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* 声 - 佐藤正治 / [[石森達幸]](王位編)
* 声 - 佐藤正治 / [[石森達幸]](王位編)


超人医師。幾多の超人達を治療した名医でカメハメとは長年の親友。の手術は麻酔を一切使わず、しかも患者に痛みを与えないのが特徴。本人は自分の気に入った超人しか治療しないと明言している。ラーメンマンのために霊命木でモンゴルマンマスクを作るなど、手術以外にも辣腕を見せる。
超人医師。幾多の超人達を治療した名医でカメハメとは長年の親友。カメハメの手術は麻酔を一切使わず、しかも患者に痛みを与えないのが特徴。本人は自分の気に入った超人しか治療しないと明言している。ラーメンマンのために霊命木でモンゴルマンマスクを作るなど、手術以外にも辣腕を見せる。


旅立つカメハメを見送った後、が死ぬ夢を見て日本へ向かう。重傷のジェロニモを救い、さらにヘル・ミッショネルズの「クロス・ボンバー」で切断されたキン肉マンの左腕を治すため、バッファローマンのロングホーンを加工した骨で接合した。原作ではジェロニモが手術に立ち会ったが、キン肉マングレートの正体がテリーマンということに気付きつつ、正義超人の火を守るため協力させた。この手術直後に胃の悪性腫瘍が悪化し死去。
旅立つカメハメを見送った後、カメハメが死ぬ夢を見て日本へ向かう。重傷のジェロニモを救い、さらにヘル・ミッショネルズの「クロス・ボンバー」で切断されたキン肉マンの左腕を治すため、バッファローマンのロングホーンを加工した骨で接合した。原作ではジェロニモが手術に立ち会ったが、キン肉マングレートの正体がテリーマンということに気付きつつ、正義超人の火を守るため協力させた。この手術直後に胃の悪性腫瘍が悪化し死去した


死後も超人墓場でウォーズマンに人工心臓を埋め込んで蘇生させ、脱出を手助けするなど活躍する。しかしその際、ウォーズマンの人工頭脳を復活させるのを忘れるミスを犯
死後も超人墓場でウォーズマンに人工心臓を埋め込んで蘇生させ、脱出を手助けするなど活躍する。しかしその際、ウォーズマンの人工頭脳を復活させるのを忘れるミスを犯した


元超人レスラーという説がある<ref name="nettou">週刊少年ジャンプ特別編集「キン肉マン超人カード」『キン肉マン熱闘スペシャル』集英社、1984年8月25日、雑誌29936-8/25、7-8頁。</ref>。
元超人レスラーという説がある<ref name="nettou">週刊少年ジャンプ特別編集「キン肉マン超人カード」『キン肉マン熱闘スペシャル』集英社、1984年8月25日、雑誌29936-8/25、7-8頁。</ref>。


作者によると、「超人専門医の医者というキャラがいても面白いかな」という思いつきで出したが、予想以上の人気で驚いたという<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.21 ドクターボンベ」『キン肉マン 第21巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870745-7、184-185頁。</ref>。
作者のゆでたまごによると、「超人専門医の医者というキャラがいても面白いかな」という思いつきで出したが、予想以上の人気で驚いたという<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.21 ドクターボンベ」『キン肉マン 第21巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870745-7、184-185頁。</ref>。


; 主な肩書き
; 主な肩書き
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* 声 - [[平野正人]]
* 声 - [[平野正人]]


強力の神が乗り移った運命の5王子の一人で、元は開拓者'''ストロングマン'''。5王子の中でも抜きんでた巨体とパワーを持っているが、キン肉マンスーパー・フェニックスとの対戦ではその強みを見せる間もなく敗れ去った。試合中「強力の神にそそのかされてムリヤリ出場させられた」と弱音を吐いていた。
強力の神が乗り移った運命の5王子の一人で、元は開拓者'''ストロングマン'''。5王子の中でも抜きんでた巨体とパワーを持っているが、キン肉マンスーパー・フェニックスとの対戦ではその強みを見せる間もなく敗れ去った。試合中「強力の神にそそのかされてムリヤリ出場させられたんだ」と弱音を吐いていた。


アニメではわずかに戦う姿が描写されたほか、エピローグにてキン肉マンのフェイスフラッシュで他の運命の王子や超人達と共に復活した。
アニメではわずかに戦う姿が描写されたほか、エピローグにてキン肉マンのフェイスフラッシュで他の運命の王子や超人達と共に復活した。
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* 声 - 石森達幸
* 声 - 石森達幸


頭と両腕が[[ペンチ]]型をした勇猛果敢な超人。王位継承サバイバル・マッチ1回戦、先鋒としてマンモスマンと対戦し得意技の「ペンチ・クロー」を出すが、顔を傷つけられ逆上したマンモスマンの「パワフル・ノーズブリーカー」により胴体を真っ二つにされ敗北する
頭と両腕が[[ペンチ]]型をした勇猛果敢な超人。王位継承サバイバル・マッチ1回戦、先鋒としてマンモスマンと対戦し得意技の「ペンチ・クロー」を出すが、顔を傷つけられ逆上したマンモスマンの「パワフル・ノーズブリーカー」により胴体を真っ二つにされ敗北した


; 主な肩書き
; 主な肩書き
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* 声 - 川津泰彦
* 声 - 川津泰彦


[[戦車]]型の超人。背中が砲台、腕が銃になっている。アニメ版では両腕が素手に、両足が裸足からシューズに変更。強力チームの次鋒として登場した直後、マンモスマンの「ノーズフェンシング」により一撃で倒され。本編ではその後登場しないが入院しており、あっけなく敗れ去ったビッグボディに対してコメントを求められた際、ノーコメントとしていた<ref>TEAM MUSCLE編「ウワサのキン肉新聞 肉スポPartIII キン肉星王位争奪戦」『キン肉マン 特盛』139頁。</ref>。
[[戦車]]型の超人。背中が砲台、腕が銃になっている。アニメ版では両腕が素手に、両足が裸足からシューズに変更。強力チームの次鋒として登場した直後、マンモスマンの「ノーズフェンシング」により一撃で倒され。本編ではその後登場しないが入院しており、あっけなく敗れ去ったビッグボディに対してコメントを求められた際、ノーコメントとしていた<ref>TEAM MUSCLE編「ウワサのキン肉新聞 肉スポPartIII キン肉星王位争奪戦」『キン肉マン 特盛』139頁。</ref>。


『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では時間超人・サンダーの伝説正義超人の回想に、のシルエットもある。
『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では時間超人・サンダーの伝説正義超人の回想に、レオパルドンのシルエットもある。


; 主な肩書き
; 主な肩書き
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* 声 - 川津泰彦
* 声 - 川津泰彦


聖地エルサレムの「嘆きの壁」のようなボディを持つ巨大な超人。王位継承サバイバル・マッチ一回戦ではキン肉マンチーム対飛翔チームが3試合を終える間、マンモスマンを相手に互角以上に渡り合う善戦を見せるが、マンモスマンの「ゴースト・キャンバス」により首を捻じ切られて絶命する。原作では、その死体はフェニックスの「デスボディ・シュート」により場外へと蹴り出され、テリーマンとロビンマスクをキン肉マンチームに合流させるための道具にされた。
聖地エルサレムの「嘆きの壁」のようなボディを持つ巨大な超人。王位継承サバイバル・マッチ一回戦ではキン肉マンチーム対飛翔チームが3試合を終える間、マンモスマンを相手に互角以上に渡り合う善戦を見せるが、マンモスマンの「ゴースト・キャンバス」により首を捻じ切られて絶命した。原作では、その死体はフェニックスの「デスボディ・シュート」により場外へと蹴り出され、テリーマンとロビンマスクをキン肉マンチームに合流させるための道具にされた。


読者投稿時の名前はゴーレマンで、「サンシャインの兄?」と書かれていた。身長体重の設定はサンシャインと同じ。
読者投稿時の名前はゴーレマンで、「サンシャインの兄?」と書かれていた。身長体重の設定はサンシャインと同じ。
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頭にヘッドギア状のパーツを装着した超人。王位継承サバイバル・マッチ一回戦でマンモスマンと対戦し、マンモス・ラリアートに対し得意のキャノン・ラリアートを放ち、相討ちで両者ノックアウトとなる。しかし実際には、フェニックスとビッグボディを直接対戦させるためのお膳立てを目的としたマンモスマンの演技でしかなかった。
頭にヘッドギア状のパーツを装着した超人。王位継承サバイバル・マッチ一回戦でマンモスマンと対戦し、マンモス・ラリアートに対し得意のキャノン・ラリアートを放ち、相討ちで両者ノックアウトとなる。しかし実際には、フェニックスとビッグボディを直接対戦させるためのお膳立てを目的としたマンモスマンの演技でしかなかった。


読者投稿時の名前はキャノンボールマン。『キン肉マンII世』の超人オリンピック組み合わせ抽選会で、抽選用の巨大パチンコに他の正義超人と一緒にの顔も写されている。
読者投稿時の名前はキャノンボールマン。『キン肉マンII世』の超人オリンピック組み合わせ抽選会で、抽選用の巨大パチンコに他の正義超人と一緒にキャノン・ボーラーの顔も写されている。


ゲーム『[[キン肉マンII世 超人聖戦史]]』では超人オリンピック ザ・ビッグファイトでじゃんけん競技に登場。その後、有名な超人になる方法についてを悩むイベントで登場する。
ゲーム『[[キン肉マンII世 超人聖戦史]]』では超人オリンピック ザ・ビッグファイトでじゃんけん競技に登場。その後、有名な超人になる方法についてを悩むイベントで登場する。
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=== 技巧チーム ===
=== 技巧チーム ===
技巧の神が乗り移ったキン肉マンゼブラが集めたチーム。ゼブラ以外のメンバーは四天王とも呼ばれ、いずれも大金で雇われた。他の超人には見られない独自の技でキン肉マンチームを翻弄する。最後は両チームの大将・副将によるタッグマッチとなり、キン肉マンチームに敗北する
技巧の神が乗り移ったキン肉マンゼブラが集めたチーム。ゼブラ以外のメンバーは四天王とも呼ばれ、いずれも大金で雇われた。他の超人には見られない独自の技でキン肉マンチームを翻弄する。最後は両チームの大将・副将によるタッグマッチとなり、キン肉マンチームに敗北した
* [[キン肉マンゼブラ|キン肉マンゼブラ(パワフルマン)]]
* [[キン肉マンゼブラ|キン肉マンゼブラ(パワフルマン)]]


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[[オートバイ]]をモチーフとした機械超人で、タイヤを装備して人間型からバイク型に変形できる。ガソリンと電気をエネルギー源としており、バイクマンへの充電のためだけにモーターマンをチームに加入させるなど、ゼブラから戦力として相当に信頼をおかれていた。電気を自在に操ることもできる。
[[オートバイ]]をモチーフとした機械超人で、タイヤを装備して人間型からバイク型に変形できる。ガソリンと電気をエネルギー源としており、バイクマンへの充電のためだけにモーターマンをチームに加入させるなど、ゼブラから戦力として相当に信頼をおかれていた。電気を自在に操ることもできる。


王位継承サバイバル・マッチ準決勝の会場である[[姫路城]]入りの直前、ラーメンマンからの奇襲を受けて監禁され、変装した彼と入れ替わられてしまう。準決勝の途中で会場に駆けつけ、ラーメンマンとサンダードームデスマッチ(金網デスマッチの一種)で戦う。一時は死に追いやるなどラーメンマンを苦しめたが、九龍城落地を受けて敗北。謎の予言を残して死亡する
王位継承サバイバル・マッチ準決勝の会場である[[姫路城]]入りの直前、ラーメンマンからの奇襲を受けて監禁され、変装した彼と入れ替わられてしまう。準決勝の途中で会場に駆けつけ、ラーメンマンとサンダードームデスマッチ(金網デスマッチの一種)で戦う。一時は死に追いやるなどラーメンマンを苦しめたが、九龍城落地を受けて敗北。謎の予言を残して死亡した


初登場時はライダーマンと呼ばれていた(文庫版などでは修正)。
初登場時はライダーマンと呼ばれていた(文庫版などでは修正)。
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* 声 - 田中秀幸 / 中村秀利(王位編) / [[掛川裕彦]](寄生超人)
* 声 - 田中秀幸 / 中村秀利(王位編) / [[掛川裕彦]](寄生超人)


サムソン・ティーチャーとしては夢の超人タッグ編で初登場。アシュラマンの[[家庭教師]]で、命を大切にすることをモットーとしている。「竜巻地獄」「阿修羅バスター」「阿修羅稲綱落とし」などはがアシュラマンに授けた技である。幼い頃のアシュラマンに愛の大切さを教え、激流に落ちたを救うが自分が流され行方不明となった。一命は取り留めたものの激流のために両脚を砕かれてしまい、知性の神に助けを請い寄生虫サタンクロスを身に宿すことになる。これをきっかけに残虐の精神を身につけ、肉体再生後はサタンクロスを名乗。賞金稼ぎとして生活していたが、知性の神への借りを返すべくフェニックスの知性チームへ参加する。
サムソン・ティーチャーとしては夢の超人タッグ編で初登場。アシュラマンの[[家庭教師]]で、命を大切にすることをモットーとしている。「竜巻地獄」「阿修羅バスター」「阿修羅稲綱落とし」などはサムソンがアシュラマンに授けた技である。幼い頃のアシュラマンに愛の大切さを教え、激流に落ちたアシュラマンを救うが自分が流され行方不明となった。一命は取り留めたものの激流のために両脚を砕かれてしまい、知性の神に助けを請い寄生虫サタンクロスを身に宿すことになる。これをきっかけに残虐の精神を身につけ、肉体再生後はサタンクロスを名乗った。賞金稼ぎとして生活していたが、知性の神への借りを返すべくフェニックスの知性チームへ参加する。


当初はオーバーボディに身を包み、西洋の忍者超人を名乗っていた。王位継承サバイバル・マッチ準決勝の先鋒として登場し、残虐チームのザ・ニンジャとの西洋東洋忍者対決を制した。そして次鋒アシュラマンとの戦いの最中、オーバーボディが破れサムソンの姿を現す。この師弟対決は両者ノックアウトの引き分けに終わる。
当初はオーバーボディに身を包み、西洋の忍者超人を名乗っていた。王位継承サバイバル・マッチ準決勝の先鋒として登場し、残虐チームのザ・ニンジャとの西洋東洋忍者対決を制した。そして次鋒アシュラマンとの戦いの最中、オーバーボディが破れサムソンの姿を現す。この師弟対決は両者ノックアウトの引き分けに終わる。
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自らのプリズムボディに太陽光線を取り込んで発射する「レインボー・シャワー」が得意技。この光線には、超人にとって有害な「カピラリア七光線」が含まれている。
自らのプリズムボディに太陽光線を取り込んで発射する「レインボー・シャワー」が得意技。この光線には、超人にとって有害な「カピラリア七光線」が含まれている。


初期はミステリアスパートナー1号として姿を隠し登場。王位継承サバイバル・マッチ準決勝、キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)率いる残虐チームとの対戦中にプリズムの姿を現し、3対3の6人タッグマッチ戦のメンバーとしてリングに上がる。タッグマッチでは事実上ブロッケンJr.との1対1の構図になる。試合中にレインボー・シャワーでソルジャーを狙うが、超人から人間に戻ったブロッケンJr.によって阻止され、最後はブロッケンJr.の決死の技ブレーメン・サンセットを受けて引き分け
初期はミステリアスパートナー1号として姿を隠し登場。王位継承サバイバル・マッチ準決勝、キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)率いる残虐チームとの対戦中にプリズムの姿を現し、3対3の6人タッグマッチ戦のメンバーとしてリングに上がる。タッグマッチでは事実上ブロッケンJr.との1対1の構図になる。試合中にレインボー・シャワーでソルジャーを狙うが、超人から人間に戻ったブロッケンJr.によって阻止され、最後はブロッケンJr.の決死の技ブレーメン・サンセットを受けて引き分け


決勝のキン肉マンチーム戦では[[ラーメンマン]]と対戦。対戦舞台となった[[ジャングルジム]]にレインボー・シャワーを反射させる仕掛けを仕組んでおくなど、有利な条件下にあったにも関わらず、ラーメンマンの閃きと九龍城落地により敗北する
決勝のキン肉マンチーム戦では[[ラーメンマン]]と対戦。対戦舞台となった[[ジャングルジム]]にレインボー・シャワーを反射させる仕掛けを仕組んでおくなど、有利な条件下にあったにも関わらず、ラーメンマンの閃きと九龍城落地により敗北。


ゆでたまごによると初期の超人クリスタルマンを充分活かしきれなかったという後悔があって、その反省から強豪に進化させた超人であるという。作画では気を抜くとギャグ系の超人に見えるため、貫禄の維持が大変であると語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.32 プリズマン」『キン肉マン 第32巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870756-3、188-189頁。</ref>。
ゆでたまごによると初期の超人クリスタルマンを充分活かしきれなかったという後悔があって、その反省から強豪に進化させた超人であるという。作画では気を抜くとギャグ系の超人に見えるため、貫禄の維持が大変であると語る<ref>ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.32 プリズマン」『キン肉マン 第32巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870756-3、188-189頁。</ref>。
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ホッケーマスク状の仮面を被り、背中から巨大な指が生えた姿の超人。当初は尻尾が生えていたが、後に削除されている。目の前のあらゆる物体や別の超人に変身する特殊能力を持つ。笑い声は「フォーフォフォ」。宇宙の犯罪超人を処刑することを生業とし、ハントした超人の首を巨大指の先にコレクションしている。この首は戦闘時に操ることが可能。Ω・カタストロフドロップ以外にも巨大指を使った技があることが扉絵で紹介されている。また、超人ハントの際は銃を使う。
ホッケーマスク状の仮面を被り、背中から巨大な指が生えた姿の超人。当初は尻尾が生えていたが、後に削除されている。目の前のあらゆる物体や別の超人に変身する特殊能力を持つ。笑い声は「フォーフォフォ」。宇宙の犯罪超人を処刑することを生業とし、ハントした超人の首を巨大指の先にコレクションしている。この首は戦闘時に操ることが可能。Ω・カタストロフドロップ以外にも巨大指を使った技があることが扉絵で紹介されている。また、超人ハントの際は銃を使う。


超人閻魔から[[ネプチューンマン]]やキン肉マンチーム抹殺の依頼を受け、知性チームに加わる。決勝戦の中堅戦においてジェロニモを破り、最終戦では数々の物体に変身してネプチューンマンとキン肉マンを苦しめた。しかしプリンス・カメハメに変身したことが仇となり、戦いの中でカメハメ100殺法をマスターしたキン肉マンの「完璧マッスル・スパーク」を受けて敗れ。倒されたオメガマンの遺体は大会委員会側によっていったん片付けられた描写があるが、再びリング上に戻っていた。預言書のページが燃えたことで遺体も消滅し、その間際に腕を組み祈るような状態になっており、キン肉マンに何かを託すような姿で消えていった。
超人閻魔から[[ネプチューンマン]]やキン肉マンチーム抹殺の依頼を受け、知性チームに加わる。決勝戦の中堅戦においてジェロニモを破り、最終戦では数々の物体に変身してネプチューンマンとキン肉マンを苦しめた。しかしプリンス・カメハメに変身したことが仇となり、戦いの中でカメハメ100殺法をマスターしたキン肉マンの「完璧マッスル・スパーク」を受けて敗れ。倒されたオメガマンの遺体は大会委員会側によっていったん片付けられた描写があるが、再びリング上に戻っていた。預言書のページが燃えたことで遺体も消滅し、その間際に腕を組み祈るような状態になっており、キン肉マンに何かを託すような姿で消えていった。


ネプチューンマンは「超人閻魔、フェニックスといった強大なバックアップがないと何もできない軟弱な奴」と評している(そのような者を最も嫌うという意見では、完璧超人と正義超人は一致している)。しかし忠誠心はあり、フェニックスを我が身に代えて守ろうとした。
ネプチューンマンは「超人閻魔、フェニックスといった強大なバックアップがないと何もできない軟弱な奴」と評している(そのような者を最も嫌うという意見では、完璧超人と正義超人は一致している)。しかし忠誠心はあり、フェニックスを我が身に代えて守ろうとした。
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王位継承サバイバル・マッチにおけるキン肉マン最初の対戦相手。背中に翼、つま先に鉤爪を持つ。頭部にヘルバードと呼ばれる[[鷹]]を飼っている。ヘルバードは他の鳥類やホークマンそっくりの姿に変身できる。自身の羽毛を保護色のようにして姿を消すことも可能。笑い声は「ホーホホホ」。
王位継承サバイバル・マッチにおけるキン肉マン最初の対戦相手。背中に翼、つま先に鉤爪を持つ。頭部にヘルバードと呼ばれる[[鷹]]を飼っている。ヘルバードは他の鳥類やホークマンそっくりの姿に変身できる。自身の羽毛を保護色のようにして姿を消すことも可能。笑い声は「ホーホホホ」。


兵隊超人としての生活に嫌気がさしており、キン肉マンを倒し邪悪の神に認めてもらおうとしていた。姿を消した状態でキン肉マンを攻め立てるが、ヘルバードの帰巣本能を逆手に取られて居場所を悟られ、キン肉ドライバーを受けて敗れ
兵隊超人としての生活に嫌気がさしており、キン肉マンを倒し邪悪の神に認めてもらおうとしていた。姿を消した状態でキン肉マンを攻め立てるが、ヘルバードの帰巣本能を逆手に取られて居場所を悟られ、キン肉ドライバーを受けて敗れ


読者考案の同名超人とコンドル・マスクを合わせたデザインとなっている。
読者考案の同名超人とコンドル・マスクを合わせたデザインとなっている。
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頭部がビデオカメラになっているほか、身体がビデオ編集機器で構成された機械超人。撮影した映像に対し巻き戻しやビデオ合成などの操作をすると、それがそのまま現実に反映されるという特殊能力を持つ。
頭部がビデオカメラになっているほか、身体がビデオ編集機器で構成された機械超人。撮影した映像に対し巻き戻しやビデオ合成などの操作をすると、それがそのまま現実に反映されるという特殊能力を持つ。


キン肉マンとの対戦で各機能を駆使して苦しめたが、自らの攻撃方法の弱点を見抜かれ、ネオキン肉バスターと超人絞殺刑の連続攻撃で敗北。それでも生きており、続くキン肉マン対ミキサー大帝の試合では、最後の力を振り絞って状況予測装置と編集機能により大帝が倒されるシーンを削除。チームメイトの勝利を助けて死んでいった。原作ではキン肉マンの動きを止めた後に無抵抗の相手をいたぶっても面白くないということで元に戻したが、アニメでは嬲り続けている(キン肉マンは何とか動く舌でスイッチを押して難を逃れている)。
キン肉マンとの対戦で各機能を駆使して苦しめたが、自らの攻撃方法の弱点を見抜かれ、ネオキン肉バスターと超人絞殺刑の連続攻撃で敗北。それでも生きており、続くキン肉マン対ミキサー大帝の試合では、最後の力を振り絞って状況予測装置と編集機能によりミキサー大帝が倒されるシーンを削除。チームメイトの勝利を助けて死んでいった。原作ではキン肉マンの動きを止めた後に無抵抗の相手をいたぶっても面白くないということで元に戻したが、アニメでは嬲り続けている(キン肉マンは何とか動く舌でスイッチを押して難を逃れている)。


読者投稿時の名前はマックスター<ref>ゆでたまご「衝撃!!キン肉マン覆面狩りポスター」『肉萬 〜キン肉マン萬之書〜』集英社、2008年8月31日、ISBN 978-4-08-908081-8、6-8頁。</ref>。
読者投稿時の名前はマックスター<ref>ゆでたまご「衝撃!!キン肉マン覆面狩りポスター」『肉萬 〜キン肉マン萬之書〜』集英社、2008年8月31日、ISBN 978-4-08-908081-8、6-8頁。</ref>。
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キン肉マンとの対戦で、パワー分離機により火事場のクソ力を肉体から分離させた。これによりキン肉マンは一時的に超人墓場へ送り込まれてしまうが、ウォーズマンの助力で復活。残った95万パワーでミキサー大帝にキン肉ドライバーを仕掛ける。しかしミスター・VTRが状況予測と編集機能で技を妨害し、エルボードロップで逆転勝ちとなった。実はこの時、キン肉マンによりボディのネジを1本抜き取られていた。
キン肉マンとの対戦で、パワー分離機により火事場のクソ力を肉体から分離させた。これによりキン肉マンは一時的に超人墓場へ送り込まれてしまうが、ウォーズマンの助力で復活。残った95万パワーでミキサー大帝にキン肉ドライバーを仕掛ける。しかしミスター・VTRが状況予測と編集機能で技を妨害し、エルボードロップで逆転勝ちとなった。実はこの時、キン肉マンによりボディのネジを1本抜き取られていた。


続くミートとの試合では、相手を力のない小者と見くびっていたが、長年に渡りアイドル超人たちの戦いを間近で見ていたミートは優れたテクニックで奮戦。それでも反撃に出てをパワー分離機に投げ込もうとしたが回避され、閉門クラッシュで胴を砕かれる。間髪入れずバックドロップを決められ、ネジが抜けていたこともあり技の衝撃で全身がバラバラになって敗北した。なお、抜かれたネジは後に記念品としてキン肉城の寝室に飾られている。
続くミートとの試合では、相手を力のない小者と見くびっていたが、長年に渡りアイドル超人たちの戦いを間近で見ていたミートは優れたテクニックで奮戦。それでも反撃に出てミートをパワー分離機に投げ込もうとしたが回避され、閉門クラッシュで胴を砕かれる。間髪入れずバックドロップを決められ、ネジが抜けていたこともあり技の衝撃で全身がバラバラになって敗北した。なお、抜かれたネジは後に記念品としてキン肉城の寝室に飾られている。


キン肉マンとの試合前、パワー分離機を説明するため子犬を投げ入れ、骨と皮に分離させていた。アニメではコンクリートの柱をセメントと鉄柱に分離することに変更された。
キン肉マンとの試合前、パワー分離機を説明するため子犬を投げ入れ、骨と皮に分離させていた。アニメではコンクリートの柱をセメントと鉄柱に分離することに変更された。
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完璧・無量大数軍の一人。“完裂”の異名を持つ。両肩に巨大な「裂殺タイヤ」を装備し、両膝下はサスペンションになっている巨漢。その異名は巨大タイヤにより対戦相手の皮膚を完全に切り裂き死に追いやることを意味する。
完璧・無量大数軍の一人。“完裂”の異名を持つ。両肩に巨大な「裂殺タイヤ」を装備し、両膝下はサスペンションになっている巨漢。その異名は巨大タイヤにより対戦相手の皮膚を完全に切り裂き死に追いやることを意味する。


