長野久義
| 読売ジャイアンツ #7 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | 佐賀県三養基郡基山町 |
| 生年月日 | 1984年12月6日(27歳) |
| 身長 体重 |
180cm 80kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 外野手 |
| プロ入り | 2009年 ドラフト1位 |
| 初出場 | 2010年3月26日 |
| 年俸 | 9,500万円(2012年) |
| 経歴(括弧内は在籍年) | |
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* 筑陽学園高等学校
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この表について
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長野 久義(ちょうの ひさよし、1984年12月6日 - )は、読売ジャイアンツ(巨人)に所属するプロ野球選手(外野手)。佐賀県三養基郡基山町出身(一部文献では出身地を「福岡県」としている[1]。基山町は福岡県との県境に位置し、長野の出身校のある太宰府市にも近い)。
目次 |
[編集] 経歴
[編集] 小学校から高校時代まで
佐賀県基山町立基山小学校1年生の時に地元の少年軟式野球チーム「基山バッファローズ」に入部。6年生時に主将を務める。基山中学校時代は九州硬式少年野球協会フレッシュリーグ所属の「筑紫野ドリームズ」に在籍。筑陽学園高等学校へ入学し、2002年の春季九州地区高校野球大会ベスト4進出。
[編集] 日本大学時代
プロの誘いはあったが、日本大学へ進学、硬式野球部(東都大学野球連盟加盟)へ所属。2回生までは三塁手だったが、打撃力を生かすため、3回生となる2005年の東都大学野球春季1部リーグ戦から中堅手に転向。また、長野は外のスライダーを振る癖があったため、野球部の後輩にアドバイスを受けて、あえてホームベースから離れることになる。離れることにより、バットが届く球ならストライク、届かないならボールと見極めることで、弱点を克服した。
4回生となった2006年に急成長し、春季は12試合出場、打率.489(47打数23安打)、主将を務めた秋季は13試合出場、打率.404(52打数21安打)で1995年秋・1996年春の高須洋介(青山学院大学)以来となる2季連続首位打者となり、ベストナインにも満票選出された。強肩・俊足を兼ね備え、プロの注目を浴びることとなった。同年秋の日米大学野球選手権、IBAFインターコンチネンタルカップ、2006年アジア競技大会に日本代表として出場。東都大学リーグ通算87試合出場、290打数85安打、打率.293、10本塁打、40打点。
同年秋のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから4巡目指名を受けたが、巨人への入団を熱望していたことから入団を拒否。
[編集] Honda時代
2007年に本田技研工業へ入社。同社のノンプロチームHonda硬式野球部へ入部した。Hondaでは第62回JABA東京スポニチ大会で社会人デビュー。主に3番・右翼手としてチームのベスト4入りに貢献し、同大会で新人賞。また4月の第55回JABA静岡大会では準決勝で先制本塁打を放つ活躍が認められ、大会最優秀選手に選出された。
2008年、ドラフト会議で巨人以外に指名された場合はプロ入りせず会社に残留する意志を固めていた[2]が、巨人以外でも入団するとの情報を得ていた千葉ロッテマリーンズが2巡目で“強行”指名[3]。当日のボビー・バレンタインとの面会を拒否し[4][5]、11月25日の入団交渉後、12月3日に入団拒否を明らかにした。翌日にロッテ球団側に直接入団拒否を申し入れ、球団側も了承。Honda残留が決定し、2009年のドラフトで巨人の指名を待つこととなった。
2009年2月5日、巨人は長野にドラフト1位指名する方針を公表した。Hondaでは第80回都市対抗野球大会で打率.579(19打数11安打)の活躍で首位打者を獲得。チームを13年ぶりの優勝に導いた。10月29日のドラフト会議では巨人から確約通り単独1位で指名を受けた。ドラフト指名を2回拒否して3回目の指名を受けたのは、巨人の先輩に当たる岡本光(1982年に3回目の指名)以来となった。直後、原辰徳と対面し二岡智宏の移籍で空き番となっていた背番号7のユニフォームを手渡された。11月23日、契約金1億円、出来高払い5,000万円、年俸1,500万円(金額は推定)で契約合意[6]。同日、東京ドームで行われた「ジャイアンツファンフェスタ」で入団発表を行った。
[編集] 巨人時代
