赤いスイートピー

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赤いスイートピー
松田聖子シングル
初出アルバム『Pineapple
B面 制服
リリース
ジャンル アイドル歌謡曲
時間
レーベル CBS・ソニー
(8cmCD含む)
ソニー・ミュージックレコーズ
(12cmCDのみ)
作詞・作曲 松本隆
呉田軽穂(松任谷由実)
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1982年2月度月間1位(オリコン)
  • 1982年3月度月間3位(オリコン)
  • 1982年4月度月間15位(オリコン)
  • 1982年度年間12位(オリコン)
  • 1位(ザ・ベストテン
  • 1982年度年間7位(ザ・ベストテン)
  • 1位(ザ・トップテン
松田聖子 シングル 年表
風立ちぬ
(1981年)
赤いスイートピー
(1982年)
渚のバルコニー
(1982年)
収録アルバムPineapple
レモネードの夏
(7)
赤いスイートピー
(8)
水色の朝
(9)
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赤いスイートピー」(あかいスイートピー)は、1982年1月にリリースされた松田聖子の8枚目のシングルである。

品番:07SH 1112(レコード)

解説[編集]

  • 松任谷由実作曲による松田への最初の提供曲。松田の楽曲の中で特に人気の高い曲の一つであり、松田自身も好きな曲として挙げる事が多い。また、この曲を境に同性のファンの比率が上がったと語っている。
  • 作詞家の松本隆が『ライバルに曲書いてみない?』と松任谷に直々に作曲依頼をするが、女性ファンを増やしたいというプロデューサーサイドの意向に対して、松任谷は作曲家としてではなく名前(知名度)で選ばれる事を嫌い当初は渋っていた。そこで、作曲者名にペンネームである「呉田軽穂」を使用しても良いのならという条件で引き受けたという。松任谷は、「誰が作ったか知らなくても、曲調だけで聞き手の心をつかめたなら、これほど作家冥利に尽きる事はない。そして本当にその通りになったのでとても充実感のある仕事でした」と、後に語っている。
  • リリース当時の松田は過度なスケジュールの影響から喉を酷使し、歌唱時に声が擦れてしまう事があった。そこでプロデューサーサイドは作曲の松任谷に対して、喉に負担が掛からないようキーを抑えたスローバラードを作って欲しいと依頼した。そして、声を張り上げ伸びのある歌い方だった松田は、この曲から徐々に歌唱法を変えていったと云われている。
  • 松任谷によると、元々はBメロやサビの「赤いスイートピー」のフレーズで音程が下がる曲だったが、プロデューサーから「春をイメージした歌なので、最後は音程を上げる形にして春らしくしてもらいたい」とリテーク依頼を出された。本人曰く「提供した曲をダメ出しされたのは後にも先にもその時だけなのですごく驚いた」とのこと。当時はプロデューサーの熱意に折れ、仕方なく現在の形に修正したそうだが、「今になって考えると春の歌だし、あれで良かったんだと思います。そして、相手が誰であろうと妥協せずに向かい合うスタッフがいたからこそ、彼女(松田)は短期間であれだけの存在になれたのでしょう」と語っている。
  • この曲を作った当時、スイートピーに赤い色のものは無く、白やクリーム色、ピンクなどが主流だった。これに松本もやばいなと思っていたが、この曲のヒットで状況は変わり、品種改良して作った赤い物も売られるようになった。松本は「心の岸辺に咲いたとあるから、これは全て夢なんだなと分かってもらえたら、別に何色でもいいんですけど」と語っている[1]
  • 松田のトレードマークであった「聖子ちゃんカット」をバッサリ切り、ショートヘアにして披露した最初のシングル曲であったため、その髪型に関しても大きな話題となった(ショートヘアでの歌唱は既に前年の歌番組や紅白歌合戦でも披露されている)。余談だが、リリース前であった前年のある歌番組の収録時は髪を切る前だったため、聖子ちゃんカットの状態でこの曲を披露した事がある。
  • 松田の代表曲となったが、同年の第33回NHK紅白歌合戦で歌唱されたのは「野ばらのエチュード」で、以降も長らく未歌唱のままであった。同番組で初めて披露されたのは、松田のデビュー35周年にあたる2015年第66回NHK紅白歌合戦の大トリであった。
  • B面に収録された「制服」も認知度の高い曲であり、『Seiko Box』をはじめとする数多くのベストアルバムに収録されている。アンケート形式で収録曲を決めるアルバム『Another Side of Seiko 27』においても第2位にランクインしており、人気の高さが伺える。
  • 1988年のアルバム『Citron』に、この曲のその後を描いた楽曲「続・赤いスイートピー」が収録された。作詞は松本だが、作曲者は異なる。また1989年には8cmCDとして、2004年には紙ジャケット仕様の完全生産限定盤12cmCDとして再びリリースされている。
  • デビュー25周年に当たる2005年に、同名の写真集(篠山紀信撮影)を発売した。「『赤いスイートピー』時代の聖子のイメージ」で撮影された。
  • 2009年、松田は中島みゆき富士フイルムの化粧品「アスタリフト」のCMで共演。「純白の出会い・中島みゆきさん」篇で本曲がバックに流れているが、その中で中島が松田の声とハモるように口ずさんでいる。
  • ジャケットは"赤いスイートピー"と"制服"の文字が同じ大きさで書かれたものが存在する。2003年の『Another Side of Seiko 27』封入のシングルジャケットカード、2011年の『SEIKO STORY〜80's HITS COLLECTION〜』のシングルジャケットコレクションにはそのジャケットが使用されている。
  • 2013年公開の映画『麦子さんと』(監督・吉田恵輔、主演・堀北真希)の挿入歌に起用された[2]
  • 2016年3月12日に、BSジャパン開局15周年特別企画ドラマスペシャル『青春の名曲ストーリー』でのオムニバスドラマの1編にて、本作をモチーフにした同名タイトルのドラマが放送[3]

収録曲[編集]

2曲共に、作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂(松任谷由実)/編曲:松任谷正隆

  1. 赤いスイートピー(3分37秒)
  2. 制服(3分33秒)

カバー・バージョン[編集]

赤いスイートピー[編集]

制服[編集]

関連作品[編集]

備考[編集]

赤色のスイートピーは本作が発売された1982年当時では実在していなかった、という記事もある[5]が、実際は赤色のスイートピーはその182年前の1800年に既に存在していた[6]

脚注[編集]


出典
  1. ^ 松田聖子、スイートピーに赤はなかった 松本隆氏、作詞秘話明かす”. デイリースポーツ (2017年4月23日). 2017年4月24日閲覧。
  2. ^ 映画「麦子さんと」予告編
  3. ^ 昭和の名曲がドラマに 赤いスイートピー&神田川”. スポニチアネックス (2016年2月10日). 2016年2月10日閲覧。
  4. ^ Barnies(MyMelody,U・SA・HA・NA,マロンクリーム)〜赤いスイートピー〜、サンリオピューロランド。(2015/2/21閲覧)
  5. ^ 中日新聞三重版2006年1月28日記事
  6. ^ The unwin book of sweet peas

関連項目[編集]