超人と子供たちのファン感謝デーに乱入した際、カナディアンマンとスペシャルマンを倒す。全面対抗戦の一番手としてテリーマンと対戦し、巨大タイヤやサスペンションの脚を攻防に活かして苦しめた。しかし不屈の粘りを見せるテリーに右のタイヤを破壊され、カーフブランディング、テキサスコンドルキック、ブレーンバスターの連続攻撃でKO負け。完璧超人の掟に従いストロング・ザ・武道の竹刀でボディを刺し貫き自害する。
超人と子供たちのファン感謝デーに乱入した際、カナディアンマンとスペシャルマンを倒す。全面対抗戦の一番手としてテリーマンと対戦し、巨大タイヤやサスペンションの脚を攻防に活かして苦しめた。しかし不屈の粘りを見せるテリーマンに右のタイヤを破壊され、カーフブランディング、テキサスコンドルキック、ブレーンバスターの連続攻撃でKO負け。完璧超人の掟に従いストロング・ザ・武道の竹刀でボディを刺し貫き自害する。


==== ターボメン ====
==== ターボメン ====
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悪魔超人軍を相手の全面対抗戦第一線では、東ドイツ・ブランデンブルク門にてミスターカーメンと対戦。カーメンの秘術に翻弄されミイラパッケージに閉じ込められるが、肉体の半分が機械であるためミイラにされず、逆転勝利を収める。
悪魔超人軍を相手の全面対抗戦第一線では、東ドイツ・ブランデンブルク門にてミスターカーメンと対戦。カーメンの秘術に翻弄されミイラパッケージに閉じ込められるが、肉体の半分が機械であるためミイラにされず、逆転勝利を収める。


第二戦では、鳥取砂丘に出現した階段ピラミッドの第2ステップでブロッケンJr.と戦う。序盤は押されるが一気に反撃してKO寸前まで追い詰めた。しかしラーメンマンの激励で闘志を取り戻したブロッケンJr.の連続攻撃を受け、折られたアイアングローブの隙間から「ベルリンの赤い雨」で切り裂かれて敗北。試合後、機械でできた心臓部を自ら握りつぶし自害する
第二戦では、鳥取砂丘に出現した階段ピラミッドの第2ステップでブロッケンJr.と戦う。序盤は押されるが一気に反撃してKO寸前まで追い詰めた。しかしラーメンマンの激励で闘志を取り戻したブロッケンJr.の連続攻撃を受け、折られたアイアングローブの隙間から「ベルリンの赤い雨」で切り裂かれて敗北。試合後、機械でできた心臓部を自ら握りつぶし自害した


==== ダルメシマン ====
==== ダルメシマン ====
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全面対抗戦第二戦では、鳥取砂丘に出現したサッカラの階段ピラミッドの第一ステップにてラーメンマンと戦う。戦いの中で超人拳法伝承者であることを明かし、自分を殺す気で戦おうとしないラーメンマンの「生かす拳」に怒りを見せるが、自身も正々堂々の勝利を目指すことを信条とし殺人拳を良しとしていない。
全面対抗戦第二戦では、鳥取砂丘に出現したサッカラの階段ピラミッドの第一ステップにてラーメンマンと戦う。戦いの中で超人拳法伝承者であることを明かし、自分を殺す気で戦おうとしないラーメンマンの「生かす拳」に怒りを見せるが、自身も正々堂々の勝利を目指すことを信条とし殺人拳を良しとしていない。


合わせ鏡の如き超人拳法の応酬の末、ラーメンマンによる首への集中攻撃と、両肩の紅龍・蒼龍を首に巻きつけた変形版の「九龍城落地」によって絞め落とされて失神KO負け。敗北後、ラーメンマンの強さを認めながらも完璧超人の掟に従い、蒼龍に自らの心臓を食い破らせ自害する
合わせ鏡の如き超人拳法の応酬の末、ラーメンマンによる首への集中攻撃と、両肩の紅龍・蒼龍を首に巻きつけた変形版の「九龍城落地」によって絞め落とされて失神KO負け。敗北後、ラーメンマンの強さを認めながらも完璧超人の掟に従い、蒼龍に自らの心臓を食い破らせ自害した


==== ジャック・チー ====
==== ジャック・チー ====
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完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完幻”の異名を持つ。白い肌でナイフを仕込んだ帽子と黒装束に身を包む。完璧・無量大数軍のイリュージョニストと自称し、相手を幻惑・撹乱するような技を使いこなす。同時に、細身の体躯に似合わずバッファローマンのハリケーン・ミキサーを正面から受け止め、皮膚を容易に毟り取るほどの握力を持つ。一人称は「私」または「わたくし」で口調も丁寧語(そのため、悪魔超人達からは「オネエ野郎」と呼ばれていた)、笑い声は「ニャガニャガ」。名前は死神(グリムリーパー)に由来する。完璧・無量大数軍の最古参でもある。
完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完幻”の異名を持つ。白い肌でナイフを仕込んだ帽子と黒装束に身を包む。完璧・無量大数軍のイリュージョニストと自称し、相手を幻惑・撹乱するような技を使いこなす。同時に、細身の体躯に似合わずバッファローマンのハリケーン・ミキサーを正面から受け止め、皮膚を容易に毟り取るほどの握力を持つ。一人称は「私」または「わたくし」で口調も丁寧語(そのため、悪魔超人達からは「オネエ野郎」と呼ばれていた)、笑い声は「ニャガニャガ」。名前は死神(グリムリーパー)に由来する。完璧・無量大数軍の最古参でもある。


全面対抗戦の第二戦では、鳥取砂丘に出現した階段ピラミッドの第4ステップでスプリングマンと対戦。しかし第5ステップの崩落により試合はタッグマッチへ移行し、ターボメンと「ジョン・ドウズ」を組んでバッファローマン&スプリングマンの「ディアボロス」と戦う。初めてタッグを組んだ即席チームでありながら連携の取れたツープラトン攻撃でディアボロスを攻めたてる。余裕にあふれた不敵な態度を取っているが、バッファローマンがジョン・ドウズ・アロウを受け止めた時には驚きを隠せず、をはじめとする超人たちのパワーの変化に興味を持つ。
全面対抗戦の第二戦では、鳥取砂丘に出現した階段ピラミッドの第4ステップでスプリングマンと対戦。しかし第5ステップの崩落により試合はタッグマッチへ移行し、ターボメンと「ジョン・ドウズ」を組んでバッファローマン&スプリングマンの「ディアボロス」と戦う。初めてタッグを組んだ即席チームでありながら連携の取れたツープラトン攻撃でディアボロスを攻めたてる。余裕にあふれた不敵な態度を取っているが、バッファローマンがジョン・ドウズ・アロウを受け止めた時には驚きを隠せず、バッファローマンをはじめとする超人たちのパワーの変化に興味を持つ。


ターボメンとスプリングマンが倒れた後、ターボメンの亡骸からアースユニットを奪い取り自身の右腕に移植。それを使ってバッファローマンの超人強度を査定しようと目論む。多彩な技でバッファローマンを追い詰め、悪魔超人としての全力を出させた上でパワー査定を開始するが、超人強度8000万パワーまで吸収可能なアースユニットが増大したパワーに耐え切れず破裂してしまう。直後、パワーを取り戻したバッファローマンのハリケーン・ミキサー2連発と超人十字架落としを受けてKO負け。しかしすぐ立ち上がり、「敬意を評し私を殺害する権利を与える」と発言。ロングホーンで胸を貫かせると、謎めいた言葉を残し消えていった。
ターボメンとスプリングマンが倒れた後、ターボメンの亡骸からアースユニットを奪い取り自身の右腕に移植。それを使ってバッファローマンの超人強度を査定しようと目論む。多彩な技でバッファローマンを追い詰め、悪魔超人としての全力を出させた上でパワー査定を開始するが、超人強度8000万パワーまで吸収可能なアースユニットが増大したパワーに耐え切れず破裂してしまう。直後、パワーを取り戻したバッファローマンのハリケーン・ミキサー2連発と超人十字架落としを受けてKO負け。しかしすぐ立ち上がり、「敬意を評し私を殺害する権利を与える」と発言。ロングホーンで胸を貫かせると、謎めいた言葉を残し消えていった。


その後、スペインの[[サグラダ・ファミリア]]上空に出現。正体は完璧超人始祖のサイコマンであった。
その後、スペインの[[サグラダ・ファミリア]]上空に出現したその正体は完璧超人始祖のひとり・サイコマンであった。


==== ポーラマン ====
==== ポーラマン ====
1,596行目: 1,596行目:
完璧・無量大数軍の第二陣として姿を現した一人。“完力”の異名を持つ。白熊の毛皮を羽織った巨漢超人。必殺技のマッキンリー颪には自らの下半身で着地するパターンと相手の体を下敷きにして着地する2種類のパターンが存在する。
完璧・無量大数軍の第二陣として姿を現した一人。“完力”の異名を持つ。白熊の毛皮を羽織った巨漢超人。必殺技のマッキンリー颪には自らの下半身で着地するパターンと相手の体を下敷きにして着地する2種類のパターンが存在する。


全面対抗戦第二戦では、階段ピラミッドの最上段にリングを設けウォーズマンと対戦する。ロビンマスクの死で冷静さを欠いたウォーズマンの攻撃を“完力”の異名通りの鋼のような筋肉で防ぎ、持ち前の怪力による猛攻でK.O寸前まで追い詰めたが、迷いを断ち切りスーパーユウジョウモードを発動したウォーズマンのパロ・スペシャル ジ・エンドにより全身の骨を砕かれて敗北する
全面対抗戦第二戦では、階段ピラミッドの最上段にリングを設けウォーズマンと対戦する。ロビンマスクの死で冷静さを欠いたウォーズマンの攻撃を“完力”の異名通りの鋼のような筋肉で防ぎ、持ち前の怪力による猛攻でK.O寸前まで追い詰めたが、迷いを断ち切りスーパーユウジョウモードを発動したウォーズマンのパロ・スペシャル ジ・エンドにより全身の骨を砕かれて敗北。


試合後、完璧・無量大数軍の掟をウォーズマンに語る。骨を折られて自害できないためネメシスの介錯を望み、胸を貫かせて死亡。鳥取砂丘の砂の中に葬られ
試合後、完璧・無量大数軍の掟をウォーズマンに語る。骨を折られて自害できないためネメシスの介錯を望み、胸を貫かせて死亡。鳥取砂丘の砂の中に葬られ


試合中、機械超人は闘うことしか考えていない超人だと罵るがウォーズマンとの死闘の末に心境が変化し、埋葬される寸前にそれを訂正した。
試合中、機械超人は闘うことしか考えていない超人だと罵るがウォーズマンとの死闘の末に心境が変化し、埋葬される寸前にそれを訂正した。


死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚される。完璧・無量大数軍の存在がサイコマンの正体を隠すための隠れ蓑であったことを悟るが、サイコマンによって消滅させられ
死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚される。完璧・無量大数軍の存在がサイコマンの正体を隠すための隠れ蓑であったことを悟るが、サイコマンによって消滅させられ


=== 完璧超人始祖 ===
=== 完璧超人始祖 ===
1,633行目: 1,633行目:
正面から組んだパワー勝負は完璧超人始祖随一で、その姿勢は超人閻魔の理想に最も近いと評される。また、集中力と反射神経をさらに養い究極にまで高めた時、「パーフェクト・ザ・ルール」の称号を与えることを約束される。そして精神修行を重ね、背後からの攻撃を一切受け付けない完璧超人奥義"アビスガーディアン"を身につける。そのため、背中には太古の昔にゴールドマンからつけられたひとつの傷しかない。
正面から組んだパワー勝負は完璧超人始祖随一で、その姿勢は超人閻魔の理想に最も近いと評される。また、集中力と反射神経をさらに養い究極にまで高めた時、「パーフェクト・ザ・ルール」の称号を与えることを約束される。そして精神修行を重ね、背後からの攻撃を一切受け付けない完璧超人奥義"アビスガーディアン"を身につける。そのため、背中には太古の昔にゴールドマンからつけられたひとつの傷しかない。


「禁断の石臼」を逆に回そうとする悪魔将軍を止めるため対戦する。"アビスガーディアン"により悪魔将軍の攻撃を防ぎつつパワーファイトで硬度調節機能を破壊したが、"アビスガーディアン"が背後からの攻撃にしか反応しない弱点を大雪山落としによって破られ、最後は地獄の断頭台を受けて敗北する
「禁断の石臼」を逆に回そうとする悪魔将軍を止めるため対戦する。"アビスガーディアン"により悪魔将軍の攻撃を防ぎつつパワーファイトで硬度調節機能を破壊したが、"アビスガーディアン"が背後からの攻撃にしか反応しない弱点を大雪山落としによって破られ、最後は地獄の断頭台を受けて敗北。


==== ペインマン ====
==== ペインマン ====
1,672行目: 1,672行目:
"完璧・拾式"(パーフェクト・テンス)の称号を持つ完璧超人始祖。「雷のダンベル」を所有する。本来は超人墓場からの出入りができない完璧超人始祖の中で唯一、超人閻魔より出入りを許されている。表向きは完璧・無量大数軍のグリムリパーとして活動していた。黒を基調としたグリムリパーの衣装から、対照的に白を基調とし細部も異なる衣装に変化するが全体的な外見は同様。
"完璧・拾式"(パーフェクト・テンス)の称号を持つ完璧超人始祖。「雷のダンベル」を所有する。本来は超人墓場からの出入りができない完璧超人始祖の中で唯一、超人閻魔より出入りを許されている。表向きは完璧・無量大数軍のグリムリパーとして活動していた。黒を基調としたグリムリパーの衣装から、対照的に白を基調とし細部も異なる衣装に変化するが全体的な外見は同様。


マグネット・パワーを初めに発見した超人で、手の甲からエネルギーを放つ。かつてネプチューン・キングの強さを見込んでマグネット・パワーのコツを伝授したことがあったが、後にネプチューン・キングが強さに溺れてしまったため、のことは最低の小者と呼んで蔑んでいる。
マグネット・パワーを初めに発見した超人で、手の甲からエネルギーを放つ。かつてネプチューン・キングの強さを見込んでマグネット・パワーのコツを伝授したことがあったが、後にネプチューン・キングが強さに溺れてしまったため、ネプチューン・キングのことは最低の小者と呼んで蔑んでいる。


鳥取砂丘にてバッファローマンに殺害されたように見せかけ、ある目的を遂行するためにサグラダ・ファミリアに移動し、サイコマンの正体を明かす。そこで悪魔六騎士の一人・プラネットマンと対戦。プラネットマンの多彩でトリッキーな技をバッファローマン戦でも見せた握力とマグネット・パワーで圧倒した。プラネットマンの最後の大技・人面プラネットによって召喚されたかつての同士、完璧・無量大数軍に対しても容赦なく攻撃を加え次々と消滅させて、勝利を収めた。
鳥取砂丘にてバッファローマンに殺害されたように見せかけ、ある目的を遂行するためにサグラダ・ファミリアに移動し、サイコマンの正体を明かす。そこで悪魔六騎士の一人・プラネットマンと対戦。プラネットマンの多彩でトリッキーな技をバッファローマン戦でも見せた握力とマグネット・パワーで圧倒した。プラネットマンの最後の大技・人面プラネットによって召喚されたかつての同士、完璧・無量大数軍に対しても容赦なく攻撃を加え次々と消滅させて、勝利を収めた。
1,978行目: 1,978行目:
* 声 - 掛川裕彦
* 声 - 掛川裕彦


キン肉マンゼブラに乗り移った'''邪悪の神'''。'''技の神'''とも呼ばれる。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤にはキン肉マンゼブラに変身してアイドル超人達に襲い掛かるも、ラーメンマンのレッグ・ラリアートにより返り討ちにされ
キン肉マンゼブラに乗り移った'''邪悪の神'''。'''技の神'''とも呼ばれる。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤にはキン肉マンゼブラに変身してアイドル超人達に襲い掛かるも、ラーメンマンのレッグ・ラリアートにより返り討ちにされ


=== 強力の神 ===
=== 強力の神 ===
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* 声 - 平野正人
* 声 - 平野正人


キン肉マンビッグボディに乗り移った邪悪の神。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤にはキン肉マンビッグボディに変身してアイドル超人達に襲い掛かったが、ウルフマンの居返り投げにより返り討ちにされ
キン肉マンビッグボディに乗り移った邪悪の神。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤にはキン肉マンビッグボディに変身してアイドル超人達に襲い掛かったが、ウルフマンの居返り投げにより返り討ちにされ


=== 残虐の神 ===
=== 残虐の神 ===
1,998行目: 1,998行目:
* 声 - 千葉繁→中村秀利(26話 - )
* 声 - 千葉繁→中村秀利(26話 - )


キン肉マンソルジャーに乗り移った邪悪の神。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤にはソルジャーの姿に変身してアイドル超人たちに襲い掛かるが、ジェシー・メイビアのパイルドライバーにより返り討ちにされ
キン肉マンソルジャーに乗り移った邪悪の神。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤にはソルジャーの姿に変身してアイドル超人たちに襲い掛かるが、ジェシー・メイビアのパイルドライバーにより返り討ちにされ


=== 天の女王 ===
=== 天の女王 ===
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* 声 - 佐藤正治
* 声 - 佐藤正治


キン肉マンマリポーサに乗り移った邪悪の神。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤には、マリポーサに変身してアイドル超人達に襲い掛かるも、テリーマンのブルドッキングヘッドロックにより返り討ちにされ
キン肉マンマリポーサに乗り移った邪悪の神。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤には、マリポーサに変身してアイドル超人達に襲い掛かるも、テリーマンのブルドッキングヘッドロックにより返り討ちにされ


=== 戦いの神 / ゴールドマン ===
=== 戦いの神 / ゴールドマン ===
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* 声 - 二又一成
* 声 - 二又一成


超人の神の一人。廃人同様になったジェロニモに三つの試練を課し、を超人として蘇らせた。元は超人で、幼い頃のジェロニモ兄妹が村人から迫害されるのを救い、悪に屈しない心を教えていた。
超人の神の一人。廃人同様になったジェロニモに三つの試練を課し、ジェロニモを超人として蘇らせた。元は超人で、幼い頃のジェロニモ兄妹が村人から迫害されるのを救い、悪に屈しない心を教えていた。


原作では後に登場する超人の神のようなデザインだったが、アニメでは大幅に変えられていた。
原作では後に登場する超人の神のようなデザインだったが、アニメでは大幅に変えられていた。
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* 声 - 鶴ひろみ / [[平松晶子]](王位編)
* 声 - 鶴ひろみ / [[平松晶子]](王位編)


雑誌『週刊HERO』の記者。テリーマンと恋仲になる。キン肉マンとも親しくを「キンちゃん」と呼ぶ。二階堂マリとは当初犬猿の仲で、ケンカすれば「尻軽女!」と言われていたが、後に親友になる。キン骨マンの策略により巨大化して街を襲ったことがある。口調は関西弁([[河内弁]])だが、アニメでは後にほとんど標準語で話すようになった。
雑誌『週刊HERO』の記者。テリーマンと恋仲になる。キン肉マンとも親しくキン肉マンのことを「キンちゃん」と呼ぶ。二階堂マリとは当初犬猿の仲で、ケンカすれば「尻軽女!」と言われていたが、後に親友になる。キン骨マンの策略により巨大化して街を襲ったことがある。口調は関西弁([[河内弁]])だが、アニメでは後にほとんど標準語で話すようになった。


『キン肉マンII世』ではテリーマンの妻で[[テリー・ザ・キッド]]の母。「究極の超人タッグ編」では出番が増えている。ハンチング帽子にポロシャツ、[[オーバーオール]]という服装を凛子から「関西弁を喋る超ダサイ女」と言われたが、かなりの美人に描かれている。
『キン肉マンII世』ではテリーマンの妻で[[テリー・ザ・キッド]]の母。「究極の超人タッグ編」では出番が増えている。ハンチング帽子にポロシャツ、[[オーバーオール]]という服装を凛子から「関西弁を喋る超ダサイ女」と言われたが、かなりの美人に描かれている。

2014年11月11日 (火) 21:36時点における版

キン肉マン > キン肉マンの登場人物/log20210605

キン肉マンの登場人物(キンにくマンのとうじょうじんぶつ)では、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』およびそのアニメ化作品に登場する架空の人物について一覧する。

個別の項目がある登場人物についてはリンク先を参照。

以下の項目では、団体やタッグや総称について解説する。それぞれ、続編の『キン肉マンII世』に登場するものも含む。

第1次怪獣退治編 初登場

アブドーラ / アブドドーラ

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 宇宙
  • 身長体重 - 不明
  • 超人強度 - 30万パワー?[要出典]
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - 凶器攻撃
  • タッグチーム - 怪獣組

宇宙怪獣の中で最も凶悪といわれている怪獣。国会議事堂を襲うも、テリーマンに一撃で敗れ去った。

後に猛虎星人とタッグを組み、「超人と怪獣どちらが偉いか決定戦」でテリーマン、キン肉マンとタッグで対戦。凶器攻撃でテリーマンを苦しめた。

アニメでの名前は「アブドドーラ」で、テリーマンに敗れた後にアブドドーラJr.が登場がしている。

アポロ・ザ・ジャイアント

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ
  • 身長体重 - 不明
  • 超人強度 - 35万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - 大ぶりアッパーカット

ボクシングの使い手の強豪怪獣。映画『ロッキー』に影響され、自身を名トレーナーだと思い込んだヨサクじいさんの特訓を受けたキン肉マンに敗れる(実際はダブルノックダウン)。

イワオ

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - ドクロ星
  • 身長体重 - 166cm 214kg
  • 超人強度 - 15万パワー
  • タッグチーム - 凸凹ブラザーズ、怪人師弟コンビ
  • - 佐藤正治 / 川津泰彦(王位編)

全身が岩石でできている怪獣。キン肉マンに2度もあっけなく敗れており、宇宙一弱いナチグロンよりさらに弱いと馬鹿にされていた。後に再登場し、キン骨マンを「先生」と呼び、舎弟となっていた。

アニメではギャグキャラクターとしてレギュラーで登場。アニメオリジナルの「地獄の極悪超人編」では、極悪超人と同じ裏超人界の出身であることを明らかにした。

モデルは海外アニメ『宇宙忍者ゴームズ』のガンロック[1]

主な肩書き
キン骨マンの舎弟
異名
  • 岩石怪獣
  • 単細胞
  • ダミ声のイワオ

ウコン

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 地球
  • 超人強度 - 不明

「南からの使者の巻」「伝説の救世主の巻」に登場。ルーツ島を占領した怪獣の頂点となる存在で、オクトバスドラゴンやハリゴラスを率いて何人もの島民を殺害した。ゴリラのような体型をしており、当初は生身の怪獣と思われていたが、キン肉マンの仕掛けたダイナマイト葉巻で表皮が吹き飛びロボットであることが判明。キン肉フラッシュを跳ね返すなど、キン肉マンを全く寄せ付けない程の強さだったが、島民に召喚されたマンモラーの体当たりによってバラバラに破壊される。その頭部から操縦していたキン骨マンとイワオが逃げ出し、彼らが黒幕であったと判明する。

劇場版第1作『キン肉マン』では忍者超人として同名のキャラクターが登場しているが、外見は異なり関連性はない。

エラギネス

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 宇宙
  • 超人強度 - 25万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - 火炎攻撃
  • 声 - 戸谷公次

顔のエラが張ったいかつい顔の怪獣。キン骨マンの策略でキン肉マンが捕まった際、ツバの掛け合いをしていた(アニメでは影の踏み合い)。連載前の読み切り版で初登場し、国宝の建造物「銅閣寺」を壊そうとした。

顔のモデルは作画担当の中井義則本人とも、笑福亭仁鶴とも語っている。また胴体部分はレッドキングをモチーフとしているという[2]

『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。

異名
エラ恐竜

オカマラス

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 宇宙
  • 身長体重 - 40m 3万t
  • 超人強度 - 3万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - いやなウィンク
  • 声 - はせさん治

オカマの怪獣。キン肉マンに惚れており、キン骨マンの罠に捕まった際に脱出のアシストをした。アニメでは身を挺してくれたオカマラスにキン肉マンは涙している。イワオに惚れられている。初登場である読み切り版「オカマラスの巻」では光線を吐いていた。

『キン肉マンII世』番外編「キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉マンを涙ながら見送っていた。

オクトバスドラゴン

  • 種別 - 怪獣

ルーツ島を荒らしていたウコンの配下。蛇の様な胴体に蛸の足が前後4本ずつ生えた姿で、腰に「SWWF」と書かれたベルトを着けている。キン肉マンと戦い、彼の必殺技を(拳を突きだしたポーズを取ったので)ゾフィのM87光線と勘違いしていたが、それはフェイントであり、直後にキン肉マンが放ったキン肉フラッシュにより倒された。

アニメの劇場版第1作では同名のキャラクターが敵のボスとして登場している。

カッパトロン

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 地球
  • 声 - 戸谷公次

カメ型の怪獣。甲羅に「41」と書かれている。テリーマンにより一瞬で倒された。アニメ版では頭部に皿を乗せていた。

キング・トーン

  • 種別 - ブタ
  • 出身 - キン肉星
  • 超人強度 - 50万パワー
  • 主な必殺技 - (脂肪質を利した)ブタ流格闘術
  • 声 - 二又一成

キン肉マンが王立幼稚園入園のお祝いに両親と出かけた宇宙旅行(初期設定では、生まれたばかりのキン肉マンを連れての地球旅行)の際、忍び込んでいたブタ。本名イクエ

この時、キン肉マンはブタと間違えられて船外に放り出されてしまう。それから数年後、キン肉族恒例の格闘技オリンピックに出場し全種目(柔道、ボクシング、レスリング)制覇。そしてキン肉真弓の持つ格闘技宇宙一のチャンピオンベルトに挑戦状をたたきつけ、65分の激闘の末に2対1で勝利。第53代宇宙格闘技チャンピオン、およびキン肉星大王の座を奪う。

この頃からキング・トーンと名乗り、キン肉星をブタの惑星にしてしまう。真弓やキン肉マンを打倒した実力者のはずだったが、20年前に逃げだしたトンカツ屋の主人に追いかけられて逃走した(アニメでは小型の宇宙船でキン肉星より脱出していた)。

『キン肉マンII世』では、キン肉マンが通うはずだったヘラクレス・ファクトリーに入校し授業を受ける回想シーンが描かれた。また、テルテルボーイのテレフォン・ボディの中に100件メモリーされているという、キン肉万太郎の人生の中で苦手とする者の電話番号の1つにキングトーン2なる名前がある。

個人タイトル歴
  • 格闘技オリンピック金メダリスト
  • 第53代宇宙格闘技チャンピオン

キン肉小百合

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - キン肉星
  • 超人強度 - 6万パワー
  • 声 - 山口奈々松岡洋子(王位編)

キン肉サユリとも表記。キン肉マンの母で、第57代キン肉星王妃。額に「ママ」と書かれている。原作ではママとしか呼ばれていなかったが、アニメ版(王位編一話より)を基にして本名が決まった。