2010年の新人合同自主トレでは、柔軟性・持久力には課題を残す[7]ものの、マシン打撃で鋭い打球、外野守備練習で快足を披露し首脳陣から信頼を得る。オープン戦でも結果を残し、同期新人の土本恭平、市川友也と共に開幕一軍の切符を手にした。9月17日、不振からプロ入り初の2軍降格を経験するも、シーズン終盤には坂本勇人の不振で1番での先発出場を経験するなど、4番・5番を除く全打順での先発出場を経験し、最終的に1年目にして規定打席に到達、打率.288、19本塁打をマークした。19本塁打は高橋由伸と並び、巨人の新人では3位の記録。これにより2010年の新人王を獲得した[8]。巨人からは前々年の山口鉄也、前年の松本哲也に続き、3年連続の新人王誕生となった。
2011年は4月12日の対ヤクルト戦(宇部市野球場)で6番・中堅手で自身初の開幕スタメンに名を連ね、押本健彦から3点本塁打を含む5打数3安打5打点の活躍を見せる。その後も安定した成績を残し、7月14日の対阪神戦では、前日の死球の影響でスタメンを外れたラミレスに代わり、巨人の第75代4番打者として先発出場を果たす。その試合でタイムリーを打つなど4番に入ってからも好調をキープし続け、ラミレスの復帰後も4番に入る試合もあった。そして、シーズン終盤にかけては、阪神・マートンと熾烈な首位打者争いを展開。最終戦である10月22日の対横浜戦では、前述のようにマートンと首位打者争いをしていたため打率を落とすことのないようベンチスタートし、1点ビハインドの9回裏無死満塁の場面で山口俊からプロ野球史上8人目となる代打逆転サヨナラ満塁本塁打を記録(2001年9月30日に藤井康雄が放って以来10年ぶりの出来事。このサヨナラホームランでこの年の、スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞を受賞。また、セ・リーグ通算1000本目の満塁本塁打となった。)。この年は多くの選手が打率低下に苦しむ中で自身は1度も3割を切る事がなく、最終的に打率.316、17本塁打とシーズンを通して安定して活躍し、首位打者を獲得した。巨人の入団2年目の首位打者獲得は、1959年の長嶋茂雄以来、52年ぶり3人目。また、自身初めてベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。
[編集] プレースタイル
打席ではホームベースから離れて構え[9]、内角のボールは鋭く踏み込んで左方向に、外角は右方向にさばく広角打法を持ち味とする[10]。2011年までの通算の対左打率.275に対し対右打率.317と右打者ながら右投手に強く、特別苦手とする球種もない[11]。
50メートル5.8秒、一塁到達3.97秒の俊足を誇る[12]。守備では2010年には右翼手と中堅手として起用され、遠投120メートルの強肩を誇るが[13]、右翼手ではUZR-4.9を喫し[14]、リーグの外野手中最多失策も記録するなど若干不安定な面も見られる。翌2011年は中堅手での起用が主となったが、2012年は右翼手としての構想である。
[編集] 詳細情報
[編集] 年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010 | 巨人 | 128 | 459 | 430 | 66 | 124 | 24 | 3 | 19 | 211 | 52 | 12 | 4 | 2 | 0 | 25 | 4 | 2 | 72 | 10 | .288 | .330 | .491 | .821 |
| 2011 | 140 | 578 | 519 | 58 | 164 | 20 | 4 | 17 | 243 | 69 | 19 | 8 | 3 | 2 | 48 | 5 | 6 | 85 | 11 | .316 | .379 | .468 | .847 | |
| 通算:2年 | 268 | 1037 | 949 | 124 | 288 | 44 | 7 | 36 | 454 | 121 | 31 | 12 | 5 | 2 | 73 | 9 | 8 | 157 | 21 | .303 | .358 | .475 | .832 | |
- 2011年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
[編集] 年度別守備成績
| 年 度 |
外野 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | |
| 2010 | 121 | 211 | 3 | 5 | 0 | .977 |
| 2011 | 139 | 262 | 6 | 3 | 1 | .989 |
| 通算 | 260 | 473 | 9 | 8 | 1 | .984 |
- 2011年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
[編集] タイトル
- 首位打者:1回(2011年)
[編集] 表彰
- 新人王 (2010年)
- ベストナイン:1回 (2011年)
- ゴールデングラブ賞:1回 (2011年)
