティーノ(2012年3月にハーゲンダッツカフェからテナントが変更された。なおズーラシアオリジナルのオカピサンデーやぞうさんカップは引き続き販売)
  • オージーヒル グリルレストラン
  • ジャングルカフェ

売店[編集]

  • アクアテラス(園外)
  • オージーヒル(園内)

イベント[編集]

ナイトズーラシア
  • ナイトズーラシア(夏休みシーズン) - 閉園時間が20時30分まで延長され、夜の動物の生態を見学できる。
  • ガイドツアー - 当園ではガイドによる園内ツアーを行っており、動物の見所等を紹介してくれる。
  • 飼育係のとっておきタイム - 飼育係の動物の話や動物の食事風景、動物の能力が見学できるイベントを毎日行っている。
  • ズーラシア動物教室 - 動物の裏話、動物に関するクイズや工作を毎週日曜日に行っている。
  • 企画展 - アマゾンセンターで企画展を開催している。
  • ズーラシアンブラス - マスコットキャラクターによる金管五重奏の演奏[9]

園内車両[編集]

  • 園内ではオカピの装飾がされたバス「ズッピ」が相鉄バスにより運行されている(有料/主に週末運行、不定期運休)。
  • 園外でも開園時よりPR目的にラッピングバスが運行され、相鉄バスと市営がそれぞれ2台保有していたが、新車への置き換えに伴い2010年度中にいずれも廃車となった。代替となるラッピングバスは2011年時点では存在しない。

所在地[編集]

交通アクセス[編集]

公共交通機関

以下の各駅より横浜市営バス神奈中バス相鉄バスで15分ほど。※の路線は土日祝日の昼間『よこはま動物園北門』バス停(降車専用)まで運行

(全路線とも経由地が異なる。また、臨時便・直行便・地元向けの早朝深夜便などもある)
  • 相鉄バス旭10・旭11・旭15系統『上白根町』バス停から中原街道を通り徒歩約10分[10]
自動車
(繁忙期の中原街道と、通年で横浜駅方向からの国道16号線旧道は、渋滞が激しいので注意すること)
  • 駐車場:2,200台収容(8時30分 - 17時30分)
    • 料金:一般車1,000円、バス2,500円

今後の構想など[編集]

関連人物[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ユーラシア大陸に生息する動植物のみを展示しているというわけではない。
  2. ^ この施設をデザインしたのは大阪芸術大学教授の若生謙二(わこうけんじ)であり、動物園研究の第一人者としてしられる。
  3. ^ 横浜市緑の協会が2011年10月に発行した冊子内の「横浜動物の森公園施設配置及び計画図」では、計画中のエリアとしてこの他に第五ゾーン「世界の熱帯」が記載されている[5]。なお、「世界の熱帯」については同協会が2013年12月に発行した冊子内でも確認できる[1]
  4. ^ 面積としては多摩動物公園の約52.3ha(総面積約60ha)、東山動植物園の敷地面積59.58 ha、東京ディズニーランドの約51haに並ぶ規模となる。なお、郊外型の伊豆バイオパークは約150ha、サファリパーク姫路セントラルパークは総面積約190ha、東北サファリパークは約150ha、観光牧場マザー牧場は約250haである。

出典[編集]

  1. ^ a b 横浜市立 よこはま動物園 ズーラシア 事業協賛・協働パートナー 募集要項(平成25年12月改訂版) (PDF) (公益財団法人横浜市緑の協会)
  2. ^ a b ありがとう 8,500 万人キャンペーン 第2弾よこはま動物園ズーラシア:おかげさまでズーラシア累計入園者数17,000,000人達成へ! (PDF) (公益財団法人横浜市緑の協会/よこはま動物園 平成25年 (2013年) 10月8日)
  3. ^ 横浜市動物園条例
  4. ^ 横浜市よこはま動物園ズーラシアに「チンパンジーの森」をつくる 若生謙二 大阪芸術大学 (PDF)
  5. ^ 横浜市立 よこはま動物園 ズーラシア 協賛会社の募集 募集要項(平成23年10月版) (PDF) (公益財団法人横浜市緑の協会)
  6. ^ 4月19日、ズーラシアに新エリア「アフリカのサバンナ」一部オープン! (PDF) (横浜市環境創造局動物園課 平成25年 (2013年) 1月15日)
  7. ^ ズーラシア「サバンナ」4月公開 動物とのふれあい重視へタウンニュース旭区版 2013年1月24日号)
  8. ^ 4月22日、横浜に「サバンナ」が出現! -ズーラシア「アフリカのサバンナ」全面開園-(横浜市環境創造局公園緑地部動物園課 平成27年 (2015年) 1月7日)
  9. ^ ズーラシアンブラス(よこはま動物園ズーラシア公式サイト)
  10. ^ 早朝のズーラシアへの交通案内について(ダイヤは2012年5月のものなので注意 (PDF)
  11. ^ ズーラシア動物園 来春、国内最大規模にタウンニュース港南区版 2014年8月21日号掲載)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]