キン肉マンの名誉挽回のため、キン肉マンに変装し巨大怪獣と戦ったり、ボケる真弓に凄いツッコミを入れるなど、かなり気の強い女性として描かれている。

『キン肉マンII世』ではすでに故人となっている。

ゴーリキ

  • 種別 - 超人
  • 出身 - キン肉星
  • 身長体重 - 210cm 110kg
  • 超人強度 - 45万パワー
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - ベアーハッグ
  • 声 - 岸野一彦

ミートが携帯しているカプセル超人。キン肉マンをキン肉星に連れ戻す為にミートが連れてきた。作中でキン肉マンがレスリングのリングで戦った初めての超人である。

筋骨逞しい大男で、必殺技のベアーハッグでキン肉マンを締め上げるが、苦しみ悶えるキン肉マンの顔を見て爆笑し、腰骨が外れてしまう。

ゴリザエモン

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 地球
  • 身長体重 - 2m 2000kg(2t)
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - 鼻をたらす事
  • 声 - 岸野一彦

キン肉マンの子分怪獣。キン肉マンが計画した「ナナちゃん救出作戦」で悪役を演じるも、途中でキン肉マンを裏切った。

プロフィール
家族 - 弟 ゴンタ

ザンギャク星人

  • 種別 - 宇宙人
  • 出身 - ザンギャク星
  • 超人強度 - 20万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - サウスポーガン
  • 声 - 郷里大輔

強豪宇宙人の一人。片手が銃になっており、九州弁で喋る。父親をキン肉マンに殺されたことを恥じ、汚名をすすごうと住之江幼稚園のバスをジャックし、キン肉マンに決闘を挑む。

アニメでは第20回超人オリンピックの決勝戦前に、園児バスの旅行中にキン骨マンに頼まれてキン肉マンを倒しに来た刺客として登場。手下にナチグロンを抱えている。

スプリンタソード / クビフリンガー

  • 種別 - 怪獣
  • 主な必殺技 - 頭部の角

アニメ版の名前はクビフリンガー。キン骨マン製のロボット怪獣。4つ足で歩行する。頭部をドリルのように回転させて、動けなくなったキン肉マンを攻撃したが、駆けつけたテリーマンの銃撃で破壊される。

底無し星人

  • 種別 - 宇宙人
  • 出身 - 底無し星
  • 超人強度 - 20万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - すいこみ&消化

自分の星の食べ物が無くなってしまったため、地球に来た巨大な宇宙人。名前の通り何でも吸い込む底無しの胃袋を持ち、高層ビルはおろか惑星すら飲み込んでいた。胃液は一瞬で人間を骨にするほど強力で、キン肉マンとナツ子を吸い込むが、体内から腹を裂かれ脱出される。後にキン骨マンの配下として、小さくなり裂かれた腹を縫った姿で再登場。

ダイキング

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - キン肉星
  • 身長体重 - 不明
  • 超人強度 - 25万パワー?[要出典]
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - 噛み付き、人質作戦

正体は口裂け怪獣。人質をとってキン肉マンとの対戦を希望した。頭脳派で、牛乳が苦手という弱点をついてキン肉マンを苦しめたが、レアーの投げたニンニクによってパワーを取り戻したキン肉マンに敗れる。

ダイブツラー

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 地球
  • 身長体重 - 30m 3万t
  • 超人強度 - 不明
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - 不明

海の主と呼ばれる大仏顔の怪獣。50年に一度、海を二つに割り現れ、美女の下着を引ん剥いて裸を見るのが趣味。公子を殺害し、マリを襲ったところをキン肉マン怒りの新兵器・早い、安い、うまいの三拍子「吉野屋の舞」で油断させられキン肉フラッシュにより敗れる。

テンドン

  • 種別 - 怪獣
  • 主な必殺技 - くしざし攻撃
  • 声 - 戸谷公次

天ぷらエビの怪獣。キン肉マンに恋人のエビ子を殺された天丼のエビがキン骨マンのモンスターガンにより怪獣となった。牛丼屋を破壊して回り、キン肉マンを誘き寄せ恋人の敵討ちに挑んだが、キン肉フラッシュを受け敗れる。その後、元のエビに戻ってキン肉マンに食べられる。

アニメ版ではテンドーン(本名エビオ)としてアフリカに遠征中にある日本食堂にて登場。恋人エビ子をクシャミで跳ばしたキン肉マンに復讐するため、自らすすんでキン骨マンのモンスターガンを受けて怪獣化した。自身の両目から放つフラッシュを受けて一時的に失明したキン肉マンをくしざし攻撃で苦しめるが、最後はキン肉フラッシュとキン肉ビームを立て続けに食らったあと、ツームストーンパイルドライバーを受けて元の姿に戻った。その後はエビ子と共に海に帰された。

長足ゴン

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 宇宙

ダチョウのように発達した脚を持つ怪獣。250万年前に現れた時には地球を21954周したという。ひたすら走り続けるだけの悪意のない怪獣だが、建築物を破壊するなどの被害を懸念したキン肉マンはこれを追跡。大分県にあるダムを踏み壊そうとしたところを間一髪のところで転倒させ、被害を防いだ。

手が退化しているために一度転ぶと起き上がれない長足ゴンは、その場で脚を動かし続け、3日後に力尽きて息絶えた。

ナチグロン

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 宇宙
  • 身長体重 - 通常時は不明。巨大化時は60m 5万t
  • 超人強度 - 2万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - 体当たり、泣き声
  • 声 - 山本圭子 / 長沢直美(王位編)

全身真っ黒の容姿の怪獣。後にヘアスタイルを変えている。気弱で人間を怖がり、宇宙一弱いとまでいわれている。ダメ超人と蔑まれながらも平和のために戦うキン肉マンの姿に感動し、彼の家に押しかけ居候になる。超人対怪獣どちらが偉いか決定戦や第20回超人オリンピックではレフェリーを務めた。

原作では序盤で数回登場したのみだが、アニメ版ではザンギャク星人の手下として登場後、レギュラーで登場しキン肉マンのサポーター的存在となった。ミートと共にキン肉マンにツッコミを入れる。

空は飛べないようで、自身の体重が重いながらもミートや真弓に運んでもらっている。

異名
  • ダメ怪獣
  • 落ちこぼれ怪獣
  • ドジ怪獣

ネッシー

ネス湖に住む正体不明の巨大生物。中生代の水棲恐竜プレシオサウルス[3]ではないかとの説がある。

全長は20メートルぐらいと推定されていたが、実際はそれより遥かに大きく数百メートルはあった。

キン肉マンは今までの汚名返上とばかりにテレビ中継でこのネッシーを倒そうとしたが、すさまじい巨体の前に顔を舐められ戦意喪失してしまう。

バズーガーラ

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 宇宙
  • 主な必殺技 - バズーカ砲

キン骨マンの子分。背中に2門のバズーカ砲を備えており、そこからキン肉マンの弱点である牛乳(アニメ版ではラッキョウ)を発射し彼を動けなくしたが、テリーマンにより倒される。

ハリゴラス

  • 種別 - 怪獣
  • 主な必殺技 - 体当たり

ルーツ島を荒らしていたウコンの配下。体中に刺があり、全身をボール状に変化させ体当たりする。テリーマンのマグナム銃で粉砕された。

アニメの劇場版第1作ではオクトバスドラゴンの部下で同名のキャラクターが登場。リキシマンと橋の上で対決するが敗れ、谷底へ転落した。

フランキー

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 地底
  • 身長体重 - 40m 2万t
  • 超人強度 - 20万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - 子どもの人気とり
  • 声 - 水鳥鉄夫

全身黒い毛に覆われた地底怪獣。子供ばかりを襲う凶悪怪獣と言われていたが、実際には子供好きで、子供からも好かれていた。ミートによって体の皮を剥かれて逃走。

マンモラー

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - ルーツ島
  • 身長体重 - 不明
  • 主な必殺技 - 体当たり

ルーツ島に伝わる伝説の怪獣。マンモスに翼を生やした姿をしている。原住民の祈りにより壁画の中から蘇る。ルーツ島を荒らしていたウコンを葬った後は、再び壁画の中に戻った。

猛虎星人

  • 種別 - 宇宙人
  • 出身 - 猛虎星
  • 超人強度 - 28万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - サーベル攻撃
  • タッグチーム - 怪獣組

ターバンサーベルを装備したトラ型の宇宙人。アブドーラと組んでテリーマン&キン肉マンに挑戦状を送りつけて「超人と怪獣どちらが偉いか決定戦」と称して日本武道館で争った。それ以前にもキン肉マンと対戦し、尻をサーベルでメッタ突きにしたことがある。

アニメの劇場版第1作に同名のキャラクターが登場するが、デザインは異なる。こちらでもキン肉マン&テリーマンとタッグマッチを演じた。

第20回超人オリンピック編 初登場

本選出場者とバトルロイヤル参加者および、予選敗退ではあるがその後の活躍のある超人のみ記述。

ウルドラマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - M78星雲(エントリー国は日本)[要出典] 日本の旗
  • 身長体重 - 不明
  • 超人強度 - 不明
  • 年齢 - 不明

第18回超人オリンピック優勝者で、日本を代表する超人であった。非常にプライドが高く、第19回超人オリンピック決勝でロビンマスクに敗北したことを苦にして第20回大会の出場を辞退し、以後作中には登場しなかった(アニメ版では予選大会で登場している他、黄金のマスク編でも姿を見せている)。キン肉マンはその代理で日本代表として超人オリンピックに出場することになる。『キン肉マンII世』では回想シーンに現れ、ロビンマスクのタワーブリッジで腰から真っ二つにされる様子が描かれている。

アニメ版では名称はウットラマン(第1期)、ウラドラマン(『キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE2』)。

個人タイトル歴
  • 第18回超人オリンピック優勝
  • 第19回超人オリンピック準優勝

カニベース

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - イタリアの旗 イタリア
  • 身長体重 - 208cm 50kg
  • 超人強度 - 2パワー
  • 年齢 - 35歳
  • 主な必殺技 - ジャンケン
  • 声 - はせさん治 / 竹本英史(キン肉マンII世)

カニ型の超人。手がハサミ状になっている。超人強度2パワーは、判明している中で最低値。第20回超人オリンピックではテリーマンに「すごいメンバー」として名前が挙げられていたが、第1予選「じゃんけん」でチョキしか出せない弱点を利用されキン肉マンに敗退。そのことがショックで気が狂ったらしく、その後はキン骨マンと共に他の超人達の邪魔して回った。

第21回超人オリンピックでは大手術の末、手をハサミ型からグローブ型に変え、予選開始前にキン肉マンにリベンジを挑むが、今度はチョキを出されあえなく敗北する。その後、第1予選の超人らしい体格の者を選別する「超人ふるい落とし」で落され失格となった。後にキン肉マン対ベンキマン戦の試合前のデモンストレーションで登場するが、ベンキマンのベンキ流しで流される。

『キン肉マンII世』でも登場する。超人オリンピック2年連続第1予選敗退の実績とその内容から、本国にて「史上最弱超人」のレッテルを貼られ罵声を浴びせられたことでキン肉一族に逆恨みし、手を6本(グー、ハサミ、グローブが2本ずつ)に改造する。その執念を大会委員長に評価されキン肉一族への刺客として超人オリンピック ザ・レザレクションに招聘。キン肉マンの息子であるキン肉万太郎と第1予選にて対戦する。じゃんけんには初勝利するものの競技が「あっちむいてホイ」であったため、じゃんけんの勝利が第1予選の勝利にはならず、万太郎の奇策によりまたしても敗北する。

スペシャルマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国東部(エントリーはアメリカ北部)
  • 身長体重 - 173cm 86kg
  • 超人強度 - 65万パワー
  • 年齢 - 20歳
  • 主な必殺技 - フットボールタックル、ハンバーガーヒルドライバー、栄光のタッチダウン
  • タッグチーム - ビッグ・ボンバーズ
  • 声 - 佐藤正治(第7話) / 蟹江栄司(第10、11話) / 堀秀行(第66話) / 二又一成(第88話) / 中島千里(少年時代) / 小野健一PS2ゲーム)

アメフト選手のような姿をした超人。胸には「SPECIAL」「99」と書かれている。額に「S」の字があり(旧アニメ版では書かれていない)、頭には2つに分かれたとさかを持つ。テリーマンとは親友で、苦戦する彼の元へ病院を抜け出して応援に駆けつけている。

第20回超人オリンピックではキン骨マン一味の策略により予選敗退。夢の超人タッグ編では、はぐれ悪魔超人コンビの乱入により出場権を奪われるなど、初期から終盤まで登場しているが、一度もまともな活躍が描かれたことがない。しかし故国・アメリカではタイトル奪取経験もあり、スパーリングなどでロビンマスクやラーメンマンが何度も寝技を極められたとの噂もあるなど、他の超人からは一目置かれていた影の実力者だったらしい[4]

『キン肉マンII世』には伝説超人の一人として登場。「究極の超人タッグ編」では、リザーブマッチに出場を渋っている。また、宇宙超人タッグ・トーナメントに敗退し本国に戻った際、罵声を浴びせられていた。

ゆでたまごの作画担当の中井は相棒のカナディアンマン共々デザインを気に入っていたが、原作担当の嶋田はそういう超人はかませ犬にしたかったらしい[5]。後年、「活かし方を間違えたかもしれない(笑)」「別の意味で愛されているようで嬉しい」とも語っている[6]

個人タイトル歴
  • ミネソタ超人ヘビー級[7]
  • 全米超人ジュニア・ヘビー級[7]
プロフィール
家族 - 息子 スペシャルマンJr.

バトルロイヤル参加者

ルピーン

  • 種別 - 正義超人 / 伝説超人
  • 身長体重 - 186cm 78kg
  • 出身 - フランスの旗 フランス
  • 超人強度 - 1万パワー
  • 年齢 - 32歳
  • 主な必殺技 - ベルサイユパッケージホールド

力づくの戦いを嫌う、芸術的技巧派超人。第20回超人オリンピック最終予選にてキン肉マンたちと同着になり、バトルロイヤルに参加するが敗退する。

『キン肉マンII世』では伝説超人として登場。国際超人会議に参加した際に、ロビンのヘラクレス・ファクトリー創設の提案を受け驚嘆している。究極の超人タッグ編では超人オタクのカオスがオークションで47万円で落札したシルクハットを直接彼に手渡した[8]

ホワイトベアマン

白熊姿のアニメオリジナル超人。第20回超人オリンピックの入場行進に登場し、その後描写こそ無いが競技で予選を勝ち進む。最終予選の「月往復飛行マラソン」で月で爆発した爆弾で吹き飛ばされてきたキン肉マンたちに巻き込まれ、彼らと同着になる。その後バトルロイヤルで登場し敗退した。

銅ベルマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - ペルーの旗 ペルー(古代インカ)
  • 身長体重 - 189cm 450kg
  • 超人強度 - 55万パワー
  • 主な必殺技 - ブロンズ・クロー、銅キック
  • 年齢 - およそ600歳

全身で出来ており、胸に「胴」のマークがある超人。頭部は状で、右手には盾を持っている。左腕はツメ状になっているが、普通の腕になっているシーンが散見される。

第20回超人オリンピックではバトルロイヤルにて敗退。第21回大会でも第3次予選の新幹線アタックまでは勝ち抜いていた模様。

イレズミマン

  • 種別 - 超人
  • 出身 - 不明
  • 声 - 蟹江栄司

アニメオリジナル超人。額に「凶」の文字が書かれ背中には花札のような刺青が入っている。原作でのジェット噴射機を二つ貸すように脅しをかけていた不良超人と、バトルロイヤル前にデモンストレーションをした超人の役割をアニメで果たす。

クンターマン、アマゾンマン、ホワイトベアマン、スフィンクスマン他4名と同じく最終予選「宇宙マラソン」においてキン肉マンの爆発に巻き込まれ結果は同着。その後バトルロイヤルで試合前にキン骨マンに洗脳され他の超人とキン肉マンをリンチする。洗脳が解けた後クンターマンのアッパーでKOされる。

スフィンクスマン / スフィンクス

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - エジプトの旗 エジプト
  • 超人強度 - 80万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - ガーディアンパンチ
  • 声 - 岸野一彦

アニメ版の名前はスフィンクスファラオの冠状の頭部を持つ超人。額には「S」の文字がある。第20回超人オリンピック最終予選にてキン肉マンたちと同着し、バトルロイヤルに参加するが敗退する。その後は上野動物園でデートしていた[9]。黄金のマスク編ではリングを支える正義超人の一人として登場。

キンターマン

第20回超人オリンピック第2予選「重量挙げ」で1トンの怪獣を股間で持ち上げたパワー超人。同最終予選の「月往復飛行マラソン」では8位に付けゴール目前で余裕を見せていたが、月で爆発した爆弾で吹き飛ばされてきたキン肉マン達に激突され、同着。その後のバトルロイヤルで敗退した。黄金のマスク編ではリングを支える正義超人の一人として登場。

アニメでの名前はクンターマン。テレビスペシャルではビーンズマンからタンキーマンと呼ばれていた。

本選出場者

ブロッケンマン

  • 種別 - 残虐超人
  • 出身 - 西ドイツの旗 西ドイツベルリン
  • 身長体重 - 185cm 85kg
  • 超人強度 - 90万パワー
  • 主な必殺技 - 凶器攻撃、毒ガス攻撃、ベルリンの赤い雨
  • 声 - 水鳥鉄夫

ブロッケンJr.の父で、残虐超人の代表的存在。第20回超人オリンピック1回戦でラーメンマンと対戦する。凶器や毒ガスの攻撃で苦しめるが反撃を受け、「キャメル・クラッチ」により胴体を真っ二つにされ死亡。アニメ版では背骨を折られた後、肉体を引き伸ばされ手打ちラーメンに変えられてしまった。ブロッケンJr.によるとリング上で死ねれば本望だったという。

『キン肉マンII世』ではブロッケンJr.の回想シーンに幾度か登場。自分を「父さん(ファーター)」と呼んでいいのは家の中だけとし、家の外では「師匠(レーラァ)」と呼ばせるなど、息子を厳しく鍛え上げる姿が描かれた。

作者の手による小説『ディープオブマッスル!!』では、現世に舞い戻ってブロッケンJr.に一族の秘義秘術を授けるために超人墓場で労働を続け、生命の玉を4つ集める。しかし、ブロッケンJr.が正義超人の一員として成長し活躍する姿を知ると「もはや私の出る幕はない」「ブロッケン一族の新たなる伝統を、Jr.がしっかりと築きあげて行ってくれることだろう」と語り、現世への未練を断ち切る。

なお、ブロッケンマンにはナチスのシンボルであるハーケンクロイツの刺青があったため、アニメが放送禁止になる国があったほか、日本国内での再放送でも時期によってはカットされている。

個人タイトル歴
西ドイツ超人競技会優勝
異名
ドイツの鬼(ブロッケンJr.のテーマ曲より)
プロフィール
家族 - 息子 ブロッケンJr.

カレクック

  • 種別 - 残虐超人→正義超人
  • 出身 - インドの旗 インド
  • 身長体重 - 200cm 105kg
  • 超人強度 - 60万パワー
  • 年齢 - 40歳
  • 主な必殺技 - カレー・ルーのすりこみ、凶器攻撃
  • 声 - 佐藤正治 / 増谷康紀(キン肉マンII世)

頭にカレーライスを乗せている超人。ラーメンマン、ブロッケンマンと並ぶ残虐超人の代表格。頭に食物を乗せることによりパワーを供給しており、乗せる物は牛丼や牛乳でも問題はないのだが、インド出身ということでカレーを乗せている[4]。そのカレーは非常に美味だが、無断で食べると激怒する。弱点もそのカレー。

第20回超人オリンピック本選では、キン肉マンに凶器攻撃をしかけさらにその傷口にカレー・ルーをすりこみ苦しめる(アニメではキン肉マンをカレーの豚肉にすることを宣言)、それにより頭が一時的に麻痺し「マッスル・デビル」と化し圧倒的な強さを見せたキン肉マンを恐れ逃走した。グラウンドのテクニシャンではないかとの噂もあったが[10]、真相は不明。また、正義超人のスカイマンとタッグを組んでいたこともある。

完璧・無量大数軍編では突如襲来したストロング・ザ・武道にベンキマンと共に挑むも、零の悲劇により超人パワーを抜かれ人間にされてしまう。

『キン肉マンII世』では伝説超人の一人として登場。ヘラクレス・ファクトリーでは重役に就いているようで、議会の進行役をしていた。究極の超人タッグ編ではリザーブマッチの候補者席にいたが、時間超人が出場するや否や高みの見物を決めることを提案していた。

作者は一発で特徴がわかるゆでたまごのギャグの象徴のような超人であり、思い入れは深いと語る[11]

成績・タイトル歴
  • 銀河系超人タッグ[12]
プロフィール
好物 - カレー[4]

スカイマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - メキシコの旗 メキシコ
  • 身長体重 - 180cm 89kg
  • 超人強度 - 45万パワー
  • 年齢 - 28歳
  • 主な必殺技 - 空中戦法、フライング魚雷
  • 声 - 二又一成

千のマスクを持つといわれ、華麗な空中殺法を使う覆面超人。第20回超人オリンピックで本戦に出場し、一回戦で対戦したテリーマンを追い詰めるが逆転負けを喫した。超人オリンピック ザ・ビッグファイト終了後の総集編では「テリーマンをつぶしたのはこのオレだ!」とコメントしていた[13]。第21回超人オリンピックではキン肉マンにカナディアンマンと共に声をかけたが、「キンターマン」と「カレクック」に間違えられてしまう。

アメリカ遠征編ではタッグマッチにて、キン肉マンとテリーマンを他の超人たちと応援した。その際テリーマンが彼の技である「フライング魚雷」に似た技を使われた際は「俺の技だ!」と立ち上がっていたが、カレクックになだめられてしまう。

試合開始前には観客にオーバーマスクを放り投げ、観客の間で争奪戦となる。「エル・アホ〜メ」というファンクラブがあり、ファンの集いなどを開催している。オーバーマスクを獲得した中野和雄もファンクラブに入会した。オーバーマスクはファンの集いの時も投げており、『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では超人オタクのカオスが所有している[14]

カレクックとタッグを組んで銀河系超人タッグのタイトルを保持していたことがある。また「究極の超人タッグ編」に登場する悪行超人、オルテガ、モアイドンとも組んで宇宙超人6人タッグチャンピオンとなった経歴を持つ[15]

成績・タイトル歴
銀河系超人タッグ[12]
宇宙超人6人タッグチャンピオン[15]

カナディアンマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - カナダの旗 カナダ
  • 身長体重 - 265cm 218kg
  • 超人強度 - 100万パワー
  • 年齢 - 30歳
  • 主な必殺技 - カナディアンバックブリーカー、永久凍土落とし、アトミック・ボムズ・アウェー
  • タッグチーム - ビッグ・ボンバーズ
  • 声 - 北川米彦(第10、88話) / 佐藤正治(69話) / 岸野一彦(70話) / 戸谷公次(PS2ゲーム)

カナダ国旗をモチーフとした怪力自慢の大型超人。普段は木こりとして生活し、心身共に鍛えている。

第20回超人オリンピック編では、本戦に進出し一回戦でロビンマスクと対戦。巨大化して試合会場の後楽園球場を持ち上げ揺さぶり、先にリング入りしていたロビンに奇襲攻撃を仕掛けるが逆転負けを喫する。その後は上野動物園でデートしている姿も見られた[9]

第21回超人オリンピックの第3予選新幹線アタックでは小倉まで押す好記録を残すが、最終予選で失格。大会後のインタビューでは「10年前なら優勝できた」とコメントを残している[13]

黄金のマスク編では、他の正義超人と共にパワーを失い生命維持装置に入る。スニゲーターと共倒れしたキン肉マンを責めるが、自らの命を投げ出してキン肉マンを救ったウルフマンの姿に打たれ改心する。キン肉マン対プラネットマン戦では、キン肉マンの体に描かれた地図のカナダが攻撃された際に老化するように衰弱死したが、プラネットマンの魔技・人面プラネットにより人質として登場し、プラネットマンが倒されたことで蘇る。キン肉マン対悪魔将軍戦ではリングを支える正義超人の一人として描かれた。

夢の超人タッグ編ではスペシャルマンとコンビを組み「ビッグ・ボンバーズ」として出場する。しかし乱入してきたはぐれ悪魔超人コンビに「弱体チーム」と挑発され、他の正義超人の制止を振り切り戦いを挑むが返り討ちにあい敗北。出場権を奪われた。

『キン肉マンII世』ではヘラクレス・ファクトリーの教官の一人として登場した。究極の超人タッグ編では、宇宙超人タッグ・トーナメントから帰国後に自分が経営するジムを暴徒によって破壊されたことを語り、リザーブマッチ出場を渋っていた。その後、3代目キン肉マングレートの正体を委員長に密告し本戦出場を狙うが、逆に正義超人の風上にも置けぬ行為として非難された。

PlayStation 2用ゲーム『キン肉マン ジェネレーションズ』では、キン肉マンらと同じ覆面超人(マスクマン)に分類されている。

個人タイトル歴
北米超人ヘビー級[7]
プロフィール
家族 - 息子 カナディアンボーイ

アメリカ遠征編 初登場

ジェシー・メイビア

  • 種別 - 正義超人
  • 身長体重 - 195cm 110kg
  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国・ハワイ
  • 超人強度 - 85万パワー
  • 年齢 - 18歳
  • 主な必殺技 - 一連の返し技
  • 声 - 田中亮一

ハワイ超人界の強豪で、返し技の名手と言われる超人。当時ハワイ最強を誇っていたプリンス・カメハメを倒しハワイチャンピオンとなる。

その実力とルックス、派手な入場スタイルなどでハワイの英雄的存在であったが、カメハメにより48の殺人技を授けられたキン肉マンに敗れ、王座を失う。キン肉マンがタイトルを返上した後に奪還するが、ジェロニモにより再びタイトルを奪われている。

第21回超人オリンピック ザ・ビッグ・ファイトでは第一予選で失格。キン肉星王位争奪編では、ハワイ巡業を終えたウルフマンらと共に大阪城までキン肉マンチームの応援に駆けつけた。この時は口調が片言の日本語となっていた。

『キン肉マンII世』ではヘラクレス・ファクトリーの教官として登場している。

アニメの海外遠征編で原作との共通エピソードとなる試合は彼との対戦までで、その後のロビンマスクとの再戦に前後したエピソードも、舞台設定やアリサの運命に関連した設定などが違っていた。

個人タイトル歴
ハワイ超人ヘビー級(2、4代目)[16]
主要対戦成績
○プリンス・カメハメ(不明)
×キン肉マン(風林火山)
×ジェロニモ(体固め)
×スカーフェイス(不明)
異名

スカル・ボーズ

  • 種別 - 残虐超人→正義超人
  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国(初代アニメ版ではアフリカ[18]
  • 身長体重 - 204cm 160kg
  • 超人強度 - 60万パワー
  • 年齢 - 38歳
  • 主な必殺技 - 凶器攻撃、針ネズミ殺法
  • タッグチーム - 宇宙一凶悪コンビ
  • 声 - 佐藤正治

