オールスター競輪

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オールスター競輪
概要
開催時期 8月中旬
開催地域 持ち回り
愛称 オールスター
分野 競輪
カテゴリー GI
形態 5日間トーナメント
主催者 持ち回り
歴史
初回開催年 1956年
開催回数 60回(2017年)
初代優勝者 石田雄彦
最多優勝者 神山雄一郎(5回)
直近優勝者 脇本雄太(2018年)
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オールスター競輪(オールスターけいりん)は、毎年8月(2016年以降)に開催される競輪GI競走である。

概要[編集]

この大会はプロ野球のオールスター戦を参考とする形で行われており、事前にS級選手が200名ほどリストアップされ、その中から出場させたい選手をファンが10名ほど選び、競輪場備え付けの投票用紙、あるいははがきインターネットを使って投票を行い、その票数によって出場選手を決定する仕組みとなっている。

2011年の第54回大会では、番外で2日目7レースにルーキーチャンピオンレースが行われ、さらに2014年の第57回大会では、番外で2日目7レースにKEIRIN EVOLUTIONが行われた。

2013年の第56回大会からは、ガールズケイリンコレクションが併せて行われている(出場資格は、オールスター競輪と併せて行われるファン投票『ガールズケイリン総選挙』による得票最上位14名、2016年までは7名だった)。

2016年の第59回大会からは、他のGI競走との兼ね合いから8月開催へと変更された。ガールズケイリンコレクションもこれに合わせて、前年までの9月開催から8月開催へと変更されている。

賞金[編集]

以下は、近年の決勝戦における各着順の賞金額。( )内は副賞(1〜3着に授与)を含んだ金額。

大会(年) 1着 2着 3着 4着 5着 6着 7着 8着 9着
第60回(2017年)[1] 4,200万円(4,400万円[2][3] 2,250万円(2,340万円[2][3] 1,510万円(1,560万円[2][3] 1,000万円 800万円 660万円 610万円 550万円 500万円
第61回(2018年)[4]

出場選手選抜方法[編集]

オールスター競輪の出場選手は、ファン投票の結果[5]を重視して選抜される。 毎回若干変更・修正されるものの、概ね以下の資格順位により正選手135名、補欠選手8名を選抜する。

  • 選考期間…前年12月〜当年5月(6ヶ月)、選考月…6月、最低出走回数…24出走
  1. S級S班在籍者
  2. 過去3回以上優勝した者(開催時S級1班所属が条件)
  3. 1.と2.で選抜された者を除くファン投票の上位50名
  4. 平均競走得点上位者を1.〜3.で選抜された者を含めての合計が125名になるまで順次選抜する(同点の場合は賞金獲得額上位者を優先)
  5. 残余10名については選考委員会が推薦した者を選抜する

なお、補欠選手は正選手を除く平均競走得点上位者からさらに順次選抜される。

また、正選手のうち、以下の条件を満たした合計27名については、ドリームレース、オリオン賞レース、特別選抜予選のいずれかに出走できる。

ドリームレース(9名)
ファン投票の得票数が1位〜9位となった者

オリオン賞レース(9名)
ファン投票の得票数が10位〜18位となった者

特別選抜予選(9名)

  1. ドリームレースまたはオリオン賞レースに選抜されなかったS級S班在籍者
  2. 残余は平均競走得点上位者から順次選抜する

一時期はファン投票で選ばれるのはドリームレースおよびオリオンレースのみで、その他の出場者は主催者による選考のみにより決定されていた期間もあったが、2009年より投票上位50名は無条件で出場でき、さらにリストアップされなかった選手などに対し特別枠で選手選考委員会が10名を選出できる仕組みに変更された。

勝ち上がり方式[編集]

かつては6日間開催のトーナメント制であったが、2005年度より大会の体裁が変更され1日短縮して5日間のシリーズで行われるようになり、勝ち上がり形式を緒戦2戦のポイント制(ドリームレース・オリオン賞レース出走者はポイント優遇)で準決勝進出者を決定する方式を採用した。だが、前半戦は選手もファンも常にポイントの計算が必要であり、分かりにくいと不評であったため、2009年度より番組体系を抜本的に改めることになった。

2009年度と2010年度はポイント制を廃止してトーナメント制度を復活させ、6日間開催時にかつて行われていた敗者復活戦を再び採用しただけでなく、ドリームレース・オリオン賞レース出走の成績上位者を集めた「シャイニングスター賞」の1着選手は準決勝免除で決勝進出権利を獲得できるという、2002年日本選手権競輪で採用された6日間トーナメントを5日間に短縮する形での勝ち上がりに変更された。

