チェコ航空

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チェコ航空
České aerolinie, a.s.
ČSA logo.png
IATA
OK
ICAO
CSA
コールサイン
CSA Lines
設立 1923年
ハブ空港 ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港
マイレージサービス OK Plus
会員ラウンジ CSA Crystal Lounge
航空連合 スカイチーム
保有機材数 17機
就航地 59都市
本拠地 チェコプラハ
代表者 ミロスラフ・ドヴォジャーク
(取締役社長)
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チェコ航空チェコ語: České aerolinie略語 : ČSA英語: CSA Czech Airlines略語 : CSA)は、チェコプラハを本拠地とする航空会社である。

概要[編集]

本社があるルズィニエ国際空港のAPCビル

旧チェコスロバキア国営航空(ČSA)を前身とするチェコのフラッグ・キャリアである。ハブ空港はプラハ・ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港 (Letiště Václava Havla Praha、PRG/LKPR) 。航空連合スカイチーム」の一員で、ヨーロッパ各地及び北アメリカアジア中東北アフリカ方面への路線を持ち、年間輸送実績は約200万人。マイレージサービス「"OK Plus"」を行っている。

航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している。 [1]

歴史[編集]

旧・チェコスロバキア航空のイリューシン62型機1972年、アテネ国際空港)

チェコスロバキアでは第一共和国建国直後の1920年に2つの民間航空会社が誕生し、遊覧飛行を中心に人員・物資輸送も行っていた。両社は1922年にチェコスロバキア航空株式会社(Čs.L.A.S., Československá letecká akciová společnost)として合併したものの、翌1923年に倒産した。

このためチェコスロバキア政府は1923年7月17日、公共事業省が運営する国営の事業体、チェコスロバキア国営航空(ČSA, Československé státní aerolinie)の設立を閣議決定し、同年10月6日にプラハ・クベリ空港(Letiště Praha-Kbely、現・軍用)を本拠地に発足した。

同年10月28日のチェコスロバキア共和国建国5周年に国内メーカー、アエロ・ヴォドホディ社製A-14型複葉機でクベリ空港周辺を周回する初飛行を行い、翌29日からA-14型機によるプラハ-ブラチスラヴァ間で旅客輸送が始まった。1930年にはプラハ-ブラチスラヴァ線をザグレブまで延長する形で国際線の運航も開始したが、1939年にナチス・ドイツによるチェコスロバキア併合で第二共和国政府が解体されたため運休した。

第二次世界大戦が終結した1945年、チェコスロバキア国営航空は交通省所管の国営事業として復活したが、チェコスロバキア共産党による国内産業国有化の一環で、国営事業も国営会社(Národní podnik)化され、チェコスロバキア国営航空会社(Československé státní aerolinie, n.p.)に転換した。

東西対立が深刻になる国際情勢を反映して西ヨーロッパ及び中東方面の路線の運航を打ち切る一方、ソ連製の機材への更新を進めた。1950年には鉄のカーテンを越えて西側への政治亡命を求める乗客によって、3機が相次いでハイジャックされる事件が発生した。

一方、1957年にはTu-104A型機の引渡しを受け、ジェット機による旅客便を運航する世界で最初の航空会社の1つとなった。また1962年2月3日にはハバナへの大西洋横断線の運航を開始し、東側諸国を結ぶ路線の開拓を推し進めた。また1960年代後半にはイリューシン18D型機によるモントリオール線、ニューヨーク線の運航も開始した。

チェコスロバキアでは民主化後の1990年から経済の自由化が本格化し、国営企業の民営化が推進された。チェコスロバキア国営航空は1992年8月に資本金27億コルナで株式会社に転換し、チェコスロバキア航空株式会社(ČSA, Československé aerolinie, a.s.)に商号を変更。さらにチェコスロバキアの連邦制解消後の1995年5月にチェコ航空株式会社に商号を再び変更した。

2005年1月現在の従業員数は4,411名。2008年現在の出資比率はチェコ財務省(Ministerstvo financí České republiky)が92%を占めているが、財務省は株式の民間売却による完全民営化を行うことにしており、2009年3月に行った入札ではチェコの民間チャーター航空会社Travel Service・Unimex連合、エールフランスKLMオランダ航空連合、Darofan(アエロフロート・ロシア航空グループ)など4コンソーシアムが応募した。

2013年4月に大韓航空がEU外からの出資限度44%を取得し、事実上の筆頭株主となったが、後にチェコの格安航空会社トラベル・サービス社(現在のスマートウィングス)に株式を譲渡し、同社の子会社となった。