超人同盟の幹部的な存在の超人。全身に「SUKARU」の文字が刻まれている。超人同盟構成員からはスカルさんと敬称されている。初登場のコマではまつ毛が長かった。ハゲタカと形容されることがしばしばある。ローデスの上唇を引き裂くなど残虐な性格で、試合中に凶器を使うことも厭わない。体中を針ネズミ状にとがらせ体当たりする技を使う。

第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトにも参加したが第一次予選のふるい落としで失格する。その時はアデランスをしていた。その後、夢の超人タッグ前の試合でロビンマスクとウォーズマンの超人師弟コンビにデビル・マジシャンと共に敗れている。

『キン肉マンII世』第4回の扉絵では、彼らしき超人が万太郎にジャンピングラリアットを食らう姿が描かれた。その際の身体の文字は「SUKRU」だった。

アニメでは超人同盟のアフリカチャンピオンとして登場し、額に「S」の文字が書かれている。こちらではキン肉マンとシングルで対戦し、その試合に前後して原作での人間の少年ロバートとの触れあいを元にしたエピソードが盛り込まれた。

異名
極悪坊主[19]

ダイナマイトパイパー

  • 種別 - 超人
  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
  • 身長体重 - 不明
  • 超人強度 - 78万パワー
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - パイパー・キーロック
  • 声 - 岸野一彦

超人同盟のランバージャック・ショーでロビンマスクと戦ったが、甘さゆえキン肉マン風情に敗れたと罵倒したことが災いし、タワーブリッジで引き裂かれてしまう。

アニメでは超人同盟ブラジル代表として登場。原作とは顔のデザインが変わっている。同じくタワーブリッジを食らうが引き裂かれず、試合後に担架で運び出された。

デビル・マジシャン

  • 種別 - 残虐超人→正義超人
  • 出身 - スペインの旗 スペイン(アニメ版ではフランス)
  • 身長体重 - 190cm 130kg
  • 超人強度 - 60万パワー
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - トランプ攻撃、凶器攻撃
  • タッグチーム - 宇宙一凶悪コンビ
  • 声 - 佐藤正治

超人同盟の若手超人で、スカル・ボーズの過酷なスパーリングに耐え、見出されてコンビを組む。凶器攻撃が得意で体中に凶器を隠し持ち、左腕の義手にはナイフが隠されている。他にもトランプやナイフなどを武器とする。

ザ・マシンガンズとの対戦の際には、レフェリーを務めたラーメンマンにより凶器保持を見破られるが、凶器なしでも実力があるところを見せた。

アニメ版では超人同盟のフランス代表として「マジシャン」として登場。こちらではキン肉マンとシングルで対戦し、ここでもラーメンマンがレフェリーを務めている。夢の超人タッグ編では原作通り「デビル・マジシャン」と呼ばれた。

異名
死のイリュージョニスト[19]

ビューティー・ローデス

  • 種別 - 正義超人 / ロボ超人(アニメ版)
  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
  • 身長体重 - 190cm 180kg
  • 超人強度 - 55万パワー
  • 年齢 - 28歳
  • 主な必殺技 - エルボー、デッドリー・ドライブ、エアープレンスピン
  • タッグチーム - ジ・エンペラーズ
  • 声 - 佐藤正治

超人評議会のチャンピオンで、エルボーを得意とする重量ファイター。超人同盟との抗争中、スカル・ボーズによって唇から額にかけての顔面の皮を剥がされた後は、金属製のマスクをつけている。タッグリーグ敗北後は苦戦するザ・マシンガンズを応援し、キン骨マンに奪われたテリーマンの義足を取り返し、テリーマンに投げ渡した。第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトにも参加したが、スカル・ボーズと共にふるい落としで失格。

王位争奪編登場時、顔面は普通の顔に戻っていた。

アニメ版ではビューティー・ロローデスと改められ、皮膚の下は機械で覆われたロボ超人となっていた。こちらでは超人同盟のアメリカチャンピオン(しかし保持していたベルトは「WSC」のロゴ)としてキン肉マンとシングルで対戦、該当エピソードのサブタイトルが「危うしスグル」とされるほど試合を圧倒的優位に進めていたが、キン骨マンの妨害誤射による機械露出とともに怯み、逆転負けを喫する。

異名
マジソンの帝王[20]

ジャンヌ・スティムボード

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - フランスの旗 フランス
  • 身長体重 - 193cm 143kg
  • 超人強度 - 65万パワー
  • 年齢 - 20歳
  • 主な必殺技 - 空手殺法
  • タッグチーム - ジ・エンペラーズ

J・スティムボードとも表記。超人評議会のレスラーで、超人協会・超人同盟とのタッグ戦にあたりフランスから呼び出された。テリーマンをゴリラと形容するほど口が悪い。タッグリーグ敗北後は超人同盟のやり方に反発し、苦戦するマシンガンズを応援した。その後、第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトの開会時や、黄金のマスク編の悪魔将軍戦でリングを支えた正義超人の一人として、また王位争奪戦決勝の際にネプチューン・メッセージを受けて大阪城を目指す正義超人達の中にも顔を出していた。アニメ第一期には登場していない。

ブラック・シャドー

キン骨マンがイワオのタッグパートナーとして作った人造超人。パワーはビューティー・ローデス、技はロビンマスク、残虐性はラーメンマン、頭脳は作者のキン骨マンに相当する(キン骨マンの自称による)。

自我があるものの会話ができず、宇宙一凶悪コンビにギブアップを告げられずあっけなく破壊される。

アニメには登場しない。

ドーロ・フレアース

世界超人協会(WSA)の会長。没落した超人協会を救うため、キン肉マンに救援を要請する。

第20回超人オリンピック編の終盤から登場し、決勝戦を観戦した。

イヤデス・ハリスン

アメリカ東部・南部に勢力を持つ世界超人評議会(WSC)の会長。アニメ第一期では世界超人同盟(WSF)の会長。超人同盟と抗争を繰り広げるが、終盤では超人同盟のやり方に反発し、テリーマンの奪われた義足を取り返し、キン骨マンによって気絶させられたロバートを介抱した。

シーク星人

  • 出身 - シーク星 / イランの旗 イラン[21]
  • 身長体重 - 不明
  • 超人強度 - 30万パワー
  • 声 - 岸野一彦

ザ・シークとも呼ばれる。アメリカ西部に勢力を持つ世界超人同盟(WSF)の会長。アニメではイヤデス・ハリスンの部下として登場。

ゴッド・フォン・エリック

  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
  • 身長体重 - 不明
  • 超人強度 - 80万パワー
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - アイアンクロー投げ

アメリカ超人界の創始者。約150年間にわたって米国最高峰に君臨した超人で、ドーロ・フレアースら3団体会長の師匠でもある。アニメ第一期では登場しない。

第2次怪獣退治編 初登場

シシカバ・ブー

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - キン肉星・バーベキュー村
  • 身長体重 - 185cm 90kg
  • 超人強度 - 95万パワー
  • 年齢 - 21歳
  • 主な必殺技 - シシカバ・ビーム
  • 声 - 野田圭一 / 大場真人(キン肉マンII世)

バーベキュー族の王子。キン肉星No.1のブ男だが、格闘家としての実力は本物で、過去に宇宙超人カーニバルに優勝したこともある。同盟族であるホルモン族の頭首ホルモン・ヤーキに篭絡され、キン肉マンと決闘し勝利した(劇場版では互角で、基本超人強度もキン肉マンと同数値)。しかしビビンバのキン肉マンに対する真剣な思いを感じ、潔く身を引いた。

バーベキュー族がキン肉族同様にマスクを着用するかは定かでないが、読切「キン肉フラッシュの巻」ではマスク屋にシシカバ・ブーのマスクが並んでいた。

初代アニメでは劇場版『キン肉マン 大暴れ!正義超人』に登場。『キン肉マンII世』では超人評議会のバーベキュー族頭首として登場。基本的には真面目だが、ザ・ニンジャにサインを求める等、ミーハーな部分もある。

デザインはキン肉マンの原型の流用。一度きりの登場の割には人気があった[22]

個人タイトル歴
宇宙超人カーニバル優勝
プロフィール
家族 - 父 シャミカバ・ブー 母 マサラ
特技 - 牛丼の早食い

ブルゴラス

  • 種別 - 怪獣
  • 超人強度 - 20万パワー?[要出典]
  • 主な必殺技 - おたけびパンチ

キン肉マンがグアムで休暇中に日本に現れた凶悪怪獣。キン肉マンはこの怪獣を倒しに日本へ戻った事で超人オリンピックのタイトル防衛試合に間に合わず、タイトル剥奪となった。

クリスタルマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - 南極の旗 南極
  • 身長体重 - 280cm 200kg
  • 超人強度 - 90万パワー
  • 年齢 - 10万歳
  • 主な必殺技 - 冷たいファイト、ビーム攻撃

10万年間、南極の氷の下で眠っていた巨人。ミルク金時食べ放題という条件でビーンズマンの誘いに乗り、ラッカ星防衛に加わる。冷静な性格で宇宙野武士の弱点にいち早く気づいた。

プロフィール
好物 - ミルク金時
趣味 - アイススケート

ゴキブリかぞく

キン肉マンらがアメリカ遠征に行っているスキに、キン肉ハウスに住み着いていた巨大ゴキブリの家族。キン肉マンに牛丼をおごってもらった。

モンスター・ターキー

  • 種別 - 怪獣

クリスマスの夜に食べられる仲間の復讐に来た巨大七面鳥。キン肉フラッシュと地球防衛軍のロイヤル・ストレート・フラッシュ砲の同時攻撃によりこんがり焼け、自身もクリスマス料理となった。

ゴンタ

  • 種別 - 怪獣
  • 出身 - 地球
  • 身長体重 - 40m 2万t
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - 不明

ゴリザエモンの弟で、兄同様キン肉マンの子分格。キン肉マンの命によってビビンバを襲う。しかし見かねたキン肉マンがげんこつ一発と脅しで逃げ出してしまい。結果、ビビンバとの愛情を深め、地球防衛隊に入るキッカケを作ってしまう。

プロフィール
家族 - 兄 ゴリザエモン

ビビンバ

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - キン肉星・ホルモンシティー
  • 身長体重 - 163cm 43kg
  • 超人強度 - 10万パワー
  • 年齢 - 16歳(王位争奪編時20歳、キン肉マンII世時50歳)
  • 主な必殺技 - ホルモン・ソバット、お色気攻撃
  • 声 - 山本百合子(劇場版第二作) / 富沢美智恵(王位編) / 高木早苗(キン肉マンII世)

フルネームはホルモン・ビビンバ。ホルモン族出身の女性超人。父ホルモン・ヤーキによりキン肉マン打倒の刺客として送り込まれるが、彼の思いやりに触れて片想いする(『キン肉マンII世』ではキン肉マンの許婚と設定されている)。その後はキン肉マンについて地球まで行き、キン肉ハウスに押しかけ裸にエプロンの格好になったり、地球防衛軍に入ってキン肉マンの仕事を奪ったりとかなりのオテンバ振りを見せ彼を困らせたりもしたが、後にキン肉マンの正式な妻となる。得意料理はおかゆ。『キン肉マンII世』では、万太郎に「母上は牛丼とカルビ丼が得意だが、それ以外の料理はまるでダメ」と言われている。

第21回超人オリンピック編では残虐ファイトで勝ち上がるウォーズマンの隠された優しさに気付き、ウォーズマンの計量前に重いベルトをプレゼントすることでベアークローを外させようとするなど、始終気に掛ける様子を見せた。

旧アニメ版では、劇場版第二作のみに登場。テレビ版には登場していないため、前述のウォーズマンとのエピソードではナツコが同じ役割を務めている。アニメ版王位争奪編にも原作と同様の経緯で登場するが、原作と異なり最後はキン肉マンスーパー・フェニックスと恋仲になった。

『キン肉マンII世』では、当初はオールバックの髪型だったが、ノーリスペクト編では髪を下ろしていた(アニメ版では最初からこの姿で登場)。

主な肩書き
  • 第58代キン肉星大王妃
  • 地球防衛軍所属
プロフィール
家族 - 父 ホルモン・ヤーキ 母 ハラミ 夫 キン肉スグル 息子 キン肉万太郎

プヨプヨ

  • 種別 - 正義超人 / 変身超人
  • 出身 - 南アフリカの旗 南アフリカ共和国
  • 身長体重 - 120cm 120kg
  • 超人強度 - 25パワー
  • 年齢 - 10歳
  • 主な必殺技 - 変身

宇宙野武士を倒すためにビーンズマンがスカウトした7人の超人の一人。軟体質の体躯を持ち、あらゆるものに変身できる。普段は気弱だが、キン肉マンに対しては強気。大きな拳に変身してキン肉マンを倒したり、宇宙船に変身してキン肉マンの席を分離したりした。野武士戦ではロープに変身して足止めした。

ビーンズマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - ラッカ星(アニメ版ではキンギョ星)
  • 身長体重 - 140cm 40kg
  • 超人強度 - 10パワー
  • 年齢 - 12歳
  • 主な必殺技 - 携帯怪獣攻撃(自身の技はなし)
  • 声 - 間嶋里美

インゲンの弟子。故郷ラッカ星を宇宙野武士に侵略され、テリーマンら地球の超人に助けを求める。趣味は怪獣コレクション。モンスター1号という怪獣を携帯している。アニメ版では髪の毛を1-3本飛ばしてモンスターを召還する。 アニメスペシャル版では、物語の終盤で実は「キンギョ星」生まれの「メダカ王子」であると身分を明かし、マロン姫の求愛を受け入れて結ばれた。原作ではキン肉マンの実力を見ずにいたが、アニメ版では侮りつつも実力を見て、単なるまぐれ勝ちと思ってしまう。その後キン肉マンたちに帰還用の宇宙船を渡したが、キン肉マンが運転しスピード違反のため宇宙警察に捕まってしまった。アニメ版ではワープの失敗で宇宙船が大破し、ラーメンマンを除く正義超人全員が自力で地球に帰る羽目になった。

プロフィール
好物 - おたふく豆
趣味 - 怪獣コレクション

宇宙野武士

  • 種別 - 不明
  • 出身 - 大宇宙のどこか
  • 身長体重 - 不明
  • 超人強度 - 85万パワーぐらいとされている
  • 主な必殺技 - 無限流星拳、肉体分裂分身の術

ラッカ星を襲う侵略者集団。戦争時でも食事のためには戦闘を休止する。非常に豪華な食事をし、また大食である。クリスタルマンに弱点を見破られ合体・巨大化するもキン肉マンら超人チームに打倒される。

アニメスペシャル版では、リーダーのブラックキングによって率いられていた。

第21回超人オリンピック編 初登場

チエの輪マン

  • 種別 - 正義超人/伝説超人
  • 出身 -  ノルウェー(アニメではタモーリ国、当初は不明とされていた)
  • 身長体重 - 175cm 65kg(当初は140cm 30kg)
  • 超人強度 - 30万パワー
  • 年齢 - 18歳
  • 主な必殺技 - チエの輪絡み、チエの輪ヘッドバット、キーロック(当初は「無し」とされていた)
  • 声 - 岸野一彦

容姿は知恵の輪そのままの超人。キューブマンとの新旧パズル対決に敗れてバラバラにされ「近代オモチャにゃかなわん」と述べた。

『キン肉マンII世』では伝説超人の一人として紹介されている。また、究極の超人タッグ編でキューブマンとのタッグで招集されリザーブマッチの候補席にいる。

『ぱちんこキン肉マン 夢の超人タッグ編』でのマッスルタッグトーナメントでは、キューブマンと「ザ・ビッグパズルズ」を組んで登場。

ウォッチマン

  • 種別 - 正義超人 / 機械超人
  • 出身 - スイス スイスの旗
  • 身長体重 - 185cm 680kg
  • 超人強度 - 25万パワー
  • 年齢 - 10歳
  • 主な必殺技 - スリーパーホールド
  • 声 - 田中秀幸

時計型の機械超人。「スリーパーホールド」を得意とし、正確に相手を絞め落とす時間の殺し屋と呼ばれている。ブロッケンJr.と対戦したが顔を破壊され、ラーメンマンに見せつけるため「キャメル・クラッチ」で真っ二つにされた。時計屋にドック入りしたことが語られているが[13]、王位争奪編にて超人墓場に浮遊している。『キン肉マンII世』では超人オタクのカオスにサインを送った。

アニメ版では、真っ二つにされる前にギブアップしたため、場外に投げ飛ばされるだけで済んでいる。

『ぱちんこキン肉マン 夢の超人タッグ編』でのマッスルタッグトーナメントでは、ステカセキングと「殺人家電コンビ」を組んで登場。タッグ必殺技の「眠りの交響曲(シンフォニー)」は、ステカセキングが相手に地獄のシンフォニーを仕掛けた後、とどめにウォッチマンがスリーパーホールドを決める技となっている。

異名
時間の殺し屋

ティーパックマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - スリランカの旗 スリランカ
  • 身長体重 - 170cm 78kg
  • 超人強度 - 25万パワー
  • 年齢 - 19歳
  • 主な必殺技 - ティーパック・パンチ
  • 声 - 広瀬正志

頭部が巨大なティーカップ状になっている超人。その頭部には常に熱い紅茶で満たされている。得意技は頭の熱い紅茶を吸わせ砂鉄のように硬くした巨大なティーパックで相手を殴りつける「ティーパック・パンチ」。

第21回超人オリンピック決勝トーナメント一回戦においてウォーズマンと戦うが、自身のティーパックがコーナーポストに絡みついてしまい身動きが取れなくなった所にスクリュードライバーを受け、死亡敗北となるが、大会後の超人オリンピック総集編でのインタビューでは「今さら何を言えってんだ」というコメントを残している[13]。キン肉星王位争奪戦一回戦では超人墓場で浮遊していたが、決勝戦時には復活している。

頭部の紅茶はなかなかの美味のようで、ウォーズマンに敗れた後は彼に頭部をもぎ取られて飲まれ、その後タザハマに飲み干されてしまった。

アニメでは、スクリュー・ドライバーを受けて、両足で立てないほどのダメージを負うが、ウォーズマンに持ち上げられそのまま頭部の紅茶を飲み干されてしまった。またティーバッグマンと呼称されることも多かった。

ベンキマン / ベンキーマン

  • 種別 - 残虐超人
  • 出身 - ペルーの旗 古代インカ帝国(現ペルー)
  • 身長体重 - 185cm 87kg
  • 超人強度 - 40万パワー
  • 年齢 - 2000歳
  • 主な必殺技 - べンキ流し、アリダンゴ
  • 声 - 二又一成 / 水鳥鉄夫(67話) / 山崎たくみ(キン肉マンII世)

アニメ版ではザ・ベンキーマン。胴体が和式便器、頭にとぐろを巻いた大便のオブジェを頂く超人。自分の便器を大切にしており、背中には「タバコの吸いがら、ガムやパンツを、流さないで下さい」と書かれた注意書きの張り紙がしてある。アニメでは、視聴する子供に対する衛生観念上[23]、頭部のオブジェが蛇口、リングシューズが水色の長靴となり、相手を便器に流した後、手を洗うようになった。

超人オリンピック ザ・ビッグファイトにて古代インカ帝国代表として出場、予選を突破し、決勝トーナメントの組み合わせではAブロックのシード権を得た。組み合わせ抽選会の際、原作では応援団が大便のオブジェを投げていたが、アニメではこれらは描かれず、おまるにまたがって入場していた[24]

決勝トーナメントでは1回戦の試合が行なわれる中、ポテチを買いに売店にいたところ、キン肉マンとの試合で頭に火をつけられたキングコブラが、火を消すため便器に頭をつけるが、キン肉マンの運命とばかりにそのまま流してしまう。自信家であり、試合前では予選を敗退した超人達に自分の身体に触れられたら、決勝進出の権利を譲るデモンストレーションを行って、タイルマンやカニベースなどを便器に流し込み自分の実力を誇示していた。試合はキン肉マンが逃げ回る中、疲れたふりをして近づいた所を便器に流すが、便器の中にパンツを詰められ、今まで流し込んだ超人と共に大量の水が便器から逆流して敗北する。また、大会終了後のインタビューでは「キン肉マンの臭いパンツが一番効いた」とコメントしている[13]

完璧・無量大数編では突如襲来したストロング・ザ・武道にカレクックと共に挑むも、零の悲劇により人間にされてしまう。その姿は長髪の優男風であり、常に和式便器を持っている。

得意技「ベンキ流し」は、相手を自身の便器で流してしまう荒技、自分よりも大きな相手はアリダンゴにして丸めて流してしまう。流された超人がどうなるのかはベンキマンも作者にもわからない。消化して排泄するにも肛門がないと言っていたが、トイレで大便をする姿がミートによって撮影されている[25]

『キン肉マンII世』では既に他界している。打倒キン肉族を弟子のウォッシュ・アスに託した。

基本は相手をアリダンゴ状に丸めて便器に流すファイトスタイルだが、ゲーム版では便所道具を武器にして闘うこともある。しかし能力は全超人中最低である必殺技では一撃で倒されることもあるが技のバラエティーは豊富。

超人募集の葉書が間に合わなかったため、作者がデザインした超人であり、当時、あやふやな情報だが古代インカの遺跡にてトイレの原型が発見されたことを聞き、出身地に設定したという[26]

人気投票企画「キン肉マン超人総選挙2013」では29位となり、『週刊プレイボーイ』2013年43号にベンキマンを主役とした読切漫画「キン肉マン外伝 ベンキマン〜失われたインカの記憶〜」が掲載された。ゆでたまご・嶋田隆司はギャグ漫画としての『キン肉マン』のエッセンスのかたまりのような超人であり、古代インカ出身や2000歳など「なんでこんなアホな設定にしたんだ」と昔の自分を恨みながらストーリーを考えたという。また、ベンキマンの性格は冷静沈着で思慮深く、ラーメンマンに通じるものがあると語っている[27]

異名
全てを水に流す男[28]
主要対戦成績
○アルパカーン(スリーパーホールド)
○ヒガンテマン(ベンキ流し)
○カニベース(ベンキ流し)
○サボテンマン(ベンキ流し)(アニメ)
○タイルマン(アリダンゴ・ベンキ流し)
○ヒョロヒョロマン(ベンキ流し)(アニメ)
×キン肉マン(パンツ詰め)

キューブマン(キュービックマン)

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 -  ハンガリー
  • 身長体重 - 200cm 100kg(初出のみ250cm 150kg[29]
  • 超人強度 - 8万パワー
  • 年齢 - 18歳
  • 主な必殺技 - 地獄の六面体、パズルバスター、ヘッドロック
  • 声 - 田中秀幸

ルービックキューブの形をした頭部と胴体を持つ超人。六面体を揃えると何かが起こるらしく、試合中対戦相手に「六面体を作ってみろ」と挑発する。

第21回超人オリンピックで本戦に進出し、1回戦でチエの輪マンの知恵の輪を外し新旧パズル対決に勝利する。特に攻撃などしていないが息を荒げていた。準々決勝ではウルフマンと対戦し六面体を作れるかと挑発するが、ルービックキューブ張り手によって血豆・青タン・膿などの偽の六面体を作られ激怒する。しかし、あっけなく合掌捻りで投げ飛ばされて観客席の老婆の日傘にささって破裂して敗北。この後に準決勝でウルフマンの合掌捻りが死のコースと呼称されたが、キューブマン自身は死んだわけではなく、大会終了後に「チャンピオンベルトは短すぎて腰に負けない。次回までにオレにも巻けるように調整しとけ」とコメントした[13]。アニメでは合掌ひねりで倒された後、日傘で破裂はしなかった。王位争奪編の決勝で全世界の正義超人たち同様にキン肉マンの応援に大阪城へ駆けつけた。

アニメの黄金のマスク編では名前がキュービックマンとなっていた。

『キン肉マンII世』ではチエの輪マンとのタッグで招集されリザーブマッチの候補席にいる。

作者ゆでたまごによるとルービックキューブブームにあやかり登場させたとされる[30]

主要対戦成績
○チエの輪マン
×ウルフマン(ルービックキューブ張り手→合掌ひねり)

巨大熊ゴロータ

アニメのみ登場。ウォーズマンとの決戦前に山篭りをしたキン肉マンの前に現れた、雪山で登山者を襲う巨大熊。テリーマンやブロッケンJr.を返り討ちにし、パロ・スペシャルでキン肉マンを苦しめるが初披露のキン肉バスターによって倒された。ケガは腕だけで、その後は決戦戦をハンターの与作と観戦している。

キングコブラ

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - インドの旗 インド
  • 身長体重 - 186cm 123kg
  • 超人強度 - 30万パワー
  • 年齢 - 28歳
  • 主な必殺技 - ロウがため殺法
  • 声 - 佐藤正治

キングコブラの被り物を着けた超人。全身がロウソクでできている。当初はキン肉マンと戦う前にもかかわらずキューブマンとチエノワマンの戦いに一緒に野次を飛ばしたり、ずっこけたりしていた。

ロウを相手に浴びせて、身動きを取れなくして、頭部のコブラで止めを刺す戦法を得意とする。キン肉マンの苦し紛れの言葉にも「汚いほどいいダシがでてうまい」と応えていた。

第21回超人オリンピック1回戦でキン肉マンにロープの摩擦で頭に火をつけられ敗退。アニメでは48の殺人技の風林火山で倒された後、火をつけられた。火を消そうとベンキマンに助けを求めるが、火がついた状態でそのまま便器に流される。後のキン肉マンとベンキマンの試合ではベンキマンがキン肉マンのパンツ詰めにやられ、直前に流した超人たちを便器から吐き出すが彼のみ吐き出されていない。キン肉星王位争奪編の決勝では、世界各地の正義超人と共に大阪城に駆け付けている。

タイルマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - フランスの旗 フランス
  • 身長体重 - 325cm 3500kg
  • 超人強度 - 20万パワー
  • 年齢 - 16歳
  • 主な必殺技 - タイルアタック、タイルクラッシュ
  • 声 - 佐藤正治

タイルをモチーフにした巨漢超人。第21回超人オリンピックにフランス代表として出場。予選3回戦の新幹線アタックで最高記録を樹立し、最終予選のローラースケートレースでもトップ通過目前だったが、ゴール直前でザ・フィッシャーズに阻まれて失格した。

完璧・無量大数軍編では突如襲来したストロング・ザ・武道に挑むも、零の悲劇により超人パワーを抜かれ人間にされてしまう。

オイルマン

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - サウジアラビアの旗 サウジアラビア
  • 身長体重 - 180cm 520kg
  • 超人強度 - 33万パワー
  • 年齢 - 23歳
  • 主な必殺技 - オイルリバー・スリップ
  • 声 - 北川米彦

石油入りのドラム缶をモチーフにした超人。第21回超人オリンピックにサウジアラビア代表として出場。最終予選のローラースケートレースで競合超人に突き倒された際、体内の石油が路上にこぼれ出て、相手を含め周辺の超人たちも巻き添えで転倒する。このアクシデントは一時共闘していたキン肉マン・ウルフマンの両者に本選トーナメント進出への最後のチャンスを与えた。