- 日本プロスポーツ大賞最高新人賞 (2010年)
- 報知プロスポーツ大賞フレッシュ賞 (2010年)
- 東京ドームMVP特別賞:1回 (2010年)
- サヨナラ賞(2011年)
[編集] 記録
- 初出場:2010年3月26日、対東京ヤクルトスワローズ1回戦(東京ドーム)、9回表に左翼手として途中出場
- 初安打:2010年3月27日、対東京ヤクルトスワローズ2回戦(東京ドーム)、9回裏に李恵践から中前安打
- 初先発出場:2010年3月28日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(東京ドーム)、2番・中堅手として先発出場
- 初盗塁:2010年3月31日、対横浜ベイスターズ2回戦(横浜スタジアム)、9回表に二盗(投手:牛田成樹、捕手:橋本将)
- 初打点:2010年4月1日、対横浜ベイスターズ3回戦(横浜スタジアム)、8回表に加藤康介から左翼線へ適時二塁打
- 初本塁打:2010年4月4日、対広島東洋カープ3回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、4回表に小松剛から左越2ラン
- オールスターゲーム出場:1回 (2011年)
[編集] 背番号
- 7 (2010年 - )
[編集] 登場曲
- Hate That I Love You(K-Klassic Remix Feat.Ne-Yo)(RIHANNA)(2010年前半のみ)
- Just Stand Up!(MARIAH,BEYONCE,MARY J.BLIGE,RIHANNA,FERGIE,SHERYL CROW,MELISSA ETHERIDGE,NATASHA BEDINGFIELD,MILEY CYRUS,LEONA LEWIS,CARRIE UNDERWOOD,KEYSHIA COLE,LEANN RIMES,ASHANTI,CIARA)
- Crash 〜戦慄〜(Royal Hunt。プロレスラー・蝶野正洋のテーマ曲)(自身にちなんだプレーヤーズ・デーということで、苗字の読みが同じ蝶野正洋が観戦に訪れた2010年6月18日の対中日戦の第2打席のみの限定使用だったが、同年後半から前述の「Hate That I Love You」に代えて公式に採用された)
[編集] 日本代表キャリア
- 第35回日米大学野球選手権日本代表(2006年)
- 第3回世界大学野球選手権日本代表(2006年)
- 第16回IBAFインターコンチネンタルカップ日本代表(2006年)
- 第15回アジア競技大会野球日本代表(2006年)、プロオールスターを揃えた韓国相手にサヨナラ本塁打を放って銀メダル獲得に貢献
- 第37回IBAFワールドカップ日本代表(2007年)
- 第38回IBAFワールドカップ日本代表(2009年)
[編集] 脚注
- ^ 例として ドラフト会議2006・日本ハムファイターズ - nikkansports.com*2009年ドラフト指名選手・読売ジャイアンツ - sanspo.com などが挙げられる。
- ^ ““3浪”覚悟!長野 巨人以外に指名なら残留”. スポーツニッポン. (2008年9月9日)
- ^ “ロッテ2位強行指名、長野の口説きにボビー“笑算””. 夕刊フジ. (2008年10月31日) 2011年5月13日閲覧。
- ^ “G熱望長野がボビーと対面拒否”. 日刊スポーツ. (2008年10月31日) 2011年4月12日閲覧。
- ^ 「巨人熱望の長野 バレンタイン対面拒否」デイリースポーツ2008年10月31日付。
- ^ 【巨人】長野がファンに「7」お披露目 - nikkansports.com
- ^ 秘密兵器で硬い長野を柔らかく!
- ^ プロ野球MVP、パ最多勝・和田と中日の和田 朝日新聞 2010年11月18日閲覧
- ^ 長野久義は「前」に出られるのか? ~清原も陥った内角の罠~Number Web、2010年3月25日
- ^ 巨人・長野、中日・伊藤……、各球団の新人王候補を斬る!Number Web、2011年3月13日
- ^ 『野球小僧 世界野球選手名鑑2011』 白夜書房、2011年、115頁。ISBN 978-4-86191-710-3。
- ^ 右打ちの革命者『野球小僧』2010年6月号、白夜書房、雑誌18801-6、178-181頁。
- ^ 小関順二、西尾典文、石川哲也、場野守泰 『プロ野球スカウティングレポート2011』 廣済堂出版、2011年、345頁。ISBN 978-4-331-51519-8。
- ^ Baseball Lab守備評価~Right FielderSMR Baseball Lab
[編集] 関連項目
- 佐賀県出身の人物一覧
- 日本大学の人物一覧
- 読売ジャイアンツの選手一覧
- 読売ジャイアンツ歴代4番打者一覧
- 岡田幸文 - 日大野球部時代の同期
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