野川公園
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野川公園 Nogawa Park | |
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分類 | 都立公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯35度40分48.6秒 東経139度31分32.5秒 / 北緯35.680167度 東経139.525694度座標: 北緯35度40分48.6秒 東経139度31分32.5秒 / 北緯35.680167度 東経139.525694度 |
面積 | 40ha |
開園 | 1980年6月1日 |
設備・遊具 | 自然観察園・自然観察センター、売店、テニスコート、ゲートボール場、アスレチック、木製遊具、バーベキュー広場、テニス壁打ち、イベントホール |
駐車場 | あり(有料・233台) |
事務所 | 野川公園サービスセンター |
事務所所在地 | 東京都三鷹市大沢六丁目4-1 |
公式サイト | 野川公園(むさしのの都立公園) |
野川公園(のがわこうえん)は、東京都調布市野水一・二丁目、小金井市東町一丁目、三鷹市大沢二・三・六丁目にまたがる都立公園。
概要[編集]
園を東西に東八道路が横切っており、その北側を野川が西から東に流れる。(園の東端近くで東八道路と野川が交差する)
東八道路以南は開園が遅かったため、一部地域住民からは「新野川公園」と通称される[要出典]。
もとは国際基督教大学(ICU)所有のゴルフ場であり、現在でもかなりの面積で芝生が広がる。園南西部にテニスコート、西部にデイキャンプ場、南部にバーベキュー場、駐車場、中央部に児童遊具施設(わんぱく広場)とアスレチック場を備える。東八道路と野川に挟まれた区域や東八道路以南の各所には武蔵野の森が多く残存する。ただし、ゴルフ場時代に多量の農薬を散布していたため、開園直後は生息する生物相が貧弱であった。2年ほどしてクワガタムシなどが普通に見られるようになっている[要出典]。
野川の北側は池が3つ規則的に並び、1980年代前半まではザリガニ採りの子供たち等で賑わったが、場荒れが進んだこと、水の事故、入水自殺事件の発生などを理由として立ち入りが制限されるようになった。また、地域トラブル(ICUキャンパス内居住のアメリカ人職員夫人と子供たち)も当時は頻発していたとのことである。現在、同区域はフェンスで囲われ定められたゲートから出入りする自然観察路となっている。フェンス外の東端はわき水広場となっている[要出典]。
自然観察園から西方へ野川沿いに細い市道を越えると、東京都立武蔵野公園である。また、人見街道(東京都道110号府中三鷹線)を挟んで南に200mほどの所に東京都立武蔵野の森公園がある。
自然観察園[編集]
周辺には神代植物公園·武蔵野公園·多磨霊園·浅間山公園等があり、野の森構想と名付けた緑地系統が造られている崖湧水があり、自然観察園はこの立地を活かして造られた。計画の当初より住民参加方式が採られ、管理についてもボランティアの参加が続けられている。施設は自然観察センター·ホタルの水路木道·野鳥観察コーナー等で、ブタクサ観察区のように刈り取り回数による植生の変化を観察するフィールド等ユニークな施設も造られている。湿地植生としてオランダカラシ·ミゾソバ等がみられ、これらを観察できるルートがとられているが、 自然の利用許容力から入場時間の制限がなされている。 設計は東京都とライフ計画事務所。施工は1986年から1988年にかけて行われ、野川公園40haのうち5haを占める。
交通手段[編集]
- 徒歩であれば、JR中央線武蔵境駅などからは、西武鉄道多摩川線の多磨駅から北東へ700-800mほど歩けば公園南西部に着く。人見街道を公園管理所近くの入り口(近くには近藤勇の生家跡の碑)まで行ってもよい。この間900m程度。
- 多摩川線多磨駅より手前の新小金井駅からは、南へ連雀通り(東京都道134号恋ヶ窪新田三鷹線)まで出て西へ向かい、踏み切り前を左折し線路沿いに歩き、坂を下りると野川公園北西部の入り口に着く。新小金井駅から公園北西部まで1km弱。