野鳥
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野鳥(やちょう)とは、家禽やペットなどの人に飼われるものを除いた鳥の総称[1][2][3]。
「野生の鳥」の意味で、野山に棲む鳥はもちろん、水鳥や海鳥も含まれる[4][5][6]。身近すぎてあまり意識しにくいが、スズメやカラスなどの鳥も飼育下にないという意味では野鳥に入る[7][8]。"Wild Bird"に対応する語として、中西悟堂が「野鳥」の言葉を造語した。
日本鳥学会の鳥類目録では「自然分布種」と「外来種」を分けて掲載している。一方、中西悟堂が創立した日本野鳥の会の「フィールドガイド日本の野鳥」では「野生状態で記録された鳥」を掲載しているが掲載対象は「自然分布種」であり、外来種などの「野生化した飼鳥」(ドバトなど)は、それとは別に扱っている[9]。このように「野鳥」の定義は定まっていない。つまり野山などで観察されても、それは(狭義の)「野鳥」(つまり在来種)とは限らない[10]。
分類
[編集]→詳細は「渡り鳥」を参照
一年中その土地にとどまっているものを「留鳥(りゅうちょう)」[11]、その土地に春に来て夏を過ごす「夏鳥」[12]、秋に来て冬を過ごす「冬鳥」[13]、渡りの途中で日本を通過していく際に見られる「旅鳥」[14]、台風や悪天候などの影響で迷い込んだ鳥「迷鳥(めいちょう)」などがある[15][16]。
脚注
[編集]- ↑ 『読売新聞』1986年9月22日 全国版 東京朝刊 2社22頁「ヒヨドリなぜか都会でギャング生活 スズメ襲いエサ奪う 鳥博士たちも首ひねる」(読売新聞東京本社)
- ↑ 『朝日新聞』2019年2月8日 朝刊 群馬全県・2地方18頁「チュウヒなど9種類確認 渡良瀬遊水地、ワシタカ類 /群馬県」(朝日新聞東京本社)
- ↑ 『毎日新聞』2026年2月6日 地方版/大阪 17頁「コウライアイサ:希少種の渡り鳥、柏原に飛来 「コウライアイサ」昨年末から目撃 /大阪」(毎日新聞大阪本社)
- ↑ 『朝日新聞』2009年9月3日 朝刊 山口・1地方19頁「上関沖で集団営巣か、研究者が姿確認 県の準絶滅危惧種・オオミズナギドリ /山口県」(朝日新聞西部本社)
- ↑ 『朝日新聞』2011年2月22日 朝刊 名古屋・1地方29頁「タカサゴモズ飛来 愛西の田園で撮影 /愛知県」(朝日新聞名古屋本社)
- ↑ 『朝日新聞』2012年4月8日 朝刊 高知全県・1地方34頁「四万十に珍鳥飛来 オオチドリとオニアジサシ /高知県」(朝日新聞大阪本社)
- ↑ 『朝日新聞』2020年11月11日 朝刊 徳島全県・1地方21頁「県「死んだ野鳥、触らないで」 監視強化・連絡呼びかけ 鳥インフル /徳島県」(朝日新聞大阪本社)
- ↑ 『読売新聞』2025年11月9日 神奈川 東京朝刊 神奈2 26頁「野鳥観察の面白さ語る 横浜で29日 レイザーラモンRGさん=神奈川」(読売新聞東京本社)
- ↑ “日本野鳥の会が、バードウォッチャーのバイブルとも呼ばれる野鳥図鑑『フィールドガイド日本の野鳥 増補改訂版』を10月15日に発行” (PDF). 日本野鳥の会 (2007年10月15日). 2026年2月9日閲覧。
- ↑ 『毎日新聞』2014年6月10日 地方版/山口 27頁「コブハクチョウ:2羽が飛来 萩沖の見島 /山口」(毎日新聞西部本社)
- ↑ 『読売新聞』2003年9月18日 高知 大阪朝刊 高知32頁「大通りの街路樹でキジバトが子育て 中村の市街地 店員ら巣立ち心待ち=高知」(読売新聞大阪本社)
- ↑ 『読売新聞』1996年6月8日 全国版 西部夕刊 夕2社10頁「おしゃれ "腰赤"ツバメ、福岡・香春町ですくすく」(読売新聞西部本社)
- ↑ 『読売新聞』2025年3月25日 秋田 東京朝刊 秋田2 28頁「ハクチョウが腹ごしらえ 「北帰行」ピーク=秋田」(読売新聞東京本社)
- ↑ 『朝日新聞』2024年12月8日 朝刊 鹿児島全県・1地方25頁「旅鳥ハマヒバリ、熊本県内で初確認 九州では対馬・トカラで観察記録 /鹿児島県」(朝日新聞西部本社)
- ↑ 『朝日新聞』2023年8月23日 朝刊 鹿児島全県・1地方25頁「(奄美の森 観察日記)リュウキュウアカショウビン・アカエリヒレアシシギ 台風一過に珍しい渡り鳥/鹿児島県」(朝日新聞西部本社)
- ↑ 『朝日新聞』2024年7月22日 朝刊 青森全県・1地方15頁「珍鳥クロツラヘラサギ飛来 青森・平内の浅所海岸 /青森県」(朝日新聞東京本社)
関連項目
[編集]地域別野鳥一覧
[編集]8つの生物地理区(Ecozone)および、区内の地域の野鳥一覧。
他の鳥類関連項目
[編集]- シブリー・アールキスト鳥類分類
- Clements鳥類分類
- 環境省の鳥類レッドリスト
- 鳥類用語
- 鳥類の雑種 ‐ 野生での例も多く報告されているが、飼育鳥類の雑種(マガモとアヒルの合鴨など)も存在。
- 鳥類の体の構造
- 気候変動による鳥類への影響
- 潜水性鳥類、樹洞営巣性鳥類
- 鳥類の一覧(カテゴリ:鳥類古典分類)
- 鳥類の一覧の一覧 (地域別)(カテゴリ:地域別野鳥一覧)
- 鳥類学者の一覧(カテゴリ:鳥類学者)
- Bird Names for Birds - 人の名前にちなんだ名前の鳥を別の名前に変えようという2020年に始まったムーブメント。
- 日本野鳥の会(公式ページ)
- 日本鳥類保護連盟(公式ページ)
- 山階鳥類研究所(公式ページ)
- 日本鳥学会(公式ページ)