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2015年12月23日 (水) 15:10時点における版

水元公園
Mizumoto Park
水元公園
分類 都立公園
所在地
座標 北緯35度47分37秒 東経139度52分15秒 / 北緯35.7937度 東経139.8708度 / 35.7937; 139.8708座標: 北緯35度47分37秒 東経139度52分15秒 / 北緯35.7937度 東経139.8708度 / 35.7937; 139.8708
面積 933,509.58m2
開園 1965年4月1日
運営者 東京都公園協会
2011~2015年度指定管理者
事務所所在地 東京都葛飾区水元公園3-2
公式サイト 水元公園
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水元公園
水元公園の位置(東京23区内)
水元公園
水元公園
水元公園の位置
北緯35度47分11.07秒 東経139度52分9.31秒 / 北緯35.7864083度 東経139.8692528度 / 35.7864083; 139.8692528
日本
都道府県 東京都
特別区 葛飾区
地域 水元地域
人口
2014年(平成26年)4月1日現在)[1]
 • 合計 0人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
125-0034
市外局番 03(東京MA)
ナンバープレート 足立
※座標は水元公園事務所付近[2]

水元公園(みずもとこうえん)は東京都葛飾区にある都立公園である。東京23区中でも最大規模の面積の水郷公園である(全公園中)。

「水元公園」は葛飾区の町名でもあり、公園事務所が水元公園3番2号に所在する。郵便番号は125-0034(葛飾新宿郵便局管区)。水元公園の敷地は町名としての水元公園のみではなく東金町五丁目、八丁目および埼玉県三郷市にまたがっている。

概要・見所

小合溜という準用河川[3]を中心とした都内最大の水郷公園である。小合溜の対岸は埼玉県三郷市で、埼玉県立みさと公園がある。園内には多種多様な植物が育っていて、特にサクラの咲く季節やハナショウブの咲く季節は花見客などでにぎわう。

それ以外の季節でも、季節を問わず週末を中心に余暇を楽しむ訪問客で賑わう。

歴史

この地域はもともとは古利根川の河川敷であった。徳川家光の江戸川改修事業により古利根川は廃止されたため、小合村(1889年水元村に合併、1932年に葛飾区に合併)が江戸幕府の許可を得て埋め立てて耕作地として、水を蓄えて小合溜と称して管理してきた。

1940年紀元2600年事業のひとつとして水元緑地が計画された。1942年までに168haが買収されたが、太平洋戦争により整備が中断。戦後は自作農創設特別措置法によって150haを耕作者に開放した。

1957年、都市計画改訂により水元公園として再発足(建設省告示1689号)し、1959年に用地買収を開始、1964年までに8haを取得、整備の上、1965年4月1日に開園した。

また、町名としての「水元公園」は1981年住居表示の実施により当時の葛飾区水元小合上町、水元小合町、水元小合新町のそれぞれ一部より成立した。

将来計画

2000年4月26日、東京都公園審議会は、最後まで整備が遅れていた水産試験場跡地・旧天王免地区および東金町8丁目地区について整備計画を答申した。水産試験場跡地と江戸川を繋ぐ加用水が流れる東金町8丁目地区については、加用水を「水の軸」とした、従来の水元公園の水郷と調和のとれた景観の創出を目指すこととした。

しかし、加用水を下水として使用している三郷市との調整が難航、三郷市は高州地域における自前の下水道整備を2020年以降に先送りした上で、加用水の下水対処への費用分担も拒否しており、この区間の整備は現在中断された状態になっている。[4]

データ

水元公園付近の航空写真。1989年撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
  • 開園日 1965年4月1日
  • 敷地面積 933,509.58m2
  • 樹木数 高木 約19,100本
  • 主な施設 公園管理事務所、水元青年の家(2004年3月末に閉鎖。現在は広場になっている。)、大芝生広場、水生植物園、花菖蒲園、野外ステージ、キャンプ広場、バーベキュー広場、冒険広場、涼亭(食事処)他

防災公園

水元公園は、東京都地域防災計画における防災公園のなかでも「大規模救出救助活動拠点」となっている。そのため災害対応トイレや防災パーゴラ、かまどベンチなども園内の各所に設置されている[5]

アクセス

徒歩

公共交通機関

  • JR常磐線金町駅・京成電鉄京成金町駅より京成バス金61系統「戸ヶ崎操車場行」「八潮駅南口行」金町駅北口より金62系統「西水元三丁目行」「大場川水門行」で「水元公園」バス停より徒歩約7分、もしくはつくばエクスプレス八潮駅南口から金61系統「金町駅」行きで「水元公園」バス停より徒歩約7分
  • 金61系統の大場川バス停からも行くことができる(徒歩4分位)八潮駅南口よりバス利用の場合はこのバス停で下車した方が早く園内に行ける。また亀有駅北口 - 三郷中央駅を結ぶ東武バス有51系統もこのバス停を通っているので本数が少ないながら利用することができる。
  • 3月から11月の土曜・日曜・祝日には京成バス金63系統「水元公園ファミリーシャトル」が運行され、松浦の鐘→水元かわせみの里間では公園沿いを走行する。

マイカー・バス等

  • 有料駐車場[6]
    • 「駐車料金」(普通車)1時間まで200円 以後30分毎に100円 (バス等大型車)2時間まで1,000円 以後30分毎に500円
    • 「営業時間」24時間
    • 「駐車台数」1170台

フォトギャラリー

脚注

  1. ^ 世帯と人口(平成26年)|葛飾区 2014年4月20日閲覧。
  2. ^ Google Earthより
  3. ^ 正式名称は「小合溜井」(こあいためい)。かつての古利根川(中川)の一部で1729年に井沢弥惣兵衛が水害防止、及び灌漑用水を調整する遊水池として設けられた。
  4. ^ 安西俊一, 都県境の「加用水」整備の早期実現について, http://anzai-s.jp/kusei/kusei-201201.html 2013年4月20日閲覧。 
  5. ^ 財団法人東京都公園協会 防災公園を知ろう 水元公園 (PDF) 2013年5月閲覧
  6. ^ 駐車場案内

関連項目

外部リンク