ただ、「シャイニングスター賞」1着選手による準決勝免除と決勝進出権利の獲得[6]や、敗者復活戦の導入に伴い1次予選2着選手の一部が敗者復活戦へ回される、といった複雑な番組体系となってしまったことから、これもファンからは分かりにくいと指摘を受けるなど不評であったため、再度2011年から、敗者復活戦やシャイニングスター賞1着選手による準決勝免除の廃止を柱として、勝ち上がりを分かりやすくすべく番組体系を抜本的に見直すことになった[7][8]

2011年度以降の番組(以下は勝ち上がり組のみを対象に記す)

初日と3日目〜5日目(最終日)は11レース、2日目は10レース(他に2日目と4日目に「ガールズケイリンコレクション」1レースが行われる)。

 優秀  初日 2日目 3日目 4日目 00最終日00
ドリーム(1) Sスター賞(1)  準決勝(3) 
オリオン(1)
特選予選(1)
二次予選(6) 決勝(1)
一次予選
(10)(2)
敗者戦 00-00 (6) (4) (8) (10)
  • 初日・2日目
「一次予選」 合計12レース行われ、各レース1〜3着36名が「二次予選」進出。
「ドリームレース」 最上位の特別選抜予選、という位置づけで、初日の最終レースに行われ、1〜5着5名が無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出の権利が同時に得られる。6〜9着4名は「二次予選」進出。
「ガールズケイリンコレクション アルテミス賞レース」 2017年創設。2日目の特別選抜予選前(第9レース)に行われる、女子選手によるファン投票第8位〜第14位による一発勝負。
「特別選抜予選」 2日目のオリオン賞レースの前に行われ、1着1名は無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出の権利が同時に得られる。2〜9着8名は「二次予選」進出。
「オリオン賞レース」 上位の特別選抜予選、という位置づけで、2日目の最終レースに行われ、1〜3着3名が無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出の権利が同時に得られる。4〜9着6名は「二次予選」進出。
  • 3日目
「二次予選」 合計6レース行われ、各レース1〜3着18名が「準決勝」進出。
「シャイニングスター賞」 二次特別選抜予選として、最終レースに行われる。失格にならない限り、9名全員が「準決勝」進出。
  • 4日目
「準決勝」 合計3レース行われ、各レース1〜3着9名が「決勝」進出。
「ガールズケイリンコレクション ガールズドリームレース」 2013年創設。準決勝前(第9レース)に行われる、女子選手によるファン投票第1位〜第7位による一発勝負。2017年より女子選手の出場枠を14名に拡大したため、新たに「ガールズドリームレース」の名称が与えられた。2015年・2016年は2日目の特別選抜予選前に行われた。
  • 5日目(最終日)
「決勝」 最終レース。上位3着までは表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。
「特別優秀」 「決勝」前の合計2レース。「準決勝」各レース4〜7着12名と、4日目「特選(1)」各レース1〜3着6名の計18名により行われる。
「優秀」 「特別優秀」前の合計2レース。「準決勝」各レース8〜9着6名、4日目「特選(1)」各レース4〜6着6名及び4日目「特選(2)」各レース1〜3着6名の計18名により行われる。

その他、2日目以降に予選敗退者を対象とした以下の競走が開催される。

2日目…「選抜(1)」
3日目…「一般」、「選抜(1)」
4日目…「一般」、「選抜(2)」、「特選(2)」「特選(1)」
5日目…「特一般」、「選抜」、「特選」

なお、3日目または4日目に「一般」を走った者は最終日を待たずに強制的に(失格はなくても)途中帰郷(「お帰り」)させられる。

なお、参考までに、2009年度と2010年度の番組体系も以下に記す。

2009年度の番組(以下は勝ち上がり組のみを対象に記す)

