涙のリクエスト
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「涙のリクエスト」 | ||||
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チェッカーズ の シングル | ||||
初出アルバム『絶対チェッカーズ!!』 | ||||
B面 | あの娘とマッシュポテト | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | キャニオン・レコード | |||
作詞・作曲 | 売野雅勇、芹澤廣明 | |||
チャート最高順位 | ||||
チェッカーズ シングル 年表 | ||||
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「涙のリクエスト」(なみだのリクエスト)は、1984年1月21日にリリースされたチェッカーズの2枚目のシングル。
解説[編集]
- チェッカーズ初の大ヒット曲。売上枚数は67.2万枚[1]。デビュー曲の「ギザギザハートの子守唄」より前にレコーディングされた。この曲の大ヒットにより、「ギザギザハートの子守唄」「哀しくてジェラシー」と共に3曲同時にベストテン入りを達成するなど、当時のチェッカーズは社会現象化する。しかしメンバーは、スケジュールに追われプライベートな時間の確保が出来なくなり、レコーディング時間の不足、アイドル的な扱い、アマチュア時代とのギャップといった苦悩が続くこととなった。
- 作詞家の売野雅勇は、「映画「アメリカン・グラフィティ」を見て作った」と語っている。
- アルバム(『絶対チェッカーズ!!』収録)バージョンは、アルバムのレコーディングの際に一発録音されたもので、間奏とエンディングがシングルバージョンより長くなり、サビが1回多く繰り返されている。
- 他にPVバージョンも存在する。
- 「ザ・トップテン」でこの曲が1位にランクインした際、ボーカルの藤井郁弥が大嫌いな食べ物である椎茸を食べさせられ、冒頭部分の歌詞を「最後の~椎茸~」と変えて歌った。
- トップテン初登場の際、各メンバーの今後の抱負がステージに掲示されていた。その中で藤井は「1位になったら椎茸を食べる」としており、これを履行させられた形である。
- 1986年4月14日、月曜ドラマランドでこの曲をモチーフにした『チェッカーズin涙のリクエスト』が放送されチェッカーズも出演している。前述の映画「アメリカン・グラフィティ」を意識した作品で数多くのオールディーズが使われていた。
- 1996年には東武百貨店がCMソングに使用し、CM出演者が歌っていた。
- 1997年9月27日から2000年12月31日まで、西鉄大牟田線の特急列車で西鉄久留米駅到着時の車内チャイムとして使用されていた。
- 同じ福岡県を発祥とするガールズユニット、CQC'sがこの曲をカバーしており、シングルCDも発売している。
- 漫画家の楠みちはるによってカバーされ、同名タイトルの読み切り漫画が発表された。それはその後に長期連載されるシャコタン☆ブギの原型となった。
- 連続テレビ小説『ふたりっ子』(1996年)と『あまちゃん』(2013年)において使用されているシーンがある(異なる作品で同じ楽曲が使用されるのは異例)。
- 2016年9月28日発売されたカントリー・ガールズの4枚目のシングルの2曲目にこの曲のカバーバージョンが収録されている[2]。
収録曲[編集]
- 涙のリクエスト
- デビュー曲となる予定だった「恋のレッツダンス」のB面に収録される予定だった曲。
- 1987年の「GO WINTER TOUR」ではアカペラで、1992年の「LAST TOUR FINAL」ではアコースティック風に歌われている。
- あの娘とマッシュポテト
- 映画『CHECKERS in TAN TANたぬき』挿入歌。
- アマチュア時代からの曲で、デビュー初期のステージでは、エプロン姿の鶴久を郁弥と高杢が取り合うという寸劇が行われていた。
脚注[編集]
- ^ a b c スージー鈴木 2017, p. 39.
- ^ “カントリー・ガールズ、新作に「涙のリクエスト」カバー”. 音楽ナタリー. (2016年9月28日) 2016年9月28日閲覧。
参考文献[編集]
- スージー鈴木『1984年の歌謡曲』イースト・プレス〈イースト新書〉、2017年2月。ISBN 978-4-7816-5080-7。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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