黄金のマスク編冒頭ではオイルの取りすぎで体重が50キロもオーバーしたため、グラウンドを走らされていた。

7人の悪魔超人編 初登場

7人の悪魔超人とその後の作品で戦闘描写のあるプリプリマンのみ記述する。

プリプリマン

  • 種別 - 悪魔超人
  • 出身 - カメルーンの旗 カメルーン
  • 身長体重 - 191cm 136kg
  • 超人強度 - 97万パワー
  • 主な必殺技 - ガス・エクスプロージョン、オケツ・ドライバー
  • 声 - 置鮎龍太郎(II世)

顔がのようになっている超人。7人の悪魔超人編の冒頭に1コマだけ登場。後の『キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜』やアニメ版『キン肉マンII世』のオリジナルエピソードにおいて正式に登場した。

当初は名前が不明で「ケツ超人」と呼ばれていたが、作者が『キン肉マンII世総集編』において始めて名前を明かしている。お笑いコンビ・バッファロー吾郎木村明浩が作者に「最強の超人は一体誰なんですか?」と質問した際、このプリプリマンの名が挙げられたという[31]

『キン肉マンII世』の「特別編 キン肉マンVSテリーマン」では、キン肉星に帰還するキン肉マンを見送っている。

黄金のマスク編 初登場

キン骨オババ

  • 出身 - ドクロ星
  • 超人強度 - 2万パワー
  • 声 - 山本圭子

アニメオリジナルキャラクター。キン骨マンの伯母(母の姉)で、甥やイワオと共に極悪超人と同じ裏超人界の出身。

夢の超人タッグ編 初登場

ドクター・ボンベ

  • 種別 - 正義超人
  • 出身 - スイスの旗 スイス
  • 身長体重 - 189cm 90kg
  • 超人強度 - 78万パワー
  • 主な必殺技 - 麻酔を一切使用しない医術
  • 年齢 - 不明
  • 声 - 佐藤正治 / 石森達幸(王位編)

超人医師。幾多の超人達を治療した名医でカメハメとは長年の親友。カメハメの手術は麻酔を一切使わず、しかも患者に痛みを与えないのが特徴。本人は自分の気に入った超人しか治療しないと明言している。ラーメンマンのために霊命木でモンゴルマンマスクを作るなど、手術以外にも辣腕を見せる。

旅立つカメハメを見送った後、カメハメが死ぬ夢を見て日本へ向かう。重傷のジェロニモを救い、さらにヘル・ミッショネルズの「クロス・ボンバー」で切断されたキン肉マンの左腕を治すため、バッファローマンのロングホーンを加工した骨で接合した。原作ではジェロニモが手術に立ち会ったが、キン肉マングレートの正体がテリーマンということに気付きつつ、正義超人の火を守るため協力させた。この手術直後に胃の悪性腫瘍が悪化し死去した。

死後も超人墓場でウォーズマンに人工心臓を埋め込んで蘇生させ、脱出を手助けするなど活躍する。しかしその際、ウォーズマンの人工頭脳を復活させるのを忘れるミスを犯した。

元超人レスラーという説がある[7]

作者のゆでたまごによると、「超人専門医の医者というキャラがいても面白いかな」という思いつきで出したが、予想以上の人気で驚いたという[32]

主な肩書き
プリンス・カメハメの主治医
超人専門医

キン肉星王位争奪編 初登場

真・残虐チーム

残虐の神が乗り移ったキン肉マンソルジャーが集めたチーム。本来なら彼らが残虐チームとして王位争奪サバイバル・マッチに参加するはずだったが、出場前にキン肉アタルの襲撃を受けて全滅している。

キン肉マンソルジャー(ソルジャーマン)

  • 種別 - 運命の5王子
  • 出身 - キン肉星 → 西ドイツの旗 西ドイツ
  • 超人強度 - 87万パワー(ソルジャーマン)⇒1億パワー(ソルジャー)
  • 生年月日 - 地球時間で1960年4月1日[33]
  • 年齢 - 24歳
  • 主な必殺技 - アサルト・ドライバー
  • 声 - 千葉繁中村秀利

運命の5王子の一人で元は軍人ソルジャーマン。残虐の神が乗り移った残虐非道なファイトが売りの超人で、超人凶器を自称する。王位継承候補者として王位争奪サバイバル・マッチに参加するはずだったが、試合前にチームメイトと共に富士山で強化合宿を行なった際、キン肉アタルの襲撃を受けて全員倒され、自身はマスクを奪われる(以降はアタルがキン肉マンソルジャーを名乗り、超人血盟軍を率いて出場する)。数日後に発見され病院へ搬送されるが途中でチームメイトは力尽き、残ったソルジャーも同じ病院に入院中のテリーマン、ウォーズマン、ミート(アニメ版ではナチグロンも)に上記の事情を語った後に絶命した。原作ではアタルがフェニックスにナパーム・ストレッチをかけるのを見た直後に息絶えたが、アニメ版では残虐の神がフェニックスに憑依した影響で絶命した。

実力は不明だが、『キン肉マン 77の謎』ではビッグボディ以上フェニックス以下と推測されている[34]

主な肩書き
  • 真・残虐チーム・大将
  • キン肉星王位継承者候補

ブルドーザーマン

  • 種別 - 残虐超人 / 機械超人
  • 出身 - カナダの旗 カナダ
  • 超人強度 - 80万パワー
  • 主な必殺技 - 重機落盤崩し

ブルドーザー型の超人。圧倒的な力で相手をねじ伏せるパワーファイター。その巨体を活かした戦いを得意とする。ウールマンらと同じく、強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒され、その後死亡。アニメ版では登場せず。

ヘビー・メタル

  • 種別 - 残虐超人
  • 出身 - オランダの旗 オランダ
  • 身長体重 - 191cm 102kg
  • 超人強度 - 72万パワー
  • 年齢 - 17歳
  • 主な必殺技 - スカル・クロー

真・残虐チームのメンバーの一人。強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒される。

ジャンプコミックスセレクション版の超人紹介で描かれたイラストが、読者応募超人発表時の物と大きく変更されており、iモード用ゲーム『キン肉マン☆超人コロシアム』においては、前者をヘビー・メタル、後者を真・残虐チームの一員ヘビ・メタとして、それぞれ別々の超人として登場させている。

ウールマン

  • 種別 - 残虐超人
  • 出身 - ニュージーランド ニュージーランドの旗
  • 超人強度 - 76万パワー
  • 年齢 - ---
  • 主な必殺技 - 羊毛地獄

ヒツジ型の超人。強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒される。

ザ・ゴッド・シャーク

  • 種別 - 残虐超人

サメ型の超人。強化合宿中にキン肉アタルの襲撃を受けて倒される。

原作担当の嶋田隆司が腰痛を患っている間に『週刊少年ジャンプ』で発表された超人で、長らくコミック未収録だったがリミックス版で収録された。

iモード用ゲーム『キン肉マン☆超人コロシアム』においては、イラストがジョーズマンで、超人名はシャークマンになっている。

強力チーム

強力の神が乗り移ったキン肉マンビッグボディが集めたチーム。巨漢揃いのメンバーは強力超人とも呼ばれる。ビッグボディ以外の4人はマンモスマン一人に倒されたため、個々の実力は未知数。大将のビッグボディもフェニックスに倒され敗退。

キン肉マンビッグボディ(ストロングマン)

  • 種別 - 運命の5王子
  • 出身 - キン肉星 / カナダの旗 カナダ
  • 身長体重 - 245cm 215kg
  • 超人強度 - 100万パワー(ストロングマン)⇒1億パワー(ビッグボディ)
  • 生年月日 - 地球時間で1960年4月1日[33]
  • 年齢 - 24歳
  • 主な必殺技 - メイプルリーフ・クラッチ、マッスル・インパクト
  • 声 - 平野正人

強力の神が乗り移った運命の5王子の一人で、元は開拓者ストロングマン。5王子の中でも抜きんでた巨体とパワーを持っているが、キン肉マンスーパー・フェニックスとの対戦ではその強みを見せる間もなく敗れ去った。試合中「強力の神にそそのかされてムリヤリ出場させられたんだ」と弱音を吐いていた。

アニメではわずかに戦う姿が描写されたほか、エピローグにてキン肉マンのフェイスフラッシュで他の運命の王子や超人達と共に復活した。

ゆでたまごによると、運命の5王子の中で最後にデザインしたキャラクターだが[35]、始めからやられ役としてであり、デザインも安直のやっつけ仕事で、さらには技すらも考えていなかったという。しかし意外とファンが多かったらしい[36]。デザインの大元のイメージは鉄人28号[35]

ゲーム等では設定のみの技メイプルリーフクラッチの他、偽マッスル・リベンジャー(Power120%Ver)やマッスル・インパクトといった技を使う。

主な肩書き
  • 強力チーム・大将
  • キン肉星王位継承者候補
異名
  • 豪力無双のパワーファイター[37]
  • 強力巨人[38]

ペンチマン

  • 出身 - トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ
  • 身長体重 - 228cm 200kg
  • 超人強度 - 340万パワー
  • 年齢 - 26歳
  • 主な必殺技 - ペンチ・クロー
  • 声 - 石森達幸

頭と両腕がペンチ型をした勇猛果敢な超人。王位継承サバイバル・マッチ1回戦、先鋒としてマンモスマンと対戦し得意技の「ペンチ・クロー」を出すが、顔を傷つけられ逆上したマンモスマンの「パワフル・ノーズブリーカー」により胴体を真っ二つにされ敗北した。

主な肩書き
強力チーム・先鋒

レオパルドン

  • 出身 - 西ドイツの旗 西ドイツ
  • 身長体重 - 230cm 776kg
  • 超人強度 - 460万パワー
  • 年齢 - 24歳
  • 主な必殺技 - 地獄の砲弾
  • 声 - 川津泰彦

戦車型の超人。背中が砲台、腕が銃になっている。アニメ版では両腕が素手に、両足が裸足からシューズに変更。強力チームの次鋒として登場した直後、マンモスマンの「ノーズフェンシング」により一撃で倒された。本編ではその後登場しないが入院しており、あっけなく敗れ去ったビッグボディに対してコメントを求められた際、ノーコメントとしていた[39]

『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では時間超人・サンダーの伝説正義超人の回想に、レオパルドンのシルエットもある。

主な肩書き
強力チーム・次鋒

ゴーレムマン

  • 出身 - イスラエルの旗 イスラエル
  • 身長体重 - 300cm 1000kg
  • 超人強度 - 580万パワー
  • 年齢 - 25歳
  • 主な必殺技 - フロント・ネック・チャンスリードロップ
  • 声 - 川津泰彦

聖地エルサレムの「嘆きの壁」のようなボディを持つ巨大な超人。王位継承サバイバル・マッチ一回戦ではキン肉マンチーム対飛翔チームが3試合を終える間、マンモスマンを相手に互角以上に渡り合う善戦を見せるが、マンモスマンの「ゴースト・キャンバス」により首を捻じ切られて絶命した。原作では、その死体はフェニックスの「デスボディ・シュート」により場外へと蹴り出され、テリーマンとロビンマスクをキン肉マンチームに合流させるための道具にされた。

読者投稿時の名前はゴーレマンで、「サンシャインの兄?」と書かれていた。身長体重の設定はサンシャインと同じ。

主な肩書き
強力チーム・中堅
異名
怪力超人

キャノンボーラー

  • 出身 - イラクの旗 イラク(イラン説もあり)
  • 身長体重 - 200cm 180kg
  • 超人強度 - 800万パワー
  • 年齢 - 29歳
  • 主な必殺技 - キャノン・ラリアート

頭にヘッドギア状のパーツを装着した超人。王位継承サバイバル・マッチ一回戦でマンモスマンと対戦し、マンモス・ラリアートに対し得意のキャノン・ラリアートを放ち、相討ちで両者ノックアウトとなる。しかし実際には、フェニックスとビッグボディを直接対戦させるためのお膳立てを目的としたマンモスマンの演技でしかなかった。

読者投稿時の名前はキャノンボールマン。『キン肉マンII世』の超人オリンピック組み合わせ抽選会で、抽選用の巨大パチンコに他の正義超人と一緒にキャノン・ボーラーの顔も写されている。

ゲーム『キン肉マンII世 超人聖戦史』では超人オリンピック ザ・ビッグファイトでじゃんけん競技に登場。その後、有名な超人になる方法についてを悩むイベントで登場する。

主な肩書き
強力チーム・副将

技巧チーム

技巧の神が乗り移ったキン肉マンゼブラが集めたチーム。ゼブラ以外のメンバーは四天王とも呼ばれ、いずれも大金で雇われた。他の超人には見られない独自の技でキン肉マンチームを翻弄する。最後は両チームの大将・副将によるタッグマッチとなり、キン肉マンチームに敗北した。

ザ・マンリキ

  • 出身 -  スウェーデン
  • 身長体重 - 250cm 500kg
  • 超人強度 - 721万パワー
  • 年齢 - 25歳
  • 主な必殺技 - スクランブル・バイス
  • 声 - 佐藤正治

ザ・万力とも。名前が示す通り巨大な万力「スクランブル・バイス」が両肩から生えており、腹部にも同じものが内蔵されている。その威力は鋼鉄やダイヤモンドを軽々と粉砕するほどで、対戦相手をジワジワと挟み潰す。頭部も頑丈でウォーズマンの「スクリュー・ドライバー」を食らっても致命傷にはならなかった。

先鋒戦ではミートを一方的に痛めつけ、その後超人墓場より復活したウォーズマンと対戦する。当初は戦闘技術を忘れたウォーズマンを圧倒するも、最後は「パロ・スペシャル」により敗れる。アニメ版ではエピローグの記念撮影に顔を出していた。

『週刊少年ジャンプ』初登場時は読者応募超人「ザ・万力」に近いデザインだったが、後に顔のデザインが変更された。

主な肩書き
技巧チーム・先鋒

モーターマン

  • 種別 - 機械超人
  • 出身 - フランスの旗 フランス
  • 身長体重 - 190cm 210kg
  • 超人強度 - 460万パワー
  • 年齢 - 23歳
  • 主な必殺技 - ドリル・ア・ホール・スパーク、バッテリー・クロー
  • 声 - 川津泰彦

ドリル状の頭部、乾電池の手足、モーターのボディを持つ超人。両腕の電池には膨大な電気が蓄えられている。技巧チーム四天王の一人だが、実際はバイクマンの充電役としてチーム入りを許されており、戦力扱いはされていなかった。笑い声は「キキキー」。コマ毎に微妙に容姿が変わっている。

前試合の傷が癒えていないテリーマンを痛めつけて戦線離脱させるが、復活したラーメンマンとの対戦となる。最初こそ攻め立てたものの、それがラーメンマンの試合勘を呼び戻すことになり、キャメル・クラッチで真っ二つに裂かれ秒殺された。

主な肩書き
技巧チーム・次鋒

バイクマン

  • 分類 - 機械超人
  • 出身地 - オーストラリアの旗 オーストラリア
  • 身長体重 - 195cm 150kg
  • 超人強度 - 1200万パワー
  • 年齢 - 24歳
  • 主な必殺技 - モーター・サイクリング・キック、キル・ザ・スカイダイブ
  • 声 - 平野正人

オートバイをモチーフとした機械超人で、タイヤを装備して人間型からバイク型に変形できる。ガソリンと電気をエネルギー源としており、バイクマンへの充電のためだけにモーターマンをチームに加入させるなど、ゼブラから戦力として相当に信頼をおかれていた。電気を自在に操ることもできる。

王位継承サバイバル・マッチ準決勝の会場である姫路城入りの直前、ラーメンマンからの奇襲を受けて監禁され、変装した彼と入れ替わられてしまう。準決勝の途中で会場に駆けつけ、ラーメンマンとサンダードームデスマッチ(金網デスマッチの一種)で戦う。一時は死に追いやるなどラーメンマンを苦しめたが、九龍城落地を受けて敗北。謎の予言を残して死亡した。

初登場時はライダーマンと呼ばれていた(文庫版などでは修正)。

主な肩書き
技巧チーム・中堅

パルテノン

  • 出身 - ギリシャの旗 ギリシャ
  • 身長体重 - 280cm 950kg
  • 超人強度 - 1500万パワー
  • 年齢 - 43歳
  • 主な必殺技 - 人体化石封じ、神殿瓦礫崩し、残虐技キャンバス・プレッサー(ゼブラとのツープラトン)
  • 声 - 佐藤正治

パルテノン神殿の化身超人で、全身が石造りの巨漢。怨念渦巻く神殿の化身であり、その力の込められた影のシャワー(闇の衣)によってキン肉マンゼブラの残虐性を引き出すことができる。その体は幾万の生物の死骸によって固められており、柱の内部にはメタンガスが充満している。笑い声は「ギョギョギョギョ」。強欲な性格であり、他のチームメイトと同じく30億超人ドルという報酬金と、ゼブラが王位に就いた際は大臣の位の約束を条件にチームに参加。体内にはゼブラから受け取った札束(アニメ版では金塊)が詰まっている。

王位継承サバイバル・マッチ準決勝の終盤においてゼブラとコンビを組み、キン肉マン、ロビンマスクとタッグマッチで戦う。「人体化石封じ」によりロビンを柱の中に封じ込めるが、アノアロの杖の炎によって脱出され、タワーブリッジとロビン・スペシャルの連続攻撃で敗北する。アニメ版では、最終回にキン肉マンのフェイス・フラッシュを浴びて、マンリキやホークマンとともに復活した。

作者によると技巧チームとの決着はタッグに決めていて、その為に選んだ大型超人であるとの事。またバースさえ取れれば、背景を描くように描けるため、意外と苦労はしないと語る[40]

主な肩書き
技巧チーム・副将

知性チーム

知性の神が乗り移ったキン肉マンスーパー・フェニックスが集めたチーム。初戦の強力チームをマンモスマンとフェニックスの2人だけで破り、続く超人血盟軍との対戦でも引き分けこそあったが無敗のまま勝利するなど、圧倒的な強さを誇った。決勝戦でのキン肉マンチームとの対戦は超人史上に残る激戦となり、最後はフェニックスがキン肉マンとの直接対決で倒された。

サムソン・ティーチャー / サタンクロス

  • 種別 - 悪魔超人
  • 出身 - 魔界
  • 身長体重 - 235cm 250kg
  • 超人強度 - 4100万パワー[41]
  • 年齢 - 37歳
  • 主な必殺技 - 忍法人馬紙切り、昇技・トライアングルドリーマー、ブレイクダンス・シュート
  • 声 - 田中秀幸 / 中村秀利(王位編) / 掛川裕彦(寄生超人)

サムソン・ティーチャーとしては夢の超人タッグ編で初登場。アシュラマンの家庭教師で、命を大切にすることをモットーとしている。「竜巻地獄」「阿修羅バスター」「阿修羅稲綱落とし」などはサムソンがアシュラマンに授けた技である。幼い頃のアシュラマンに愛の大切さを教え、激流に落ちたアシュラマンを救うが自分が流され行方不明となった。一命は取り留めたものの激流のために両脚を砕かれてしまい、知性の神に助けを請い寄生虫サタンクロスを身に宿すことになる。これをきっかけに残虐の精神を身につけ、肉体再生後はサタンクロスを名乗った。賞金稼ぎとして生活していたが、知性の神への借りを返すべくフェニックスの知性チームへ参加する。

当初はオーバーボディに身を包み、西洋の忍者超人を名乗っていた。王位継承サバイバル・マッチ準決勝の先鋒として登場し、残虐チームのザ・ニンジャとの西洋東洋忍者対決を制した。そして次鋒アシュラマンとの戦いの最中、オーバーボディが破れサムソンの姿を現す。この師弟対決は両者ノックアウトの引き分けに終わる。

キン肉マンチームとの決勝戦でも先鋒となり、キン肉マンと魔法陣リング装着デス・マッチで対戦。戦いの中で真の格闘者精神を取り戻し、また溺れたミートの姿をかつてのアシュラマンと重ね、非情の鬼になれずミートを助ける。最後はキン肉マンの「完璧マッスル・スパーク」に捉えられ、寄生虫サタンクロスの頭だけを破壊された。サタンクロスの支配から逃れ、キン肉マンの気高さに涙する。

寄生虫サタンクロスはサムソンと分離・合体が可能。普段はサムソンの背から腹部に頭を突っ込みケンタウロスのような姿となるが、どんな傷口からでも侵入できるらしく、キン肉マン戦の終盤には頭を二つ並べた姿となった。

ゆでたまごによると、サタンクロス自体はシングル戦でツープラトンが見せられるのは面白いと出して考えて出した超人であり、アシュラマンとの因縁はテーマを与えるためと語る。またアシュラマンとはまた違う形で、手足が多く、複雑なパーツが多いためあまり描きたくないとも語る[42]

主な肩書き
  • 知性チーム・先鋒(準決勝、決勝)
  • アシュラマンの師匠
  • 鬼のサタンクロス

プリズマン

  • 出身 - 南極の旗 南極
  • 身長体重 - 304cm 200kg
  • 超人強度 - 5200万パワー
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - レインボー・シャワー、キャンバス・ソーサー、キャンバス手裏剣
  • 声 - 山口健 / 田中亮一(王位編35話 - )

全身がガラス張りでプリズムになっている超人。普段は重厚なボディであるが、本来の姿はシャープなボディに鋭利な手足を持つ。血の気の多い性格で、普段はフェニックスに忠誠を誓っているが、「これから奴をどうするね、フェニックス、あんたなら」とタメ口をきくこともある(廉価コミックでは訂正)。笑い声は「キョーキョキョキョ」。

自らのプリズムボディに太陽光線を取り込んで発射する「レインボー・シャワー」が得意技。この光線には、超人にとって有害な「カピラリア七光線」が含まれている。

初期はミステリアスパートナー1号として姿を隠し登場。王位継承サバイバル・マッチ準決勝、キン肉マンソルジャー(キン肉アタル)率いる残虐チームとの対戦中にプリズムの姿を現し、3対3の6人タッグマッチ戦のメンバーとしてリングに上がる。タッグマッチでは事実上ブロッケンJr.との1対1の構図になる。試合中にレインボー・シャワーでソルジャーを狙うが、超人から人間に戻ったブロッケンJr.によって阻止され、最後はブロッケンJr.の決死の技ブレーメン・サンセットを受けて引き分けた。

決勝のキン肉マンチーム戦ではラーメンマンと対戦。対戦舞台となったジャングルジムにレインボー・シャワーを反射させる仕掛けを仕組んでおくなど、有利な条件下にあったにも関わらず、ラーメンマンの閃きと九龍城落地により敗北。

ゆでたまごによると初期の超人クリスタルマンを充分活かしきれなかったという後悔があって、その反省から強豪に進化させた超人であるという。作画では気を抜くとギャグ系の超人に見えるため、貫禄の維持が大変であると語る[43]

主な肩書き
知性チーム・中堅(準決勝)→次鋒(決勝)

ジ・オメガマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 身長体重 - 231cm 208kg
  • 出身 - オメガ・ケンタウルス星団
  • 超人強度 - 8600万パワー
  • 年齢 - 不明
  • 主な必殺技 - Ω・カタストロフドロップ、オメガ血煙り牙、Ω・メタモルフォーゼ(変身)
  • 声 - 山口健

ホッケーマスク状の仮面を被り、背中から巨大な指が生えた姿の超人。当初は尻尾が生えていたが、後に削除されている。目の前のあらゆる物体や別の超人に変身する特殊能力を持つ。笑い声は「フォーフォフォ」。宇宙の犯罪超人を処刑することを生業とし、ハントした超人の首を巨大指の先にコレクションしている。この首は戦闘時に操ることが可能。Ω・カタストロフドロップ以外にも巨大指を使った技があることが扉絵で紹介されている。また、超人ハントの際は銃を使う。

超人閻魔からネプチューンマンやキン肉マンチーム抹殺の依頼を受け、知性チームに加わる。決勝戦の中堅戦においてジェロニモを破り、最終戦では数々の物体に変身してネプチューンマンとキン肉マンを苦しめた。しかしプリンス・カメハメに変身したことが仇となり、戦いの中でカメハメ100殺法をマスターしたキン肉マンの「完璧マッスル・スパーク」を受けて敗れた。倒されたオメガマンの遺体は大会委員会側によっていったん片付けられた描写があるが、再びリング上に戻っていた。預言書のページが燃えたことで遺体も消滅し、その間際に腕を組み祈るような状態になっており、キン肉マンに何かを託すような姿で消えていった。

ネプチューンマンは「超人閻魔、フェニックスといった強大なバックアップがないと何もできない軟弱な奴」と評している(そのような者を最も嫌うという意見では、完璧超人と正義超人は一致している)。しかし忠誠心はあり、フェニックスを我が身に代えて守ろうとした。

アニメでの超人閻魔は邪悪の神々を操る黒幕であり、オメガマンはフェニックスと対等な関係となっている。またハンター稼業にレスラーの誇りよりも重きを置くような描写がある。

ゆでたまごによると、物語終盤のどんどん強い超人を登場させねばならない状況で出し、闘っている間もイメージが固まらなかったと語る[44]

主な肩書き
  • 知性チーム・中堅(決勝)
  • 超人ハンター
プロフィール
趣味:ハントした首のコレクション

飛翔チーム

飛翔の神が乗り移ったキン肉マンマリポーサが集めたチーム。大将であるマリポーサと先鋒のザ・ホークマンは敏捷なタイプだが、その他のメンバーは機械超人や重量級ながらも独特のファイトで相手を翻弄する。作中の台詞ではマリポーサ以外のメンバーも全員5000万パワー以上の超人強度を持つとされていたが、後に明かされた設定では280 - 1000万パワー程度。大将戦でマリポーサがロビンマスクに逆転負けし敗退。

ザ・ホークマン

  • 出身 - フランスの旗 フランス
  • 身長体重 - 206cm 110kg
  • 超人強度 - 520万パワー
  • 年齢 - 18歳
  • 主な必殺技 - スパイラル・ブレット、ウィング・カッター、ネイル・クラッシュ
  • 声 - 速水奨

王位継承サバイバル・マッチにおけるキン肉マン最初の対戦相手。背中に翼、つま先に鉤爪を持つ。頭部にヘルバードと呼ばれるを飼っている。ヘルバードは他の鳥類やホークマンそっくりの姿に変身できる。自身の羽毛を保護色のようにして姿を消すことも可能。笑い声は「ホーホホホ」。

兵隊超人としての生活に嫌気がさしており、キン肉マンを倒し邪悪の神に認めてもらおうとしていた。姿を消した状態でキン肉マンを攻め立てるが、ヘルバードの帰巣本能を逆手に取られて居場所を悟られ、キン肉ドライバーを受けて敗れた。

読者考案の同名超人とコンドル・マスクを合わせたデザインとなっている。

主な肩書き
  • 飛翔チーム・先鋒
  • 傭兵超人(兵隊超人)

