「函館競輪場」の版間の差分
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[[1950年]](昭和25年)[[6月29日]]に開設され、現存する競輪場では日本で最北。本場としての開催期間は4月から11月まで。冬季(12月 - 2月)はバンク内に氷をはり「函館市民スケート場」として利用している。 |
[[1950年]](昭和25年)[[6月29日]]に開設され、現存する競輪場では日本で最北。本場としての開催期間は4月から11月まで。冬季(12月 - 2月)はバンク内に氷をはり「函館市民スケート場」として利用している。 |
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[[1985年]][[7月7日]]からは「サマータイム競輪」と名付けられた[[薄暮競走]]が実施され、[[1998年]][[7月8日]]からは[[ナイター競走]]である「スターライトレース」に移行した。いずれも競輪場としては全国で初めて採用した<ref>[http://www.lib-hkd.jp/hensan/hakodateshishi/tsuusetsu_04/shishi_07-02/shishi_07-02-28.htm 「函館市史」通説編4 7編2章コラム28] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20140408214725/http://www.lib-hkd.jp/hensan/hakodateshishi/tsuusetsu_04/shishi_07-02/shishi_07-02-28.htm |date=2014年4月8日 }}</ref>。 |
[[1985年]][[7月7日]]からは「サマータイム競輪」と名付けられた[[薄暮競走]]が実施され、[[1998年]][[7月8日]]からは[[ナイター競走]]である「スターライトレース」に移行した。いずれも競輪場としては全国で初めて採用した<ref>[http://www.lib-hkd.jp/hensan/hakodateshishi/tsuusetsu_04/shishi_07-02/shishi_07-02-28.htm 「函館市史」通説編4 7編2章コラム28] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20140408214725/http://www.lib-hkd.jp/hensan/hakodateshishi/tsuusetsu_04/shishi_07-02/shishi_07-02-28.htm |date=2014年4月8日 }}</ref>。[[2019年]][[4月14日]]からは[[ミッドナイト競輪]]を開催している。 |
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過去には[[1992年]]・[[1993年]]・[[2001年]]・[[2004年]]・[[2007年]]には[[ふるさとダービー]]、[[2006年]]・[[2010年]]・[[2015年]]には[[サマーナイトフェスティバル]]が開催され、[[2012年]]には当地初のGIかつ北海道初の[[公営競技]]の最高[[グレード制|グレード]]の競走<ref group="注">競馬は[[中央競馬]]・[[ホッカイドウ競馬]]ともにGIIが道内で施行された最高グレードの競走であり、また競艇・オートレースは道内に施行場がないため。</ref>となる[[高松宮記念杯競輪]]が開催された。 |
過去には[[1992年]]・[[1993年]]・[[2001年]]・[[2004年]]・[[2007年]]には[[ふるさとダービー]]、[[2006年]]・[[2010年]]・[[2015年]]には[[サマーナイトフェスティバル]]が開催され、[[2012年]]には当地初のGIかつ北海道初の[[公営競技]]の最高[[グレード制|グレード]]の競走<ref group="注">競馬は[[中央競馬]]・[[ホッカイドウ競馬]]ともにGIIが道内で施行された最高グレードの競走であり、また競艇・オートレースは道内に施行場がないため。</ref>となる[[高松宮記念杯競輪]]が開催された。 |
2019年12月1日 (日) 02:09時点における版
函館競輪場 | |
---|---|
基本情報 | |
所在地 | 北海道函館市金堀町10-8 |
座標 | 北緯41度46分37秒 東経140度45分46.2秒 / 北緯41.77694度 東経140.762833度座標: 北緯41度46分37秒 東経140度45分46.2秒 / 北緯41.77694度 東経140.762833度 |
電話投票 | 11# |
開設 | 1950年(昭和25年)6月29日 |
民間委託 | 日本トーター[1] |
施行者 | 函館市 |
走路 | 400m |
開催期間 | 4月-11月 |
重勝式投票 | Kドリームス |
公式サイト | 函館競輪場公式ページ |
実況 | |
担当 | 池田牧人 |
ナイター競走 | |
愛称 | スターライトレース |
開催期間 | 上記と同じ(記念競輪除く) |
記念競輪 | |
名称 | 五稜郭杯争奪戦 |
開催月 | 夏季(2019年は6月) |
函館競輪場(はこだてけいりんじょう)は、北海道函館市にある競輪場。施設所有および主催は函館市。競技実施はJKA東日本地区本部北日本競技部。電話投票における競輪場コードは11#。実況は日本写真判定で担当は池田牧人。
概要
1950年(昭和25年)6月29日に開設され、現存する競輪場では日本で最北。本場としての開催期間は4月から11月まで。冬季(12月 - 2月)はバンク内に氷をはり「函館市民スケート場」として利用している。