5日間とも11レース。

  • 初日
「一次予選」 合計10レース行われ、各レース1着10名が「二次予選A」、2着10名のうち平均競走得点上位8名が「二次予選B」、2着10名のうち平均競走得点下位2名と3〜4着20名、5着のうち平均競走得点上位5名が「敗者復活I」進出。
「ドリームレース」 最上位の特別選抜予選、という位置づけで、最終レースに行われ、1〜6着6名が無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出の権利が同時に得られる。7〜9着3名は「二次予選A」進出。
  • 2日目
「敗者復活I」 合計3レース行われ、各レース1〜3着9名が「敗者復活II」進出。
「特別選抜予選」 合計3レース行われ、各レース1〜3着9名が「二次予選A」、4〜9着18名が「二次予選B」進出。
「オリオン賞レース」 上位の特別選抜予選、という位置づけで、最終レースに行われ、1〜3着3名が無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出権利が同時に得られる。4〜8着5名は「二次予選A」、9着1名は「二次予選B」進出。
  • 3日目
「敗者復活II」 1レース行われ、1着1名が「準決勝B」進出。
「二次予選B」 合計3レース行われ、各レース1着3名が「準決勝A」、2着3名が「準決勝B」進出。
「二次予選A」 合計3レース行われ、各レース1〜3着9名が「準決勝A」、4着3名が「準決勝B」進出。
「シャイニングスター賞」 二次特別選抜予選として、最終レースに行われる。1着1名が無条件で最終日の「決勝」進出権利が得られる。2〜7着6名は「準決勝A」、8〜9着2名は「準決勝B」進出。
  • 4日目
「準決勝B」 1レース行われ、1〜2着2名が「決勝」進出。
「準決勝A」 合計2レース行われ、各レース1〜3着6名が「決勝」進出。
  • 5日目(最終日)
「決勝」 最終レース。上位3着までは表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。
「順位決定」 「決勝」の1つ前のレース。「準決勝A」各レース4〜6着6名と、「準決勝B」3〜5着3名により行われる。
「優秀」 「順位決定戦」の3つ前の合計3レース。「準決勝A」各レース7〜9着6名、「準決勝B」6〜9着4名、二次予選敗退選手による4日目「特選」各レース1〜4着4名と5着のうち平均競走得点上位2名の計27名により行われる。
2010年度の番組(以下は勝ち上がり組のみを対象に記す)

5日間とも11レース。

  • 初日
「一次予選」 合計10レース行われ、各レース1着10名が「二次予選」、2着10名のうち平均競走得点上位8名が「二次予選」、2着10名のうち平均競走得点下位2名と3〜4着20名、5着のうち平均競走得点上位5名が「敗者復活I」進出。
「ドリームレース」 最上位の特別選抜予選、という位置づけで、最終レースに行われ、1〜4着4名が無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出の権利が同時に得られる。5〜9着5名は「二次予選」進出。
  • 2日目
「敗者復活I」 合計3レース行われ、各レース1〜3着9名が「敗者復活II」進出。
「特別選抜予選」 合計3レース行われ、各レース1着3名が無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出権利が同時に得られる。2〜9着24名は「二次予選」進出。
「オリオン賞レース」 上位の特別選抜予選、という位置づけで、最終レースに行われ、1〜2着2名が無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出権利が同時に得られる。3〜9着7名は「二次予選」進出。
  • 3日目
「敗者復活II」 1レース行われ、1着1名が「準決勝」進出。
「二次予選」 合計6レース行われ、各レース1〜4着24名と5着のうち平均競走得点上位3名が「準決勝」進出。
「シャイニングスター賞」 二次特別選抜予選として、最終レースに行われる。1着1名が無条件で最終日の「決勝」進出権利が得られる。2〜9着8名は「準決勝」進出。
  • 4日目
「準決勝」 合計4レース行われ、各レース1〜2着8名が「決勝」進出。
  • 5日目
「決勝」 最終レース。上位3着までは表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。
「特別優秀」 「決勝」の2つ前の合計2レース。「準決勝」各レース3〜5着12名と、4日目「優秀」各レース1〜2着6名により行われる。

過去の優勝者など[編集]

1974年からのファン投票歴代第1位選手と、同年から実施されたドリームレース (DR) の勝利者、及び、2009年より実施されているシャイニングスター賞(SS賞)についても記述する。