ミスター・VTR

  • 種別 - 機械超人
  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国シリコンバレー
  • 身長体重 - 190cm 790kg
  • 超人強度 - 280万パワー
  • 年齢 - 21歳
  • 主な必殺技 - アクション・ストップ、シーン・チェンジャー、カメラレンズズーム・イン、ズーム・アウト
  • 声 - 小林俊夫

頭部がビデオカメラになっているほか、身体がビデオ編集機器で構成された機械超人。撮影した映像に対し巻き戻しやビデオ合成などの操作をすると、それがそのまま現実に反映されるという特殊能力を持つ。

キン肉マンとの対戦で各機能を駆使して苦しめたが、自らの攻撃方法の弱点を見抜かれ、ネオキン肉バスターと超人絞殺刑の連続攻撃で敗北。それでも生きており、続くキン肉マン対ミキサー大帝の試合では、最後の力を振り絞って状況予測装置と編集機能によりミキサー大帝が倒されるシーンを削除。チームメイトの勝利を助けて死んでいった。原作ではキン肉マンの動きを止めた後に無抵抗の相手をいたぶっても面白くないということで元に戻したが、アニメでは嬲り続けている(キン肉マンは何とか動く舌でスイッチを押して難を逃れている)。

読者投稿時の名前はマックスター[45]

主な肩書き
飛翔チーム・次鋒

ミキサー大帝

  • 種別 - 機械超人
  • 出身 - 日本の旗 日本
  • 身長体重 - 245cm 700kg
  • 超人強度 - 700万パワー
  • 年齢 - 20歳
  • 主な必殺技 - パワー分離機
  • 声 - 川津泰彦

ミキサー型の超人。キン肉マンにシングルマッチで黒星をつけた数少ない超人の一人。ボディのミキサーは「パワー分離機」になっており、中に放り込んだ超人の肉体からパワーを分離することが可能。笑い声は「ハーハーハー」。

キン肉マンとの対戦で、パワー分離機により火事場のクソ力を肉体から分離させた。これによりキン肉マンは一時的に超人墓場へ送り込まれてしまうが、ウォーズマンの助力で復活。残った95万パワーでミキサー大帝にキン肉ドライバーを仕掛ける。しかしミスター・VTRが状況予測と編集機能で技を妨害し、エルボードロップで逆転勝ちとなった。実はこの時、キン肉マンによりボディのネジを1本抜き取られていた。

続くミートとの試合では、相手を力のない小者と見くびっていたが、長年に渡りアイドル超人たちの戦いを間近で見ていたミートは優れたテクニックで奮戦。それでも反撃に出てミートをパワー分離機に投げ込もうとしたが回避され、閉門クラッシュで胴を砕かれる。間髪入れずバックドロップを決められ、ネジが抜けていたこともあり技の衝撃で全身がバラバラになって敗北した。なお、抜かれたネジは後に記念品としてキン肉城の寝室に飾られている。

キン肉マンとの試合前、パワー分離機を説明するため子犬を投げ入れ、骨と皮に分離させていた。アニメではコンクリートの柱をセメントと鉄柱に分離することに変更された。

主な肩書き
飛翔チーム・中堅

キング・ザ・100t

  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ・デトロイト
  • 身長体重 - 270cm 1t〜100t(増減自在)
  • 超人強度 - 1000万パワー
  • 年齢 - 18歳
  • 主な必殺技 - ジェット・ローラー・シーソー、変身殺法
  • 声 - 平野正人(4話)→岡和男

分銅のような姿の超人。100トンの特殊金属ボディを持ち、判明している中では最も重い超重量級。ボディの分銅はいくつかのパーツに分けられており、状況に応じて自らの重量を調節して戦う。特殊金属ボディは高い硬度に加え、外部からのイメージ(絵が描かれたプラカードなど)により鉄球やバーベルに変形が可能な形状記憶合金製。笑い声は「ゴーホホホ」または「グオホホ」。勝利予告のようなパフォーマンス「血殺のVサイン」がある。

王位継承サバイバル・マッチ一回戦では、その能力と重量でミートを圧倒しテリーマンも苦しめるが、一度に多数のカードを見せられたため金属ボディの分子配列がバラバラになってしまい、カーフ・ブランディングで身体を砕かれる。しかし最後の力を振り絞ってテリーマンに拳を飛ばし、引き分けに持ち込んだ。

ボディが形状記憶合金という設定は、当時の担当編集者茨木政彦のアイディア。この設定が使われた時は、自分の超人が採用されたように嬉しかったという[46]

主な肩書き
飛翔チーム・副将

墓守鬼

超人墓場を管理し、死人となった超人たちに終わり無き労働を強いる鬼たち。生命を持った超人を取り締まることはできない。

悪魔将軍や悪魔六騎士が超人墓場に侵攻した際には迎撃を行うが次々と蹴散らされる。

完璧・無量大数軍編 初登場

完璧・無量大数軍

ストロング・ザ・武道

  • 種別 - 完璧超人
  • 身長体重 - 290cm 320kg
  • 主な必殺技 - 零の悲劇、武道岩砕クロー(週プレNEWS連載時は武道鉄拳)、ワンハンド・ブレーンバスター、完武・兜砕き

完璧・無量大数軍のリーダー格で最古参メンバー。“完武”の異名を持つ。口癖は「グロロー」。正義超人・悪魔超人・完璧超人の間で行われた三属性不可侵条約を撤回させるために現れた。剣道の面や防具と袴を身につけた巨漢で、ビッグ・ザ・武道とほぼ同一の姿だが別人。目が常に充血している。完璧超人の掟には特に厳しく「カタブツ」と無量大数軍からも言われるほどの苛烈な性格だが、実力や気概を認めた相手に対してはたとえ下等超人であっても敬意を払う一面を持つ。

組み合った相手から超人パワーを抜き取り人間にしてしまう「零の悲劇」と呼ばれる能力を持つ。手にした竹刀は炎を纏う。

全面対抗戦では、アメリカ・グランドキャニオンに特設された空中リングにてザ・魔雲天と対戦。終始一方的な試合展開で圧倒し勝利、その戦いを見ていたキン肉マンやピークア・ブーを恐れさせた。試合後、生きていた魔雲天によってリングもろともグランドキャニオンの谷底へ落下し消息を絶つが、プラネットマンの人面プラネットに召喚されなかったため生存している模様。

悪魔超人からは完璧・無量大数軍の中でも特に厄介な相手と目されている。また、悪魔超人たちが〝あのお方〟と呼ぶ存在とは遥か遠い昔からの知り合いと自称する。

マックス・ラジアル

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - フランスの旗 フランス
  • 身長体重 - 256cm 423kg
  • 超人強度 - 4800万パワー
  • 主な必殺技 - ドリフト・タックル、ビッグラジアル・インパクト、サスペンションブーツ

完璧・無量大数軍の一人。“完裂”の異名を持つ。両肩に巨大な「裂殺タイヤ」を装備し、両膝下はサスペンションになっている巨漢。その異名は巨大タイヤにより対戦相手の皮膚を完全に切り裂き死に追いやることを意味する。

超人と子供たちのファン感謝デーに乱入した際、カナディアンマンとスペシャルマンを倒す。全面対抗戦の一番手としてテリーマンと対戦し、巨大タイヤやサスペンションの脚を攻防に活かして苦しめた。しかし不屈の粘りを見せるテリーマンに右のタイヤを破壊され、カーフブランディング、テキサスコンドルキック、ブレーンバスターの連続攻撃でKO負け。完璧超人の掟に従いストロング・ザ・武道の竹刀でボディを刺し貫き自害する。

ターボメン

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - シリアの旗 シリア
  • 身長体重 - 215cm 180kg
  • 超人強度 - 4000万パワー
  • 主な必殺技 - 〈完遂〉リボルバーフィン、アースクラッシュ、完遂刺し(コンプリート・スティング)、タービンチョップ、リボルバースタッド
  • タッグチーム - ジョン・ドウズ

完璧・無量大数軍の一人で機械超人。“完遂”の異名を持つ。戦闘で受けたダメージを蓄積し、体内のターボチャージャーで増幅させた後に「アースユニット」と呼ばれる管でそのエネルギーを相手の体に流し込んで自壊させる技「アースクラッシュ」を持つ。両腕にあるリボルバー状のパーツからは鉄鋲(スタット)が飛び出す。

悪魔超人軍との対抗戦ではソ連・クレムリン赤の広場にてステカセキングと闘い、上記の自壊戦法で勝利。その際、ウォーズマンの技を使ったステカセキングに問答していた。

ステカセキングを破ったことから「悪魔超人キラー」と異名され、鳥取砂丘の階段ピラミッドで行なわれた第二戦では悪魔超人との対戦を望んでいた。望みどおりに第5ステップでバッファローマンと対戦するが途中でリングが崩落し第4ステップに両者落下。試合は急遽タッグマッチとなり、グリムリパーと組んだ「ジョン・ドウズ」としてバッファローマン・スプリングマン組「ディアボロス」と戦う。スプリングマンのバネボディをアースクラッシュにより硬化させることで弾性を失わせKO寸前まで追い詰める。しかしスプリングマンの死力を尽くしたディアボロス・ロングホーン・トレインの連打を受け、4発目で胸板を貫通されながらも立とうとするが絶命。直後、グリムリパーにアースユニットを奪われている。

死後、プラネットマンの人面プラネットで魂を召喚される。谷底に落ちて死んだと思われたストロング・ザ・武道の魂が召喚されなかったことから武道の正体に気づくも、サイコマンによって口を封じられて消滅した。

クラッシュマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - パキスタンの旗 パキスタン
  • 身長体重 - 283cm 880kg
  • 超人強度 - 3000万パワー
  • 主な必殺技 - 〈完掌〉アイアングローブ、アイアン・ディスカス、レッグ・アイアングローブ

完璧・無量大数軍の一人。“完掌”の異名を持つ。背中から巨大な鋼鉄の指「アイアングローブ」が生えており、攻防一体のアイアングローブに特化した戦法をとる。脚部にも小型のアイアングローブを持つ。笑い声は「ギガギガ」。

悪魔超人軍を相手の全面対抗戦第一線では、東ドイツ・ブランデンブルク門にてミスターカーメンと対戦。カーメンの秘術に翻弄されミイラパッケージに閉じ込められるが、肉体の半分が機械であるためミイラにされず、逆転勝利を収める。

第二戦では、鳥取砂丘に出現した階段ピラミッドの第2ステップでブロッケンJr.と戦う。序盤は押されるが一気に反撃してKO寸前まで追い詰めた。しかしラーメンマンの激励で闘志を取り戻したブロッケンJr.の連続攻撃を受け、折られたアイアングローブの隙間から「ベルリンの赤い雨」で切り裂かれて敗北。試合後、機械でできた心臓部を自ら握りつぶし自害した。

ダルメシマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - イギリスの旗 イギリス
  • 身長体重 - 190cm 97kg
  • 超人強度 - 2500万パワー
  • 主な必殺技 - ドギーネイルキック、スペクルコントロール、スペクルボム、ダルメシアンクラッチ(週プレNEWS掲載時は「ダルメシマンクラッチ」)、マッドドッグ・フリップ、ドッグイヤークラッシュ、唾液分泌(サリベーティング)シールド、“完牙”マッドドッグ・トゥース

完璧・無量大数軍の一人。“完牙”の異名を持つ。ダルメシアン姿の超人で、牙による噛み付き攻撃が得意。笑い声は「ウォンウォン」。完璧・無量大数軍の中では挑発的な言動が多い。

悪魔超人軍との対抗戦では、中国・万里の長城にてブラックホールと闘う。人間の一京倍の嗅覚で影分身を見破り、体の斑点を移動させ多彩な攻撃を繰り出す「スペクルコントロール」と完牙殺法でブラックホールを苦しめるが、至高のブラックホールに吸い込まれる。四次元空間からの脱出には成功するものの、無意識のうちに自身が犬の本能に従っていることを見抜かれていたため脱出位置を特定されピンポイント攻撃を食らい、最後は新技フォーディメンションキルに捉えられKO負け。敗北後は完璧超人の掟に従って自害しようとするが、ブラックホールに首を刎ねられて死亡した。

死後、プラネットマンの人面プラネットで魂を召喚され、完璧超人始祖の正体を隠していたグリムリパー(サイコマン)を詰るが、逆に「負け犬」と罵られ握り潰されてしまった。

マーリンマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - フィジーの旗 フィジー
  • 身長体重 - 202cm 134kg
  • 超人強度 - 2200万パワー
  • 主な必殺技 - フライングソードフィッシュ、鰭ノコギリ、マーリン・エアバッグ、ピラニアンシュート、“完刺”スピア・フィッシング

完璧・無量大数軍の一人。“完刺”の異名を持つ。カジキ姿の水棲超人で、逆三角形型のスマートな体格。水中戦を得意とし、上顎から伸びる舵木通し「フライングソード」を活用するほか、受け身が非常に巧みで投げ技のダメージを受けにくい。完璧超人の例に漏れず自信家で、他属性の超人や人間のことを下等と見下している。笑い声は「ピョピョー」。

全面対抗戦ではイギリス・テムズ川にて、同じ水棲超人のアトランティスと戦う。多彩な技や特殊能力の応酬の末、アトランティス・ドライバーを破りピラニアンシュート、“完刺”スピア・フィッシングの連続攻撃でKO寸前まで追い詰めた。しかしアトランティスの死力を尽くした最後の技・タワーブリッジに捉えられ、両者死亡の引き分けとなった。優勢に進めていたが慢心で引き分けため、ストロング・ザ・武道とネメシスからは「名乗っていたことを恥じろ」と罵倒されている。

ゆでたまごの中井義則は、マーリンマンを描いていて印象に残る超人だったと後に語っている。

ピークア・ブー

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - ニュージーランドの旗 ニュージーランド
  • 身長体重 - 178cm 105kg
  • 超人強度 - 4200万パワー
  • 主な必殺技 - ガクシュウ、ビッグベイビー・ボム、48の殺人技(キン肉マンとの対戦中に学習。作中で使用したのはキン肉バスター、超人絞殺刑、キン肉壊体固め、宇宙旅行の4つ)

完璧・無量大数軍の一人。“完恐”の異名を持つ。赤子のような姿をしているが、その実態は対戦相手の技を受けて技術を吸収し、それ以上の技術で反撃する「急成長超人」である。その能力から、急成長を遂げて勝利するたびにストロング・ザ・武道によって記憶を消されていた。ピークア・ブー本人はこの扱いに不満を持っており、宇宙最強と称されるキン肉マンの技術を吸収した暁には二度と記憶を消されないことを願っていた。当初の一人称は「あたい」だったが、単行本では差し替えられている。なお、ピークア・ブーとは「いないいないばあ」に相当する言葉である。

腹部は凶悪な面(フィアフェイス)になっており、普段は太股から伸びる2本の手(ハンドゲート)で隠されているが、ハンドゲートをどけて露出させることにより対戦相手を威嚇する。頭の顔も赤子の状態では顎についた掌で隠している。成長と共に容姿が大人びたものに変化していく他、コスチュームのフリルが消え、腕と脛のハートの模様がダイヤ型に変化する。

全面対抗戦では両国国技館にてキン肉マンと戦う。試合開始当初は攻撃・防御ともまったく未熟だったが、キン肉マンの技を受けて急速に成長し、48の殺人技まで使いこなして圧倒する。しかし基礎鍛錬を欠いた急成長の弊害で、基本的な技が読めなくなってしまう。そこを突かれて反撃され、最後は基本技の集合体である48の殺人技No3・風林火山を受けてKO負け。試合後にキン肉マンから心の強さを説かれ、より強くなって再戦したいと望み、完璧超人の掟である敗北後の自害を拒んだ。掟に抗うためネメシスに挑むが返り討ちに遭い、キン肉マンの捨て身の救出により命は取り留めるが重傷を負った。

ネメシス

  • 種別 - 完璧超人
  • 身長体重 - 205cm 140kg
  • 超人強度 - 6800万パワー
  • 主な必殺技 - 〈完肉〉バトルシップ・シンク、新キン肉バスター、完璧版マッスル・スパーク、ネメシスドライバー、パーフェクトディフェンダー、パーフェクトアセイラント、バスターズ・ドッキング(ポーラマンとのツープラトン)

完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完肉”の異名を持つ。キン肉マンと似た外見で、マッスル・スパーク等の技を使うほかキン肉族に伝わる諺を知っているなど、キン肉族と関係がある模様。体色は薄い青緑色、額には「完」の文字があり、フェイスガードは眉の位置に付いている。ストロング・ザ・武道のことを相棒と呼ぶ。驚異的な身体能力を誇り、パンプアップで首を2倍以上に膨らませることもできる筋力と、ロビンマスクのタワー・ブリッジをも耐える柔軟性を併せ持っている。

鳥取砂丘に出現したサッカラの階段ピラミッドでは、第6ステップにてロビンマスクと戦う。戦いの中、完璧超人こそ神に選ばれた者と語り、他属性の超人を「害虫(ゴキブリ)」と蔑む。死闘を通じて訴えるロビンの「友情パワー」に対しても聞く耳を持たなかったが、ロビンの強さは「下等超人の最高傑作」「鋼鉄の不沈艦」と評して認めていた。ロビンマスクに勝利後、その亡骸を鳥取砂丘の砂の中へ埋葬した。

ウォーズマンに敗北したポーラマンに「お前と別れるのは残念」と伝えながらも自害の介錯を担い、ロビンマスクと同様に砂の中へ埋葬する。その後、完璧・無量大数軍の使命が超人界の根幹を揺るがす存在、キン肉マンの殲滅であることを明かした。

その後、イタリアに完璧超人始祖のガンマンが現れたのを知り、気になる事ができたと言い残し何処かへ飛び去った。

マーべラス

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - 中華人民共和国の旗 中国
  • 身長体重 - 198cm 130kg
  • 超人強度 - 1800万パワー
  • 主な必殺技 - ライジング・ドラゴン、双龍・塒固め、〈完昇〉双龍同体飛燕、四腕龍拳

完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完昇”の異名を持つ。両肩に紅龍・蒼龍と称する竜の頭を巣食わせており、この二匹は自在に首を伸ばして攻撃を仕掛ける。修行の世代は異なるがラーメンマンと同じく超人拳法の伝承者であり、額にはその証しである「龍」の焼印が隠されている。笑い声は「キュワキュワ」。

全面対抗戦第二戦では、鳥取砂丘に出現したサッカラの階段ピラミッドの第一ステップにてラーメンマンと戦う。戦いの中で超人拳法伝承者であることを明かし、自分を殺す気で戦おうとしないラーメンマンの「生かす拳」に怒りを見せるが、自身も正々堂々の勝利を目指すことを信条とし殺人拳を良しとしていない。

合わせ鏡の如き超人拳法の応酬の末、ラーメンマンによる首への集中攻撃と、両肩の紅龍・蒼龍を首に巻きつけた変形版の「九龍城落地」によって絞め落とされて失神KO負け。敗北後、ラーメンマンの強さを認めながらも完璧超人の掟に従い、蒼龍に自らの心臓を食い破らせ自害した。

ジャック・チー

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - イタリアの旗 イタリア
  • 身長体重 - 195cm 301kg
  • 超人強度 - 3500万パワー
  • 主な必殺技 - 〈完流〉フォーセットクラッシャー、ボイリング・ショット、クーラント・ショット、ファイヤーボールキック、ダウジングアイ、ダウジングドリル

完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完流”の異名を持つ。その名の通り体中に蛇口を持ち、両腕の蛇口から放たれる水流や熱湯は直接攻撃だけでなく、推進力を利用した攻撃強化や相手の技の防御・返し技にも使用される。またダウジング能力により隠れた相手や源泉の位置を察知できる。一人称は「我輩」、笑い声は「ジャジャーッ」。

全面対抗戦第二戦では、階段ピラミッドの第3ステップでブラックホールと対戦。ボイリング・ショットやダウジングドリルで掘り当てた間欠泉の蒸気によりブラックホールの技を封じ、至高のブラックホールの吸引力にも耐える。しかしとどめを刺そうとした時、ブラックホールがペンタゴンに変身。構わず攻撃するがペンタゴンの速攻に翻弄され、必殺のフォーセットクラッシャーもクロノス・チェンジで返される。最後はフォーディメンションキルに捉えられてKO負け(技が決まる際はペンタゴンからブラックホールに戻っていた)。「心安らかに死ねる」と言い残し、間欠泉の上で粉々になり絶命した。

グリムリパー

  • 種別 - 完璧超人
  • 身長体重 - 206cm 102kg
  • 主な必殺技 - 八つ裂きハット(週プレNEWS連載時はキルハット)、完幻のスケルトンボディ、イグニシォン・ドレス、スピア・ドレス、〈完幻〉ファントム・キャノン、サンダーサーベル、ジョン・ドウズ・アロウ(ターボメンとのツープラトン)
  • タッグチーム - ジョン・ドウズ

完璧・無量大数軍の第二陣として現れた一人。“完幻”の異名を持つ。白い肌でナイフを仕込んだ帽子と黒装束に身を包む。完璧・無量大数軍のイリュージョニストと自称し、相手を幻惑・撹乱するような技を使いこなす。同時に、細身の体躯に似合わずバッファローマンのハリケーン・ミキサーを正面から受け止め、皮膚を容易に毟り取るほどの握力を持つ。一人称は「私」または「わたくし」で口調も丁寧語(そのため、悪魔超人達からは「オネエ野郎」と呼ばれていた)、笑い声は「ニャガニャガ」。名前は死神(グリムリーパー)に由来する。完璧・無量大数軍の最古参でもある。

全面対抗戦の第二戦では、鳥取砂丘に出現した階段ピラミッドの第4ステップでスプリングマンと対戦。しかし第5ステップの崩落により試合はタッグマッチへ移行し、ターボメンと「ジョン・ドウズ」を組んでバッファローマン&スプリングマンの「ディアボロス」と戦う。初めてタッグを組んだ即席チームでありながら連携の取れたツープラトン攻撃でディアボロスを攻めたてる。余裕にあふれた不敵な態度を取っているが、バッファローマンがジョン・ドウズ・アロウを受け止めた時には驚きを隠せず、バッファローマンをはじめとする超人たちのパワーの変化に興味を持つ。

ターボメンとスプリングマンが倒れた後、ターボメンの亡骸からアースユニットを奪い取り自身の右腕に移植。それを使ってバッファローマンの超人強度を査定しようと目論む。多彩な技でバッファローマンを追い詰め、悪魔超人としての全力を出させた上でパワー査定を開始するが、超人強度8000万パワーまで吸収可能なアースユニットが増大したパワーに耐え切れず破裂してしまう。直後、パワーを取り戻したバッファローマンのハリケーン・ミキサー2連発と超人十字架落としを受けてKO負け。しかしすぐ立ち上がり、「敬意を評し私を殺害する権利を与える」と発言。ロングホーンで胸を貫かせると、謎めいた言葉を残し消えていった。

その後、スペインのサグラダ・ファミリア上空に出現した。その正体は、完璧超人始祖のひとり・サイコマンであった。

ポーラマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 -  ノルウェー
  • 身長体重 - 278cm 325kg
  • 超人強度 - 7200万パワー
  • 主な必殺技 - ポーラネイル、バックハンド・ネイルブロー、〈完力〉マッキンリー颪、熊嵐固め、審判の仮面狩りネイル、バスターズ・ドッキング(ネメシスとのツープラトン)

完璧・無量大数軍の第二陣として姿を現した一人。“完力”の異名を持つ。白熊の毛皮を羽織った巨漢超人。必殺技のマッキンリー颪には自らの下半身で着地するパターンと相手の体を下敷きにして着地する2種類のパターンが存在する。

全面対抗戦第二戦では、階段ピラミッドの最上段にリングを設けウォーズマンと対戦する。ロビンマスクの死で冷静さを欠いたウォーズマンの攻撃を“完力”の異名通りの鋼のような筋肉で防ぎ、持ち前の怪力による猛攻でK.O寸前まで追い詰めたが、迷いを断ち切りスーパーユウジョウモードを発動したウォーズマンのパロ・スペシャル ジ・エンドにより全身の骨を砕かれて敗北。

試合後、完璧・無量大数軍の掟をウォーズマンに語る。骨を折られて自害できないためネメシスの介錯を望み、胸を貫かせて死亡。鳥取砂丘の砂の中に葬られた。

試合中、機械超人は闘うことしか考えていない超人だと罵るがウォーズマンとの死闘の末に心境が変化し、埋葬される寸前にそれを訂正した。

死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂を召喚される。完璧・無量大数軍の存在がサイコマンの正体を隠すための隠れ蓑であったことを悟るが、サイコマンによって消滅させられた。

完璧超人始祖

ミラージュマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - ポルトガルの旗 ポルトガル
  • 身長体重 - 263cm 405kg
  • 超人強度 - 2200万パワー
  • 主な必殺技 - ミラースナイプビーム、カレイドスコープドリラー、姿鏡体殺封じ

"完璧・参式"(パーフェクト・サード)の称号を持つ完璧超人始祖。「氷のダンベル」を所有し、超人墓場へ通じる黄泉比良坂の番人の役目を与えられている全身鏡張りの超人。

超人墓場へ侵攻し完璧超人始祖を全滅させようとするかつての同士、悪魔将軍(ゴールドマン)と戦わなければいけないことに哀しんでいたが、番人としての使命を守るため対戦する。

左手のカレイドスコープドリルは硬度10のダイヤモンドパワーに変質させることができると豪語するが、悪魔将軍からは「ダイヤモンドパワーと呼べる代物ではない」と一蹴され、ダイヤモンドパワーの手刀に叩き折られた。当時から全く進化していないと告げられ、進化した力との差を見せつけられ地獄の断頭台を受けて敗北する。

完璧超人始祖を超人墓場から外の世界に出入りさせないための役割もしており、ガンマンからは疎まれていたが、アビスマンからは好かれていた様子。

デザインは『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』終盤の応募超人のミラージュをアレンジしたものとなっている[47]

アビスマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - トルコの旗 トルコ
  • 身長体重 - 202cm 185kg
  • 超人強度 - 2600万パワー
  • 主な必殺技 - アビスガーディアン、グレイブヤードタックル、奈落斬首刑

"完璧・肆式"(パーフェクト・フォース)の称号を持つ完璧超人始祖。「焔のダンベル」を所有し、超人墓場の最高監察官として「禁断の石臼」の管理をしており、墓守鬼たちから慕われている。完璧超人始祖の中では珍しくフランクな口調で、笑い声は「モガッモガッ」。口を覆うマスクの下には太古の昔に特訓中に超人閻魔から受けた傷がある。

正面から組んだパワー勝負は完璧超人始祖随一で、その姿勢は超人閻魔の理想に最も近いと評される。また、集中力と反射神経をさらに養い究極にまで高めた時、「パーフェクト・ザ・ルール」の称号を与えることを約束される。そして精神修行を重ね、背後からの攻撃を一切受け付けない完璧超人奥義"アビスガーディアン"を身につける。そのため、背中には太古の昔にゴールドマンからつけられたひとつの傷しかない。