1985年7月7日からは「サマータイム競輪」と名付けられた薄暮競走が実施され、1998年7月8日からはナイター競走である「スターライトレース」に移行した。いずれも競輪場としては全国で初めて採用した[2]。2019年4月14日からはミッドナイト競輪を開催している。
過去には1992年・1993年・2001年・2004年・2007年にはふるさとダービー、2006年・2010年・2015年にはサマーナイトフェスティバルが開催され、2012年には当地初のGIかつ北海道初の公営競技の最高グレードの競走[注 1]となる高松宮記念杯競輪が開催された。
記念競輪(GIII)は夏季に開催され、2006年までは『いさり火杯争奪戦』・2008年からは『黒船杯争奪戦』の名称で行われてきた(2007年は「ふるさとダービー」開催のため記念競輪は開催せず)が、2010年より名称を『五稜郭杯争奪戦』に変更した。また現役時代に函館を中心として活躍し、オールスター競輪で兄弟ワンツーを成し遂げた藤巻昇・藤巻清志兄弟を称え『藤巻兄弟杯争奪戦』が開催されている。
2004年7月からはA級ツイントーナメントで前半戦「ファーストステージ」・後半戦「セカンドステージ」を実施していたが、2005年6月24日をもって終了した。
2008年5月28日から、重勝式車券「Kドリームス」の発売を会員制サイトにおいて開始しており(本場や競輪場外車券売場において購入することはできない)、2010年5月29日にはBIG DREAMにおいて1億5978万7340円(当日の第9R - 最終第12Rまでを全的中)という高配当が出現した。
記念・ガールズを除く各レースの1番車に、競走得点トップの選手を置いている特徴がある(2017年9月現在[3])。
トータリゼータシステムは従来日本ベンダーネットであったが、2010年度より集計システムは当場の包括委託業者である日本トーターに切り替わり、ICカードを利用した『eスマート倶楽部』システムでの車券販売も開始された。同システムの導入は山陽オートレース場に続き2場目。また日本トーターが運営している『Gamboo』が2013年2月8日より「GambooBETターミナル」を設置したことにより重勝式のKドリームスとDokanto!が購入できるようになった。
入場料は無料[注 2]で、特別観覧席利用料は400円。
マスコット兼PRキャラクターはクマの「りんりん」(1990年に公募で命名)と「ぷりりん」(2007年から)[4]。
2000年には、函館競輪テーマ曲として、「放つ感情」がグランプリ受賞した[4]。
函館市の「避難所」に指定されており、大規模地震の発生時は駐車場が避難所として利用される[5]。
バンクの特徴
1周400m。特にクセのない標準的なバンクで、脚質による有利不利は少ない。しかし1センター側が海岸に近いため、海風による影響がある。
なお走路の外側にはポリカーボネート(透明板)が設置されているが、3コーナーから4コーナーにかけては通常の金網が使われている。
アクセス
- 函館市企業局交通部(路面電車、函館市電)で函館駅前停留場から約21分の深堀町停留場で下車、徒歩15分。
- 函館バスで函館駅前バスターミナルから約15分の「競輪場通」停留所で下車。
- 近隣のバス停で下車し競輪場に向かう場合は『eスマート倶楽部』のポイントによる150円分のキャッシュバックあり。
- 無料送迎バス(2016年4月現在)
- タクシーで函館駅から約10分、函館空港から約20分。
場外車券売場
- サテライト松風(旧「松風町サービスセンター」) - 函館市松風町10-9
- サテライト札幌(旧「札幌サイクルセンター」) - 札幌市中央区南6条西1丁目1-1
- サテライト石狩 - 石狩市新港南2丁目729
- サテライト男鹿 - 秋田県男鹿市船越内子294-1055
2011年9月17日より旭川レーシングセンター(ホッカイドウ競馬場外発売所)内に『サテライト旭川』を併設していたが、2012年10月1日をもって車券の販売を終了し閉鎖された。
歴代記念競輪優勝者
年 | 優勝者 | 登録地 |
---|---|---|
2002年 | 小野俊之 | 大分 |
2003年 | 伏見俊昭 | 福島 |
2005年 | 荒井崇博 | 佐賀 |
2006年 | 手島慶介 | 群馬 |
2008年 | 海老根恵太 | 千葉 |
2009年 | 海老根恵太 | 千葉 |
2010年 | 渡邉一成 | 福島 |
2011年 | 伏見俊昭 | 福島 |
2013年 | 成田和也 | 福島 |
2014年 | 明田春喜 | 北海道 |
2015年 | 武田豊樹 | 茨城 |
2016年 | 新山響平 | 青森 |
2017年 | 新田祐大 | 福島 |
2018年 | 和田健太郎 | 千葉 |
2019年 | 新山響平 | 青森 |
※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。
- ナイターGIII(スターライトクラウン)[6]
年 | 優勝者 | 登録地 |
---|---|---|
2018 | 南潤 | 和歌山 |
脚注・出典
注釈
出典
- ^ 市営競輪包括委託/日本トーターを選定:2007/12/31/函館地域ニュース by eHAKO 提供:函館新聞社
- ^ 「函館市史」通説編4 7編2章コラム28 Archived 2014年4月8日, at the Wayback Machine.
- ^ 今、函館は『白(1番車)』がアツい!クイズ(9/9~9/11スポーツニッポン杯争奪戦)結果発表! - 函館けいりん オフィシャルサイト
- ^ a b 函館競輪事業概要 平成25年度 - 函館市競輪事業部
- ^ 避難所マップ(函館市街) (PDF) - 函館市、2014年10月14日閲覧
- ^ 市営競輪売り上げ122億円 累積収支500万円黒字 2018/9/14 函館新聞社 e-HAKODATE