開催
開催
優勝者
投票
1位
DR
勝者
SS賞
勝者
01 1956年(S31) 川崎 石田雄彦 30和歌山
02 1957年(S32) 大阪中央 西村公佑 27大阪
03 1958年(S33) 名古屋 戸上守 40福岡
04 1959年(S34) 大阪中央 中井光雄 25滋賀
05 1960年(S35) 川崎 吉田実 37香川
06 1961年(S36) 名古屋
07 1962年(S37) 川崎 平間誠記 04宮城
08 1963年(S38) 名古屋 高原永伍 14神奈川
09 1964年(S39) 岸和田
10 1965年(S40) 川崎 白鳥伸雄 12千葉
11 1966年(S41) 一宮 木村実成 10群馬
12 1967年(S42) 岸和田 竹野暢勇 09栃木
13 1968年(S43) 一宮 伊藤繁 14神奈川
14 1969年(S44) 岸和田 田中博 10群馬
15 1972年(S47) 大垣 稲村雅士 荒川秀之助
16 1973年(S48) 高松 福島正幸 阿部道
17 1974年(S49) 静岡 阿部道 04宮城 阿部道
18 1975年(S50) 前橋 加藤善行 03岩手 荒川秀之助
19 1976年(S51) 藤巻昇 01北海道 藤巻昇 菅田順和
20 1977年(S52) 千葉 谷津田陽一 14神奈川 中野浩一 藤巻昇
21 1978年(S53) 西宮 天野康博 15新潟 藤巻清志
22 1979年(S54) 岸和田 中野浩一 40福岡 藤巻昇 中野浩一
23 1980年(S55) いわき平 菅田順和
24 1981年(S56) 立川 井上茂徳 41佐賀 中野浩一 久保千代志
25 1982年(S57) 高松 松村信定 39高知 井上茂徳
26 1983年(S58) いわき平 菅田順和 04宮城 藤巻昇
27 1984年(S59) 西宮 吉井秀仁 12千葉 中野浩一
28 1985年(S60) 一宮 高橋健二 23愛知 尾崎雅彦
29 1986年(S61) いわき平 伊藤豊明 38愛媛 山口健治
30 1987年(S62) 宇都宮 滝澤正光 12千葉 滝澤正光
31 1988年(S63) 岸和田 中野浩一 40福岡 佐々木昭彦
32 1989年(H元) 静岡 坂本勉 02青森 坂本勉
33 1990年(H2) 宇都宮 滝澤正光 12千葉
34 1991年(H3) 高松 坂本勉 02青森 佐々木昭彦
35 1992年(H4) 名古屋 松本整 26京都 吉岡稔真 鈴木誠
36 1993年(H5) 宇都宮 神山雄一郎 09栃木 滝澤正光
37 1994年(H6) いわき平 出口眞浩 14神奈川 吉岡稔真
38 1995年(H7) 熊本 高橋光宏 10群馬 小橋正義
39 1996年(H8) 岐阜 児玉広志 37香川 神山雄一郎
40 1997年(H9) 平塚 神山雄一郎 09栃木 神山雄一郎 吉岡稔真
41 1998年(H10) 一宮 山口幸二 21岐阜 吉岡稔真 神山雄一郎
42 1999年(H11) 甲子園 神山雄一郎 09栃木 神山雄一郎 児玉広志
43 2000年(H12) 高知 児玉広志 37香川 内林久徳
44 2001年(H13) 岐阜 伏見俊昭 07福島 吉岡稔真 太田真一
45 2002年(H14) 熊本 松本整 26京都 神山雄一郎 神山雄一郎
46 2003年(H15) 一宮 村上義弘 吉岡稔真 小嶋敬二
47 2004年(H16) 西武園 神山雄一郎 09栃木 佐藤慎太郎
48 2005年(H17) 名古屋 武田豊樹 小嶋敬二
49 2006年(H18) 花月園 井上昌己 42長崎 吉岡稔真 加藤慎平
50 2007年(H19) 高知 飯嶋則之 09栃木 小嶋敬二 神山雄一郎
51 2008年(H20) 一宮 伏見俊昭 07福島 武田豊樹
52 2009年(H21) 松山 武田豊樹 08茨城 伏見俊昭 小嶋敬二 石丸寛之
53 2010年(H22) いわき平 山崎芳仁 07福島 村上義弘 武田豊樹 武田豊樹
54 2011年(H23) 岐阜 浅井康太 24三重 神山雄一郎
55 2012年(H24) 前橋 山崎芳仁 07福島 深谷知広 村上義弘 村上義弘
56 2013年(H25) 京王閣 後閑信一 13東京 村上義弘 浅井康太 長塚智広
57 2014年(H26) 前橋 武田豊樹 08茨城 深谷知広 金子貴志 金子貴志
58 2015年(H27) 松戸 新田祐大 07福島 浅井康太 中川誠一郎
59 2016年(H28) 岩津裕介 33岡山 新田祐大 新田祐大 深谷知広
60 2017年(H29) いわき平 渡邉一成 07福島 平原康多[9] 新田祐大
61 2018年(H30) 脇本雄太 18福井 新田祐大[10] 武田豊樹 渡邉一成

