中井大介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
中井 大介
読売ジャイアンツ #36
Nakai61km.jpg
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 三重県伊勢市
生年月日 1989年11月27日(24歳)
身長
体重
181 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2007年 高校生ドラフト3巡目
初出場 2009年5月12日
年俸 2,000万円(2014年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

中井 大介(なかい だいすけ、1989年11月27日 - )は、読売ジャイアンツに所属するプロ野球選手内野手)。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

伊勢市立進修小学校(進修スポーツ少年団)1年時に内野手として野球を始め、伊勢市立五十鈴中学校(鈴鹿シニア)3年次からは投手を兼任。宇治山田商業では1年夏から遊撃手のレギュラーを獲得し、1年秋からは左翼手兼投手として活躍。3年夏には投手兼右翼手として甲子園に出場。その年の優勝校の佐賀北に再試合の末に敗れた(詳細)。投手としてはMAX146km/hの速球でエースとして活躍し、打者としても高校通算28本塁打、三重県大会で打率.667を記録[1]。同校の先輩の江川ソフトバンク)2世とも呼ばれた[2]

2007年の高校生ドラフト巨人から3巡目で指名され、10月31日、契約金5000万円年俸540万円で仮契約。背番号は94。野手としてプロ入りすることになったため、新人合同自主トレに向けて外野手用と内野手用のグラブを用意。目標の選手として二岡智宏の名前を挙げた[3]

プロ入り後[編集]

2008年

イースタンリーグ開幕戦に「7番三塁」でスタメン出場。フレッシュオールスターゲームでは「4番遊撃」として、本塁打、三塁打など3安打の活躍で優秀選手賞に選ばれた。後半戦は4番を任されることも増え、イースタンリーグで96試合に出場。12球団トップの105三振を喫したが、367打数96安打、打率.267、チーム最多の本塁打10、50打点。最多安打のタイトルを獲得した。

2009年

この年より坂本勇人の背番号を61を継承し、登録も内野手に変更。1月には高橋由伸の合同自主トレに参加[4]。春季キャンプでは一軍に入り、新人の大田泰示と競わされた[5]。開幕一軍はならなかったが、5月12日に一軍初昇格。同日の横浜戦に「8番二塁」でスタメン出場し、プロ入り初出場を記録。球団史上初の平成生まれの一軍出場選手となった。しかし、3打数3三振と結果を残せず二軍降格。6月8日に再昇格すると、同日の楽天戦に「8番三塁」として出場しプロ入り初安打[6]9月11日広島戦ではマツダスタジアムのバックスクリーン右へ「平成生まれの選手初ホームラン」を放った[7]

2010年

前年と同じく高橋由伸、亀井義行らの合同自主トレに参加。オープン戦で活躍を見せ、自身初の開幕一軍入りするも定着には至らず。6月25日のイースタン・リーグ楽天戦で右足の靭帯を痛め[8]、イースタンリーグ終了後の10月4日に右足甲関節固定手術を受けた[9]

2011年

序盤は右足のリハビリに費やしたが、6月5日に一軍昇格し「7番一塁」でスタメン出場[10]。このシーズンは二度の一軍昇格があったが、出場機会に恵まれず結果も残せなかった。一方、ファームでは7月のイースタンリーグMVPを受賞[11]するなど主軸として90試合に出場。秋季キャンプでは原辰徳監督から直接指導を受けた[12]

2012年

イースタンリーグ開幕戦に「4番二塁」でスタメン出場し本塁打を放つ[13]。5月8日にシーズン二度目の昇格、同月11日の横浜戦で「8番一塁」としてスタメン出場[14]。9月7日にシーズン四度目の昇格、同日のヤクルト戦で3年ぶりとなる安打を放った[15]。二軍では打率でイースタンリーグ3位の.323を記録。また、48打点、116安打で打点王と最多安打のタイトルも手にした。

2013年

6月3日の西武戦で自身初の一番打者として起用されると、勝ち越しタイムリーで勝利に貢献。その後も1試合4安打を記録するなど好調をキープしていたが、同月12日の全体練習に寝坊で1時間遅刻し、川相ヘッドコーチの判断により即2軍降格となった[16]。2週間後に1軍復帰すると、空いていた正・二塁手に定着した。しかし、8月4日の阪神戦でダイビングキャッチを試みた際に左膝靭帯を損傷[17]。翌日に登録を抹消された。10月末に一軍に合流し、日本シリーズ第5戦では「7番一塁」として先発出場した。シーズン終了後、背番号が36に変更された。