日本への直行便は就航していないが、仁川国際空港から日本各地への大韓航空運航便においてチェコ航空とのコードシェアを実施している。

就航都市[編集]

チェコ航空 就航都市(2010年2月現在)
都市 空港 備考
ヨーロッパ
 チェコ プラハ ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港 メインハブ空港
 ベラルーシ ミンスク ミンスク第2空港
ベルギーの旗 ベルギー ブリュッセル ブリュッセル国際空港
 ブルガリア ソフィア ソフィア空港
クロアチアの旗 クロアチア ザグレブ ザグレブ国際空港
 エストニア タリン タリン空港
 デンマーク コペンハーゲン コペンハーゲン国際空港
 フィンランド ヘルシンキ ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
フランスの旗 フランス パリ シャルル・ド・ゴール国際空港
マルセイユ マルセイユ・プロヴァンス空港
ニース コート・ダジュール空港
ドイツの旗 ドイツ ベルリン ベルリン・テーゲル空港
ケルン ケルン・ボン空港
フランクフルト フランクフルト空港
デュッセルドルフ デュッセルドルフ空港
ハンブルク ハンブルク国際空港
ハノーファー ハノーファー空港
ミュンヘン ミュンヘン国際空港
シュトゥットガルト シュトゥットガルト空港
ギリシャの旗 ギリシャ アテネ アテネ国際空港
テッサロニキ テッサロニキ・マケドニア国際空港
 ハンガリー ブダペスト フェレンツ・リスト国際空港
アイルランドの旗 アイルランド ダブリン ダブリン空港
イタリアの旗 イタリア ボローニャ ボローニャ空港
ミラノ ミラノ・マルペンサ国際空港
ローマ フィウミチーノ空港
ヴェネツィア ヴェネツィア・テッセラ空港
 ラトビア リガ リガ国際空港
 リトアニア ヴィリニュス ヴィリニュス国際空港
オランダの旗 オランダ アムステルダム アムステルダム・スキポール空港
 ノルウェー オスロ オスロ空港
ポーランドの旗 ポーランド ワルシャワ ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港
クラクフ バリツェ空港
 ルーマニア ブカレスト アンリ・コアンダ国際空港
ロシアの旗 ロシア モスクワ シェレメーチエヴォ国際空港
サンクトペテルブルク プルコヴォ空港
セルビアの旗 セルビア ベオグラード ベオグラード・ニコラ・テスラ空港
スロバキアの旗 スロバキア ブラチスラヴァ ブラチスラヴァ空港
スペインの旗 スペイン マドリード アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港
バルセロナ バルセロナ・エル・プラット国際空港
スロベニアの旗 スロベニア リュブリャナ リュブリャナ空港
 スウェーデン ストックホルム ストックホルム・アーランダ空港
スイスの旗 スイス チューリッヒ チューリッヒ空港
イギリスの旗 イギリス ロンドン ロンドン・ヒースロー空港
マンチェスター マンチェスター空港
リヴァプール リバプール・ジョン・レノン空港 夏期のみ
 ウクライナ キエフ ボルィースピリ国際空港
オデッサ オデッサ国際空港
トルコの旗 トルコ イスタンブール アタテュルク国際空港
アフリカ
 エジプト カイロ カイロ国際空港
南西アジア
アルメニアの旗 アルメニア エレバン ズヴァルトノッツ国際空港
キプロスの旗 キプロス ラルナカ ラルナカ国際空港
ジョージア (国)の旗 ジョージア トビリシ トビリシ国際空港
イスラエルの旗 イスラエル テルアビブ ベン・グリオン国際空港
クウェートの旗 クウェート クウェート クウェート国際空港
カザフスタンの旗 カザフスタン アルマトイ アルマトイ国際空港
レバノンの旗 レバノン ベイルート ラフィク・ハリリ国際空港
シリアの旗 シリア ダマスカス ダマスカス国際空港
中央アジア
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン タシュケント タシュケント国際空港
東アジア
大韓民国の旗 韓国 ソウル 仁川国際空港
休・廃止路線

使用機材[編集]

旧塗装のボーイング737-400型機
航空機サイズによる分類(2018年11月現在)[2]
機種 保有数 種別
エアバスA319-100型機8小型機
エアバスA330型機1中型機
ATR 72-500型機5小型機
ATR 42-500型機3小型機

出典・脚注[編集]

[脚注の使い方]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]