グローバル・エクセレンス

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グローバル・エクセレンスGlobal excellence)は、かつて存在した航空連合。初の世界的規模での航空連合とも言われる。

概要[編集]

1996年デルタ航空スイス航空シンガポール航空の三社の包括的な提携によって始まった。後に共同で世界一周航空券を出すなどしている。

ところが、筆頭格のデルタ航空がスターアライアンスワンワールド系の航空会社と個別に提携を行い、一方他の二社もこの枠組みにとらわれない提携を初め(スイス航空は欧州の地域航空連合クオリフライヤーのリーダー格でもあった)、航空連合として成熟しないまま宙に浮いた状態となってしまう。

2000年にはシンガポール航空はスターアライアンスに加盟、この時点でグローバル・エクセレンスを脱退し、残るは二社だけとなった。アジアの航空会社が抜けたことから、名称を「アトランティック(大西洋)・エクセレンス」に変更している。

その後スイス航空は倒産、スイス国際航空にその路線網が引き継がれ、後にシンガポール航空と同じスターアライアンス加盟となる。一方デルタ航空は、当時米国側に有力な提携航空会社の無かったエールフランスとの提携を模索、結果的にスカイチームを結成した。これにより、アトランティック・エクセレンスは消滅した。

かつての加盟会社[編集]

参考文献[編集]

  • 「月刊エアライン」2000年5月号 p36-37