航空連合

航空連合(こうくうれんごう、英: airline alliance)は、航空会社間の連合組織であり、航空アライアンスとも呼ばれる。世界各国の航空会社が加盟する国際的な組織で、各国の航空会社が連携する企業グループとなっている[1][2]。
概要
[編集]航空業界では1990年代から、個別に一部航空会社間で、コードシェア便やマイレージサービスの相互乗り入れなどの業務提携が行われ始めていたが、航空業界における国際的な規制緩和の流れと競争の激化により、世界的な規模で航空連合が結成され、現在まで主に3大アライアンスが続いている。
連合内における各航空会社は前述したコード・シェアなどによる旅客の誘導のほか、機体や事務所、整備拠点の提携による運航経費の削減も行われることがある。例えばスターアライアンスでは、事故時には事故が起きた地点に最も近い加盟会社が救助にあたることになっているなど、非常時の対応などでも連携する。
また、エティハド航空パートナーズ、バリューアライアンス、U-FLY Allianceなど、独自の方針をとる航空連合も結成されている。
主な航空連合
[編集]2025年現在、世界的な航空連合は、スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールドの3つである。かつては、ウイングス・アライアンス、クオリフライヤーグループという航空連合も存在していたが、ウイングス・アライアンスは2004年にスカイチームに吸収された形で消滅し、クオリフライヤーグループは、連合の中心となっていたサベナ・ベルギー航空が2001年に、スイス航空が2002年に倒産したことで解散し、加盟会社の多くがスターアライアンスに移籍した。なお、貨物航空会社を対象とした航空連合として、WOWやスカイチーム・カーゴもある。
| スターアライアンス[3] | スカイチーム[4] | ワンワールド[5] | |
|---|---|---|---|
| ロゴ | |||
| 設立日時 | 1997年5月14日 | 2000年6月22日 | 1999年2月1日 |
| 加盟航空会社数 | 25社 | 18社 | 15社 |
| 年間旅客数 | 6億4110万名 | 6億6540万名 | 5億698万名 |
| 就航国数 | 192か国 | 175か国 | 152か国 |
| 就航空港数 | 1330空港 | 1150空港 | 992空港 |
| 保有機材数 | 4657機 | 3937機 | 3524機 |
| 加盟航空会社 | |||
| 外部リンク | [1] | [2] | [3] |
航空連合別のターミナル振り分け
[編集]ハブ機能を有するほどの大規模な空港では、航空連合別でターミナルを振り分けている空港もある。
イギリスのロンドン・ヒースロー空港ではターミナル2から5までの4つのターミナルがある(ターミナル1は欠番)が、ターミナル2は主にスターアライアンス、ターミナル3は主にワンワールド、ターミナル4は主にスカイチームと航空連合未加盟の会社、ターミナル5はブリティッシュ・エアウェイズ及びイベリア航空の専用ターミナルとして機能している。
日本の成田国際空港でも同様の振り分けが行われている。第1ターミナルの北ウイングは主にスカイチーム、第1ターミナルの南ウイングは主にスターアライアンス、第2ターミナルは主にワンワールド、第3ターミナルは格安航空会社(LCC)専用というように振り分けられている。
この結果、共同運航便を利用した場合の乗り継ぎに、ターミナル間の移動が減るなどの効果が出ている。チェックイン・システム、ラウンジ等の共通化も進められている。
世界一周航空券
[編集]各アライアンスでは、世界一周に相応する航空券のセット(RTW)を加盟航空会社同士の提携で販売している。
脚注
[編集]- ^ “航空会社のアライアンスとは?│出張者向け│ピカパカ出張DX(旧名称:ピカパカBTM)│国内・海外 出張予約システム”. ピカパカ出張DX│国内・海外 出張予約システム│株式会社ピカパカ. 2025年10月20日閲覧。
- ^ ワンワールドとは? 航空会社のアライアンスについて解説 | タビーカ | JALカード
- ^ “Facts and Figures”. Star Alliance (2015年7月2日). 2016年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
- ^ FACTSHEET- Skyteam.com 2016 Summer
- ^ onewoldu at a grance - oneworld 2016年6月
関連項目
[編集]外部リンク
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