今後の開催予定[編集]

  • 第62回 - 2019年(平成31年)8月14日〜18日 - 名古屋競輪場(14年ぶり6度目)
  • 第63回 - 2020年(平成32年)8月12日〜16日 - 名古屋競輪場(2年連続7度目)

エピソード[編集]

  • 1965年5月5日川崎競輪場で開催された第10回大会の決勝戦は、スタンドに入り切れなくなった約3000人の客を急遽走路内に入れてレースを行うことになったが、レース後、1着で入線した白鳥伸雄を、走路内にいた客が5分あまりに亘って胴上げした。
  • 1970年1971年はオールスター競輪が開催されていないが、これは全国都道府県選抜競輪中止の余波を受けて開催地の選定に難航したためで、1970年度は秩父宮妃賜杯競輪の中止なども重なったため開催が取りやめとなり、続く1971年度も日本選手権競輪と共に開催地が決まらない状況に陥ったことから日本選手権競輪を優先させるため開催されなかった。
  • 第14回(1969年)の決勝戦で初めて、カラーによるテレビ中継が行われた。
  • 第60回2017年)の最終日6Rは競技規則第73条(周回通告誤り)により競走不成立となり、このレースの売り上げ2億2,130万2,400円が全額返還となった。競技規則第73条による競走不成立は、GIクラスのビッグレースでは初めての事例[11]
    • レースは残り2周を知らせる赤板までは正常だったが、この直後に落車が発生。落車した選手を走路内から退避させるのに時間がかかったためか、周回板を担当する係員が周回板をめくり忘れてしまい、赤板のままレースは残り1周を迎えたところで「周回通告の誤り」のため競走不成立となった。
  • オールスター競輪では、落車による死亡事故が過去に3件発生している。
  • オールスター競輪では、過去開催期間中に台風接近による影響で順延となったことがある。
    • 第42回(1999年) - 2日目(9月24日)が台風18号接近の影響で開催中止、一日順延。
    • 第54回(2011年) - 4日目(9月3日)が台風12号接近の影響で開催中止、一日順延。
    • 第56回(2013年) - 最終日(9月16日)が台風18号接近の影響で開催中止、一日順延。
  • オールスター競輪を開催した競輪場の中には、その後廃止となった競輪場がある。
    • 大阪中央競輪場 - 第4回(1959年)開催、1962年3月廃止
    • 甲子園競輪場 - 第42回(1999年)開催、2002年3月廃止
    • 花月園競輪場 - 第49回(2006年)開催、2010年3月廃止
    • 一宮競輪場 - 第51回(2008年)開催、2014年3月廃止

脚注[編集]

  1. ^ オールスター競輪(GⅠ)(SO6) (PDF) 副賞を含まない金額
  2. ^ a b c 日刊スポーツ大阪本社版2017年8月15日12面
  3. ^ a b c 日刊スポーツ大阪本社版2018年8月19日12面
  4. ^ オールスター競輪(GⅠ)(SO6) (PDF) 副賞を含まない金額
  5. ^ 歴代最多投票は81,602票(1986年の第29回いわき平・中野浩一)。
  6. ^ ほぼ同趣旨の試みは2002年日本選手権でもあった。第55回記念大会であったこの年は、1次予選敗退者による「敗者復活戦」開催や、2次予選の特別選抜予選「ゴールデンレーサー賞」1着選手(この時は濱口高彰)は準決勝免除で決勝進出の権利を得る、という形だったが、同様に勝ち上がりの複雑さからその年限りでそれらは廃止された。
  7. ^ 平成24年度以降の特別競輪等の見直し及び平成23年度高松宮記念杯競輪開催場について
  8. ^ オールスター競輪の既定番組比較表
  9. ^ http://keirin.jp/pc/topicsdetail?nnum=365
  10. ^ http://keirin.jp/pc/topicsdetail?nnum=2059
  11. ^ “【競輪】周回板めくり忘れで2億円パー 残り1周なのに赤板表示で競走不成立”. デイリースポーツ (神戸新聞社). (2017年8月15日). https://www.daily.co.jp/horse/2017/08/15/0010464833.shtml 2016年8月15日閲覧。 

外部リンク[編集]