プレースタイル[編集]

打撃では天性の「ゆっくりしたスイング」から放つ強い打球を持ち味とし[18]、守備では内野4ポジションに加え外野手もこなす。2013年陽岱鋼を参考に打撃フォームを改造したことで一軍で結果を残せるようになった[19]。イースタンリーグでは2008年は三塁手、2009年は三塁手および遊撃手、2010年・2011年は三塁手、2012年は二塁手としてプレーした。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2009 巨人 18 33 30 2 7 2 0 1 12 6 2 0 2 1 0 0 0 11 0 .233 .226 .400 .626
2010 6 7 6 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 0 .000 .143 .000 .143
2011 2 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
2012 16 31 26 1 7 0 1 0 9 1 1 0 0 0 5 0 0 7 0 .269 .387 .346 .733
2013 48 149 139 19 45 6 0 4 63 17 2 1 2 0 8 0 0 12 4 .324 .361 .453 .814
通算:5年 90 222 203 23 59 8 1 5 84 24 5 1 4 1 13 0 1 34 4 .291 .335 .414 .749
  • 2013年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]


一塁 二塁 三塁 外野
試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率
2009 - 4 3 3 2 0 .750 14 6 13 1 2 .950 -
2010 - 2 6 4 1 3 .909 2 1 2 0 0 1.000 -
2011 1 9 0 0 1 1.000 - 1 0 0 0 0 .000 -
2012 8 33 3 0 3 1.000 3 8 4 0 1 1.000 6 1 7 0 1 1.000 -
2013 20 87 7 0 10 1.000 30 56 47 1 11 .990 4 1 0 0 0 1.000 3 4 0 0 0 1.000
通算 29 129 10 0 14 1.000 39 73 58 4 15 .970 27 9 22 1 3 .969 3 4 0 0 0 1.000
  • 2013年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 94 (2008年)
  • 61 (2009年 - 2013年)
  • 36 (2014年 - )

登場曲[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 宇治山田商・中井、ドラフト待つ胸中 nagoya.nikkansports.com 2007年9月8日
  2. ^ 重圧と戦い続けたエース 中井大介君 asahi.com 2007年08月17日
  3. ^ 宇治山田商・中井が巨人と仮契約 nagoya.nikkansports.com 2007年11月1日
  4. ^ 巨人由伸ら5選手自主トレで沖縄入り 日刊スポーツ 2009年1月9日
  5. ^ 【巨人】中井が目標の1軍「踏み出せた」 日刊スポーツ 2009年2月25日
  6. ^ 【巨人】中井がリベンジのプロ初安打 日刊スポーツ 2009年6月8日
  7. ^ 19歳中井プロ1号巨人4発CS一番乗り 日刊スポーツ 2009年9月12日
  8. ^ 右足手術の巨人・中井がG球場でリハビリ デイリースポーツ 2010年10月9日
  9. ^ 中井が右足を手術 スポーツ報知 2010年10月8日
  10. ^ 【巨人】中井力んだ…今季初先発も無安打 日刊スポーツ 2011年6月5日
  11. ^ イースタン7月MVPに中井選手 Yomiuri Giants Official Web Site 2011.08.05
  12. ^ 【巨人】中井が原さん密着レッスン90分 日刊スポーツ 2011年11月9日
  13. ^ 中井選手が本塁打放つも横浜に逆転負け 二軍開幕戦 Yomiuri Giants Official Web Site 2012.03.18
  14. ^ 【巨人】初スタメン中井 好機凡退反省 日刊スポーツ 2012年5月11日
  15. ^ 【巨人】中井昇格即3年ぶり安打 日刊スポーツ 2012年9月7日
  16. ^ 巨人中井遅刻、即刻2軍落ち 日刊スポーツ 2013年6月12日
  17. ^ 【巨人】中井、左膝の靱帯損傷 日刊スポーツ 2013年8月4日
  18. ^ 中井弾だ 巨人M43今日にも点灯 日刊スポーツ 2013年8月4日
  19. ^ 中井、CSで倍返しだ!マルチ&攻めの守備で復活アピール スポーツ報知 2013年10月8日

関連項目[編集]