「禁断の石臼」を逆に回そうとする悪魔将軍を止めるため対戦する。"アビスガーディアン"により悪魔将軍の攻撃を防ぎつつパワーファイトで硬度調節機能を破壊したが、"アビスガーディアン"が背後からの攻撃にしか反応しない弱点を大雪山落としによって破られ、最後は地獄の断頭台を受けて敗北。

ペインマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - アルゼンチンの旗 アルゼンチン
  • 身長体重 - 198cm 95kg
  • 超人強度 - 1800万パワー
  • 主な必殺技 - ダミーバブル、ファイヤーボールプレス、ペインリカバリー、テリブルペインクラッチ

"完璧・伍式"(パーフェクト・フィフス)の称号を持つ完璧超人始祖。体中にエアバッグである丸い突起物を持ち、それが緩衝材となり痛みを感じることのない超人。笑い声は「テハハハ」。完璧超人としてはよく笑い、大きな声で周囲に呼びかけるなど陽気な性格。

太古の昔にゴールドマンとはダイヤモンドボディと緩衝材ボディのどちらが優れているかをはじめとして、主義主張などあらゆることで言い争いをしていたが、その言い争いを楽しんでいた。ゴールドマンが去ってからは言い争いが出来なくなり哀しかったという気持ちを吐露していた。

完璧超人始祖を倒しダンベルを奪おうとする悪魔六騎士の前に現れ、ジャンクマンと円形金網リングで対戦。あらゆる衝撃を吸収する体質でジャンクマンを追い詰めるが、ジャンクハンドの空撃ちで熱を帯びたことにより緩衝材の内部の空気が膨張し、そこを衝かれて胸の緩衝材を破られる。それでもなお優勢な立ち回りを見せるものの、左のジャンクハンドを犠牲にしたジャンクマンの捨て身の作戦にかかり、捨てたジャンクハンドの鋲に心臓を貫かれて敗北。ジャンクマンに「風のダンベル」を託し、ゴールドマンが育てた下等超人が自分を超えたことに満足しながら死亡した。

ガンマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 出身 - モロッコの旗 モロッコ
  • 身長体重 - 302cm 580kg
  • 超人強度 - 3800万パワー
  • 主な必殺技 - エルクホルン・シザース、エルクホルン・コンプレッサー、真眼(サイクロプス)、ビハインドエルクホルン・シザース、"本顔"あぶり出し固め、エルクホルン・テンペスト

"完璧・漆式"(パーフェクト・セブンス)の称号を持つ完璧超人始祖。岩のようにひび割れた肌と鹿のような角「エルクホルン」を持つ一つ目の超人。笑い声は「シャバハハ」。始祖の中でも特に武闘派で選民思想の持ち主。一般超人を「ド下等」と呼び、「嘘偽りのない純粋な腕比べ」という思想を他者に強制してはばからない傲慢な性格。

真眼(サイクロプス)と称する一つ目には、未来を見通しあらゆる嘘を暴く能力が備わっており、瞳から放たれる光を浴びると変身能力や化粧が解け、本来の姿が暴かれる。その力を用いることで下等超人の中から完璧超人に近い力を持つイレギュラーが台頭していくことを見抜いており、早くからその粛清を超人閻魔に対して主張し続けていた。

超人閻魔の「優秀な超人は厳しい審査の末に完璧超人に引き上げてもよい」という考え方に反対しており、完璧無量大数軍に対しても「取り巻き」と評している。

悪魔将軍に超人墓場が破壊されたことを受け、自由に粛清を行うため地上へ出現。かつての完璧超人の総本山であった「完璧の塔(トゥール・パルフェ)」の跡地であるイタリアのピサの斜塔の特設リングにおいて悪魔六騎士の一人・スニゲーターと戦う。スニゲーターの変身能力を真眼で封じた上に身体能力でも圧倒的な力の差を見せ、スニゲーターの正体である恐竜の足のパワーも通用しなかった。最後は必殺技エルクホルン・テンペストでスニゲーターをバラバラにして勝利。自分の持つ「土のダンベル」を奪う挑戦者を待って塔の中に消えていった。

同じ完璧超人始祖のシングマンとは主義を同じくする盟友同士だと語る。逆にサイコマンとは犬猿の仲であり、超人閻魔の許可さえあればすぐに殺してやりたいと言い切るほどに憎悪している。

WEB連載初登場時のみデザインが異なり、真ん丸の目としゃくれた顎に裸足で肌のひび割れもなかったが、「悪魔将軍と同格であるにしては威厳が足りない」という理由で翌号以降は現行のデザインに変更され、単行本においても全て修正されている[48]

サイコマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 身長体重 - 206cm 102kg
  • 主な必殺技 - サンダーサーベル、イグニシォンドレス、巨握の手、マグネット・パワー、<完幻>ファントム・キャノン

グリムリパーの項も併せて参照。 "完璧・拾式"(パーフェクト・テンス)の称号を持つ完璧超人始祖。「雷のダンベル」を所有する。本来は超人墓場からの出入りができない完璧超人始祖の中で唯一、超人閻魔より出入りを許されている。表向きは完璧・無量大数軍のグリムリパーとして活動していた。黒を基調としたグリムリパーの衣装から、対照的に白を基調とし細部も異なる衣装に変化するが全体的な外見は同様。

マグネット・パワーを初めに発見した超人で、手の甲からエネルギーを放つ。かつてネプチューン・キングの強さを見込んでマグネット・パワーのコツを伝授したことがあったが、後にネプチューン・キングが強さに溺れてしまったため、ネプチューン・キングのことは最低の小者と呼んで蔑んでいる。

鳥取砂丘にてバッファローマンに殺害されたように見せかけ、ある目的を遂行するためにサグラダ・ファミリアに移動し、サイコマンの正体を明かす。そこで悪魔六騎士の一人・プラネットマンと対戦。プラネットマンの多彩でトリッキーな技をバッファローマン戦でも見せた握力とマグネット・パワーで圧倒した。プラネットマンの最後の大技・人面プラネットによって召喚されたかつての同士、完璧・無量大数軍に対しても容赦なく攻撃を加え次々と消滅させて、勝利を収めた。

超人墓場にある自室には、天蓋付きベッドやぬいぐるみが置いてあるなど少女趣味を思わせる内装となっている。

かつての同士シルバーマンのことをただ一人の理解者として信頼していた。逆に同じ完璧超人始祖であるガンマンやシングマンとは犬猿の仲であり、頭に血の上りやすい彼ら二人をからかうのを楽しんでいる。

シングマン

  • 種別 - 完璧超人
  • 初登場 - 完璧・無量大数軍編
  • 主な必殺技 - シングデモリッションウェーブ、エクストリームショルダーアーマリー、ショルダーアーマリー・ディスクカッター

"完璧・捌式"(パーフェクト・エイス)の称号を持つ完璧超人始祖。サンシャインにも劣らぬ巨躯と、何億年も前に地球に飛来した隕石で構成された強固な体の持ち主。笑い声は「ギラギラ」。シングデモリッションウェーブ発動時には「マッ!」という掛け声を放つ。

両腕を交差させて叩くことで音叉のように音の振動波を飛ばすシングデモリッションウェーブと、両肩のショルダーアーマリー内部に装備された武器を使った攻撃を得意とする。

自由の女神をコンプリート・コンクリートを使って"完璧の巨像"に作り替え、その手の平に作られた特設リングにて悪魔六騎士の一人、サンシャインと対戦する。

完璧超人始祖の一人、ガンマンとはイレギュラーを粛清すべきという主義を同じくする盟友であり、サイコマンとは犬猿の仲。


アニメオリジナルシリーズ

決戦!7人の正義超人vs宇宙野武士

ブラック・キング

  • 出身 - 宇宙
  • 超人強度 - 85万パワー
  • 声 - 永井一郎

ブラックキングとも表記される。スペースサムライの組織として恐れられている宇宙野武士軍団の首領。1000人以上の大軍団を率いてラッカ星を襲うが、地球から来たキン肉マンら7人の正義超人と宇宙野武士選り抜きのレスラー7人とで1対1のリング上での決闘を同時に行うことにする。団体戦ではキン肉マンと戦うが、昼食時間のために試合を一時放棄。その後マロン姫を花嫁にしようとさらうが、キン肉マンに阻止されて風林火山とキン肉バスターで敗れる。

ブラック・トマホーク

  • 出身 - 宇宙
  • 超人強度 - 80万パワー
  • 声 - 佐藤正治

宇宙野武士軍団の一員。両手に持った斧を振り回して戦う。団体戦ではテリーマンと戦うが、カーフ・ブランディングをくらった後にニー・ドロップで心臓を攻撃され敗れる。

ブラック・カンフー

  • 出身 - 宇宙
  • 超人強度 - 92万パワー
  • 声 - 二又一成

宇宙野武士軍団の一員。4本の腕を使ってのカンフーを得意とする。団体戦ではラーメンマンと戦い、空手殺法"死の舞い"での攻撃を手数で上回り勝利する。

ブラック・ナイト

  • 出身 - 宇宙
  • 超人強度 - 82万パワー
  • 声 - 戸谷公次

宇宙野武士軍団の一員。弓矢を使用する。団体戦ではロビンマスクと戦うが、矢を額に刺されながらも決めたタワーブリッジで敗れる。

ブラック・ファイター

  • 出身 - 宇宙
  • 超人強度 - 75万パワー
  • 声 - 田中秀幸

宇宙野武士軍団の一員。肉体を駆使して戦う正統派。団体戦ではブロッケンJr.と戦い二回転キックで倒れるが、ブロッケンJr.も同時にダウンし両者引き分けとなる。

ブラック・キラー

  • 出身 - 宇宙
  • 超人強度 - 90万パワー
  • 声 - 岸野一彦

宇宙野武士軍団の一員。両手が鎌のようになっている。団体戦ではウォーズマンと戦うが、スクリュー・ドライバー同士の相討ちで両者引き分けとなる。

ブラック・スモーマン

  • 出身 - 宇宙
  • 超人強度 - 80万パワー
  • 声 - 北川米彦

宇宙野武士軍団の一員。団体戦ではリキシマンと戦い、5人に分裂しての総攻撃で勝利する。

マロン姫

  • 声 - 中島千里

ラッカ星の姫。ブラック・キングにさらわれるがキン肉マンに救われ、最後はビーンズマンと結婚する。

ザ・サイコー軍団の挑戦編

軍師ヤマカーン

  • 種別 - サイコー超人
  • 出身 - デーモン星
  • 超人強度 - 900万パワー
  • 年齢 - ---
  • 主な必殺技 - サイコー・ワープ
    サイコー・ワープ
    左足の義足を中心に体の位置を入れ替える技。義足を失うと使用できなくなる。
    キン肉ドライバー、キン肉バスター
    キン肉マンに技をかけられた際、サイコー・ワープによって脱出し直後に同じ技を返した。
  • 声 - 岸野一彦

サイコー超人のリーダー格。過去の負傷により左足が義足。

キン肉マンと戦う。「キン肉ドライバー」「キン肉バスター」などを「サイコー・ワープ」によって反転させ、破る実力者。敗北後、自殺しようとするがキン肉マンたちに止められる。

プロフィール
家族 - 娘 キリカ
異名
宇宙一の軍師

カレイヤス

  • 種別 - サイコー超人
  • 出身 - デーモン星
  • 超人強度 - 830万パワー
  • 年齢 - ---
  • 主な必殺技
    変身
    変身能力で蝶や食虫植物に変身する。
    レインボー・ハンギング
    蝶に変身し、触角で相手の首を締め付けながら電撃を浴びせる。相手の顔が虹のように七色に変化する。
  • 声 - 田中秀幸

サイコー超人軍団四天王の一人。過去にスニゲーターと対戦し、得意の変身能力で彼を震え上がらせ、1分で試合放棄させた。正当なテクニックの応酬においてもキン肉マンと互角に渡り合う実力者。

キン肉マンと対戦。蝶に変身しレインボー・ハンギングでキン肉マンを苦しめるもキン肉マンガムを利用した火事場の昆虫採集により失敗。さらに巨大な食虫植物に変身し体内でキン肉マンを溶かそうとするが、ウォーズマンに根が弱点であることを見抜かれ、火事場の綱引きにより根を体内にひきずりこまれて破られる。最後は変身が解けたところをキン肉バスターによって倒された。

ガンガリアン

  • 種別 - サイコー超人
  • 出身 - デーモン星
  • 超人強度 - 380万パワー
  • 年齢 - ---
  • 声 - 堀秀行

サイコー超人軍団四天王の一人。銃を使って闘う。部下と共にテリーマン&ブロッケンJr.と闘うが、テリーマンのカーフ・ブランディングに敗れる。

キリカ

  • 種別 - サイコー超人
  • 出身 - デーモン星
  • 声 - 松島みのり / 二又一成(変装時)

サイコー超人のひとりでヤマカーンの娘。男装し宇宙船のキャプテンになり済ましてマリを誘拐した。

ヘルナイト

  • 種別 - サイコー超人
  • 出身 - デーモン星
  • 超人強度 - 530万パワー
  • 声 - 郷里大輔

サイコー超人軍団四天王の一人。刀を使って闘う。部下と共に超人師弟コンビと闘うが、敗れる。

チカーラ

  • 種別 - サイコー超人
  • 出身 - デーモン星
  • 超人強度 - 1000万パワー
  • 声 - 北川米彦

サイコー超人軍団四天王の一人。バッファローマンと対戦し、ハリケーンミサイルで倒される。

地獄の極悪超人編

ダーティーバロン

  • 種別 - 極悪超人
  • 超人強度 - 1500万パワー
  • 主な必殺技 - 96の殺人技
    バロンバスター、バロンドライバー、バロン風林火山
    キン肉マンの技への返し技。キン肉バスター、キン肉ドライバー、風林火山とほぼ同一の技だが「キン肉マンよりスケールが大きく強烈」らしい。
    ダーティー大車輪
    空中で相手の頭と足をとらえ、高速で回転する。再戦時には連続キックで相手の体を回転させる技になっていた。
    ダーティー・デビルサッカー
    ロープの反動を利用し、跳ね返ってきた相手を何度も蹴り続ける技。とどめはコーナーポストへ叩きつける。
  • 声 - 郷里大輔

極悪超人のリーダー。バッファローマンと血を飲みあった義兄弟。

正義の剣を手に入れるため、正義超人になりすましキンモク星へと現れる。「牛丼よりステーキを選ぶ」といった点以外は完璧にキン肉マンになりすましていた。キン肉マンのボケにのったりツッコミを入れたりするなどユーモラスな一面もある。

キン肉マンと戦うがリングとなった火山が噴火したため引き分けとなる。その後マグマの底にあった黒いロングホーンを使い、バッファローマンを極悪超人へと引き戻した。

再戦時には、キン肉マンの48の殺人技に対抗した96の殺人技を使いキン肉マンを苦しめるが、自分の技ではなくロビンマスクたちの技で対抗するキン肉マンに苦戦する。そして突然目覚めた正義の剣の力によってどこかへ吹き飛ばされる結末を迎えた。

異名
棺桶配達人

ワイルドバクト

  • 種別 - 極悪超人
  • 超人強度 - 630万パワー
  • 主な必殺技
    バクトトランプ
    自らの体を消し、ダイヤモンドの切れ味を持つ何枚ものトランプとなって相手の体を切り刻む技。本体はトランプの中の一枚である。
    夜霧の神経衰弱
    トランプの嵐で相手を包み、一枚のトランプの中へ閉じ込めてしまう。その後は神経衰弱の要領でカードを選びながら引き裂いていき、じわじわと追い詰めていくという公開処刑と言える技。
  • 声 - 水鳥鉄夫

極悪超人のサブリーダー的存在。テリーマンと対戦し、必殺技「夜霧の神経衰弱」を駆使して勝利する。骨がなく鍛え上げた筋肉が骨の役目を果たしている。極悪超人の中ではダーティーバロンと共に最後まで生き残ったが、最後は共に正義の剣の力によってどこかへ吹き飛ばされた。

異名
夜霧のワイルドバクト

ジライヤー

  • 種別 - 極悪超人
  • 超人強度 - 550万パワー
  • 主な必殺技 - 分身攻撃、地獄の頭突き
  • 声 - 銀河万丈 / 田中秀幸(134話)

全身が機械で覆われている極悪超人。5対3の変則タッグマッチにてロビンマスクと対戦する。手からのビームや分身でロビンを苦しめたが、「変形タワーブリッジ」により共にスカイデビルの谷底へ転落した。

異名
地獄のジライヤー

グドン

  • 種別 - 極悪超人
  • 超人強度 - 600万パワー
  • 主な必殺技 - 怪力
  • 声 - 岸野一彦

5対3の変則タッグマッチにてジライヤーと戦うロビンマスクを押さえつけるが、ロビンマスクの「変形タワーブリッジ」によりジライヤー共々スカイデビルの谷底へ転落した。

異名
遠慮はいらない怪力グドン

バラッキー

  • 種別 - 極悪超人
  • 超人強度 - 580万パワー
  • 主な必殺技 - 分離攻撃、地獄の渦巻き
  • 声 - 堀秀行

「死神の7つ道具」を使い、体を分離させ闘う。5対3の変則デスマッチにて生き残ったブロッケンJr.と対戦。リングを破壊し、ブロッケンJr.を窮地に追い込むが、ベルリンの赤い雨で頭部を真っ二つにされて敗れる。

異名
死神バラッキー

ビッグマグナム

  • 種別 - 極悪超人
  • 超人強度 - 450万パワー
  • 声 - 戸谷公次

5対3の変則デスマッチでのウォーズマンとブルドッキーの試合に乱入するが、ウォーズマンの必殺技「シベリアの地吹雪」により道連れにされる。

異名
掟破りのビッグマグナム

ブルドッキー

  • 種別 - 極悪超人
  • 超人強度 - 480万パワー
  • 主な必殺技 - 千人噛み殺し
  • 声 - 二又一成

血の気の多い性格で、5対3の変則デスマッチでウォーズマンと対戦。武器である牙をベアークローにより折られる。最後はウォーズマンの必殺技「シベリアの地吹雪」により共に谷底へ転落した。

異名
千人噛み殺しのブルドッキー

番外編

ブートン

  • 種別 - 超人
  • 出身 - ウィーク・ポイント星
  • 初登場 - 番外編『ロビン・メモの巻』
  • 声 - 矢田耕司

各超人の弱点が詳細に記された「ロビン・メモ」を奪い、その著者であるロビンマスクも誘拐し、ウィーク・ポイント星に正義超人たちを誘い出した。彼らの弱点を付いて攻撃するが、最終的には正義超人たちの合体技「超人サザン・クロス」によって敗れる。手に持つ金棒が正体。

劇場版『キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人』ではハイドラブートンとして登場する。

BUKIボーイ(ブキボーイ)

  • 種別 - 残虐超人
  • 出身 - ブラジルの旗 ブラジル
  • 身長体重 - 不明
  • 超人強度 - 不明
  • 主な必殺技 - 武器・雷槌(いかずち)落とし、幻惑瞼
  • 初登場 - マッスル・リターンズ

第1回超人究極(アルティメット)チャンピオンシップに、彗星のごとく現れた新世代超人。返し技を極めた格闘技「グレート躰術」と、相手に技を出させる催眠術のような眼光「幻惑瞼」を使う。友情パワーを信じず「今どきはやらない」と嘲笑する。ウォーズマン、バッファローマン、テリーマンの3大正義超人を難なく破って優勝し、挑戦者を募る。負傷を押して立ち向かったロビンマスクを攻め立てるが、5年ぶりに復帰したキン肉マンとの対戦になる。火事場のクソ力により無意識に繰り出す技は読めなかったものの、隙を突いて攻め立て武器・雷鎚落としで勝負を決めようとする。しかし仲間たちや大観衆の声援に奮起したキン肉マンに技を止められ、最後はキン肉バスターを受けて敗れた。

ミハイルマン

  • 本名 - ミハイル・ボルコフ
  • 種別 - 正義超人→残虐超人
  • 出身 - ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
  • 身長体重 - 不明
  • 主な必殺技 - 不明
  • 初登場 - ウォーズマンビギンズ 仮面の告白!の巻

ウォーズマンの父親。超人レスリングの東ヨーロッパチャンピオンだったが、永遠の強さを手に入れるためチェコに渡り機械超人になる手術を受ける。機械超人となった後もチャンピオンとして活躍を続け、妻との間に息子のニコライ(ウォーズマン)を儲ける。しかし遠征先での試合中に機械が異常を起こし、対戦相手とレフェリーを惨殺してしまう。我に返った後、自らの行いに対する報いとして自爆装置を起動、リング上で爆死した。

プロフィール
家族 - 妻 ナターシャ 息子 ニコライ(ウォーズマン

カマーンダス

  • 種別 - ロボ超人
  • 出身 - ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
  • 身長体重 - 不明
  • 主な必殺技 - 不明
  • 初登場 - ウォーズマンビギンズ 仮面の告白!の巻

ウォーズマンと共にソ連・SKGBの訓練施設「ヴォルク・コームナタ(狼の部屋)」に身を置いた超人。過酷な特訓の中、ウォーズマンと共に励まし合ってきたが、その正体はロボ超人兵士の「ドヴァ(2号機)」であった。性格は無慈悲にして無秩序であり、SKGBを脱走したウォーズマンに対して情け容赦なく右腕のチェーンソーの刃を向けた。しかしバラクーダによって氷の精神を叩き込まれたウォーズマンのベアークローで胴体を貫かれ、パロ・スペシャルで両腕を引きちぎられて敗北する。

神 / 大魔王

『キン肉マン』世界は多神教であり、多くの神もしくは神的存在がいる。超人の主だった神は105人存在。『キン肉マンII世 超人聖戦史』では時の神が登場している。

100人の超人の神

  • 種別 - 神
  • 出身 - 天上界
  • 超人強度 - 1億パワー
  • 初登場 - キン肉星王位争奪編
  • 声 - 石森達幸 / 小林俊夫 / 速水奨 / 川津泰彦 / 幹本雄之 / 堀之紀

超人達を自らの意思で作り出したとされる100人の神。キン肉マンの王位継承を支持した。

技巧の神

  • 種別 - 神
  • 出身 - 天上界
  • 超人強度 - 1億パワー
  • 年齢 - 不明
  • 初登場 - キン肉星王位争奪編
  • 声 - 掛川裕彦

キン肉マンゼブラに乗り移った邪悪の神技の神とも呼ばれる。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤にはキン肉マンゼブラに変身してアイドル超人達に襲い掛かるも、ラーメンマンのレッグ・ラリアートにより返り討ちにされた。

強力の神

  • 種別 - 神
  • 出身 - 天上界
  • 超人強度 - 1億パワー
  • 年齢 - 不明
  • 初登場 - キン肉星王位争奪編
  • 声 - 平野正人

キン肉マンビッグボディに乗り移った邪悪の神。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤にはキン肉マンビッグボディに変身してアイドル超人達に襲い掛かったが、ウルフマンの居返り投げにより返り討ちにされた。

残虐の神

  • 種別 - 神
  • 出身 - 天上界
  • 超人強度 - 1億パワー
  • 年齢 - 不明
  • 初登場 - キン肉星王位争奪編
  • 声 - 千葉繁→中村秀利(26話 - )

キン肉マンソルジャーに乗り移った邪悪の神。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤にはソルジャーの姿に変身してアイドル超人たちに襲い掛かるが、ジェシー・メイビアのパイルドライバーにより返り討ちにされた。

天の女王

  • 種別 - 神
  • 出身 - 天上界
  • 超人強度 - 1億パワー
  • 初登場 - 夢の超人タッグ編(アニメ版のみ)
  • 声 - 鶴ひろみ

アニメオリジナルキャラクター。古代超人界の女神。品の良い絶世の美女であるという。日本列島がアフリカ大陸と陸続きだった数億年前、現在の摩周湖にあたる場所に黄金のトロフィーを携えて現れ、そこにピラミッドリングを出現させた。

超人閻魔

  • 種別 - 神
  • 超人強度 - 9999万パワー
  • 初登場 - キン肉星王位争奪編
  • 声 - 平野正人

ネプチューンマンの討伐をジ・オメガマンに依頼した超人墓場の支配者。オメガマンにネプチューンマンの討伐に加えてキン肉マンチームの皆殺しを命じる。

『完璧・無量大数軍編』では、死んだ超人が魂だけとなり超人墓場に辿り着いた後に、その働きが認められてなおかつ蘇りを強く希望する者に対し厳しい審査を行なっているとされている。その正体は、神が超人を粛清する際、神の座を捨て優秀な超人のみを救出し、完璧超人始祖を作り上げた人物である。キン肉マンが友情を超人界に必要以上に拡散し続け、それが恐ろしい力を同時に拡散させており、強くなったイレギュラー超人達を制御できなくなると太古のような闘争の歴史が繰り返される事を危惧し、キン肉族とその影響を受けた全ての超人を殲滅する決断を下す。

アニメでは超人墓場の親方を表の顔とする、邪悪五神のボス格。大宇宙征服の拠点としてキン肉星の王位の座を奪って乗っ取り、キン肉マンやキン肉王家、そして正義超人の撲滅を企む。キン肉マンが誕生直後の病院の火災を、召使いである邪悪五神に命じ実行させた。そして王位争奪サバイバル・マッチを仕組み、キン肉マンスーパー・フェニックスら5人の運命の王子の体を乗っ取るよう指示する。キン肉マンの火事場のクソ力を邪悪大神殿に封じ込めたのも、全て超人閻魔の指示によるものであった。

大阪城の決勝の最終戦では、フェニックスと一心同体となりキン肉マンを苦しめる。しかし、最後は火事場のクソ力が復活するという大誤算でフェニックスがキン肉マンの「7000万パワーマッスルスパーク」に倒され、自身も真紅のマントの一部に封印され敗れ去った。

知性の神

  • 種別 - 神
  • 出身 - 天上界
  • 超人強度 - 1億パワー
  • 年齢 - 不明
  • 初登場 - キン肉星王位争奪編
  • 声 - 池水通洋

キン肉マンスーパー・フェニックスに乗り移った邪悪の神。スキンヘッドで眼鏡を掛けている。最も早くキン肉マンの危険性に気づいており、神に匹敵するかもしれないキン肉マンのパワーを恐れ、抹殺を企む。

飛翔の神

  • 種別 - 神
  • 出身 - 天上界
  • 超人強度 - 1億パワー
  • 年齢 - 不明
  • 初登場 - キン肉星王位争奪編
  • 声 - 佐藤正治

キン肉マンマリポーサに乗り移った邪悪の神。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ終盤には、マリポーサに変身してアイドル超人達に襲い掛かるも、テリーマンのブルドッキングヘッドロックにより返り討ちにされた。

戦いの神 / ゴールドマン

  • 種別 - 完璧超人→神 / 覆面超人
  • 出身 - 天上界
  • 超人強度 - 1億パワー[要出典]
  • 年齢 - 不明
  • 初登場 - 黄金のマスク編
  • 声 - 北川米彦

元は戦いの神といわれる黄金のマスクの正体。弟・シルバーマン(銀のマスク)との争いで命を落とすが、その無念さから悪に染まり悪魔将軍と化した。その後キン肉マンに敗れ、正義超人の友情に感服して弟の銀のマスクと融合し、完璧なマスクとなる。

『キン肉マンII世』では、大魔王サタンが自らのさらなる強化のため奪ったという設定になり、被害者に改められた。

異名
悪魔に魂を売った闘争の神
完璧・壱式(パーフェクト・ファースト)
プロフィール
家族 - 弟 シルバーマン

平和の神 / シルバーマン

  • 種別 - 完璧超人→神 / 覆面超人
  • 出身 - 天上界
  • 初登場 - 黄金のマスク編
  • 声 - 松島みのり(銀のマスク時)→二又一成

銀のマスクの正体。兄のゴールドマン(黄金のマスク)と互角の実力を持つが、争いを好まず防御一辺倒のスタイルのため平和の神と称された。ゴールドマンと意見の食い違いから兄弟喧嘩をはじめ、決闘で相打ちになり命を落とす。

完璧・無量大数軍編では、かつて神だった超人によって救われた十人の「完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)」の一人「完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)」であったことが判明。その後、元・神と決裂して兄のゴールドマンと共に地上に降り立っていた。キン肉大神殿にて完璧のマスクが分離して銀のマスクに戻ったことによって何かを知らせるかのように、超人墓場の入口がある北極海付近、「完璧の塔(トゥール・パルフェ)」の跡地があるイタリアのピサの斜塔、重大な何かがあるとされるスペインのサグラダ・ファミリアの3ヶ所に向けて光を照射した。

異名
完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)
プロフィール
家族 - 兄 ゴールドマン

裁きの神 / ジャスティス

伝説に語られる裁きの神。ラーメンマン、モンゴルマンと同様の弁髪姿。兄弟喧嘩を続けるゴールドマンとシルバーマンに剣を渡し、決着をつけさせた。この勝負により両者とも命を落とすことになった。

スーパーマンロードの神

  • 種別 - 超人→神
  • 超人強度 - 1億パワー
  • 初登場 - 黄金のマスク編
  • 声 - 二又一成

超人の神の一人。廃人同様になったジェロニモに三つの試練を課し、ジェロニモを超人として蘇らせた。元は超人で、幼い頃のジェロニモ兄妹が村人から迫害されるのを救い、悪に屈しない心を教えていた。

原作では後に登場する超人の神のようなデザインだったが、アニメでは大幅に変えられていた。

大魔王サタン

  • 初登場 - 7人の悪魔超人編
  • 声 - 郷里大輔

黒い影のような姿をしている怨念と邪悪の化身。魔界や全ての悪魔超人たちを作ったとされ、神のような存在として崇められている。悪魔将軍の正体であるゴールドマンと結託し、自らの分身である悪魔六騎士を肉体として貸している。

『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では悪の力に反応し、キン肉マンに黒後家蜘蛛の呪いをかける。その直後、ライトニングとサンダーによって切り裂かれ消滅していった。笑い声は「ギレラレー」。

地球人

超人と人間が結ばれることは問題ないので、ヒロインとして登場することが多い。ここでは、主要キャラクターや頻繁に登場したキャラクターのみ記述する。

中野和雄

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本
  • 身長体重 - 不明
  • 年齢 - 40歳
  • 初登場 - 第1次怪獣退治編
  • 声 - はせさん治 / 大竹宏(一時代役50〜58話) / 千葉繁(王位編) / 龍田直樹(キン肉マンII世)

通称アデランスの中野さん。当時のゆでたまご担当編集者中野和雄がモデル。初期にはスター・システム的に色々な設定で至る所に登場した。アニメ(『II世』では原作・アニメとも)では解説者も務めレギュラーで登場。あだ名の通りカツラ(安物なので裏は鉄製)。

超人格闘技の大ファンで、イベントがある度に妻の公子を質屋に入れている。性格は皮肉的であるが、アニメ版では逆に明るく、愛妻家として描かれた。

アニメ版の王位争奪編では第1話・第2話と最終話を除き「おまたせシマウマ〜!、世界に羽ばたくアデランスの中野さんです〜!」(回によってセリフが異なる場合がある)というセリフとともに前回のあらすじを紹介している。また、次回予告も担当。

闘将!!拉麵男』では英雄面山に拉麵男(ラーメンマン)と並んで彼の顔が彫られている。

主な肩書き
  • 集英社週刊少年ジャンプの中野和雄
  • 大江戸スポーツの和雄さん
  • 丼屋のアデランス
  • 幼稚園児のカズ坊(中野和雄の息子という設定もある)
  • 散英社・週刊HEROのアデランスの中野
  • 日系II世のカズ・ナカーノ
  • 超人格闘技解説者(アニメ版・II世のみ)
異名
プロフィール
家族 - 妻 公子 また、妻との間にキューピー頭の息子がいるがアニメでは登場していない。

中野公子

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本
  • 年齢 - 24歳
  • 初登場 - 第20回超人オリンピック編
  • 声 - 山口奈々

中野和雄(アデランスの中野さん)の妻。度々質に入れられている不幸な女性。しかしアニメ版では夫と仲の良さを見せていた。

二階堂マリ

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本
  • 身長体重 - 不明
  • 初登場 - 第1次怪獣退治編
  • 声 - 中島千里 / 井上美紀(王位編、キン肉マンII世)

住之江幼稚園(アニメではひまわり幼稚園)の若い保母。キン肉マンやミートから惚れられている。キン肉マンは「マリしゃん」と呼ぶ。原作では序盤のみの登場であり、ヒロイン役は途中からビビンバに取って代わられた。翔野ナツ子と一緒に登場することが多く、ケンカすれば「尻軽女!」と言われて尻が宙に浮いてしまう。

アニメ版ではその後も登場し続け、いつしかキン肉マンの正式な恋人に。ケンカ相手だったナツ子とも親友同士となった。キン肉星王位争奪編にも引き続いて登場しており、最終回で結婚している。

『キン肉マンII世』ではビビンバの登場により自ら身を退き、海外で幼児教育の現場を勉強するため、第21回超人オリンピックの直前に日本を離れたことを明かした。それから21年後、住之江幼稚園の経営者である父親が亡くなり、同幼稚園を継ぐことになって帰国。その後、幼稚園の前に捨てられていた赤ん坊を拾い、リング上では絶対に強くカッコ良かったキン肉マンにあやかり、リングのリンを取って凛子(リンコ)と名付け育てる。容姿は若い頃とほとんど変化していない。

主な肩書き
住之江幼稚園保母(II世では園長)

アリサ

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - イギリス イギリスの旗
  • 身長体重 - 不明
  • 年齢 - 不明
  • 初登場 - 第20回超人オリンピック編
  • 声 - 中島千里

ロビンマスクの妻。そばかす顔が特徴。超人オリンピックチャンピオンのコンパニオンをしていた時にロビンと知り合い結婚した。

アニメ版ではロビンとの世界放浪中に死亡。代わりに妹のローラ(声優 - 中野聖子)が登場する。

ロビンマスクの過去を描いた『キン肉マンII世』「倫敦(ロンドン)の若大将編」の設定では、アリサ・マッキントッシュのフルネームが与えられた。銀行家ポール・マッキントッシュの娘で、ロビンとは大学時代からの恋人同士。

究極の超人タッグ編ではアリサ・ロビン。ロビンマスクの代わりに時間超人に重傷を負わされ昏睡状態に陥るが、ウォーズマンのデバイスチップで回復した。

プロフィール
家族 - 父 ポール・マッキントッシュ 母 バネッサ・マッキントッシュ 妹 ローラ(アニメ版のみ) 夫 ロビンマスク 息子 ケビンマスク

翔野ナツ子

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本大阪市天王寺区
  • 初登場 - 第1次怪獣退治編
  • 声 - 鶴ひろみ / 平松晶子(王位編)

雑誌『週刊HERO』の記者。テリーマンと恋仲になる。キン肉マンとも親しくキン肉マンのことを「キンちゃん」と呼ぶ。二階堂マリとは当初犬猿の仲で、ケンカすれば「尻軽女!」と言われていたが、後に親友になる。キン骨マンの策略により巨大化して街を襲ったことがある。口調は関西弁(河内弁)だが、アニメでは後にほとんど標準語で話すようになった。

『キン肉マンII世』ではテリーマンの妻でテリー・ザ・キッドの母。「究極の超人タッグ編」では出番が増えている。ハンチング帽子にポロシャツ、オーバーオールという服装を凛子から「関西弁を喋る超ダサイ女」と言われたが、かなりの美人に描かれている。

プロフィール
家族 - 夫 テリーマン、息子 テリー・ザ・キッド
主な肩書き
散英社・『週刊HERO』編集部員
異名
  • 翔(と)んでるナツコ
  • 武闘派記者

ゆでたまご

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本・大阪
  • 初登場 - 第1次怪獣退治編

『キン肉マン』の作者ゆでたまご本人。作中、キン肉マンが見ていたテレビ番組で「今日のマンガ家」としてインタビューをうけている。現実では嶋田隆司、中井義則の共同筆名だが、作中では一人の人物として扱われている。ミートは「世の中にこんなハンサムな人がいたのか」と表現した。このほか、扉絵などでもたびたび顔を出す。

与作

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本
  • 初登場 - 第1次怪獣退治編
  • 声 - 水鳥鉄夫

初期の脇役の一人。目立ちたがり屋であり、よくテレビに映りたがる中年男性。特技は裸踊り。牛丼屋で働いたり、映画『ロッキー』に影響され、キン肉マンのボクシングのコーチを務めたこともあった。ルーツ島では見た目がそっくりな、長老の「ヨサーク」が登場。中盤からウコンとの戦いの最中キン肉マンに嫌がらせをしている。

アニメでは「どこにでも出てきて何にでもなる与作さん」と呼ばれるほど、様々なところで登場し解説、ゴングマンなども務めた。またキン肉マンの決めゼリフにどこからともなく地面の中からも現れ驚く役でもある。怖いものを見ると腰を抜かす。セリフの最後に「ぜよ」と付ける癖がある。アニメ王位編ではキン骨マンとイワオが拘禁されている牢獄の看守として登場。

『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では、第一期の声優、水鳥鐵夫の死去の際にはブロッケンJr.と共に追悼記念の扉絵が掲載された。

吉貝アナ

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本
  • 初登場 - 第20回超人オリンピック編
  • 声 - 戸谷公次 / 大場真人(キン肉マンII世)

超人格闘技の実況アナウンサー。名前は『キン肉マンII世』で判明。当初から「あ―――っと!」(あ〜〜〜と!)「お―――っと!」が口癖で落下技の最中に長々とした技の説明を言い切ってしまう。ボケるタザハマ(アニメでは中野さん)にツッコミを入れる役でもある。

初代アニメでは原作と顔が異なり、名前なども不明。アデランスを着用しているシーンがある。アニメ王位編では瀬木具地アナ(声 - 平野正人)が実況を担当しているためにエキストラ的に顔見せして描かれたのみである。

作者ゆでたまごの上京時代の友人がモデル[49]。初期には似た人物が牛丼愛好会会員として登場した。

ロバート

交通事故で左足を失って以来、車椅子の生活を強いられている少年。かつては車椅子に頼りっきりだったが、ロスアンゼルスでのテリーマンの試合を見てから、義足を付けて歩行訓練を進んでやるようになった。マシンガンズ対宇宙一凶悪コンビ戦の最中に、キン骨マンに奪われたテリーマンの義足を取り返す。

シャイアン族長

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国・オクラホマ
  • 初登場 - 夢の超人タッグ編
  • 声 - 北川米彦

ジェロニモの故郷であるチェロキー族の長。孤児だったジェロニモとその妹を自分の子同様に育てた。五重のリングでの死闘で倒れ、蘇生はしたが廃人同然のジェロニモを超人として転生させるため、超人の神に引き合わせる。

当初は「シャイアン酋長」と呼ばれていたが、後に「族長」に修正されている。

コニタ

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ハワイ
  • 初登場 - キン肉星王位争奪編(アニメ版のみ)
  • 声 - 松岡洋子

アニメオリジナルキャラクター。コーニタとも表記。名古屋弁で実況を行う自称・ハワイ帰りのアナウンサー。キン肉マンに憧れているため、度々肩入れするような発言をし、委員長に怒鳴られている。

五分刈刑事

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本
  • 初登場 - 第1次怪獣退治編
  • 主な必殺技 - 喧嘩殺法五分刈スペシャル
  • 声 - 戸谷公次

西隅田川署の刑事。“五分刈のダンナ”とも呼ばれる。事件が起こると部下の五分刈軍団を率いて登場する。マシンガンを乱射する癖があるが情に厚く涙脆い一面を持ち合わせ、試合中に感動したりすることもある。

初期はキン骨マンたちを追いかけていたが、いつの間にか仲良くなりギャグキャラクターとして共にレギュラー化した。「〜の風がやけに身にしみるぜ」が口癖で、この台詞はブロッケンJr.も自身のテーマ曲の中で使っていた。

原作では、赤岩軍団を率いる城西署の赤岩という名の刑事(モデルは刑事ドラマ『大都会シリーズ』で渡哲也が演じる黒岩刑事)で、2話のみ登場(『II世』の究極の超人タッグ編で、アニメ版に近い容姿にて観客席に再登場)。部下たちからは「赤さん」と呼ばれる。キン肉マンが運転する幼稚園バスをジャックした宇宙人・ザンギャグ星人に、子供たちと自分の人質交換を提案し、『大都会 PARTII』の挿入歌「ひとり」を歌いながら歩き出すが、狼狽したキン肉マンにバスではねられ、頭に巨大なタンコブを作って倒れてしまう。駆け寄る部下に煙草を要求し、「今度出すぼくちゃんの新曲聞いてくれる?」と言って童謡の「ぞうさん」を歌いだし、そのまま殉職する。

タザハマヒロシ

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本
  • 初登場 - 第20回超人オリンピック編

初期によく登場した老年の超人格闘技解説者。何十年にも渡って、何千もの試合の解説をしてきたベテラン解説者だが、よくボケをかましたりするひょうきんな人物。次第に画面に写らなくなるが最後まで試合を見届けたようである[50]。アニメでは超人オリンピック編で観客として顔が描かれたのみで、解説者としての登場は無い。

『キン肉マンII世』では究極の超人タッグ編にわずかながら登場。中野さんと入れ替わったりもする。

モデルはプロレス評論家の田鶴浜弘[51][52]

地球防衛軍長官

頭がツルツルとハゲで毛が1本しかない中年の人間。初期にはかなりの頻度でチョイ役として登場。ただし、同一人物としての登場ではない(中野さんと同様)。

第20回超人オリンピックでは時々観客として観客席におり、カレクックに食べていた牛丼を奪われ文句を言っていた。アメリカ遠征編ではロバート(地球人)の父親として登場し、また3人に分身して審判をやったり、画家に扮して登場。7人の悪魔超人編ではドクター役で2回登場し、1回目は騒ぐキン肉マンにヘッドバッドを行う。2回目が本編での最後の出演になった(ドクター時は少し顔が異なっている。額に「ドクター」と書かれていた)。

元はゆでたまごが『キン肉マン』以前に描いた読み切り作品『下町戦争』の主人公であり、そのときの名前はドン・ピカーデリカオーネであった(「ドン」は首領の意)。

この他にも、数々の短編作品に登場しており、『あすとろボーヤ』では主人公の父親デリカ役、『デスゲーム』ではイタリア人コルレオーネとして登場。『超こち亀』にも最初の1コマに登場している。

地球防衛軍

  • 種別 - 地球人
  • 出身 - 日本の旗 日本
  • 身長体重 - 不明
  • 初登場 - 第2次怪獣退治編

キン肉マンがアメリカ遠征中に日本防衛の任務についた3人組。

リーダー、田原年寄(通称トシちゃん)、近藤股彦(同マッチ)、野村よちお(同ヨッちゃん)。後にビビンバが加入。リーダーの田原は特にキン肉マンを目の敵のごとくに何かにつけてバカにしていたが。3人とも第21回超人オリンピック編で観客席でビビンバと共に姿を見せたのを最後に登場しなくなるが、『II世』の究極の超人タッグ編で観客席に再登場。この時はキン肉マンを応援するようになっていた。

原作に登場した有名人

出典

  1. ^ 双葉社『好奇心ブック57 帰ってきた怪獣魂』34頁。
  2. ^ TEAM MUSCLE編「作者は語る!!(1)」『キン肉マン 特盛』集英社〈ジャンプ・コミックス・セレクション〉、1999年8月24日、ISBN 978-4-8342-1679-0、44頁。
  3. ^ プレシオサウルスは恐竜ではなく首長竜という爬虫類。
  4. ^ a b c TEAM MUSCLE編「謎の44:ビッグ・ボンバーズはなぜ超人タッグに参加しようとしたの?」『キン肉マン 77の謎』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年12月16日、ISBN 4-83-421678-0、106-107頁。 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "waza"が異なる内容で複数回定義されています
  5. ^ ゆでたまご「これがゆで流チョイス!!キン肉マン運命の選択肢 〜第1回超人オリンピック編〜」『キン肉マン 第1回超人オリンピック編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2005年7月9日、ISBN 978-4-08-106898-2、351頁。
  6. ^ ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.17 スペシャルマン&カナディアンマン」『キン肉マン 第17巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870741-9、190-191頁。
  7. ^ a b c d 週刊少年ジャンプ特別編集『キン肉マン熱闘スペシャル』集英社、1984年8月25日、雑誌29936-8/25、11-12頁。 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "nettou"が異なる内容で複数回定義されています
  8. ^ ゆでたまご「決戦前夜、タッグの苦難!!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 03』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2006年4月24日、ISBN 978-4-08-857457-8、95頁。
  9. ^ a b ゆでたまご「キン肉マンの爆弾発言の巻」『キン肉マン 第4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年9月15日、ISBN 978-4-08-851134-4、30-31頁。
  10. ^ ゆでたまご「Bブロックの秘密の巻」『キン肉マン 第3巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年7月15日、ISBN 978-4-08-851133-7、81頁。
  11. ^ ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.3 カレクック」『キン肉マン 第3巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870727-3、190-191頁。
  12. ^ a b ゆでたまご「超人への道!!の巻」『キン肉マン 第17巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1984年9月15日、ISBN 978-4-08-851147-4、123頁。
  13. ^ a b c d e f ゆでたまご「超人オリンピック総集編の巻」『キン肉マン 第9巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年7月15日、1982年7月15日、ISBN 978-4-08-851139-9、186頁。
  14. ^ ゆでたまご「“間隙の救世主”はアキバ系!?」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 03』81頁。
  15. ^ a b ゆでたまご「究極の超人タッグ名鑑 (9)」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 06』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2006年12月24日、ISBN 978-4-08-857463-9、143頁。
  16. ^ ゆでたまご「特別付録: キン肉マン激闘グラフィック」『キン肉マン 第28巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年10月15日、ISBN 978-4-08-851808-4、194頁。
  17. ^ a b ゆでたまご「風林火山対ビッグマウンテンの巻」『キン肉マン 第5巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1980年12月15日、ISBN 978-4-08-851135-1、42頁。
  18. ^ 「正義超人全滅か?!の巻」アニメ『キン肉マン』
  19. ^ a b ゆでたまご「オールタイム超人タッグチームシリーズ (3)」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 27』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2011年9月11日、ISBN 978-4-08-857521-6、103頁。
  20. ^ ゆでたまご「ニューヨークの帝王をうて!の巻」『キン肉マン 第5巻』87頁。
  21. ^ ニンテンドーゲームキューブソフト『キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人』より。
  22. ^ 双葉社『好奇心ブック57 帰ってきた怪獣魂』31頁。
  23. ^ フィギュア王 No.119』ワールドフォトプレス、2008年1月30日、ISBN 978-4-8465-2701-3、36・54-57頁。
  24. ^ テレビアニメ『キン肉マン』第31話Bパート「超人はパチンコ玉の巻」
  25. ^ ゆでたまご「競馬にかけろ!!の巻」『キン肉マン 第8巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年2月15日、ISBN 978-4-08-851138-2、60-61頁。
  26. ^ ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜第2回超人オリンピック編〜」『キン肉マン 第2回超人オリンピック編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2005年8月6日、ISBN 978-4-08-109016-7、474頁。
  27. ^ “ゆでたまご・嶋田隆司先生が語るベンキマンの魅力「キン肉マンのギャグのすべてが詰まった超人です!」”. 週プレNEWS. (2013年10月14日). http://wpb.shueisha.co.jp/2013/10/14/22427/ 2014年6月7日閲覧。 
  28. ^ キン肉マン マッスルグランプリMAX
  29. ^ ゆでたまご「それぞれの特訓!!の巻」『キン肉マン 第9巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年7月15日、ISBN 978-4-08-851139-9、8頁。
  30. ^ ゆでたまご『キン肉マン 第25巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年4月15日、ISBN 978-4-08-851805-3、カバー折り返し・作者コメント。
  31. ^ テレビ東京やりすぎコージー2006年11月11日放送「やりすぎアニメ☆マンガまつり」
  32. ^ ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.21 ドクターボンベ」『キン肉マン 第21巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870745-7、184-185頁。
  33. ^ a b ゆでたまご「運命の子供たち!!の巻」『キン肉マン 第24巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年2月15日、ISBN 978-4-08-851804-6、18頁。
  34. ^ TEAM MUSCLE編「謎の72:本物のソルジャーの実力は?」『キン肉マン 77の謎』174-175頁。
  35. ^ a b ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.25 キン肉マンビッグボディ」『キン肉マン 第25巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870749-5、186-187頁。
  36. ^ ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜キン肉星王位争奪編〜」『キン肉マン キン肉星王位争奪戦 (2) ソルジャー登場&ゼブラ決着編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2006年11月25日、ISBN 978-4-08-109305-2、546頁。
  37. ^ ゆでたまご「カラーイラスト集」『キン肉マン超人大全』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年7月22日、ISBN 978-4-8342-1677-6、31頁。
  38. ^ キン肉マン マッスルグランプリ2
  39. ^ TEAM MUSCLE編「ウワサのキン肉新聞 肉スポPartIII キン肉星王位争奪戦」『キン肉マン 特盛』139頁。
  40. ^ ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.26 パルテノン」『キン肉マン 第26巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870749-5、186-187頁。
  41. ^ 作中ではテリーマンが「2000万パワーは優にある」と推測し、その後にサタンクロス自身が「アシュラマンの2倍の2000万パワー」と発言している。フィギュア玩具『超人パワーシリーズ』の説明ではサムソン単独で1500万パワー、寄生虫サタンクロスと合体すると7200万パワーともなっている。
  42. ^ ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.31 サタンクロス」『キン肉マン 第31巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870755-6、186-187頁。
  43. ^ ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.32 プリズマン」『キン肉マン 第32巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870756-3、188-189頁。
  44. ^ ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.33 ジ・オメガマン」『キン肉マン 第33巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870757-0、186-187頁。
  45. ^ ゆでたまご「衝撃!!キン肉マン覆面狩りポスター」『肉萬 〜キン肉マン萬之書〜』集英社、2008年8月31日、ISBN 978-4-08-908081-8、6-8頁。
  46. ^ 株式会社ワールドフォトプレス 『フィギュア王』No.154 160頁。
  47. ^ ゆでたまご「お待たせしました!! 究極の超人タッグ編決勝戦突入記念 突然の「読者超人」大発表!」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 25』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2011年3月19日、ISBN 978-4-08-857514-8、164-165頁。
  48. ^ ゆでたまご「コミックス巻末特別企画 ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A ゆで問答」『キン肉マン 第47巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2014年7月9日、ISBN 978-4-08-880244-2、189頁。
  49. ^ ゆでたまご『生誕29周年記念出版 肉萬 〜キン肉マン萬の書〜』集英社、ISBN 978-4-08-908081-8、106頁。
  50. ^ 『キン肉マン 77の謎』 117頁
  51. ^ Twitter / yude_shimada: スゲー写真見つけ...” (2012年6月18日). 2012年6月18日閲覧。
  52. ^ ゆでたまご「ここが気になる!肉+特集01 超人レスリングの熱烈ファン!? 地球人大紹介!!」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2014年8月9日、ISBN 978-4-08-880249-7、54頁。
  • ゆでたまご 『キン肉マン』1〜36巻 集英社ジャンプ・コミックス
  • ゆでたまご 『キン肉マン』1〜26巻 集英社ジャンプコミックスセレクション
  • ゆでたまご 『キン肉マン』1〜18巻 集英社コミック文庫(集英社文庫コミック版)
  • ゆでたまご 『キン肉マン』 集英社ジャンプリミックス(集英社ジャンプリミックスワイド版)
  • ゆでたまご 『闘将!!拉麵男』1〜12巻 集英社ジャンプ・コミックス
  • ゆでたまご 『闘将!!拉麵男』1〜9巻 集英社ジャンプコミックスセレクション
  • ゆでたまご 『闘将!!拉麵男』1〜8巻 集英社コミック文庫(集英社文庫コミック版)
  • ゆでたまご 『闘将!!拉麵男』1巻〜12巻 集英社インターナショナルリミックス
  • ゆでたまご 『キン肉マンII世』1〜29巻 集英社プレイボーイコミックス
  • ゆでたまご 『キン肉マンII世』1〜21巻 集英社コミック文庫(集英社文庫コミック版)
  • ゆでたまご 『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』1巻〜28巻 集英社プレイボーイコミックス
  • ゆでたまご 『キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜』 1巻〜4巻 Vジャンプブックスコミックスシリーズ
  • ゆでたまご 『キン肉マンII世』 集英社ジャンプリミックスワイド版
  • 『キン肉マン 熱闘スペシャル』1984 集英社
  • 『キン肉マン 闘将!!拉麵男 超人大名鑑』
  • 『キン肉マン 超人大全』1997 集英社
  • 『キン肉マン 77の謎』
  • 『キン肉マン 特盛』
  • 『キン肉マン 超人大全集』
  • 『キン肉マンII世 超人大全』
  • 『マッスル・リターンズ』
  • 『生誕29周年記念出版 肉萬 〜キン肉マン萬之書〜』
  • 『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』
  • 『キン肉マン 超人大全集(CD)』コロムビア
  • アニメ 『キン肉マン』 日本テレビ系列(1983年4月3日〜1986年10月1日)
  • アニメ 『キン肉マン 〜キン肉星王位争奪編〜』 日本テレビ系列(1991年10月6日〜1992年9月27日)
  • アニメ 『キン肉マンII世』 テレビ東京系列(2002年1月9日〜2002年12月25日)
  • アニメ 『キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE』 テレビ東京系列(2004年4月7日〜2004年6月30日)
  • アニメ 『キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE2』 テレビ東京系列(2006年1月4日〜2006年3月29日)
  • DVD映像特典『超人データファイル』

基本的に原作の設定により、アニメと異なる点については都度触れている。